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アーストロン

あーすとろん

アーストロンとは、『帰ってきたウルトラマン』に登場したウルトラ怪獣である。
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データ

別名:凶暴怪獣
身長:60メートル
体重:2万5,000


帰ってきたウルトラマン』第1話「怪獣総進撃」に登場。

概要

ウルトラマンジャックが実体となった際に最初に戦った怪獣

恐竜のような姿に巨大な角と、子どもたちが「怪獣」と聞いて連想する姿をそのまま具現化したかのような王道タイプのシルエットをしている。
硬い皮膚と頑丈な骨格を持ち、頭の鋭利な角「スラッシュホーン」と口から吐く「マグマ光線」を武器とする。尻尾は鋼鉄の2000倍も頑丈で、一振りで建物を薙ぎ倒す。
ただし、角に関しては武器であると同時に最大の急所にもなっており、これを折られると急激に弱体化してしまう。

普段は地中で生活しているため鉄が大好物で、その牙でバリバリと噛み砕いてしまうらしい。また、片手で1000tの岩を粉々に握り潰すほどの強力な握力を持ち、腕は戦車を7千台纏めて引き摺れる。
全身には小さな疣があるが、これには特殊な冷却効果のあるリンパ液が流れており、100万度の熱にも耐える。


本編での活躍

朝霧山に出現し、マグマ光線を用いて山麓の村を破壊しつくした。現れたジャックと戦闘になったが、弱点である角をへし折られて弱ったところへスペシウム光線を受け火口へと転落。噴火に巻き込まれ爆死した。

撮影後、着ぐるみはゴーストロンに改造された。なお、書籍によってはゴーストロンの兄とされているが真相は不明。少なくとも、作中においてそのようなことは明言されていない。

以降の作品での活躍

そこまで手強い怪獣ではなかったのだが、その秀逸なデザインから『帰ってきたウルトラマン』に登場した怪獣の中でも人気・知名度共に比較的高く、以降のシリーズでも度々客演している。

レッドマン

Battle-3, 4, 52, 55, 56で登場。3, 4, 52では単独でレッドマンと戦った。

アーストロンの着ぐるみは、放送当時既にゴーストロンへと改造されてしまった(ゴーストロンも『レッドマン』に登場している)ため、アトラクション用のものを使用している(ちなみに、後半に登場したものはなぜか尻尾がペニャペニャである)。

ザ☆ウルトラマン

第27話「怪獣島浮上!!」に登場。

バラドン星人によって弟のゴーストロン共々怪獣墓場から復活させられ、ゴキネズラと大喧嘩を行う。その後科学警備隊に襲い掛かるも、マルメ隊員の新開発した特殊なロケット弾により倒された。

ウルトラマンメビウス

第20話「総監の伝言」に登場。

ドキュメントMATに同種族出現の記録(恐らく初代の出現記録)が残されている。GUYS対怪獣研究所のハーメルンプロジェクトの実験中に地中から出現し、メビウスと交戦する。
その最中に突如乱入してきたケルビムに忠誠を誓うような素振りを見せ始める。実は研究所の音響放射装置の誘導音波を共鳴支配したケルビムに操られており、二対一でメビウスを袋叩きにする。しかし、サコミズが搭乗するガンブースターに音響放射装置を破壊された事で洗脳が解けてしまう。正気に戻って、戦闘を放棄し、帰ろうとしたところをケルビムに咎められ尻尾を踏まれてしまい逆上。ケルビムに猛反撃を仕掛けるも、最期はメビウスブレイブによりケルビム共々倒されてしまった

読んでみればわかるように、今回のアーストロンはケルビムに操られていただけであり、洗脳が解けた後はそれ以上暴れようとはせずに退散しようとするなど、そこまで凶暴な怪獣としては描かれていない。アーストロンにとっては勝手に利用されて操られた挙句、最後は訳も分からないままに命を奪われてしまうという災難以外の何物でもない事態であり、ある意味このエピソード最大の被害者と言える…かもしれない。

『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』

テレビマガジン版ではキング星でレッドキングバキシムサラマンドラと共にウルトラマンキングを襲おうとしていたが、駆け付けたウルトラマンに倒された。
DXウルトラコクピット版では怪獣墓場で眠っていたが、アークボガールによって目覚めさせられGUYSに襲い掛かる。初代とメビウスに登場した個体のどちらだったのかは不明。

大怪獣バトルシリーズ』

ウルトラギャラクシー大怪獣バトル

第8話「水中の王者」、第11話「ウルトラマン」に登場。

湖の畔でケルビムと対決。死んだフリをしてケルビムを油断させ、ケルビムの耳を引き千切りマグマ光線を浴びせて勝利を収める(ある意味、『メビウス』の展開に対する意趣返しである)。しかしその直後に水中に潜んでいたエレキングによって湖に引きずり込まれ、水中戦に持ち込まれてしまい、最後は放電攻撃によって倒されてしまった。

第11話では、カレンの回想シーンで別個体がレッドキングと戦っていた。

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』

第3話「大暴走! レイオニックバースト」に登場。

ゼラン星人に操られ、ナックル星人ガルベロスと戦うが、敵の幻影攻撃の前に成す術も無く翻弄され、四方から火炎弾を受けてゼラン星人を巻き込んで爆死した。

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』

ウルトラマンベリアルによって怪獣墓場から復活し、ベリアルが操る怪獣軍団の一員として怪獣墓場でウルトラ戦士達と激突。主にレイゴモラと戦うも、最期はウルトラマンゼロのゼロスラッガーの前に敗北。

ウルトラマンサーガ

バット星人に怪獣墓場から連れて来られた個体。

歴代の中では初めて市街地に出現しチームUに襲い掛かるも、そこへ現れたウルトラマンダイナには、マグマ光線が通じず慌てて逃げようとしたが、尻尾を掴まれハリケーンスイングで空中に投げ飛ばされたあとソルジェント光線で倒された。

なお、着ぐるみは『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』までに使用された物の流用だが、瞳が赤くリペイントされ、顔つきがより初代に近い造形になっている。

ウルトラマンオーブTHE_ORIGIN_SAGA

レイフ星人サイキが惑星ザインを訪れたシンラに、クグツの力を証明するための見せしめとして、キングゲスラと共にクグツを注入されクグツアーストロンとなり、クグツキングゲスラと戦い勝利する。

最終回ではクグツバキシムと共にサイクイーンの援軍として現れ、ウルトラ戦士と戦ったがウルトラマンコスモスが放った命の樹の果実の力でバキシムと共に浄化され、宇宙に送り返された。

ウルトラマンジード

第5話「あいかた」に登場。

宇宙生物モコの持つリトルスターを狙って地中より出現。モコを保護していた愛崎モアを襲おうとしたところで現れたウルトラマンジードと戦闘になる。
互角の戦いの末、ガスタンクを背にして立ち、ジードを思うように戦えなくして手こずらせるが、ジードがアクロスマッシャーに姿を変えると形勢逆転。アトモスインパクトやスマッシュビームブレードの前に翻弄され、最後はスマッシュムーンヒーリングで大人しくなり地中へ帰って行った。

漫画作品

ウルトラマンSTORY0

弟のゴーストロンと共演。

「火の民」と呼ばれる種族が作り上げた怪獣の鉄像に、ガッツ星人が渡したカプセルを投入したことで金属生命体として誕生した。がらんどうの鉄の人形の中に溶鉄を流し込んでいるという極めて単純な構造をしており、その単純な構造故に皮膚は触れただけでウルトラマンがのた打ち回るほどの高温を発している。手は鎌状にデザインされており、手刀の一撃でウルトラマンの腕をへし折るほどの威力を持つ。

ゴーストロン共々「火の民」によって操られ、敵対民族「風の民」を殲滅するために暴れ回るが、ウルトラマンとジャックの起こした竜巻「ストームテンペスト」に巻き込まれ、木端微塵に引き裂かれた。

ウルトラ怪獣擬人化計画 feat.POPComiccode

怪獣墓場学園の生徒の1人。

19話で、遠足の際に勝手に地球に残ったレッドキングさんを炙り出すために校長から点呼を取られた際にアギラワイアール星人と共に登場した(なぜか「アストロン」と呼称されている)。

設定上は主人公のメフィラスたちと同様、人間の少女のような姿になっているはずだが、擬人化された姿が発表されていないため、終始黒いシルエットのような姿で描かれていた。

ゴジラとの関係

角があることを除けばゴジラを一回りスリムにしたような外見をしており、しばしばゴジラをモデルにしたのではないかと言われることがある(デザインを担当した池谷仙克氏は「ゴジラのような怪獣を」との発注があったと証言している)。
アーストロンの造形を担当したのは東宝特美の安丸信行氏であるが、氏は後に84年版『ゴジラ』実際にゴジラの造形を手がけることとなり、両者を比較すると目つきなどがかなり似ていることがわかる。

84ゴジラ
アーストロン


さらに、第1話の監督を務めたのは、ゴジラシリーズでも数多くの作品を手がけた本多猪四郎氏である。

ウルトラマンオーブ』第10話では、ナックル星人ナグスの発言として「名付けて、怪獣総進撃!」が登場する(同エピソードの「サブタイをさがせ!」の答えにもなっている)。

関連タグ

帰ってきたウルトラマン ウルトラ怪獣 一話怪獣(ウルトラシリーズ)

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