概要
電撃G'smagazineで連載されていた、爆天童氏によるコミカライズ作品。2014年7月号~2019年7月号にかけて連載された。
当初は、『ウルトラ怪獣擬人化計画THE4コマ(仮)』という名称だったが、2015年7月24日に単行本第1巻が発売されるにあたり、このタイトルに改題された。ちなみに、タイトルの「ー☆」は『ウルトラマン』の科学特捜隊や『ウルトラマンギンガS』のUPGのシンボルとしても使われた流星マークになっている。
複数の四コマ漫画によりストーリーが展開されるオムニバス形式で、擬人化された怪獣少女たちのゆるい日常を描く。
基本的にはほのぼの系の作品だが、そうしたエピソードに交えて、稀にどこか狂喜性を感じるブラックジョークを仕込んでくることにも定評がある(興味本位でジャミラに水をかけようとするゴモラ、生徒を無差別に襲撃するようになったマンダリン草入りの自動販売機、ガッツ星人の体に産卵しようと執拗に追いかけ回すダイオリウスなど)。
一方で、戦闘描写などはほとんど登場しなかった(一応、11話、22話、33話、38話でそれっぽい描写はあったが)ものの、物語の最終版では、(半ば唐突に)物語の舞台となる世界を侵略しようとする勢力が登場したことで、作風がやや変わり、戦闘描写も織り交ぜたややシリアスなものへとストーリーが変化した(もちろんギャグ描写がまったくなくなったわけではない)。
ウルトラシリーズに詳しくない読者でも十分楽しめるようになってはいるが、中盤以降は登場するアイテムや登場人物の何気ない台詞などを中心に旧来からのファンなら思わずニヤリとするようなコアな小ネタも多くなってきている(もちろん元ネタがわからなくても話の進行には支障がないので、その点では初心者にも親切な設計になっている)。
なお、登場する怪獣娘の衣装は素肌という設定であり、他の衣装を着る場合はデフォルトの衣装(?)の上から着込む形になる。
登場人物
怪獣図鑑制作部
怪獣図鑑の製作・編集を行っている部活動。第2話より登場。
ゴモラとベムスターもこの部活に成り行きで入部することになってしまった。
なお、バードンとペガッサ星人以外のメンバーは第1話のラストで少しだけ登場している。
主人公
一応主人公ということにはなっているが、本作は群像劇の体裁を取っているため、登場しないエピソードも多い。
あくまで「他と比べて多少出番の多いキャラ」程度の扱いに留まっている。
本作の主人公の1人。一人称は「ボク」。ゴモラトリオの一員。
マイペースで少し天然ボケな性格。一方で、自分の間違いを認めたがらない頑固な一面もある。
しかし、正義感と責任感は人一倍強く、シャドウ襲撃の際にはゴモラトリオの中心として大活躍することになる。
勉強が苦手で、それ故か漢字にも弱く、「円谷学園」を「えんや学園」と読み間違えていた。早起きも苦手にしている模様で、ベムスターはしばしばゴモラを頭に乗せて登校しており、ゼットンからは首が丈夫だと感心されている。
基本的に移動は徒歩で行っているが、地中を掘削して移動することも可能。
また食い意地が張っているという程ではないが食べること自体は好きなようで、バードンの食べている肉の匂いに誘導されたり(これがきっかけで怪獣図鑑制作部に入部させられてしまった)、立腹するような事態に直面してもチョコひとつであっさり懐柔されたりしたこともある。
好きなものはお城。
「ごもぉ」という特徴的な鼾をかく。また、最近は語尾に「~ゴモ」と付けて喋るようになった。ベムスターからも「ゴモ」と呼ばれている。
本作のもう一人の主人公。
作中名称は「ベムスター」だが、デザインは改造ベムスターのものが使われている。
ゴモラの親友……なのだが、お泊まり会に誘われて過剰なまでに興奮したり、顔を赤らめながらこっそりゴモラの寝顔をスマホで撮影したりと、若干そっちの気があるような素振りも見せており、ゴモラに激甘な態度をとる。それ故かガッツ星人からは「この子、素質があるわ!」と言われたほど。しかし、それを除けば比較的良識的な人物であり、本作における希少な常識人枠でもある。
全身に纏っている羽毛はさわった人をダメにしてしまうほどさわり心地が良く、一時部活のメンバーたちからもふもふされていた。この羽毛を広げて飛行することも可能であり、シャドウ襲撃の際には、ソウルライザーを囚われの身となっていたゼットンたちの元へと送り届けるために一役買って見せた。
原典同様、腹部についている口(吸引アトラクタースパウト)でも物を食べたり吸収することができる(ただし、味覚は備わっていないらしく、本人曰く「食べた気になれない」とのこと)。また、下の口も口内炎になることがあるらしい。ガスを摂取することもできる…というか寧ろ大好物らしく、23話では硫黄を吸収して(味覚がないはずなのに)「たまらない味わい」と評している。
ゴモラからは「ベム」と呼ばれている。
その他のメンバー
怪獣図鑑制作部の新部長。
変人揃いの部活内における数少ない常識人で、ツッコミを担当することが多い。
初期は気弱な性格だったが、最近は如何わしい行動を取ろうとするガッツ星人に鉄拳制裁を加えるなど、徐々に部長らしい行動が見られはじめている。実は「先輩」と呼ばれることに憧れている。
カップ焼きそばを食べたことがないため、強い興味を持っている。
原典同様、ダークゾーンを作り出してそこに身を潜めることができ、幼少期は何か恥ずかしいことがあるとよく隠れていたらしい。しかし、ガッツ星人にいたずらされそうになって身の危険を感じたことを契機に殆ど使用しなくなってしまった。
ガッツ星人にいじられてばかりおり、本人はそのことに辟易しているようだが、自分以上にかまう相手がいるとヤキモチを妬く事もある。また、ガッツの如何わしい写真に苦言を呈しておきながら、いざ自分が写真を撮ってみると結局ガッツと似たような嗜好の写真ばかりを撮ってしまったことを指摘されて猛省するなど、結局は似た者同士である様子。
ちなみに、渾名や性格などの描写から『ジード』に登場したペガッサ星人ペガの原型になったのではないかという説がある。
部員の1人で、ペガッサの友人。ペガッサのことを「ペガちゃん」と呼んでいる。
かなりの巨乳の持ち主。
飄々とした性格だが、掴みどころのない一面もあり、何を考えているのかわからない腹黒い側面も持つ少女。
可愛い子が好きらしく、それが高じて盗撮をしたりストーカーじみた行動に出てしまうことも。彼女の写真は足やへそ、赤面した顔など偏りが凄まじく、当然ペガッサからは全て没にされた上、写真もすべて回収・破棄された。
ちなみに、泣くほどに寒いのが苦手らしい。
滅多に感情を荒げるようなことはないが、28話でダイオリウスからお尻が大きいと言われた際には珍しくムキになって反論したほか、31話でゴモラとビルガモから「(肉の)肌触りがプニプニ」と言われた際には笑顔を浮かべたままゴモラとビルガモをお仕置きするという、怖い側面を見せた。
部員の1人で、ペガッサ星人の先輩。
クールビューティーっぽい外見や物言いとは裏腹に、朝寝坊してドタバタするなど私生活はぐうたら。また、体育会系の部活でもないのに「優勝を目指す」(単行本では「侵略のため」と修正されている)等と言い出したり、妹に煙たがられているのに気付かなかったり(照れていると思い込んでいた)と、やっぱりどこかズレている。
基本的にボケに回ることが多いが、バードン相手にはツッコミに回る。
「ゼットーン」という鼾をかく。
(ゼットンの項も参照)
余談だが、『ウルトラマンオーブ』でも女子高生に変装したゼットン星人が登場したことがあり、一部ではこの『ギャラクシー☆デイズ』に登場したゼットン星人が元ネタになっているのではないか等とも言われている。なお、30話の幼少期の回想シーンでは、『オーブ』に登場したマーヤと同じ青いリボンをつけているという小ネタがある。
実は、レッドキング、キングジョー、ピグモン等と共にこの世界に侵攻しつつあったシャドウの動向を密かに調査していた。シャドウとの決戦時には、持ち前の人脈の広さを生かして散り散りになっていた怪獣娘たちを呼び集め、増援を率いて絶体絶命のピンチに陥っていたメンバーたちの前に現れてみせた。
部員の1人。怪獣図鑑制作部の大ボケ担当。
食いしん坊で常にマンガ肉を頬張っている。さらに食べながらしゃべろうとするのでよく注意されている。頭の中も食欲が占めている模様で、言動も食に関するものが多かったり(後輩を「非常用」と称したほど)、入浴中にも肉を食べようとしていたほど。肉の中でも、メトロン商店で販売委されている「特別な肉」(後述)は彼女の大好物であり、食べるのを楽しみにしている。シャドウが襲撃してきた際には躊躇なく一匹のシャドウを捕食しており、仲間たちから呆れられていた。
一方で、お腹の鳴る音を聞かれるのを恥ずかしがるなど、最低限のデリカシーは持ち合わせている様子。
相手に対しては丁寧口調で話すが、同い年や年下の者を呼ぶ際には呼び捨てにする。
容姿に関しては、後輩たちから「肉を食べなければ美人」と称されており、かなりの別嬪。あまり表情を変えないため、何を考えているのかわからないところがあるが、ペガッサをからかうなど意外にお茶目な一面もある。
また、“火山怪鳥”故か、相当な寒がりらしく、寒い日にはゴモラとベムスターも一見ではわからないほどに大量の防寒着で着ぶくれしていた。
必殺技は嘴攻撃で、ペガッサ曰く「1万回も突く特訓をした末に獲得したという恐ろしく激しい技」だというが、実際にやっているのはただのキスである。
C87で配布された怪獣図鑑では、ゴモラちゃんとともに表紙を飾っているが、普段の言動とはかけ離れたセクシーな表情・ポーズだったため、番外編では部員たちから「詐欺だ」と言われてしまった。しかし、最近では豊満なボディを惜しげもなく披露したり、エースキラーに濃厚な接吻を繰り返して放心状態にしたりと徐々にアダルティーな面も見せるようになってきている。
最近では「肉食系怪獣SNS」に写真の投稿を始めたようだが、肉付きの良い女子生徒の写真を投稿したところ大評判となり、それに味を占めて女子生徒の写真を撮りまくるようになり、ゼットン星人から「ガッツ化が進んでいる」と言われてしまった。
余談だが、怪獣図鑑制作部の初期メンバーの中で、唯一元となったキャラが宇宙人ではないキャラクターでもある。
円谷学園関係者
クラスメート
ゴモラ、ベムスターのクラスメートたち。
今年から私立円谷学園に入学した、ゼットン星人の妹。ジト目が特徴。
ずぼらな姉の代わりに家事全般を取り仕切っているしっかり者。姉から溺愛されているが、態度はかなり冷たく、怪獣図鑑制作部に勧誘された際には辛辣な言葉を浴びせている(当の姉は照れているだけだと思い込んでいる)。
ぶっ飛んだ性格のキャラクターの多い本作の中では比較的常識的な人物だが、自分の好きなことが絡むとやや盲目的かつ熱が入ると他人を巻き込むところがあり、ビルガモと一緒にガマちゃん関連のグッズを集めたり、温泉旅行の際に姉を無理やり卓球に突き合わせて辟易させるなどしている。また、DVDやBlu-rayが主流となっている現在においてもVHSを使って番組の録画をしているなどどこか時代遅れなところもあり、ビルガモを困惑させたこともある。
原典同様、バリアを張ったりテレポートしたりできるが、普段は全く使用しないため本人も使い方を忘れてしまっていた(いずれもふとしたことがきっかけで思い出していたが)。一方で、一兆度の火球は問題なく使用できるらしく、22話では「試し撃ち」で前方一帯を焦土と化すほどの恐るべき威力を見せ付けたほか、33話では町の中心に生えていたジュランを根こそぎ焼失させた。
16話でツインテール風にイメチェンしてみたたが、気に入らなかったらしくすぐにやめてしまった(その様子を姉のゼットン星人に見られてしまうが、即座に殴って忘れさせている)。
写真が苦手らしく、ガッツから盗撮されそうになった際には、テレポートで逃げることでやり過ごしていた。ただ、本人はいつか笑顔で写真に写れるようにとそれなりに努力を重ねている様子。
30話の幼少期の回想で、姉と共にゼットン星人の船団を見送るシーンがある。
シャドウが襲撃してきた際には、学園に侵攻してきたシャドウビーストを相手に孤軍奮闘するも、力尽きて囚われの身となってしまう。しかし、ゴモラたちが仲間たちの助力も得てソウルライザーを届けたことで復活を果たし、EXモードへと強化変身する。
半分以上のエピソードに登場しており、準レギュラーとしてのポジションを確立している。
第3話、5話、9話、10話、11話、12話、14話、20話、26話、29話、32話、33話、36話、38話、42、45話に登場。
クラスメートの中ではゼットンに次いで出番が多く、色々な生徒と親しくしているあたり、交友関係はかなり広いようだ。
ゼットン星人にあこがれている模様。妹分のエースキラーのことはそれなりに可愛がっている様子。
原典同様、次元をガラスのように突き破って異次元空間を移動することができる。
第5話、26話、33話、50話に登場。
ゼットンの友人で、ガマクジラのマスコットをプレゼントした。
33話でも登場し、異空間を通って通学してくるバキシムやメカギラスに対して驚愕していた。
何故かのじゃロリ口調で喋る。
50話では「怪獣娘の郵便屋さん」という名前で登場。マグマ星人にローランからの手紙を渡した。
第5話、10話、15話、17話、21話、24話、26話、52話に登場。
作中における数少ない常識人。
眼鏡をかけた生真面目そうな女子生徒で、その堅物そうな雰囲気から(カプセル怪獣仲間とライブキングを除いた生徒たちから)「(メガネ)委員長」というあだ名で呼ばれている(本人は嫌がっている上に委員長でもない)。26話では「メガネ委員長」を略した「メガンチョ → メチョ」という渾名をつけられそうになったが、呼びにくいので結局元の“ウィンダム”に戻った。
ミクラスからは「ウインちゃん」と呼ばれており、アギラと共に勝手に「カプセル怪獣3バカトリオ」を結成されている。
お堅い性格故か笑うのが苦手らしく、ライブキングにせがまれて無理矢理笑顔を作った際には、それを見たライブキングが何故か震えだしていた。
ぶっきらぼうな性格だが、ゼットンにガマクジラのマスコットをプレゼントしたり、ベムスターの体調を心配するなど根は優しい。しかし、頼まれ事を断り切れないお人好しすぎる部分があり、よく言えば付き合いが良く、悪く言えば振り回されていると言える。
第18話では、ガッツ星人によって盗撮された彼女のへその写真が登場した。
シャドウが襲撃してきた際には、一度はミクラスと共に逃げ出したものの、その後ゼットン星人に呼び集められた増援の1人として、他のカプセル怪獣と共に戦闘に参加した。
第5話、9話、10話、15話、17話、26話、34話、41話、53話に登場。
目を回しているかのような特徴的な目つきをしており、常に笑顔を浮かべている(だが、本人は笑っているという自覚がない)。アホの子と言うよりは、どこかネジが外れたような壊れた性格。また、バードン並みに食い意地が張っている。
生真面目なウインダムとは正反対ともいえる性格だが、不思議と馬が合うのか(はたまたウインダムの性格上、傍で見ていないと不安だからなのか)一緒にいることが多い。ゴモラとも仲が良いのか、34話では一緒に外出している。
第5話で初登場し、ゼットンにガマクジラのマスコットをプレゼントしていた。
第9話では、ゴモラやベムスターと一緒に、ゼットンにバリアーを見せるようせがんでいたが、その理由は「おいしそうだから」というぶっとんだものであった。
第15話ではカップ焼きそばを食べようとするが、食べ方がよくわかっていないようであった。
第17話ではハロウィンを祝おうとするも、ハロウィンのカボチャを生のまま貪り食い(様子を見ていたウインダムからは「お腹壊すなよ」と言われていた)、「ハロウィンって美味しい!」という珍言を残した。
26話で、ウインダムが「委員長」と呼ばれる原因を作っていたことが判明したが、本人はそのことをすっかり忘れており、現在は「ウインダム」と呼んでいる。
41話では学校の花壇に植えられていた剣輪草を食べてしまい、世話をしていたケンドロスからこっぴどく叱られていた。
53話では、学園に襲来してきたシャドウに捕らえられ、犬神家状態で飲み込まれているところが描かれた。
第11話、17話、21話、33話、37話で登場。
見栄っ張りなギランボの友人で、いつも彼女の様子を暖かく見守っている優しい女の子。また、ガッツ星人とも知り合いのようで、サーベル暴君のことを話していたこともある。
11話での描写から、ガッツ星人と同学年(ゴモラたちより上の学年)ではないか…と思われたが、33話の描写を見る限りでは、ゴモラのクラスメートだったようである。
26話、33話、38話、50話で登場。
クラスの本当の委員長。地底で休眠している間にいつの間にかクラスメートから委員長に担ぎ上げられたウインダムを目の当たりにしてショックを受け、委員長としての威厳を取り戻すべく、メトロン商店で“メチョ感のある眼鏡”を購入・着用するが、結局誰にも相手にされずに煮え湯を飲まされることに。
「地底を守護る」ことを口実に半年近くも眠り続けたり、花粉症が蔓延していることを理由に地上に出るのを先延ばしにしたりとぐうたらな面が目立ち、尻尾の龍たちからもすっかり呆れられている。
同じく地底で眠りにつきながら生活しているスフィンクスとは昔馴染みらしい。
その後、実は異世界と繋がっているGゲートの守護者(ゲートキーパー)であったことが判明。この世界に危機が迫っているとして、ベムラーにソウルライザーを託した。
26話で登場。
ゴモラやウインダムのクラスメートの1人。37話でもガッツの撮った写真の被写体として登場。
26話で登場。
ゴモラやウインダムのクラスメートの1人。
33話の回想シーンで登場。
ゴモラやベムスターたちのクラスメートの1人。
第36話、45話で登場。
パズズサンダーを放つ練習をしていたところ、エースキラーと遭遇してしまい、彼女から電撃エネルギーを吸い取られてしまった。
45話では姿の変わったツインテールの新しい呼び名を考える際に「超(スーパー)ツインテール」という呼び名を提唱していた。
一人称は「俺」。電撃エネルギーは充電することで補充しているらしい。
45話、55話で登場。
姿が変わってしまったツインテールに対して「マガツインテール」という呼び名を提唱していた。
「チーム・マガ」なる集団に属しているらしい。
55話ではゼットン星人が呼び寄せた増援の1人として登場し、シャドウたちを相手に戦いを繰り広げていた。
第48話から登場。ゴモラとは別人。ゴモラトリオの1人。
Gゲートを介して様々な世界に遊びに行っていたシルバーブルーメにいつの間にかついてきていたが、どこからやってきたのかは不明(少なくとも、『ウルトラ銀河伝説外伝』『ウルトラマンX』『ウルトラマンジード』『ウルトラマンR/B』の4つのうちのどれかではあるようだ)。
49話以降、侵略活動の一環として円谷学園に生徒として潜入することになる(ちなみにクラスはゴモラやベムスターたちと同じ)。
シャドウが襲撃してきた際には、たまたまブラックスターズたちの拠点であったアパートを離れていたために難を逃れ、ゴモラ・スカルゴモラと共にピグモンから託されたソウルライザーを届けるべくシャドウを相手に奮戦する。
その他の生徒
第9話、11話、33話で登場。
初登場時は怪獣図鑑のデータとして登場。この時はバリアを展開できること以外は素性不明であった。
第11話のラストでようやく本人が登場。ピグモンやガタノゾーアとサーベル暴君のことを噂していた。
その後、33話で再登場し、この際にゴモラやベムスターのクラスメートであったことが明らかとなった。ロボット怪獣でありながら花粉症に悩まされており、対抗策として四次元空間を通って通学していた。
第18話でもガッツが隠し撮りした写真が一部映っている。
第10話、11話、24話、37話、55話で登場。
ひっくり返って動けなくなっているところをガッツ星人とペガッサ星人に見つけられ、助けられる。2人を「先輩」と呼んでいたことから、ゴモラやベムスターと同学年だと思われる(クラスメートかどうかは今のところ不明)。11話ではピグモンやメカギラスとマグマ星人のことを噂していた。
24話では湖で「邪神らしさを磨くための練習」をしていた際に、発光する謎のUMAと遭遇したことをカプセル怪獣たちに証言する。
37話ではペガッサから写真の被写体にされていたが、「殻が固い」という意味不明な注文を付けられて困惑していた。
55話ではゼットン星人が呼び寄せた増援の1人として登場し、シャドウたちを相手に戦いを繰り広げていた(相変わらず体の重心のバランスが取れずに空中でひっくり返っていたが)。
ガッツ星人に勝手に被写体にされて大慌てしたり、湖から浮上してくる正体不明の存在に仰天して逃げだしたり、侵略について問われた際には「そんな大層なこと考えていない」「侵略とか難しいことは自分には無理」と発言する等、ラスボスだった原典とは異なり、基本的には気弱で控えめな性格。ただし、「いつか世界文明を滅ぼしたい」とも語っており、潜在的にではあるが破壊衝動や攻撃性自体は持ち合わせている様子。
第11話、17話、21話、29話、32話、37話、42話、47話、50話、54話で登場。
「サーベル暴君」の異名を持つ寡黙な女子生徒。
ガッツ星人から「暴君ってボリューム」と表現されるほどの巨乳。お尻の方もかなり大きく、28話ではそれが原因でダイオリウスに付け狙われたり、42話では塀にあいた穴につっかえて抜けなくなってしまったりしている。
巷では「L77学園を壊滅させた」だの「一匹狼で謎が多い」だの「屋上で暴れて生徒を病院送りにした」だの様々な伝説が噂され、畏怖の対象になっているが、実際には不器用でせっかちな性格故に様々な騒動を引き起こしてしまい、それが尾鰭をつけて広まったことでそうなっただけである(本人も自身が「サーベル暴君」と呼ばれていることは認知していない)。本人は友達が作りたくてしょうがない様子。
ローランに対して強い好意を抱いているが、本人の性格故に空回り気味。
17話ではローランとハロウィンを祝おうとミイラのコスプレまでして待機していたが断られてしまい、一人で悲嘆にくれていたところを、境遇を憐れんだギランボからロリポップを貰った。
メトロンの経営する店で働いているらしく、29話と50話ではメトロン商店のクリスマスのアルバイトで雪だるまの着ぐるみを着込んでいた(本人曰く、「怖がられないから」らしい)ほか、47話では「海のメトロン屋」でやはりアルバイトをしていた。
32話では校舎内の廊下でハネジローとぶつかり、胸の感触を気に入ったハネジローから一方的に絡まれて困惑するが、最終的には連絡先を教えてもらい、それなりに仲良くなることができた模様。39話や42話で登場した際にもハネジローと一緒に行動している。
54話では、持ち前の戦闘力を活かして、学園に襲撃してきたシャドウの軍勢からザンドリアスを含む大勢の生徒を守りながら避難行動を行うという活躍を見せる。
第11話、17話、21話、29話、32話、50話に登場。
現段階では、マグマ星人の持つ写真と回想シーン、イメージシーンでのみしか登場していない(50話でマグマ星人に渡した羽根には「いつか会えるといいね」と書かれており、実はまだ一度もあったことがない可能性もある)。
原典同様、マグマ星人にストーカー紛いの行為(いつの間にかメールが100件送られている)をされて困っている様子。
第11話、12話、14話、21話、25話、29話、31話、32話、37話、50話、54話で登場(ただし、それより以前の第4話でも、彼女と思われる人物がガッツ星人に隠し撮りされているシーンがある)。バキシムの友人。
登場するたびに何かと酷い目に遭わされることが多い薄幸の少女で、本人も自覚しているのか、32話では「気をつけないと…いえ!気をつけていてもいつ危ない目に遭うかわからないんだよ!」と発言している。
第11話ではバキシムと共に屋上へやってくるが、しゃっくりが止まらなくなってしまう。バキシムに冗談交じりに「しゃっくりが100回出ると死ぬ」と言われるが、そのことがきっかけでとんでもない事態に巻き込まれてしまう。
第14話でも、メフィラス星人二代目の来ているTシャツのデザインを「微妙」と言ったばっかりにマンダリン草で攻撃されて身動きの取れない状態にされてしまう(25話でもマンダリン草の仕込まれた自販機に襲われている)。
第18話ではガッツによって隠し撮りされた赤面写真が登場した。
第21話では、スカイドンから睡眠をとる際に抱き枕の代わりになってほしいと頼まれるが…。
第31話ではゴモラが作った穴に頭から転落して抜け出せなくなっていた。
第37話では空を飛んでいたところをペガッサ星人が操作した生命カメラの餌食になって魂を抜き取られ、危うく死にかける事態に。
また、屋上によく足を運ぶせいかマグマ星人と関わり合いになることが多い。
原典同様、母親とはよくケンカしているらしいが、母親がクリスマスにサンタのコスプレをしていたことに辟易するようなことを言いつつ自身もサンタの帽子を被って浮かれていたり、メトロン商店のマスコットに抱き付いて写真を撮って浮かれたり(その後、中身がマグマ星人であることに気づいてしまい、翌年には見かけてもマスコットに近づこうとはしなかった)と実際にはかなりの似た者親子である様子。
また、パソコンのキーボードの入力に苦労している描写があり、電子機器の扱いはあまり得意ではないようだ。
54話では学園に襲撃してきたシャドウにハネジロー共々襲われかけるが、マグマ星人に助けられて辛くも難を逃れる。
第11話、43話、44話、54話、55話で登場(37話でもペガッサに撮られた写真の被写体として登場している)。
初登場したエピソードではメカギラスやガタノゾーアとサーベル暴君について話していた。
実はシャドウたちの動向を探っている怪獣娘の1人で、44話ではシャドウと戦闘していたレッドキングとキングジョーに差し入れを持ってきた。彼女自身の戦闘力はほぼ皆無に近いが、レッドキングは彼女に手懐けられているらしく、頭が上がらない(48話では「怒らせたらいけない子」とまで言われている)様子。54話~55話では(恐らく)ベムラーから受け取ったソウルライザーを学園へと持っていこうとしていたが、戦闘力の低さ故に断念、たまたまその場に居合わせていたゴモラトリオに後を託した。
学年については言及されていないため不明。
第13話、14話、16話、25話、26話、30話、39話、50話、54話で登場。
原作やもう1つの擬人化漫画と違ってかなりのアホの子として描写されており、ゼットン星人を、「自分のお金を呑みこんだ自販機で当たりを出した」というだけの理由で一方的に逸材だと判断し、ゼットンを通じて彼女を自身の率いるメフィラス軍団(ただし、現段階ではメンバーは彼女しかいない)に引き入れようとした。また、オリジナルデザインのアイテムを多数販売しているが、デザインセンスが壊滅的であるため、殆ど売れておらず、在庫の山に圧迫される日々を送っている。しかし、当初からゴモラからは気に入られており、さらに第50話ではクリスマスのプレゼントとして方々にグッズを配って回ったところ、一部でメフィラスTシャツのぷちブームが起きた。
一応、メフィラス軍団は部活動という名目で活動していたらしいが、部員が5人に満たなかったため、第25話で尽力(?)虚しく廃部に追い込まれてしまった。
常に不遜な態度を崩さず、自らを「紳士」と称しているが、メフィTを着た時の写真をネタにベムスターを脅したりと、時に姑息な手段を使うこともある。また、耳(メフィラスイヤー)を触られるのが苦手で、ここを触られると力が抜けて変な声が出てしまう。
「めふぇぺろ」という、どこかで聞いたことのあるネタを披露している。
35話でもバードンに撮影された写真の中に彼女が写っているものがある。
54話では二代目と共に学園に侵攻してきたシャドウを勧誘しようとしたが、言葉の通じないシャドウにそんな手段が通用するはずもなく、2人仲良く餌食となった。
第14話、16話、25話、30話、50話、54話で登場。メフィラスの妹(ただし、作中では「二代目」としか呼ばれておらず、彼女もメフィラスのことを「初代」と呼んでいる)。第13話の時点でその存在は語られていたが、その次の回で晴れて初登場となった。
姉と共に新作アイテムの開発に勤しんでおり、「私のチェックは甘くない」と豪語する自信家。しかし、実際には姉に負けず劣らずの壊滅的なデザインセンスのため、正直何の役にも立っていない。Tシャツを「微妙」と酷評したザンドリアスをマンダリン草でこっそり攻撃して昏倒させるなど、微妙に狡猾な面も見せている。
第18話ではガッツが隠し撮りした足の写真のみ登場している。
原典同様、こっそりマンダリン草を仕込んだ自販機(通称「安田くん」)を作っており、部室に隠していた。
54話では初代と共に学園に侵攻してきたシャドウを勧誘しようとしたが、言葉の通じないシャドウにそんな手段が通用するはずもなく、2人仲良く餌食にされてしまった。
第17話で登場。
年に一度、ハロウィンの日に生徒たちから夢を吸い取っている魔女。生徒たちから夢を吸収しようとするが、夢の内容が理解不能なほどぶっ飛んでいたり、刺激的すぎてパニックに陥ったり、悲壮感漂う内容に涙を流したりといった具合でうまくいかず、計画は頓挫。
なお、彼女自身の夢は「綺麗なドレスで素敵な結婚式を挙げる」というかなり乙女チックなものであった。
37話でもペガッサの撮った写真の被写体として登場している。
第18話でガッツがどのように写真を撮っているかを説明する際に登場。
「ブルブルーッ」という独特の鳴き声(?)が特徴。
その後、54話で再登場し、マグマ星人や怪獣図鑑制作部のメンバーと共にシャドウの侵攻を受けた校舎から避難していた。
いずれも第18話でガッツが隠し撮りした写真のみ登場。
キングジョーⅡは、55話でゼットン星人が連れてきた増援の1人としても登場した。
第19話、25話、26話、29話、34話で登場。
「標本おじさん」というカプセル入りフィギュアの収集に勤しむ女子生徒で、1日1回販売機を回すことで気長にフィギュアをコンプリートしようとしていた(あと2種でコンプリートできるところまで来ていた)が、徐々に欲望を抑えきれなくなり、最終的には有り金を叩いて販売機を回し続けたものの、結局コンプリートすることはできなかった(単行本第2巻のキャラ紹介では「ギャンブラー気質がある」と書かれている)。
ベムスターからは「ダダちゃん」と呼ばれており、互いに顔見知りの様子。恐らく、ベムスターやゴモラと同学年だと思われる。
また、メフィラス星人とも知り合いらしく、「メフィラス軍団」設立に協力していたことが明らかになっている。
29話では「標本可愛い女の子シリーズ」という新シリーズのコンプに挑戦していたが、小遣いを使い果たしてしまい、ゴモラとベムスターに「2人の財力 お借りします!!」とどこかで聞いたようなセリフで頼み込んだが、あっさり拒否された(ちなみに、ダダは後に名前と写真のみではあるが『オーブ』本編に登場を果たしている)。
34話では、欲しかったシクレをテンペラー星人がゲットするのを目の当たりにしてしまい、愕然としていた。
第21話、22話、27話、30話、37話、42話に登場(第18話にもガッツ星人によって盗撮された写真が登場している)。
寝ることが大好きで、質の高い眠りを実現するために、抱き心地の良い相手を探している。校内でも「幾人もの生徒を抱き枕にしている抱き枕ハンター」として噂されているらしい(ただ、本人は「その呼び名はちょっと恥ずかしい」と話している)。
以前からザンドリアスに目を付けており、彼女の抱き心地を確かめようとしたほか、30話ではメフィラスの触り心地を確かめようとした。42話では穴につっかえて身動きの取れなくなっていたベロクロンに目を付け、写真を撮ったり、お尻を直に揉んだりといったセクハラ紛いの行動を行った。
原作同様、一度眠るとなかなか起きない。また、体型や体格は他の女子生徒とさほど変わりはないが、歩くたびに地響きが起き、床にヒビが入る描写があることから、かなりの体重の持ち主のようである(実際、眠っている彼女の下敷きになったザンドリアスは、流石に潰されなかったものの目を覚ましてもらうまで身動きが取れなかった)。
ジャミラとは仲が良く、一緒に食事をするほどだが、ジャミラが命の危機に瀕しているのに「見ていて面白い」という理由で助けようとしないなど度が過ぎた悪戯好きで微妙に薄情なところがある。
第22話、27話、37話に登場。
不良染みた外見と言動が目立つが、根は純情な性格の持ち主。
相変わらず水が苦手だが、強がりな性格が災いしてゴモラに対して「水なんて怖くない」とうっかり大見得を切ってしまい、それがきっかけで数々の無理難題を吹っ掛けられそうになる。
逆に熱には強いようだが、さすがにゼットンの放つ1兆度の火球には耐えられない模様。
37話ではペガッサから写真のモデルにされるが、「艶が足りないから水を被って」という無茶苦茶な注文を付けられて狼狽していた。
スカイドンとは仲が良く、一緒に食事をしている。
24話、30話、52話、53話、55話で登場。ウインダムの友人。
好奇心旺盛な性格で、学園の近くでUMAが現れたことを聞き、ウインダムやアギラを引き連れて三人組でUMAを捕まえようとした。一方で語彙力が低く、UMAのことをUGMやMATと間違えていたり、「侵略」という言葉の意味が分からなかったりしている。
エレキングの強さに対して憧れを抱いている。
シャドウが襲撃してきた際には、一度はウインダムと共に逃げ出したものの、その後ゼットン星人に呼び集められた増援の1人として、他のカプセル怪獣と共に戦闘に参加した。
実は、連載直前に発売された単行本第2巻の冒頭カラーページでも、ウインダムの後ろに頭の一部が写っている。
24話、30話、52話、55話で登場。ウインダムやミクラスの友人。
寡黙なダウナー系に見えて、ミクラス同様、興味のある物事に対しては並ならぬ情熱を持つタイプで、ミクラスと一緒にいると何をしでかすかわからないという危うさも持つ。
30話ではスカイドンがメフィラスと一緒に寝ているところをうっかり目撃してしまい、ショックを受けつつも「よく分からないけれどなんかスゴいものを見ちゃった気がする…」と顔を赤らめながら呟いていた。
55話では他のカプセル怪獣と共にシャドウジェネラルと思われる敵に立ち向かう様子が描かれていた。
実は、連載直前に発売された単行本第2巻の冒頭カラーページでも、ウインダムの後ろに頭の一部が写っている。
24話、52話、53話、55話で登場。
湖に潜伏し、「闇と共に現れる」と言われる謎のUMAを確保しようとしていた。
手にした鞭状の武器で相手を絡めとることができる。
ミクラスからは「カッコいい人」として尊敬されている。
シャドウが襲撃してきた際には、近場にいたカプセル怪獣たちを逃がすための囮となり、そのまま捉えられてしまうが、ゴモラがソウルライザーを送り届けたことで救出され、そのままEXモードへと強化変身して戦いに臨むことになる。
28話、54話で登場。
産卵に適した体を持つ女性の身体を探し求めていたところ、ガッツ星人と遭遇、彼女を執拗に追い回すことになる。
殺虫剤が苦手なのが最大の弱点で、最後はゴモラの用意した殺虫剤をガッツに浴びせられそうになり退散した。
強引なストーカー体質だが、ガッツ星人が反論に徹した途端に弱腰になったり、弱点を指摘されたとたんに露骨に動揺したりと相手からの押しには弱い。
54話ではシャドウに襲われている様子が描かれている。
第29話、37話、39話、50話に登場。
友人のブラックキングと共にメトロン商店でウィンドウショッピングを楽しんでいた。
ブラックキングのことが好きらしく、彼女からの頼みには滅法弱い(彼女自身も「チョロ過ぎる自分が憎い!」と嘆いていた)。
37話でもブラックキングと共にペガッサの写真のモデルとして登場する。
第29話、37話、50話、55話に登場。
原典とは異なり、ナックル星人とは友人という間柄の模様。
ナックル星人に対して、何かしら特別な感情を抱いていることを匂わせる描写がある。
クールな外見や喋り方に反して、クリスマスに大はしゃぎするなど中身は子どもっぽい。
37話でもナックル星人と共にペガッサの写真のモデルとして登場する。
55話ではゼットン星人が呼び集めた増援の1人として登場し、同じく刀を武器に戦うガルタン大王と共に、シャドウビーストと思われる敵に対して戦いを挑んでいた。
第32話、39話、42話、54話に登場。
パソコンやスマートフォン等の電子機器の扱いが大好きな女子生徒で、ブログも開設している。
ザンドリアスやバキシムの友人で、彼女たちからは「ハネちゃん」と呼ばれている。
基本的に「パム」としか言わないが、片言ながらも言葉を発することは可能。
とある出来事がきっかけでマグマ星人のことを気に入り、彼女と友人になる。42話では2人で楽しそうに買い物をしており、親睦を深めている模様。
54話ではシャドウに襲われる(自身に危害を加える存在であることを知らなかったのか、直前まで写真を撮ってマグマ星人に通信アプリを介して見せびらかしていた)、ザンドリアスと共に校舎を逃げ回っていたが、マグマ星人に助けられて事なきを得る。
第34、39、44話、55話に登場。
極悪なことをすることをモットーとしている宇宙人。語尾に「~なのだ」とつけて喋るのが特徴。
極悪であると自称していながら、実際には交通ルールを守って道路を歩いたり、1日中家でダラダラしていたりと極悪な行為とは程遠い生活を送っており、相棒の猿からも呆れられている。
55話ではゼットン星人に呼び集められた増援の1人として登場した。
第35話、45話で登場。
初登場した際にはSNSに投稿された写真の被写体として登場していた。
本格的に登場するようになったのは45話から。ある日目を覚ますと突然姿が変わっており、困惑することになる(姿が変わった理由は不明。本人は脱皮ではないかと推測しているが、彼女の姿が変わる直前に街中で特異点の発生が確認されており、このことと何か関係があるものと思われる。)。
いずれも35話でSNSに投稿された写真の被写体として登場。
第36話、42話、55話で登場。
純粋かつ天真爛漫だがどこか抜けたところのある少女。
同じヤプール一味であった原作での設定を反映してか、バキシムやベロクロンの妹分という設定になっている。
他の怪獣娘たちから必殺技を集めており、相手からエネルギーを吸収することで光線技などであれば自在にコピーすることが可能。
しかし、原典のようにコピーした技を完全に使いこなせているわけではなく、さらに尻尾など自分の体にない部位を使わないと使用できない技はコピーできないという弱点も存在する。
55話ではゼットン星人に呼び集められた増援の1人として登場。この時、増援として現れた怪獣娘たちが空間をガラスのように割って出現しているが、これはエースキラーの能力によるものと思われる。
第37話で、ガッツ星人の撮った写真の被写体として登場。
全員『ウルトラマンガイア』のキャラクターである。
第38話、44、45話、48話、53、54、55話で登場。
Gゲートの出口と思われる場所で、キングジョーと共に襲撃してきたシャドウの掃討に当たっている。ゼットン星人とも顔見知りの模様。
シャドウが本格的に侵攻してきた際には、力及ばず一度は捕らえられてしまうが、ゴモラが仲間の力も借りてソウルライザーを届けたことで脱出に成功し、EXモードへと強化変身して再びシャドウへ戦いを挑む。
アニメ版のベニオと同様、実は可愛いものが好きという一面があり、本人はそのことを周囲に隠そうとしているが、実際には誰もが知っている公然の秘密と化しており、そのことを知って愕然としていた。
これ以前にもモブキャラとして頭の一部らしきものが映っているシーンがあったことから、学園の生徒の1人であると思われる。また、30話のとある一コマでゼットン星人の自室に散らばっていた雑誌の1冊で表紙を飾っていたり、34話でゲームソフトのキャラクターとして登場するなどしている。
第38話、39話、44話、45話、48話、53話、54話、55話に登場。
Gゲートの出口と思われる場所で、レッドキングと共に襲撃してきた謎の敵の掃討に当たっている。ゼットン星人とも顔見知りの模様。一応学園の生徒であるらしく、39話で登場した際は、ゴモラに「オオサカジョー」なるものについて説明している。
シャドウが本格的に侵攻してきた際には、力及ばず一度は捕らえられてしまうが、ゴモラが仲間の力も借りてソウルライザーを届けたことで脱出に成功し、EXモードへと強化変身して再びシャドウへ戦いを挑む。
これ以前にも第2話で怪獣図鑑に掲載されており、第18話ではガッツに隠し撮りされたへその写真が登場している。
第40話、50話で登場。
地中のピラミッドを拠点に活動している怪獣娘。外見は年若い少女だが、冷凍睡眠を繰り返しながら生きてきたため、実際には見た目以上の高齢であると思われる(ミズノエノリュウからは1万年以上ピラミッドに引きこもっていると言われている)。
自分と同じく地中で引きこもり染みた生活を送っているミズノエノリュウとは出会えば憎まれ口をたたきあう仲だが、一緒に食事をしながら映画を観たり、2人で慎ましくクリスマスパーティーをしたりと、不仲というわけでもない様子。
定期的にオリオンガスを摂取しているが、本人曰く「あのガスないと私死んじゃう」とのこと。
第41話、50話で登場。
学校の花壇で剣輪草を栽培しており、収穫後にこれをブーメランのように使用するための練習をしていたが、誤って剣輪草が頭に当たってしまい、瀕死の重傷を負ってしまう。
その後、怪獣墓場に迷い込み、浮遊大陸へ向かおうとしたところをシーボーズに留められて何とか生還を果たすが……。
50話ではメフィラス姉妹からプレゼントされたTシャツを着て街を歩いていた。
第42話、55話で登場。
メトロン商店から学校へ戻る途中、塀に空いた穴を通って近道しようとするが、お尻がつっかえて抜けなくなってしまい…。
55話ではゼットン星人が呼び寄せた増援の1人として登場し、シャドウビーストと思われる敵に対してミサイルの集中砲火を浴びせていた。
エースキラーからは「ベロ姉ちゃん」と呼ばれている。
第43話で登場。
変身能力に長けた少女で、ゴモラと共に様々な怪獣娘の姿に変身して悪戯しようとするが、外見こそ似せることはできても能力まではコピーできないという弱点が露呈してしまい、失敗に終わる。
49話、55話で登場。
ゴモラやベムスターたちのクラスの担任。
55話ではゼットン星人が呼び寄せた増援の1人として登場し、シャドウと戦った。
第54話で登場。
学園に襲来してきたシャドウに襲われ、捕らえられていた。
第54話で登場。
シャドウ襲撃の際に、マグマ星人やゼット星人、ザンドリアスらと共に校舎から大慌てで逃げ出していた。
学校外
第7話、19話、26話、29話、34話、37話、42話、50話に登場。
「メトロン商店」の店主。
第4話では怪獣図鑑にメトロン星人と思しき人物について書かれているページがあるが、彼女と同一人物かは不明(もしかすると卒業生なのかもしれない)。
基本的には優しい良き店主なのだが、侵略用の兵器として使用されていた生命カメラを入荷して店で販売したり、43話でゼットン星人に赤い結晶体を提供していたらしいことが明らかになる等、時折恐ろしい側面を見せることも。
第27話、31話、50話に登場。
Jr.っちなる人物(単行本では「謎の機関」とされた)に命令されて学園近辺に派遣され、侵略活動を進めているが、マイペースで相手に乗せられやすい素直過ぎる性格故、まったく進展していない。
27話では円谷学園を襲撃しようとしたが、道に迷ってしまい途方に暮れていたところ、ガマちゃんのグッズを発見し、これを非常に気に入る。たまたま近くを通りかかったゼットンとすっかり意気投合して仲良くなり、襲撃作戦のことも忘れて買い物を楽しんでいた(当然、Jr.っちにはあとでこっぴどく叱られた模様)。
31話では情報収集のために再び出撃するが、ゴモラに巻き込まれる形でガッツ星人からひどい目に遭わされてしまい、「もうお嫁にいけないでーす!」と泣き叫びながら撤退していった。
50話ではメフィラスTシャツを着て街を歩いていた。
原典同様、分離・合体能力を備えており、その様子を見たゴモラから感心されていた。単行本3巻のキャラ解説では「機械少女」と設定されており、他の怪獣少女たちとは異なり、どうやら生物ではないようである(アンドロイドのようなものか?)。
第40話、51話、52話、53話、55話で登場。
ゴモラとは昔馴染みらしく、「ベムラー姉ちゃん」と呼ばれている(このため、少なくともゴモラやベムスターよりかは年上である模様)。
初登場時は「BEAST THE PIZZA」というピザ屋の店員で、ミズノエノリュウの家に出前のピザを届けに来た。ゴモラ曰く、「定職に就かずフラフラしている人」とのことだが、それは表向きの顔であり、実際は依頼を受けて密かにシャドウに関する調査を行っていた。その過程で守護者であったミズノエノリュウからソウルライザーを託され、自身も55話でシャドウとの戦闘に参加する。
第41話で登場。
浮遊大陸の近辺にいた怪獣娘(学園との関わりについては今のところ不明)。
迷い込んできたケンドロスに対して、「あそこに行ってはいけない。あなたにはまだ早すぎる」「あなたにはまだ帰るべき場所がある」と必死に説得し、クレイブゲートを通して彼女を現世へと送り返す。
謎の惑星:ブラックスターから侵攻してきた円盤生物とその指揮官。何らかの目的のために活動しているようだが、その目的はブラック指令のみしか知らないらしい。
当初は番外編の販促漫画にのみ登場していたが、劇場版で主役を張った縁からか、46話以降は遂に準レギュラーへと昇格した。
ノーバとシルバーブルーメは、姿こそ擬人化されているが、原典と同様、円盤形態に変形することも可能な模様。
登場した時は、侵略はおろか日常生活すらまともに送れない(曰く、「このままだと(住んでいる)アパートから追い出される」)ほど困窮しており、単行本第2巻の製本作業のアルバイトをして何とか生活費を稼いでいる有様であった。その後、単行本3巻発売記念の番外編に登場し、本作にしては珍しくコアなメタ発言を連発して読者の笑いを誘った。
なお、46話にて彼女たちの居住しているアパートはメトロン商店の2階にある貸家であったことが判明している。
53話で、Gゲートを通ってやってきた謎の怪獣娘とシャドウたちに遭遇、抵抗むなしく全員捕らえられてしまう。なお、ブラック指令はシャドウについて何か事情を知っているようなそぶりを見せていたが…?
第47話で登場。
雪山に住んでいる怪獣娘で、ベムスターの友人。
雪山に飽きたので、気分転換に夏を満喫しに来た。
ユッキーという雪だるまを持っているが、夏の暑さで溶けてなくなってしまった(その後、雪解け水と浜辺の泥を使って、泥団子として復活した)
第47話に登場。
ウーとベムスターの訪れた海水浴場の沖合に浮かんでいた。
一応怪獣娘のはずなのだが、ベムスターからは「クラゲ」呼ばわりされていた。
第48話から登場。クレイブゲートの近くで発見された怪獣娘で、メカゴモラと同様ゴモラとは別人。ゴモラトリオの一員でもある。
レッドキングとゴモラの特性を受け継いだ怪獣娘で、性格もレッドキングに似て男勝りのオレっ娘。原典同様、必殺技はスカル振動波で、決め台詞は「これでエンドマークだ!」
本作では悪役ではなく、レッドキングやキングジョーと共にクレイブゲートを通じて侵攻してくる謎の敵に立ち向かおうと考える等正義感にあふれた性格の持ち主として描かれている。レッドキングたちが敵に捕らえられた際には、ピグモンからの依頼を受け、ゴモラ・メカゴモラと共にソウルライザーを送り届けるという大役を任され、奮戦する。
第50話、54話で登場。
メフィラスTシャツを着て街中を歩いていた。
54話ではシャドウに襲われている様子が描かれていた。
第50話で登場(ただし、その前から存在自体は言及されていた)。ザンドリアスの母親。
娘に似て年齢の割にかなり子供っぽい性格で、見た目も非常に若々しい。
メトロン商店のケーキ販売を手伝うなど、接客業が得意であることが窺える面も。
いずれも第51話のラストで登場。
シャドウの動向を監視している怪獣娘の一員のようである。
第52話、55話で登場。
アギラたちカプセル怪獣の後輩で、密かにカプセル怪獣への仲間入りを狙っている。
原典同様、1分間活動した後は50時間の休眠を必要とする。
55話ではカプセル怪獣たちと共にシャドウジェネラルと戦闘していたが、1分間しか活動できないために次のページでは怪獣ボールに戻ってアギラに回収されていた。
第52話で登場。
ベムラーが調査に訪れた謎の遺跡を案内していた。
しかし、遺跡の壁画の一部を「辛気臭いから」という理由で勝手に描き換えてしまう等、文化財保全の観点からすると大問題とも言えることもやらかしている。
ヒッポリト星人 / パワードゼットン / ガーゴルゴン / ガルタン大王
第55話で登場。
シャドウビーストに苦戦するゴモラトリオへの増援としてゼットン星人が呼び寄せた怪獣娘で、ガルタン大王以外はエースキラー、テンペラー星人、キングジョーⅡ、パワードバルタンと共に時空を破って出現した。
番外編の『ウルトラマンジード』の販促漫画に登場した、本編のペガ本人。
劇中に登場するペガッサ星人とは異なった容姿をしている。
なぜか巨乳な姿に擬人化(&女体化)されており、そのプロポーションの良さを買われてか、シルバーブルーメからリクとのお風呂動画の撮影を持ちかけられてしまう。
ブルーメはペガのことがすっかり気に入ったらしく、49話でGゲートを(勝手に)使用して彼女(?)に会いに行った。
番外編の『怪獣娘(黒)』の宣伝編のラストに登場。
メトロン商店の貸家の住人で、ブラックスターズとはお隣さん同士。
『SSSS.GRIDMAN』の宣伝の準備をしていた。
ブラックスターズの面々とは隣近所同士交流があり、49話ではシノビラーが(おそらく宣伝の一環として)ブルーメとノーバにアクセスフラッシュのポーズを教えていたことが明かされている。
???
第53話より登場した謎の怪獣娘で、本作の実質的なラスボス。
Gゲートを経由して突如出現し、シャドウおよびシャドウビーストの軍勢を引き連れて、怪獣娘たちの暮らすこの世界を侵略しようともくろむ。
現時点ではその正体や目的は不明だが、その風貌は宇宙の歪みから生まれた悪魔とかつてそれに対峙した伝説の戦士を思わせるものになっている。
その他
怪獣
第13話でメフィラスの背後にシルエットで登場。
第20話でゼットン家の臼として登場。
第20話でベムスターとゴモラがどちらが節分の鬼の役になるかを話し合う際に背景に登場した。
第20話でゴモラがコスプレをした。
自動販売機(安田くん)
メフィラス二代目が作ってこっそりメフィラス軍団の部室に隠していた自動販売機。
原典同様、内部にマンダリン草が仕込まれており、中の飲み物を買おうとする相手を突き刺して昏倒させる。
制御が難しいらしく、二代目も手を焼いており、メフィラス軍団の部室が没収された後は野生化して無差別に生徒たちを襲いまくる恐ろしい存在になってしまった。
30話では勧誘用に新たに作られた後継機(?)「鏡モチ型ミニ安田くん」が登場している。
第29話で、クリスマスケーキのデコレーションの1つとして登場。
第29話で、メトロン商店のおもちゃ売り場に人形が置かれていた。
ちなみに、どちらもクリスマスと何かしら接点を持っている怪獣である。
30話で、ミクラスの持っていた凧に描かれていた。
第33話で登場。街の中心部に毎年花を咲かせる巨大植物。
大量の花粉をまき散らすため、毎年春先に花粉症の被害をもたらしている(作中の登場人物の反応を見る限り、原典とは異なり花粉そのものには毒性はないようだ)。
巨大だが、植物故か耐久性はそれほどでもなく、最期はゼットンの火球を浴びて跡形もなく焼失してしまった。
ちなみに、これまで映像作品には何度か登場してきたジュランだが、ウルトラシリーズの漫画に登場するのはこれが初となる。
33話で、メトロン商店の目薬の広告に描かれていた。
猿
第34話、39話、44話、55話で登場。
テンペラー星人の相棒である、シンバルを持った猿を象った小型ロボット。
目にかけたサングラスがチャームポイント。動力源は単一電池。
一向に極悪なことをしようとしないテンペラーに対しては少々呆れている様子だが、単行本第3巻巻末のキャラ解説によれば、基本的に良き友人関係を築いてはいるようだ。
55話でもシャドウとの決戦に主人と共に駆け付けた。
元ネタは、『ウルトラマンタロウ』でテンペラー星人の宇宙船に置かれていた猿の玩具(わんぱくスージー)。
43話でレッドキングの眺めていたぬいぐるみとしてガヴァドン(A)が登場。
また、45話ではツインテールの姿が変わったのを見たゴモラが「恐怖の宇宙線を浴びたとか?」と発言している。
ご存知、円谷プロダクションの広報担当のマスコット。
43話でレッドキングの眺めていたぬいぐるみとして登場している。
バキシムやエースキラーの母親。
しかし、作中ではそれ以上の言及はなく、どのような人物なのかははっきりしていない。また、劇中では“ヤプール”という名前は出てきておらず、“ママ”としか呼ばれていない。
また、第45話ではツインテールの姿が変わったのを見た改造ベムスターが「巨大ヤプールさんに改造されちゃった?」と発言している。
中盤以降その存在が確認された謎の敵で、Gゲートを通ってこの世界を侵略しようとしては、レッドキングやキングジョーらに阻止されていた。
しかし、その後、謎の怪獣娘に率いられて大量のシャドウが出現し、この世界を危機に晒すことになる。
アニメに登場したシャドウとまったく同じ外見をしているが、関連性は不明。また、アニメでは登場しなかった、スカルゴモラのような風貌をした巨大な獣人型の個体も登場している。
地球人・ヒューマノイド
3巻発売記念の番外編で登場。
『ウルトラマンオーブ』で主人公のクレナイ・ガイ役を演じた俳優で、ブラック指令は『オーブ』でのある出来事をきっかけに彼のファンになったらしい。
久野千草
『ウルトラマンギンガ』および『ウルトラマンギンガS』に登場したアイドル志望の少女。
37話でメトロン商店にかけられていたカレンダーに描かれていた(恐らく、アイドル好きのメトロン星人が登場したことに因んだ小ネタであると思われる)。
サロメ星人へロディア / 杉田アリサ / 山瀬アスナ / レム(人間態) / 愛染マコト(チェレーザ)
いずれも49話でシルバーブルーメが訪れた世界の住人として登場。
彼らの登場シーンを見ると
- へロディア:基地内の椅子に腰かけている
- アリサ・アスナ:廃工場内で何者かと戦っている(アリサはヘルメット未着用)
- レム:人間態の姿で銀河マーケットを訪れている
- 愛染:ケバブを食べるシルバーブルーメを尻目に飛行マシンで空を飛んでいる
となっており、どれもメカゴモラが登場したエピソードの1シーンを意識したものであることがわかる。
用語
地名
私立円谷学園(しりつつぶらやがくえん)
作中で登場キャラが通っている学校。建物の外観は『ウルトラマン』の科学特捜隊日本支部のものとまったく同じ。
明言はされていないが、作中の生徒たちの外見や描写などから中学校か高等学校である可能性が高いと考えられる。
教員も怪獣娘で構成されているらしく、49話でゴモラたちのクラスの担任としてパワードバルタンが登場した。
字の読みに関して、円谷を「えんや」と誤っている者もいる。
メトロン商店・メトロン屋
メトロン星人の経営する店。
野菜や肉、ピザなどを売っていることから、食品店だと思われるが、菓子類やスイーツ、眼鏡、玩具やゲームソフト等も取り扱っているなど、どちらかといえばデパートのような側面が強い。店の外観は田舎にありそうな駄菓子屋。
店の前にはカプセルトイの販売機が置かれており、ダダが入り浸ってる。
他にも多くの生徒たちが利用している描写があり、憩いの場になっているようだ。
42話と50話では「メトロン屋」というパン屋が登場しており、こちらもメトロン星人が店主であることから系列店のようだ。
また、47話では「海のメトロン屋」という海の家が登場している。
L77学園
第11話で言及された私立円谷学園とは別の学校。マグマ星人によって壊滅させられたと専らの噂。
名前の由来は、ウルトラマンレオとアストラの故郷であるL77星。
地球から1000万km離れた宇宙空間に存在する正体不明の惑星で、ブラック指令と円盤生物の故郷。
死んだ怪獣たちの魂が集まると言われる宇宙の吹き溜まり。本作では『ウルトラ銀河伝説』以降の設定に基づいた描写がなされており、怪獣たちの魂が眠っているとされる浮遊大陸や、別宇宙へと通じるとされるクレイブゲート(作中では“Gゲート”と呼称)なども存在する。シーボーズはここの番人のような存在らしく、何らかの要因でここへ迷い込んで来た者たちを元の世界へと送り返している。
本作では第41話で臨死状態になったケンドロスが迷い込んだ謎の場所として登場するが、それ意外でも第38話や第48話でGゲートが登場し、ここを介して作中世界にシャドウが襲来してきているらしいことが示唆されていた。
また、ブラック指令たちの住む貸家の押し入れにもGゲートが隠してあったが、53話ではここを通って謎の怪獣娘とそれに率いられた大量のシャドウが出現し、世界を危機に陥れる。
また、ミズノエノリュウはこのGゲートを守護する立場にあったらしいことが53話で判明している。
アイテム
怪獣図鑑
私立円谷学園の刊行している書籍。作中の説明から、卒業アルバムのようなものだと思われるが、謎に包まれた怪獣たちの生態が詳細にまとめられており、資料的な観点から見ても非常に価値の高いもののようだ。なお、ガッツ星人が個人的に作成している「裏・怪獣図鑑」なるものもある様子。
ガマちゃん
第5話に登場した、汐吹き怪獣ガマクジラのマスコット。
誰もが口をそろえて「可愛くない」というほど、奇天烈な外見をしているが、ハマる人はとことんハマってしまう独特の魅力があるらしく、ゼットンは知らず知らずのうちにグッズを集めていた。筆記用具各種のほか、トートバッグやカプセルトイにプリントTシャツやゲーム等、非常にグッズ展開の幅が広い。テレビ番組も放送されている模様。
ビルガモやゼットン星人もこのマスコットを気に入っている。
ガマちゃんのファンは「ガマラー」を自称しているらしい。
タガールのマスコット
第5話に登場した、大ダコ怪獣タガールのマスコット。
こちらもやはり全然可愛くないのだが、ゴモラはなぜかこのキャラクターに病み付きになったようで、ゼットンとどちらが可愛いかで張り合っていた。
ガマちゃんとは異なり、こちらは第6話以降、一切登場していない。
カップ焼きそばタコヤング
第7話で初登場し、その後も作中でしばしば登場するカップ焼きそば。妹に昼飯を抜きにされたゼットン星人がよく食べているほか、第15話ではウインダム、ライブキング、ベムスターも口にしていた。
ちなみに、連載時は「パヤング焼きそば」という名称であった。
特別な肉
第12話と23話でその存在が語られた肉。
「ケ…」で始まる動物の肉らしいが、パッと見は普通の肉と区別がつかない。23話で、とある火山の近辺でよく採れるらしいことが語られている。
ゴモラたちは何の肉なのか知りたがっているが、バードンは「世の中には知らない方がいいこともあるんですよ」「ひみつです」等と言ってはぐらかしており、真相を話すことを拒んでいる。
メフィラスグッズ
メフィラス姉妹が制作しているアイテム群。
デザインセンスがイマイチなため、あまり売れておらず、メフィラスの自室(?)には在庫の山ができている。
現段階でサングラス、メフィラスこけし、だるまメフィラス、メフィラスペナント、ちょうちん、メフィT(Tシャツ)、メフィ耳(つけ耳)の7種類が確認されているが、カタログには他にも帽子やトートバッグなども載っている。
50話では「めふぃ~ん」や「I♡メフィラス」等と書かれた、どこかで見たようなデザインのTシャツが登場した。また、このエピソードでは在庫処分のためにクリスマスプレゼントと称して手当たり次第に配りまわった結果、一部でメフィTのプチブームが起こるという事態が起こった(Tシャツのデザインと併せて考えると、恐らく『R/B』18話のオマージュと思われる)。
標本おじさん
第19話で登場したガシャポンのフィギュアのシリーズ。リアルな造形で人気があるという。
作中で確認できたものは白衣を着用していた。元ネタは「人間標本5・6」に登場した宇宙線研究所の所員だろうか。
29話では「標本可愛い女の子シリーズ」という新シリーズが登場。こちらは現在第2弾まで展開されているようだ。ちなみに、こちらの元ネタは『ウルトラマンX』にて「地球が滅びる前に可愛い女の子を集めようとしていた」という展開に因んだものと思われる。
第29話でナックル星人が玩具を手にしていた。
ちなみに、ナックル星人とブラックキングは実際に『オーブ』に登場していたりする。
第31話で、ゴモラが掘り出したガラクタとして登場。
こんなものが近くに埋まっていて学校は大丈夫なのだろうか…。
ブニョまんじゅう
31話で登場した人気のおやつ。その名の通り円盤生物ブニョを模した形をしている。
食感はプニプニらしい。登場した時点では新作のカニ味が発売されていた。
マスク
花粉症に悩まされたゴモラがメトロン商店で入手したマスク。
抜群の遮蔽性を誇るが、花粉だけでなく声も遮断してしまうため、会話ができなくなるという欠点も抱えている。
かつて『ウルトラマンレオ』でアシュランが郷秀樹に装着させたもの(上の画像)や、『ウルトラマンX』でグア軍団がショウに装着させたものと同じデザインである。
目覚まし時計
34話でテンペラー星人の自室に置かれていたデジタル時計。
『ウルトラマンX』に登場したエクスデバイザー(若しくはジオデバイザー)と同じ形状をしている。
BIO COMPUTER E90
34話でテンペラー星人の自室に置かれていたファミコン型のゲーム機。
ウルトラ怪獣倶楽部
34話でテンペラー星人が遊んでいたゲームソフト。主人公はレッドキングのようだ。
元ネタはかつてゲームやパチスロなど多彩な展開を見せていた『ウルトラマン倶楽部』。
ゴルゴダスタンプカード
エースキラーが技をコピーさせてくれた相手に渡しているスタンプカード。
スタンプを5個集めると、すごいグッズ(本人談)と交換できるらしいが…。
ゴルゴダくん
上記のスタンプカードでスタンプを5個集めた時にもらえる豪華商品。
十字架に目と足が付いたような奇怪な姿をしている。劇中ではフィギュアと抱き枕、LINE(?)のスタンプが登場した。
宇宙植物ルグス
『ウルトラマンジード』で地球に潜伏していたフック星人が密かに栽培しようとしていた植物。催眠性の花粉を放出する能力を持つ。
37話でメトロン商店の店の奥に置かれていた。
眼兎龍茶
『ウルトラマンマックス』でメトロン星人がカイト隊員に勧めた飲料。
37話でメトロン商店で売られていた。
生命カメラ
第37話で登場。
かつてワイルド星人が侵略用に使用したものの同型機で、被写体から生命を吸い取るという恐るべき機能を持つ。こんな物騒な代物でありながら、普通にメトロン商店で販売されていた。メトロン曰く「最近発掘された」とのこと。
剣輪草
第41話で登場。
ケンドロスが学校の菜園で栽培していた植物で、回転させることで風を起こしたり、ブーメランとして利用できたりと割と多機能。
ライブキングが頻繁に訪れては食べてしまっていたため、栽培には相当苦労したらしい。
メとロンパン
第42話で登場。
メトロン商店で販売されている菓子パンで、1個170円。
外見はメトロン星人の円盤の形をしたメロンパン。赤い粒が入っているらしい。
かなり美味しいらしく、劇中では様々な生徒が購入している様子が確認できる。
店では、他にバルタン星人の円盤の形をしたパンも売られている。
赤い結晶体
第43話でゼットン星人の口から語られた謎のアイテム。
メトロン星人から譲り受けたものらしいが、何のために使おうとしていたのかは不明。
元ネタは『ウルトラセブン』第8話「狙われた街」に登場した“宇宙ケシの実”から作られた結晶。
ウルトラマンオーブの武器としてお馴染みの聖剣。
第47話でウーがスイカ割りに使用していた。
アニメ『怪獣娘』に登場した変身アイテムと同じ名称・形状のアイテム。
本作では、怪獣娘にエネルギーを与えたり、力を引き出してパワーアップさせる、所謂パワーアップアイテムとして扱われているようで、これを起動させることで、「EXモード」と呼ばれる強化形態へとその姿を変えることができる。
53話でミズノエノリュウがベムラーに託す形で貸与したが、その際の台詞を読む限りではよほどのことがない限りは使用してはならないもののようで、守護者の中には使用へ反対した者もいたようだ。
その他
メフィラス軍団
メフィラス星人の結成した部活動。
メンバーはメフィラス姉妹の2人のみ。部員が5名以上集まらなければ部活動として認められないため、当初はダダに1人3役を頼んで何とかうまく生徒会を丸め込んだらしいが、後に不正がばれて部室を没収されそうになる。何とか部員を集めようと奔走するものの、結局、努力(?)の甲斐なく部員集めに失敗し、部室は没収されて部活動も活動停止に追い込まれた。
ただ、姉妹はその後も部の再建に向けて活動を続けている。30話ではメフィラスイヤーを触りながら眠ることを条件にスカイドンが入部を希望していたが、その後どうなったのかは不明。
肉食系怪獣SNS
その名の通り、肉食怪獣たちが多数登録しているSNSで、バードンも登録・参加している。
当初は肉食怪獣たちがその日自分の食べた肉の写真をアップロードするだけのごく普通のSNSだったのだが、バードンが肉の乗った皿をペガッサが持っている様子を写した写真をアップロードしたところ、肉よりもペガッサの方に大きな反響が集まってしまい、これに味を占めたバードンが友人の怪獣娘たちの写真を撮影して投稿しまくった結果、他の参加者もこの影響で怪獣娘の写真を次々に投稿するようになり、いつしか「肉食怪獣たちの本能が溢れ出る場」(ペガッサ談)に様変わりしてしまった。
虚空怪獣グリーザの発する黒い稲妻状のエネルギーで、浴びた怪獣を変質・狂暴化させる性質を持つ。
45話でツインテールの姿が変わったのを見たゴモラは、当初これを浴びたせいで姿が変わったのではないかと考えていた(これは『ウルトラマンX』でゴモラがこれを浴びてEXゴモラへとパワーアップしたことの小ネタである)。
ソウルライザーを使用することで変身することができる、怪獣娘の強化形態。現段階では、レッドキング、キングジョー、ゼットン、エレキングがこの形態に変身できる。
怪獣娘 | 外見的特徴 | 元になった怪獣 |
---|---|---|
レッドキング | 右腕が黒化・肥大化 | EXレッドキング |
キングジョー | 右腕にペダニウムランチャーが出現 | キングジョーカスタム |
ゼットン | 右腕が巨大な鋏のような部位に変化、背中に翅が出現し飛行が可能に | ハイパーゼットン(イマーゴ) |
エレキング | 新たにエレキングの尻尾を模した長剣を使用可能に | (該当者なし) |
元ネタは『ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth』が初出のEX怪獣だが、上の表を見ればわかるように、EX怪獣がモデルになっているのはレッドキングのみで、他の怪獣娘はそれ以外の強化体や派生怪獣が元になっている。
単行本
電撃コミックスEXレーベルより発売。
掲載誌が月刊誌である関係上、概ね1年に1冊のペースでの刊行となっている。
第2巻以降はゲーマーズ、COMIC ZIN、アニメイト、メロンブックス等の各店舗で購入特典が設けられている(なくなり次第終了)。
巻数 | 収録話 | 発売日 |
---|---|---|
第1巻 | 第1話~11話(+番外編1話) | 2015年7月25日 |
第2巻 | 第12話~23話(+キャラクター紹介) | 2016年6月27日(※) |
第3巻 | 第24話~35話(+番外編1話+キャラクター紹介) | 2017年7月27日 |
第4巻 | 第36話~46話(+番外編3話+キャラクター紹介) | 2018年8月27日 |
第5巻 | 第47話~最終話(+あとがき) | 2019年7月26日 |
※ 一部店舗・通販サイトでは6月24日から発売。
関連イラスト
関連項目
feat.POPComiccode - 秋田書店の隔週誌「ヤングチャンピオン」で連載されている擬人化計画の漫画。こちらはよりコアな本編ネタが多く、往年のファンでも読み応えのある内容になっている。なお、「ワンダーフェスティバル2016」の生放送で、司会がこちらの漫画と混同して間違えてしまったことがある。
残念な美人 - 登場キャラの大多数がこれに当てはまる。まぁ、ギャグ漫画だし仕方ないね。