曖昧さ回避
- ウルトラマンタイガトライスクワッドボイスドラマの登場人物。→本項で解説。
- 千年戦争アイギスの登場キャラクター。→聖槍の守護者ネフティ。
CV:七瀬彩夏
概要
U40と国交を結ぶ黄金郷の異名を持つ砂漠の惑星ジーの現国王アウサル13世の妹。
王宮では祭祀を任されている。
ウルトラマンタイタスたちU40の使者がやってきた夜、街を歩いていたタイタスのもとに現れ武力を持って大宇宙へ進攻しようとするアウサル13世を殺してほしいと頼んだ。
王家のしきたりによる宇宙の旅に出た後に野心を持ち始めた兄に心を痛め、兄殺しを望むほどに追い込まれていた。…が、実はアウサル13世は心変わりしたのではなく彼女が予想だにしなかった邪悪な影が暗躍していたのが真実であった。
タイタスの作戦により兄の体から抜け出した寄生生命体パライダーが、定着光線で岩の体から離れられなくなった時、ネフティはパライダーが自分用に造らせていた機械兵・ダイラオーに乗って参戦。無数の弾丸とミサイルによって、父を殺し、兄を陥れようとした悪党に引導を渡した。
戦いが終わった後、危険に巻き込んでしまった事を詫びるタイタスに、ネフティには昨夜の様な悲壮感は無く、「これは私のわがままです」「王家の女の意地と御笑いください」と凛とした美しい笑顔を見せた。
そして、タイタスの「笑うものですか。貴女は素敵だ」と真っ直ぐで誠実な言葉と微笑みに、ネフティの心は射止められてしまう。
正気に戻ったアウサル13世から感謝の言葉と共に「力の賢者」の称号を受け取ったタイタスに、ネフティは自分の事を「ネフティ」と呼び捨てにしてほしいと言い、また会えるか訊ねる。
……しかし、タイタスは呼び捨ての方は承ったが、再会の事については「使節団の代表にまた選ばれるようになれば、公務として来ることができる」と社交的に答えてしまう。
あまりにも鈍すぎるタイタスにネフティ(と、その話をタイタスから聞いていたタイガとフーマ、及び視聴者達)は落胆し、不機嫌な様子で拗ねてしまった。
そんな彼女の心中を察し、アウサル13世は「これは苦労しそうだな」と慰めるのであった。
以降、タイタスはタイガとフーマにツッコまれるまでネフティの想いに全然気付かなかった。
更には、この件か別の件か定かではないが、ジョーニアスの妹のアミアから「タイタスって鈍感なんだから!もー!」と呆れられてしまうのであった。
余談
視聴者の中には、当初タイタスの中の人が主役を演じた異世界転移小説を始めとした様々な異世界作品の影響で、ネフティが黒幕なのでは?と疑う者も少なくなかった。
しかし、上記の通り黒幕はアウサル13世に憑依していたパライダーであり、彼女はまったくの無実であり、最後にはタイタスを助けに来ている。
タイタスの鈍感のせいでフラグが折れてしまったが、タイタスもネフティの事を何とも思っていない訳ではないようで、タイガとフーマにツッコまれてしどろもどろに動揺していた。