データ
身長 | 51m |
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体重 | 1万8千t |
別名 | カニ座怪獣 |
出身地 | 蟹座 |
概要
第23話「暗黒怪獣星を吐け!」に登場。
故郷である蟹座がバキューモンに飲み込まれつつあるため、地球に亡命してきた怪獣。
南条純子という女性占い師の肉体と魂を借りて、バキューモンの脅威を人々に伝えようとした。
数万キロ先まで見える視力を持っており、地球の兵器を全く受け付けない甲羅と部位を欠損しても再生する再生能力を手足に備える。爪の先から仲間と交信するテレパシーのような物を送信しているらしい。(出典:「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」より)
武器は両腕のハサミ。また口から出す泡は、どんな業火でも消化することができる。体の各部位と泡は地球にない13種の元素でできているとされる。
バキューモンによって蟹座の星を一つ喰われるたびに苦しみ、それが原因で暴れたため、危険な怪獣と誤解されMATの攻撃を受ける羽目になってしまった。
ウルトラマンジャックとも戦い、ウルトラブレスレットで腕が(結構簡単に)もげてしまったが、真意を知ったウルトラマンによってバキューモンが倒されると、彼にお礼を言うような仕草を見せて蟹座に帰って行った。
その後は蟹座で元気に暮らしており、もげた腕も治っているらしい。
派生作品での登場
ウルトラマン超闘士激伝
第37話にて観客として登場。口癖は「〇〇ガニ」。
電磁光がウルトラマンとメフィラスの攻撃に耐えきれなくなってきた為、スタジアムを出ようとするが、カネゴンの命を懸けてでもウルトラマンの優勝を見届けるという目的の為に鎧まで用意した観戦魂に突き動かされ、自分も戦いを最後まで見届ける事を決意した。
ウルトラ銀河伝説
ベリュドラの首を構成する怪獣の一体として登場した。
酩酊!怪獣酒場
第37話にてモブ客として登場。
ウルトラマンデュアル
過去に出現した怪獣の一体として登場している。
余談
- 名前の由来は、蟹座を逆さに読んだだけ。
- プロデューサー補でもあったデザイナーの熊谷健氏は、飲み屋の席でカニのから揚げを見ながらこの怪獣をデザインしたといわれている。
- 出身地は蟹座とあるが、具体的には蟹座の何処であるかは不明。
(※)星座を構成する星は地球から観測するとさながら隣接しているように見えるが、実際は100光年以上もかけ離れている事がザラである。そんな広範囲の星々と感覚を共有しているコイツは(地球の)常識的に考えれば大変スケールのでかい存在だといえる。