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概要

宇宙大怪獣ベムスターに光線技を封じられたウルトラマンジャックは、太陽エネルギーを吸収してもっと強くなろうとするが、そこに兄貴分のウルトラセブン(スーパー特撮大戦2001ではゾフィー)が現れる。そこで手渡されたのが、最強兵器・ウルトラブレスレットだった。
ウルトラブレスレットは普段はダイヤモンド状の飾りのついた金の腕輪の形をしているが、ジャックの意思通りに形態変化、さらに超能力を与えるのだ。セブン曰く「いかなる宇宙怪獣とも互角に戦える」との事。児童誌設定によればゾフィーが発明したらしい。

ゼラン星人に操られジャックを襲った事やエースキラーに奪われた事がある。
ちなみにエースキラーに奪われた際、エースキラーがウルトラマンエースに向かって使用したが、エースに弾き飛ばされてエースがかけられる予定だった十字架が根元が外れて吹き飛ぶ描写があったため、一時期「ジャックはエースキラー戦でブレスレットを無くした」とネタにされたこともあった。

昭和作品の外部アイテムは平成映像作品では未使用(ウルトラマントのように平成作品で初めて纏ったタイプもあるが)な場合が多いが、ウルトラブレスレットは本編ほどの何でもあり感…もとい応用力こそ見せないものの未だにジャックが登場すれば一定の見せ場を作ってもらえるアイテムである。

帰ってきたウルトラマンはその苦戦ぶりから視聴率が伸び悩み、様々な強化策が打ち出された。ウルトラブレスレットはその強化策の一つである。プロデューサーの橋本洋二は、「苦心の末に怪獣に打ち勝つ」という本来のテーマから外れるので当初は躊躇していたが、「ウルトラマンが弱すぎる」という意見から、採用に踏み切った。

ジャックには変身アイテムが存在しないが、食玩『超ウルトラ8兄弟変身アイテムHYPER』や玩具『ウルトラ兄弟変身アイテムセット』では事実上の変身アイテムとして商品化された事もある。

その恐るべき活躍

×××に休日を



ウルトラスパーク

もっとも使われた形態で、どことなくMATアローに似た形の短剣。投擲することにより、ベムスターを一瞬でなます切りにして殺害し、グロテス星人を縦真っ二つに焼き切り、ノコギリンレオゴンUキラーザウルスの武器を切除し、グロンケンプルーマを断頭した。また、八つ裂き光輪同様に分裂させて相手を切り刻むこともできる他、当たった相手に電撃を浴びせる事もできる(技名は「スパーク電撃」)。
単に投げることに留まらず、ザニカ戦やギガキマイラ戦ではナイフのように使って相手に斬撃を加えた。
クゼ・テッペイの分析によるとフェミゴンと丘隊員が分離できた理由の一つとして「ウルトラマンの光線内にフェミゴンを宿主の肉体から切り離す素粒子があった」との事であるが、実際にフェミゴン戦の決まり手となったのはウルトラスパークなので、ウルトラスパークにこの素粒子が込められていた可能性が高い。

この技で倒した怪獣
ベムスターサータンマグネドンビーコンキングストロンプルーマレオゴンビルガモグロテス星人メシエ星雲人フェミゴンキング・ボックル

また、サータン戦では太陽光を強化して引き寄せ、ブレスレット自体から放つビーム「ウルトラスーパー光線」と挟み撃ちにして木端微塵にした。

ブレスレットボム

ウルトラスパークを爆弾に変えて投擲する。数多くの怪獣を一発で葬り去り、最大威力で放てば惑星一つを宇宙の塵に変えるほど。キングマイマイ戦では相手に飲み込ませ、腹の中で起爆して木端微塵にし、ロボネズは骨格標本にさせた。

ウルトラランス

槍使い。


ウルトラスパークの柄を伸ばして作った投擲槍。知名度の割には、本編ではヤドカリンを串刺しにしたくらいしか使われていない。ウルトラ銀河伝説以降は、ウルトラマンベリアルや怪獣兵器ブラックキングに対し使うなど出番が増えており、ウルトラブレスレットの代表技となっている。
ちなみに『ウルトラ銀河伝説』では宇宙監獄の警備員のウルトラ戦士が使用していた。

ウルトラクロス

邪悪を祓う巨大な十字架。作中ではコウモリをモチーフにしたドラキュラスバット星人の心臓を撃ち抜き、地獄へと送った。
後にレッドマンのレッドアローに流用された。

ウルトラディフェンダー

ある意味伝説の回


銀色に輝く巨大な盾。スノーゴンの吐いた冷気を弾き返し、氷漬けにした。
内山まもるの漫画『ジャッカル軍団大逆襲!!』でも使用され、ガロウラーの光線を弾き返した。
『ウルトラマンフェスティバル2018』ではマガゼットン相手にシールドバッシュで対抗していた。

ブレスレットニードル

宇宙最大の怪獣バキューモンを内部から切り裂いた針。

ブレスレットムチ

怪獣レッドキラーのブーメランを絡め取ったムチ。

ブレスレットブーメラン

白熱化していないアイスラッガーを彷彿とさせる形のブーメラン。速度は遅くブラックキングの体表に簡単に弾かれた。

ウルトラ火輪

炎の輪に変えてバルダック星人を丸焼きにした。
内山まもるの漫画『ウルトラ兄弟VS暗黒大軍団』ではサボテンダーを焼き尽くした。

変光ミラー

鏡に変形。太陽光線の歪みを正し、蜃気楼を見せる相手の正体を見破る。

バリヤーボール

落下する人間を包み込んで地面との接触を防いだ。

ウルトラ再生パワー

たとえ体をバラバラにされても、ブレスレットがある限り破片がくっついて元通りになる

能力強化

ブレスレットのエネルギーを腕に集中させることで、手刀の威力を上げる。これが「ブレスレットチョップ」と呼ばれる必殺技である。

ウルトラ発光

ビルガモに浴びせた閃光で、内部メカをショートさせた。
光を苦手とするドラキュラスとの戦いでも同様の「ウルトラ閃光」を放った。

ブレスレット反射能力

ウルトラブレスレットを装着した状態で盾とする防御技。
ビルガモのバルタニックウェーブを反射させてダメージを与えた。

バリヤーボール

球状のバリヤーに変形させ、空中に放り出されたMAT隊員を救出した能力。

磁力封じ能力

黄色の光線でマグネドンの磁力を無効化し、脱出に使用した。

反重力光線

マグネドンを地球から引き剥がして宇宙を運び去る為に使用した緑色の光線。

ダムせき止め能力

決壊したダムのクラックに蓋をする事で水の流出を防いだ。
あくまでも一時的なものであり、ブレスレットを回収すれば当然、水は流出する。

水蒸発能力

ウルトラブレスレットを頭上に投げて閃光を放ち、湖を干上がらせてしまう技。

縮小能力

ヤメタランスを縮小化し、宇宙へ返した。

その他

一部ゲームやパチンコでは、ディフェンダーとランスを同時展開する騎士のような戦闘スタイルも見せる。

ゼラン星人によってコントロールが奪われた際には無数の光の刃に変形したり、光のリングに変化してジャックを捕縛するなど敵に回ればどれだけ恐ろしいかが描かれた。

その後の活躍

ウルトラマンメビウス』終了後、光の国では科学が発達し、量産型ウルトラブレスレットが作られるようになった。しかし、実力では最初に作られたジャックのブレスレットが最強のようである。また、渡した主であるセブンは息子のゼロに改良型であるウルトラゼロブレスレットを渡しているが、こちらもジャックほどは使用されていない。

実際、現在は「ジャックは警備隊一のブレスレットの使い手」と設定されており、『新ウルトラマン列伝』の新撮シーンではゼロは手解きとして受けたジャックとのランス対決で敗れており、「武器の扱いに関しちゃ一日の長がある」と言わしめている。
その姿はまさに、鬼に金棒と言えるだろう。

ULTRAMAN(漫画)では…

主要人物の1人であるジャックが、これとよく似たブレスレットをつけており、執筆者の遊び心が垣間見える。

他のウルトラ戦士のブレスレット

ジャックの後輩であるウルトラマンタロウウルトラマンレオも、ブレスレット系アイテムを装備している。タロウの場合はタロウブレスレットキングブレスレット、レオの場合はレオブレスレットと、ウルトラマントの変形であるアームブレスレットである。
また、ゾフィーはエネルギー回復アイテム・ウルトラコンバーターウルトラマンエースに渡してエネルギーを回復させたことがあるが、こちらもブレスレット型である。

余談

『帰りマン』撮影終了後、撮影用のブレスレットはジャックのスーツと共に人の手に渡り保管され、後に庵野秀明展にてスーツに装着されて展示された。経年劣化と酷使により錆びてはいるが原型を留めている。また予備はジャックのスーツアクターを演じたきくち英一氏に記念にプレゼントされた。後の第2期作品で客演した際にブレスレットが装着されていなかったりするのはこのため。ちなみにきくち氏が保存していたものは、のちに氏が『開運!なんでも鑑定団』に出演した際に20万円の価値が付けられている

関連項目

必殺技 チート 帰ってきたウルトラマン その時不思議な事が起こった 本体
もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな
ゴレンジャーハリケーン - 何でもアリ度がさらに上を行く兵器。

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