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カラータイマー

からーたいまー

ウルトラマンの胸にあるランプ。エネルギーが少なくなると赤く光る。
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「ウルトラマンのエネルギーは地球上では3分間しか持たない。
 エネルギーが少なくなるとカラータイマーが赤に変わる。
 そしてカラータイマーの光が消えた時、
 ウルトラマンは二度と立ち上がる力を失ってしまうのだ

(「帰ってきたウルトラマン」より)

概要

初代ウルトラマンを始めとする所謂ウルトラ戦士の胸に取り付けられている丸いランプの名称。また、後の作品においては名称が違うが役割が類似する器官も存在しており、それらを含めた総称としても用いられる。
起源は諸説あるが、「怪獣に対して無敵すぎる設定を鑑みて「時間制限」という弱点を設けた」「経費削減の都合で特撮シーンの撮影時間に制限を設けなければならなかった」の二つが主な要因であったとされている。

ちなみに現場の判断で勝手に付けられたものであったため、デザイナーの成田亨氏は「カラータイマーのついたウルトラマン」を酷く嫌っており、晩年になっても氏が自身の作品中でウルトラマンにカラータイマーを描く事はほぼなかった。
また、ウルトラセブンをデザインした際に額にビームランプを組み込んだのは、この事件があったからとされている。

外観

リベットが付いているなどバリエーションは数多く存在するが、概ね胸に取り付けられた丸いランプ状の機械としてデザインされている。作品によっては「ライフゲージ」や「エナジーコア」、「パワータイマー」等と呼ばれている物もあるが機能的にはさほど差はなく「活動限界を知らせるもの」である。

通常は青色に光っているが、ウルトラマンのエネルギーが少なくなると「ピコンピコン」など音を鳴らしながらに点滅し始める。さらに減ると点滅の速度が早くなり(稀に遅くなるパターンもある)、最終的に光が消えてしまう。
ウルトラマンパワード」のカラータイマーの周りには「みなぎりメーター」というランプ状のメーターが計8個付いており、エネルギーが充填されると緑色に発光し、活動限界、または著しく体力を消耗すると発光が衰退し、カラータイマーと一緒に点滅を開始する。

機能

M78星雲のウルトラマン達のカラータイマーは生物として元々存在する器官では無く、宇宙警備隊等の広範囲の宇宙で活動が予定される隊員に、未知のでの活動の際のエネルギー配分の目安にとする為に、外科手術によって移植される装置であるらしい。
なのでウルトラの星近辺で活動する者や一般人に移植はされていないが、本来非戦闘員のウルトラマンヒカリなどでも、星外に赴く場合は施述が必須であるようだ。

ただし、この設定が確立したのは『ウルトラ銀河伝説』からであり、それより前に登場した幼少期のタロウウルトラマンボーイ職業を持たない子供であるにも関わらずカラータイマーがあるという矛盾が生じてしまっている。
また地球で生まれ育った(=光の国で外科手術を受けなかったと推測されるジード初変身時には既にカラータイマーを備えていた事を不審がる声もあったが、後にウルトラマンとなるべく人工的に生み出された存在であった事が判明したため、初変身時から備えていてもおかしくはない。

自分のカラータイマーから他の戦士にエネルギーを分け与えたり、敵が吸い取る事も可能なようである。さらに一部のウルトラ戦士はここから必殺光線を放つ事もある(タイマーショットなど)。

他のシリーズのウルトラマンの場合は、もともと器官として持っているものがほとんどで、概ね「変身時間の制限」か「エネルギーの著しい減少」を知らせる器官のようである。

制限時間

ウルトラマンの活動時間=3分というイメージがあるが、これは地球の環境ではディファレーター光線によるエネルギー回復がほとんどできず、ウルトラマンのエネルギー消費が激しくなる為であり、宇宙空間など環境が変わればその限りでは無い。
また、消耗の激しい異空間や、元より疲労している状態で変身した場合は、あっという間にになる(変身を完了した時点で既に点滅していたというケースも散見される)。

実際、ウルトラマンはベムラーとの初の地球上での戦闘で、あまりの制限時間の短さに驚いているほか、ウルトラマンゼロがM78スペースと太陽光線の組成が違うアナザースペースで初めて戦闘した際もエネルギー消耗の激しさに驚いている。
ゼロに関しては、『ジード』に客演した際には過去のベリアルとの戦いの影響で体調が万全ではなく、エネルギーを賄っていたウルティメイトブレスレットも破損しており、その結果、2分間というかなり短い時間での戦いを余儀なくされることとなった。
さらに、ウルトラマングレートは活動時間について地球独特の環境大気の構成や汚染などの要因が大きいと説明されている。

獅子座L77星出身のウルトラマンレオは、M78星雲のウルトラマン達よりも更に短い2分40秒が活動限界とされている(弟のアストラもおそらく同様であると思われる)。

ちなみに3分間という設定は帰ってきたウルトラマン以降での設定であり、当初は制限時間は設定されていなかった(撮影の都合上おおよそ3分程度とは決まっていたが)。
なので3分と経たずに赤くなったり、3分経っても青のままということがままある。
また、ゲームでは3分間の時間制限がシステム上再現しにいくい事もあってか、ほぼ「HPが残り少なくなると点滅する」という演出が取られている(ターン制のゲームで律儀に3ターンしか活躍できなかったり、格闘ゲームの場合は通常の制限時間がそのままカラータイマーの制限時間に合わせられたりしている)。

なおガイアとアグルは元々地球が生み出した存在なので、地球で戦う上で活動限界時間は存在しない。

ネクサスはカラータイマーが出現するのはジュネッス形態のみである。こちらはよりシビアな設定になっており、メタフィールドをウルトラマンの身体そのものから作り出すために変身時間の限界を超えてしまうと一体化しているデュナミスト死亡してしまう(メタフィールドを形成しなければアンファンスの時同様に時間制限を気にせず戦うことができる)。
また、アンファンスにはカラータイマーに相当する器官としてエナジーコアが存在するが、こちらの点滅は活動限界ではなく、デュナミストに命の危機が迫っていることを警告するものになっている。

ギンガスパーク、ギンガライトスパーク及びビクトリーランサーでウルトラ戦士にライブした場合、怪獣と違って3分間の時間制限がつく。二人いればタイマーが赤になる前に交代することで(変身者への負担がかなりかかるというデメリットはあるものの)疑似的に活動時間を維持できるが、そうでない場合時間が経ってしまうと、宇宙空間だろうが落下中の空中だろうが問答無用でライブは解除されてしまう。ただ、ギンガSやウルトラファイトビクトリーでの描写を参考にすればライブ中にエネルギーを補給できればライブしている時間を負担なしで延長できるようだ。

ウルトラマンエックスのカラータイマーが知らせるのは厳密には活動限界時間ではなく、大地とエックスがユナイトできる限界時間である(劇中ではユナイトが解除されると活動不可能になるため、事実上の活動限界時間であるが)。なお、後にエックスは自身の肉体を取り戻しているが、活動限界時間があるのかは今のところ不明である。

ウルトラマンオーブの場合、活動限界が迫るとカラータイマーが点滅するのは他のウルトラ戦士と同じだが、力を借りているウルトラ戦士が苦しそうにうめきながら体からはみ出しそうになるという演出が撮られる。ただし、この演出が取られたのはスペシウムゼペリオンハリケーンスラッシュのみであり、他のフュージョンアップ形態ではこのような演出は見られなかった。

ウルトラマンジードの場合、活動限界時間が3分間である点は他のウルトラ戦士と同様だが、レムの発言によると、一度変身が解除されると、再度変身するまで20時間のインターバルを置かなければならないらしい(怪獣カプセル側の描写を参考にすれば、カプセルの連続使用が難しいためのようだ)。再変身が可能になる時間についての明確な描写がなされたのはこれが初である。

時間切れになると…

エネルギーを使い果たした場合は以下のパターンに陥る事が多い。

ただ、エネルギー切れ=死という訳ではなく、何らかの形でエネルギーを得れば復活するという展開がお約束となっている。人間に戻った場合も体力こそ相応に消耗しているが、時間を置くなりして再変身する事が多い。

カラータイマーは心臓に直結しており、ウルトラ戦士にとって最大の急所でもある。タイマーをひどく破損すると、エネルギー制御に支障をきたし最悪の場合は死に至る

カラータイマー破壊


死ななくともカラータイマーを抜かれるとペラペラにしぼむドロボンにカラータイマーを奪われペラペラになったウルトラマンジャックの絵面は、良くテレビで紹介される珍事件である。タイマーその物にもエネルギーが幾らか蓄えられているらしく、ジャックのカラータイマーを装着したドロボンは大幅にパワーアップした(調子に乗りすぎてあっという間にエネルギーを使い果たしたが)。

帰ってきたウルトラマン(カラータイマー無しver.)
泥棒怪獣 ドロボン



エネルギーを分け与えるために自主的にタイマーを引き抜いたウルトラの父はしぼまなかったが、理由は不明。

余談

初期設定では信号機のように「から黄色に代わり、になる」という設定だった(円谷英二監修、秋田書店刊『写真で見るシリーズ 怪獣画報』など)。この設定はウルトラマンジョーニアス独自のものとなる(必殺技発動時に黄色く光るウルトラマンはいるが)。

カラータイマーはウルトラマン固有のものと思われがちだが、ネオフロンティアスペースの怪獣であるガーディーのようにカラータイマーを持っている怪獣も僅かながら存在する。
また、ウルトラマンシリーズ以外にもミラーマンジャンボーグAエメラルド星人などカラータイマーやそれに類する物がついた宇宙人も多い。

特撮以外でもカラータイマーに類する物は見られる。例えば『ドキドキ!プリキュア』に登場するキュアエースは変身時間が5分という制限があり、変身時間が残り少なくなると胸のハート型の飾りが点滅する。
他にも『クレヨンしんちゃん』や『かいけつゾロリ』などでもパロディされている。

関連項目

デルタスター:『ウルトラマン超闘士激伝』に登場するカラータイマーの超強化バージョン。
エヴァンゲリオン:作品自体にウルトラシリーズのオマージュが数多く存在することで知られているが、「活動限界」の設定も「ウルトラマンが地球上で3分しか戦えない」という設定に着想を得たものである。
カップラーメン:「3分」というキーワードからしばしば引き合いに出されるほか、円谷プロ公認のカラータイマー型ラーメンタイマーが発売されている。また、過去に明星チャルメラのCMで「地球では3分しか時間のない彼であった」というのもある。

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