🍖概要
円筒状(真ん中辺りがへこんでいるとなおそれっぽい)の肉に一本の骨が貫通している状態の肉。
骨が片側からしか見えないものは現実世界のターキーとかぶるため微妙なところ。
何の肉かは基本的に明かされないが、牛や豚、鶏肉だといわれることは稀。
でもみんなおいしそうに食べているので、某カンヅメのような裏はないようだ。
見た目で分かりやすいためか、ゲームでお肉系のアイテムが出た場合のアイコンもだいたいこれ。表記にはバリエーションがあり、例えば『ファイナルファイト』では「原始肉」である。
初出ははじめ人間ギャートルズ(はじめ人間ゴン)に出てきたマンモスの肉らしいが、現在および過去に存在した動物にもこのような形の部位を持った種は存在しないようだ。
最も近い部位を挙げるとすれば、大腿部(大腿骨と大腿四頭筋)に近いが、
切断面が存在する物を考慮すると、関節と密着している部分を取り除いている等、
簡単な加工は施しているかもしれないだろう。
実物(?)
下記外部リンクを参照してもらえば分かるが、マンガ肉を再現したものが実際に売られている。
もし興味があればどうぞ。ちなみに牛肉。
他に、肉の代わりにパン生地を巻き付けて焼く調理器具などもリリースされている。これは前述の“大腿骨”を模した形になっている。
マンガ肉再現用の骨状の調理器具も販売されている。架空の生物の大腿骨を模した骨と言う設定。
瀬戸焼陶器製の骨は肉を巻き付けて調理する大型のもの。
新潟県燕製のアルミ合金製で2本を合体できる構造の骨もあり、コチラは調理した肉に刺すだけでマンガ肉を再現できる。
どちらもBBQ等の直火焼きに対応しており陶器、アルミの熱伝導により肉の中心に熱を伝える構造になっている。日本国内の職人による加工で値段が高い。
骨が貫通した格好ではないが、鉄串に肉を串刺しにした“シュラスコ”は、マンガ肉に近い外見となっている。バーベキューの際、網を使わず、大きい串で肉を丸焼きする(シュラスコ)と、場が大いに盛り上がるので、チャレンジするのも一手だろう。
ちなみに前述の『ファイナルファイト』でも、原始肉の画面上表記は“Barbecue”となっている。
ウクライナには“チキンキエフ”(キエフ風カツレツ)という、手羽元の骨と香草・香辛料を混ぜたバターを胸肉で巻いて揚げる料理がある。(骨なしのチキンキエフも多い)
高橋広樹の実家は昔は肉屋で、子どもの頃「弁当にマンガ肉を入れてくれ」と親に頼んだところ、ハムの丸焼きだけが入っていたという(骨付きかどうか不明)
表記ゆれ
関連タグ
自衛隊彼の地にて、斯く戦えり…古田均が劇中「マ・ヌガ」という家畜の肉がそのままだと堅くてとても食べれたものではないものを、薄く切って味付けした後に骨に巻いて焙った「マ・ヌガ肉」という料理を考案した。見た目で「奇をてらしただけ」と軽視していたゾルザルも実際に一つ食べたら気に入って全部持っていってしまった。
外部リンク
メーカーの倒産を乗り越え復活「ギャートルズ肉」試食レビュー - GIGAZINE