概要
宇宙悪魔ベゼルブの“クグツ”という名の毒を注入され、支配下に置かれた怪獣たちの総称。
クグツ化すると目が赤く変色し、体のどこかに虫刺されのような腫れが浮かび上がるという症状が現れ、意思が無くなってしまい、ベゼルブの総元締めであるクイーンベゼルブと意思を同調しているサイキによって操られるただの人形と化してしまう。
一覧
episode1『きらぼし ~煌星~』、final episode『まほろば ~新世界~』に登場。
惑星ザインにおいてサイキが、シンラに“クグツ”の効果を説明するためだけに“クグツ”注入されてしまい操られたアーストロンの別個体。
同じく“クグツ”によって操られるクグツキングゲスラと激しい戦いを展開し、最終的に勝利を収める。final episodeでもクグツバキシムと共に最終決戦に参加したが、コスモスによって命の樹の果実を与えられ元に戻った後宇宙へ返された。
episode1『きらぼし ~煌星~』に登場。
サエキがアマテの勅命で自らの元へとやって来たシンラに“クグツ”の力を証明する見せしめとして、“クグツ”で操られたキングゲスラの成れの果て。
クグツアーストロンと激しい攻防戦の末に敗北する。
episode2『えにし ~所縁~』、episode3『こだま ~谺~』、episode9『ことわり ~理~』に登場。
“クグツ”で操られたベムスターの別個体。
頭部の角からの赤い破壊光線や、腹部の『吸引アトラクター・スパウト』であらゆるものを飲み込んでしまう能力を持つ。
惑星ルーリンに滞在するガイとジャグラーを襲撃し、未だ戦い慣れないオーブに勝利をおさめ、宇宙へと撤退する。
その後、宇宙空間においてスザークを飲み込もうとした所へ駆けつけたオーブと再戦し、最後は『吸引アトラクター・スパウト』から体内へと突入され、そのまま体内から背中へと突き破られ絶命する。
episode9では地球へ向かうスザークにサイキが遣わした『護衛』として登場。
episode3『こだま ~谺~』、episode4『あととむ ~跡求~』、episode9『ことわり ~理~』に登場。
惑星ザインへと乗り込んできたオーブとダイナを迎え撃つために出現した“クグツ”の効果により操り人形と化したバードンの別個体。
ベゼルブとの共闘でオーブを苦戦させるも、完全な支配下に置かれていなかったのか、最後はダイナ・ストロングタイプにデコピン一発を浴びせられ戦意を喪失。何処かへと逃げ去ってしまった。
episode9では地球へ向かうスザークにサイキが遣わした『護衛』として登場。
episode5『あかつき ~暁~』、episode6『いくさがみ ~戦神~』、episode7『くるる ~眩る~』に登場する“クグツ”を注入されたベロクロン。
惑星カノンの軌道上においてクグツバキシムと共にウルトラマンコスモスを迎え撃つ。その後は地上に降り立ち、カノン防衛軍による攻撃をものともせず大規模な破壊活動を行い戦神に襲い掛かる。ダイナ、オーブ、そしてコスモスも加えた3大ウルトラマンとの交戦に発展するも倒されることなく、サイキによって回収された。その後の動向は不明。
カノン防衛軍の戦闘機をミサイルで次々に仕留める姿は「ウルトラマンA」第1話を思い浮かばせる
episode5『あかつき ~暁~』、episode6『いくさがみ ~戦神~』、episode7『くるる ~眩る~』、final episode『まほろば ~新世界~』に登場する“クグツ”を注入され操り人形とかしたバキシム。
クグツベロクロンと共に惑星カノンの軌道上でウルトラマンコスモスを迎え撃つ。その後は地上に降り立ち、カノンの防衛軍による攻撃をものともせず大規模な破壊活動を行い戦神に襲い掛かる。ダイナ、オーブ、そしてコスモスも加えた3大ウルトラマンとの交戦に発展するも倒されることなく、サイキによって回収された。
final episodeでもクグツアーストロンと共に最終決戦に参加したが、コスモスによって命の樹の果実を与えられ元に戻った後、宇宙へ返された。
余談
漫画『ウルトラ怪獣擬人化計画ギャラクシー☆デイズ』第45話では、バキシムが姿の変わったツインテールの新しい呼び名を考える際に、「クグツツインテールってどうかな?」と言う1コマがあるが、これは上記のクグツバキシムに因んだ小ネタである。
ベロクロンとバキシムの着ぐるみは本作を最後に着ぐるみが使用不可能となり、二体ともアトラクション用や、イベントの展示用として使用される事になった。(因みに、ベロクロンの方は廃棄されたという噂が回っていたが、イベントで姿が確認されてデマだった事が判明した。)
再登場した怪獣と超獣は全て『ウルトラマンメビウス』と『大決戦!超ウルトラ8兄弟』に再登場してウルトラマンメビウスと戦っており、どちらも佐橋俊彦が担当したという共通点もある。