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ウルトラマンタイタス

うるとらまんたいたす

「ウルトラマンタイタス」は、特撮ドラマ『ウルトラマンタイガ』に登場するウルトラヒーロー。
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賢者の拳はすべてを砕く!

データ

身長:55メートル
体重:5万トン
年齢:9000歳
飛行速度:マッハ7
走行速度:マッハ1.5
水中速度:130ノット
地中速度:マッハ0.7
ジャンプ力:500メートル
腕力:15万トン
握力:9万6000トン
出身地:U40
CV:日野聡

初登場:『ウルトラマンタイガ

概要

ウルトラマンタイガ』にて登場するウルトラマンの一人。
トライスクワッドの一員で、タイガフーマ同様、主人公の工藤ヒロユキタイタスキーホルダーを使用して変身する。
ウルトラマンジョーニアスの故郷・惑星U40出身で、『力の賢者』の二つ名を持つ。

ウルトラマントレギアに敗れた際に光の粒子となって宇宙をさまよっていたが、地球近海で事故死した女性宇宙飛行士・九条ナナの魂と出会い、彼女の「夫のレントの復讐を止めたい」という願いを叶えるべく地球に降り立ち、トライスクワッドへ約12年ぶりの再合流を果たした。

飛行する際は両腕を後ろに向けた姿勢を取る。スーツの肩自体はきちんと上がるようなので、スーツの可動の関係ではなく、恐らく純粋なキャラ付けの一部だろう。

人物像

賢者


一人称は「私」。賢者の名の通り健全な精神の持ち主で、冷静沈着で相手の挑発にも動じない、礼儀正しい紳士的な人物である。
タイガと気さくに語り合ったり、ナナの願いを聞き入れる優しい一面も見せている。
また、タイガとフーマが出会ったばかりの頃は、なにかと意地を張り合う二人の間に入ることが多かったようで、チームのまとめ役・良心的存在でもあるようだ。
9000歳とトライスクワッド内では最年長であり、他2人とはかなり年齢に差がある。これはM78星雲人基準だと放送当時の80マックスよりも年上(80当時の雑誌だと8000歳は人間の年齢に直すと新社会人程度の年齢なのでそれより少し上)ということになる。それ故かフーマからは「旦那」と呼ばれている。

地球のことわざに詳しいなど博学でもある。ボイスドラマによるとジョーニアスのことを尊敬しており、彼が守った地球にも興味を持ち色々調べていたとのこと。他の時空のウルトラ戦士についても詳しく、ボイスドラマ第8回ではウルトラマンガイアウルトラマンナイスについての蘊蓄を語ろうとしていた。一方でタイガのウルトラマン80の話の際の反応を見る限り、80の事は知らなかった模様。
ただ、彼が蘊蓄や自分語りを披露するときは話が長くなることが多いらしく、「前回もほら、U40の話をたっぷり聞かされて~」とタイガが愚痴混じりに止めようとしたら「ん?聞かされて?」と軽く威圧したり、必死に止めようとしても話そうとするタイタスに対し「言いたいだけだろ!」とタイガが反論するも「なんだと?」と更に露骨にプレッシャー(タイガ曰く怪獣と戦う時以上)をかけてくるなど、結局押し切られてしまうようだ。

ジョーニアスの事を尊敬する先人として度々名を出したり、U40について熱く語るなど自身の育った星にはかなり愛着がある。
ボイスドラマにてU40やジョーニアスがマイナーであることをネタにされた際には、「誰もが知ってるウルトラの戦士だろう!」「宇宙の果てまで運び去るぞ!」(両方ともザ☆ウルトラマンの主題歌の歌詞(後述は2番の歌詞)が元ネタ)と発言した他、本編第6話にて「ダサい星(スターシンボル)付けちゃって!」といちゃもんをつけたガピヤ星人アベルに対し、「U40の勲章を馬鹿にする奴は許さんぞ!」と怒りを露わにした。

おはマッスルまとめ
マッスルの賢者


なお、自分の肉体には相応の自信があるのか、時々ボディービルディングのポージングをする癖がある。本編以前の第0話でタイガの脳裏に一瞬その姿が過ぎった時や、地球での初陣となった第3話でも律儀にもポーズを決めているという拘りっぷりである。
第6話では第3話以上にやたら拘ったカメラワークでわざわざ「タ!イ!タス!」と名乗りに合わせて筋肉アピールをしピリカが「キレてるよ~!」と声援を飛ばしていた。
第11話のパゴス戦では「マッスル!マッスル!スーパーマッスル!」と言いながら殴り飛ばしたり、足で相手の首を挟みながらプロレスラーのごとくポーズを決めたりいた。
ちなみにこれらのポージングはただの筋肉アピールをしているわけではなく、自身の身体能力を一時的に上昇させるというちゃんとした理由がある(ポケモンでいうビルドアップ、もしくはポージングしながら敵の攻撃を受け止める描写が多いためキン肉マン肉のカーテンのようなものかもしれない)。
ただし第5話では勝利ポーズがボディービルのポージングだったりしたため、純粋にポージングをしたい部分もある模様。

トレーニングを欠かさない主義らしく、ボイスドラマや本編第8話では身体が鈍っているのを気にしてトレーニングしながらタイガ、ヒロユキと会話していた(彼の言ったスクワット5万回はさすがのタイガも躊躇する回数だった様子で、ボイスドラマ第6回では腹筋3万回というワードも出てきている)。アベルに対して「鍛え方がなってないな、私が適切なトレーニング方法を教えようか」と言ったり(実際お互いの必殺パンチがかち合った時はタイタスが圧勝した)、たとえ話の最中でも「規則正しいルーティーンこそ正しい筋肉を育てるんだぞ」と力説しトレーニングを優先することから、タイガからは「筋肉バカ」呼ばわりされてしまっている。その後も話の途中でトレーニングを開始して話の腰を折ってしまうことも少なくない。
筋肉のこととなるとどうしても熱が入ってしまうようで、ボイスドラマ第12回はフーマに「すぐに筋肉の話題に持っていくのは旦那の悪い癖」と窘められ、申し訳なさそうに謝っている。

また、ボイスドラマ第4回では、タイガスパークをマッ〇ルスパークに改名しようとしてタイガに全力で止められたり、ボイスドラマ第8回では、タイガのみ新たな姿を得たことに対しフーマと一緒になって露骨に拗ねたり、強化についてやウルトラマンの話を次の機会にと有耶無耶にされそうになった時には「地球が公転周期で何回周った時だ!?」と突っかかっている。ボイスドラマ第16回に至っては、2度目の強化形態が自分達の合体形態であるにも関わらずタイガ要素が強い見た目の上に、以前「次の機会に」とタイガが言葉を濁していたこともあって、彼としてはどうにも納得し難い部分があったようだ(本人曰く、こういう約束事ははっきりしておかないと気持ちが悪いとのこと)。本来の目的が「タイガの救出」ということもあり、特に気にしていなかったフーマはタイガ共々引いていた(タイガ曰く、「この時間帯(ボイスドラマ)のタイタスはちょっと面倒臭い」らしい)。なお、タイガとフーマにおだてられると機嫌が良くなり、タイガが「次の機会があればタイタスに譲る」と口を滑らせたときには強烈なプレッシャーをかけて確約を取り、その後は上機嫌で自身の新形態の名前を考えていた(その際に「ストロングマッスル」や「バルクチョモランマ」といったアクの強い名前を挙げていた)。このように、ボイスドラマでは本編とはまた違った茶目っ気を見せている。

ボイスドラマでは本編と違い割と根に持つタイプとも言える描写がされているが、生真面目な性格且つ過去の彼が割りかし内気であったことを考えると、上述の描写はそこまで不思議ではなかったりする。

容姿

ジョーニアス同様カラータイマーがスターシンボルと、額のアストロスポットがビームフラッシャーと同じ星型になっているが、色が異なり青になっている(恐らくグリーンバック撮影の都合もあると思われる)ほか、カラータイマーのエネルギー消耗時は黄色を経由せずに直接赤色に点滅する(ただし、トライスクワッド結成直後のボイスドラマ特別編では黄色を経由しており、ジョーニアスと同じ効果音も鳴っている)。
鍛え抜かれた筋肉隆々の体付きで、他の戦闘フォームを持たない時点からこの体格を持つウルトラ戦士は珍しい(アベルは「ゴリマッチョ」呼ばわりしていた)。

ウルトラタイガアクセサリーで必殺技を発動する際にその戦士の幻影が重なるのはタイガ、フーマと同様だが、タイタスの場合その体格のせいで明らかにタイタスの体がはみ出ていた

一方で、首からの下の模様と色がウルトラマンベリアルダークザギのような黒と赤のカラーリングとなっているという珍しい特徴も持つ(色や体型と相まって外見の印象はパワーストロングに近い)。

また、顔立ちに関しても、細めで黄色の瞳と筋の通った鼻といったU40の戦士に共通の特徴が一切なく、寧ろオーブロッソブル等の惑星O-50出身の戦士たちと非常に近い容姿をしている。
ただ、あまり知られていないがU40の一般戦士の中には鼻梁が存在せず、初代ウルトラマン風の卵型の目を持つ者たちがそこそこ確認できるため、タイタスもそうした戦士たちの系統ならばそこまで違和感はなかったりするが。

ウルトラ戦士にはそれぞれ特徴的な足跡が存在するが、彼にも流星のような独特な模様の足跡がある(本編第3話や第5話で確認できる)。

いずれにしても、従来のU40戦士とはだいぶかけ離れた姿をしており、タイガもそのことを不思議に思っていた。

能力

見た目で分かる通りのパワーファイターで、パンチやラリアット、頭突きなど鍛えられた肉体を駆使した格闘戦を得意とする。
素手で自分より巨大な人工衛星を粉々に消し飛ばし、パンチ1発でギャラクトロンMK2のギャラクトロンベイルを粉砕しただけでなく、そのままギャラクトロンMK2をはるか遠くまで吹っ飛ばすなど、単純な格闘攻撃だけで相当な破壊力を発揮する。
まともに当たればトレギアでも結構痛いようで、グルーブやジード ウルティメイトファイナルの攻撃を食らったときほどではないが、殴られる度に呻き声をあげている。
逆にタイガ、フーマのように空中戦に持ち込んだり、必殺技以外のけん制として光線を使ったりしない(設定上は幾つか習得している)。

防御力も高く、怪獣の牙をまともに突き立てられてもビクともせず、アベルの銃撃も「鍛え上げた筋肉は銃弾にも勝る事を見せてやる!」と豪語したうえでボディビルのポーズを取りながら本当に全部弾いていた(最後の銃弾に至っては大腎筋で弾いており、あまりの強度にアベルも「何よそれ!」と戸惑う程)。
身一つで攻撃を弾いたこと自体は、初代ウルトラマンが大胸筋電撃や光線を防いだ事があるのを踏まえれば、それほどおかしな事でもないが。

最年長という事もあってか、3人の中では戦績も非常に安定しており、過去に歴代ウルトラマンを苦しめた強敵の同族に対してもほぼ圧倒している。そもそも単純なパワーならタイガの強化形態であるフォトンアースよりも高い。
現状苦戦と言える描写は第1話冒頭のトレギア戦を除けば、セグメゲルやパゴスくらい。そのセグメゲルとパゴスにしても、返り血までもが毒液だとは知らずに尻尾を切断して毒を浴びる、それまで使っていなかったドリルビームの一発目をくらい戦闘不能に追い込まれるという実質的に不意打ちに近い攻撃が原因であり、それまでは完全に圧倒していた。トレギアやセグメゲルに対し再戦・回復後に改めて対峙した時には油断せずに善戦できている。
一応タイガたちの名誉のために述べると、タイタスは要所の強敵(ナイトファングギマイラ)とは交戦しておらず、ナイトファングに関しては「ナイトファングに眠る地球の力とウルトラマンの力が一体になれば我々に勝機がある(=素だと勝ち目がない)」という発言をしている。
彼の戦闘スタイルを考慮すると、受けきれない攻撃には防戦一方となるため不得手としているのではないだろうか。

タイプチェンジ形態で言えばウルトラマンティガパワータイプウルトラマンダイナストロングタイプ等に相当する。

  • プラニウムバスター
力の賢者!タイタス!


ジョーニアスのプラニウム光線(Aタイプ)に似た緑色のエネルギー光球を形成し、右手のパンチで打ち出す必殺技
ボイスドラマ第7回でタイタスが使用した光波熱線がこの技を指すのかは不明。
現状OPのみでの使用だが、本編に先駆けて『ウルトラマンフュージョンファイト!』で公開されている。
ウルトラタイガアクセサリーで発動する光線技も同じ構えで発射する。

  • レッキングバスター
ジードレットで発動する技。
ボディビルのポージングをしながら光球を生成し紫のエネルギーを付加した光球を打ち出す。公式ツイッター曰く「闇のエネルギーが混ざる事で破壊力が増す」との事。
第3話で使用し、ギャラクトロンMK2を木っ端微塵にした。

第3話のタイタス


なお、この時はあの人気アニメのヒーローに似たポーズをとりながら「ジードレットを使いなさい!」とヒロユキに指示するという中々インパクトの高いシーンとなっていた。

  • エレクトロバスター
エックスレットで発動する技。
同じくボディビルのポーズをしながら光球を生成し、腕をXの字に組んで緑の稲妻状のエネルギーを付加した光球をクロスチョップで打ち出す。
第5話で使用し、セグメゲルを倒した。また、この時のみヒロユキとタイタスが同時に技名を叫んで発動している。
スパークドールズ化の効果がない純粋な攻撃技ゆえか「ザナディウムバスター」ではない。

彼に力を授けたのはジードとエックス。一見すると関連が薄い組み合わせに見えるが、いずれとも後にとんでもない点で共通点があった事が明らかに…

  • ワイズマンフィスト
全身の筋肉から生み出されるパワーを拳に込めて放つパンチ技。その名の通り、まさに"賢者の拳"
第16話では闇に堕ちたタイガが放ったレッキングバーストのような光線を、相殺するという凄まじさを見せた。

  • タイタスボンバー
超パワーを活かした突進技。

  • アストロビーム
額のアストロスポットから放つビーム技で、ジョーニアスも同じ技を使う。

  • ロッキングフレア
右腕から大量のエネルギー波を一気に放出する光線技。ジョーニアスも"ロッキングスパーク"という似た名前の技を使う。

それ以外にも第5話では赤と黒の筋肉質な先輩のように、光の手刀でセグメゲルの尻尾を切断している(ワイズマンフィスト同様右腕にエネルギーが宿るため、派生技かもしれない)。

変身バンク

ぐんぐんカットは二回のポージング後セブンタイプの戦士のように胸を張って両腕を大きく振り上げ力こぶを作るものとなっている。パッと見の印象はアグルに近いが、むしろボディビルのダブルバイセップスそのものといえる。またその背景はジョーニアスの変身シーンを意識したエフェクトとなっている。

力の賢者

放送前から歴代ウルトラマンでも屈指の肉体や『力の賢者』という中々インパクトのある二つ名が話題になっていたのだが、第1話冒頭のトレギアとの戦いで「賢者の拳を受けてみよ!」というパワーワードを発したため(しかも打撃音がかなり重い)、本格的な出番が来る前からかなりの個性を発揮する事となった。

一応、現実でも古代ギリシアなどでは哲学者などのインテリが肉体派だったり、政治家がリンカーン大統領アントニオ猪木のようにレスラーだったりしたり例はある。
また、先輩であるジョーニアスが数倍以上もの対格差のある相手に戦いを挑み、勝利を収めたことが多々あり、ヒューマノイド状態でもだいぶマッチョという事実も踏まえると、U40の戦士は元から肉体派のパワーファイターだった……のかもしれない。
ボイスドラマでは「訓練で人より堅牢な肉体になった」と述べている。

第1話の時点では罠でギンガたち7人を一蹴したトレギア相手に「最強チームワークを見せるチャンスだ!」と意気込むタイガに完全に同調し、タロウの制止を3人揃って無視した結果トレギアに撃破されてしまうなど、賢者という割には「脳筋」な印象を視聴者に与えていた。
しかし、本格的な出番となった第3話以降やボイスドラマにおける、ポージングを始めとした肉体を誇示する描写、「賢者の拳はすべてを砕く!」という決め台詞、そして賢者の名に恥じぬ理知的な立ち振る舞いから、彼が決してただの脳筋ではなく、「力の賢者」という称号に相応しい人物だったと視聴者に知らしめた。
なお、やたら「賢者の拳」を強調していたためトレギアからは「見せてみなよ、賢者の拳とやらを」「全てを砕くんじゃなかったのか?」と挑発されたが、賢者らしく冷静に「その挑発、敢えて乗ろう」と返している(第1話でトレギアに返り討ちにされたことへの反省もあるのかもしれない)。
ただその一方でギャグ展開になると率先してボケたり、上記の通り戦闘中に「マッスルマッスル」と言い出したり、フーマの話が聞きたくて筋肉をピクピクさせるなど賢者らしからぬ場面も多く、タイガの言う通り「筋肉バカ」でもあると認識されつつある。

タイタスの秘密(ボイスドラマのネタバレ)

タイタスは巨大化して怪獣と戦うことができる。
そんなのウルトラマンとしては当たり前の能力じゃないか、と思われる方もいらっしゃるだろうが、実はU40の戦士という設定から考えると少々腑に落ちないところがある。
というのも、U40の住人は人間と変わらない姿で、ウルトラマンとしての姿・ウルトラヒューマノイドへ変身できる素質は誰にでもあるのだが、巨大化する能力を持っているのはジョーニアスを含む8人の勇者のみ(しかもその8人は『ザ☆ウルトラマン』作中で全員姿を見せている)であり、「タイタスもその1人でなければ巨大化できないはず」という矛盾が生じてしまう。
かつては「制作スタッフが詳しい設定を知らなかったゆえのミス」という考察もあったが、『ニュージェネレーションクロニクル』最終回にて、『ザ☆ウルトラマン』の作中の台詞を拾う形で巨大化できる戦士が限られていることに触れられていたため、直ぐ様否定された。
よって、「欠員補充された勇者の中にタイタスがいたのでは」「技術革新などにより8人のみという制約がなくなったのでは」など、放送前からファンの間で様々な考察がなされていたが…。


この先、ボイスドラマの重大なネタバレあり





タイタスは厳密にはU40出身ではない。彼の両親はU40を裏切った反逆者・ヘラー軍団に属していたのだ。
その姿が他のU40出身のウルトラ戦士と異なることや巨大化などの過去の設定を踏まえた矛盾については、出自の違いに由来するイレギュラーな戦士であったから、ということになる。
このため、ボイスドラマ第5~7回のサブタイトルも『ザ★ウルトラマンタイタス』と『ザ☆ウルトラマン』とは対照的に黒星となっている。

また、他のU40人と同様人間態も存在する。ボイスドラマの挿絵から、髪は金髪で同じく筋トレに勤しんでいた友人のマティアと比較しても、大柄かつ筋骨隆々な肉体な持ち主であったことが分かる(腕だけの比較でもマティアの倍近く太く、同じくマッチョ寄りのジョーニアスなどと比べても歴然の差がありU40内でも屈指のものであることが伺える)。

現時点では両親の詳細は明かされていないが、ヘラー軍団に所属したものの良心の呵責により「子どもが自分達と同じ道を歩む必要はない」と判断した彼の両親が、カプセルを使って赤子のタイタスをU40に送り届けた。保護された彼はU40高官にしてウルトラ艦隊司令ザミアスの養子として引き取られ、彼の息子のマティアとは兄弟同然に育った(筋トレに打ち込んだのは彼の影響によるもの)。表向きにはU40生まれとされているも、タイタスは自身の出自を知っているため、過去にザミアスが彼の出生の秘密について直接打ち明けたと思われる。

U40戦士団に所属し、ヘラー軍団のU40侵攻の際はレジスタンスとしても活動していた(よって、トライスクワッドの中でも戦闘経験豊富なベテランということになる)。戦士団に所属していながら反逆者の血を受け継ぐ自身に強い罪悪感を抱いており、それ故に親と戦う事になるかもしれない事に苦悶し、出自を嫌が応にも思い知らされるウルトラヒューマノイドへの変身を躊躇っていた(レジスタンス活動中でも変身していなかったため、一度も変身せずに戦いを生き延びていたという事になる)。その中で自己否定に陥ってしまうこともあり、「力の賢者」となる以前の彼は、自分という存在、そして自分が戦うことの意味を見出せずに苦悩する若者であったのだ。

ヘラー軍との戦いが激しさを増す中、レジスタンス部隊の一員として、パルナスオス山に位置するヘラー軍基地への突入作戦に参加。しかし、突入作戦における合成獣キシアダーとの戦いでレジスタンス部隊は壊滅状態に陥り、マティアも変身を躊躇して危機に陥ったタイタスを庇って戦死してしまう。自分を護ってくれた友人の死に慟哭するタイタスだったが、今際の際にマティアが語った「戦う理由とは何かを守ること」「お前の心はお前だけのものだ」という言葉を受け、ついにウルトラヒューマノイドへの変身を果たす。

「マティアは言った…『私の心は、私だけのものだ』…そんな簡単なことを気付かせるために…。ならば私は…全力で行くだけだ!!!」
「受けてみろ!!友から託された拳を!!!」

生まれて初めて全力を出した事で、自身も自覚していなかった巨大化能力を発現したタイタスは、その力をもってキシアダーをヘラー軍基地ごと粉砕し勝利する。ただし、体力の消耗が相当激しかったらしく、力を使い果たして気を失ってしまう(つまりタイタスは消耗が激しいながら、スターシンボルの力がなくとも自身のウルトラマンマインドで巨大化が可能であり、当時未確認だった勇者ではない9人目の巨大化能力者だった可能性が高い)。
目を覚ました頃には既にヘラー軍との戦いは終結し、ジョーニアスと科学警備隊がヘラー軍撃退の功労者として讃えられている最中であった。そしてその姿を見て自身も「ウルトラマン」と呼ばれるような存在になりたいという思いを胸に、タイタスは前に進み始めるのだった。

こうした背景もあり、タイタスにとっての過去は苦い経験ではあるが、現在の自分自身のためには必要不可欠な出来事であったため、コンプレックスとしては捉えていないらしく、タイガやフーマにも気兼ねなく自身の過去について語っている。親の立場で悩んでいたという意味では、タイガとある種の共通点があるとも言えるか。

インパクトの強い見た目や設定から、ネタキャラ的な意味でもある程度の人気を集めていたタイタスだが、ボイスドラマで明かされた彼の出生の秘密、そして壮絶な過去の出来事は多くの視聴者(とタイガとフーマ)を驚かせた(直前のボイスドラマ第4回がメタ発言だらけでU40をネタにしていた反動もある)。
タイガ・フーマに至っては最初こそ話が長くなることに戸惑っていたが、次第に続きを急かすほど話にのめり込み、聞き終わったときには二人とも号泣していた。そして、二人からは「ジードレットを使ってるのもなんか納得だな」「ジードも反逆者ベリアルの息子だもんな」と言われている(その際、インフォメーションで「君たちもジードレットをっ 買いなさい!」というパワーワードが表示されたが)。
もっともタイタス自身は二人に指摘されるまでは、ジードと自分の関連性を全く意識していなかったようで「偶然とはいえ不思議な縁だ」と述べている。
ちなみにもう片方のエックスについてもかつてヘラー軍団と同盟関係にあったギロ星人の作り出したにせウルトラマンジョーニアスの正式名称が「ウルトラマンX」であるという繋がりがある。ついでに言えばこの両名はタイタスと同じく、最近のウルトラ戦士に多い一人称が俺ではない繋がりもある(ジード=朝倉リクは「僕」、エックスは「私」)。

なお、雑誌『宇宙船』Vol.165では『若くして大賢者よりスターシンボルを授かった』とされている。ボイスドラマの挿絵ではスターシンボルがないタイタスの挿絵が使われており、上述したエピソードの後、「スターシンボルを入手する=ウルトラマンとなる」までのエピソードを話そうとしていた(号泣していた彼らも、さらに話が長くなりそうなので必死で止めようとしていたが、結局タイタスに押し切られてしまった)。

また、本来の変身アイテムはタイガスパークではなく、ビームフラッシャーだと思われる(本来の変身アイテムとは別のアイテムが変身アイテムとなるウルトラマンは前例がある)。ボイスドラマでは実際に「ウルトラチェンジ」を披露している。

キャラクターソング

  • WISE MAN’S PUNCH

タイタスの力強さと高潔さを感じさせる楽曲。曲名を訳すると「賢者の拳」となる。
歌い出しの日野氏の美声にハートと腹筋を砕かれることだろう。うっかり大音量にしていると鼓膜まで砕かれるので注意。
美声のインパクトが強いが、歌詞も深いものになっているので、ぜひ自身の耳で確かめてほしい。
本編13話ではこの曲をバックに彼の活躍を振り返っている。

余談

先輩であるジョーニアスは実写で登場した事こそあるものの、最初から実写で登場したU40のウルトラ戦士はタイタスが初となる。

ジョーニアスの出身である惑星U40が選ばれたのは、おそらく『ザ☆ウルトラマン』が誕生40周年を迎えた記念の一環だと思われる。『ザ☆ウルトラマン』は、近年『ウルトラマン列伝』などでベリアルやゼロに紹介されるなど、実写の特撮作品との結びつきが強くなっていた(『R/B』で明かされた設定では、ブースカジャダン星人バビラーと交流を持っているとのこと)。
また、タイタスの登場をきっかけにして2019年5月23日よりYouTubeにおいて『ザ☆ウルトラマン』の公式配信が行われることとなった

タイガは宿敵であるタロウの息子、フーマは因縁のあるルーブの出身地でもある惑星O-50の生まれと、本作のヴィランであるウルトラマントレギアと何かしらの接点があるが、現時点でタイタスには第1話で対峙するまでそれらしきものが見られない。

なお、先述のタイガとフーマのセリフから見てジードがベリアルの子供である事は既にウルトラ戦士の間では周知の事実であるようだ。

関連タグ

ウルトラマンタイガ
トライスクワッド 気は優しくて力持ち
工藤ヒロユキ タイガ(ウルトラマン) ウルトラマンフーマ

ウルトラマンチャック:同じく三人組の最年長で性格は冷静、デザインに星が入っているウルトラマン。
サンダーミラクル パワーストロング ゴライアン:マッチョなウルトラマン達。
ウルトラマンガイア スプリーム・ヴァージョン:「投げの鬼」と呼ばれるパワーと変身者である高山我夢のインテリジェンスを兼ね備えた戦士。
ウルトラマンビクトリー:同じく従来のウルトラマンに見られない頭の形状をしたウルトラマン。
グレンファイヤー:こちらも主人公と知り合う以前からのとの因縁が存在しない戦士。
初代ウルトラマン:当初は痩躯な身体つきだったが、次第にマッシブ体型へと変化した。最近はさらにマッチョ化が進行している

ゴリラ森の賢者と呼ばれる動物。体型も似ている。
ザンギエフ:インテリマッチョ仲間。
プライド・トルーパーズ:デザインが似ている。体形もこの人寄りである。
マッシブーン:戦闘中にやたら筋肉をアピールしてくるキャラクターとしての先輩。ちなみに、記事内でも触れられている「ビルドアップ」もちゃんと覚えられる。

仮面ライダー響鬼:人並み以上の特訓で鍛えた肉体を変化させて戦うヒーロー。「鍛えてますから」が口癖。
仮面ライダークローズ:こちらも変身者が「筋肉バカかつ黒幕に由来する出自を持つ」ヒーロー。

ガンダムAGE-1タイタスコンパチヒーローシリーズのタイタス繋がり。ちなみにAGE-1のもう片方のウェアであるスパローは忍者のようなアクションをとるなど、偶然にもトライスクワッドと様式が似ている。

超合金クロビカリ:中の人&巨漢体型繋がり。

街雄鳴造タイガと同じ月に始まった筋トレアニメの登場人物。度々ポーズを決めるタイタスに彼の姿が脳裏に浮かんだ人もいたという。また作品タイトルをもじって「ウルトラアレイ何万トン持てる?」というネタも。

スカイドン何体持てる?


また公式ツイッターでタイタスが紹介された際には「背中の広さまるでベムスター」「肩にちっちゃい恐竜戦車乗せてんのかい!」といったボディビル大会の掛け声をアレンジしたものが記載されたことで、改めて彼を思い出したという人も(アニメ版のOPにて、彼がボディビル大会の掛け声をバックで歌っているため)。

腹筋崩壊太郎:『タイガ』と同じく令和で放送が始まった特撮番組に登場し、絶大なインパクトを残した筋肉キャラ。また偶然だと思われるが、名前の一部がタイガの父親と同じだったりする。

ウルトラ5番目の使い魔:タイタスの中の人が主演の一人である作品を原作とした、クロスオーバー二次小説。

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