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マンモス

まんもす

長鼻目ゾウ科に属する、古代のゾウの仲間。ケナガマンモスが有名。
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概要

絶滅してしまった古代のゾウで、マンムトゥス(Mammuthus)属に含まれるものの総称。
一般にはケナガマンモスのことを指す。現存するゾウと異なり、長大なとふさふさした体毛、小振りなを持つのが特徴。鼻先が特徴的な形状であり、これを使って冬場は雪を直接食べて水分補給していたと思わしい。

名称はロシア語に由来し「土の獣」と言う意味がある。当初は土竜に使われた名称。
「ママントゥ」(モンゴル地方の言語で「地下の怪物」)が語源とする説もあるとか。「マムート」は、北米大陸のマストドンに使われることもある(参照)。

“巨大なもの”を指す比喩としても良く用いられる語だが、ケナガマンモスはアジアゾウ(インドゾウ)くらいの大きさ。ただし15世紀までは、その化石は公式に「巨人の化石」とされていた。
ちなみにギリシャ神話に登場するサイクロプスのような単眼巨人の伝説は、マンモスをはじめとしたゾウの仲間の頭蓋骨にある鼻の孔が通っていた部分を眼孔と勘違いしたことが由来ともいわれている。

現存するミイラには、今でも犬が食べても平気なほどに保存状態が良いのもある。

少し前まで生存していた最大クラスのインドゾウRaja Gaj」(「王象」)とその友人(象)は、先祖帰りでもしたのかマンモスに近い頭部をしていたらしい。

亜種

Elephants Evolve


実は、毛の短い/無毛に近いマンモスの方が種類は多く、体高1mのコビトマンモスから4m以上になるステップマンモスまで大きさも様々。そもそも、マンモス自体もアフリカが由来だとされており、アフリカゾウに似て毛は少なかったとされている。

最大種は北部中国から内モンゴルに棲んでいた松花江マンモスで、アルメニアマンモス同様、現在はステップマンモスと同定されるかどうかが議論されているとか。
現在発見されている化石から推測されるサイズは肩高5m全長9.1m以上(牙を含む)推定体重20-22tともされ、インドリコテリウム匹敵するかそれ以上という、史上最大の陸生哺乳類であった。鼻先から尻尾の先までを計測すれば、これよりもさらに大きな数値になるだろう(現生のゾウでも、鼻先から計測すると全長は10mを越えるという話もあるので)。

  • 肩高5m、全長9.1mという体格は想像以上に巨大で、ティラノサウルスやギガノトサウルス、スピノサウルスといった巨大肉食恐竜にも引けを取らない(参考画像)。また20tという推定が正しければ、体重はこれら大型獣脚類の3倍弱に達することになる。中期更新世には(当然ながら)大型獣脚類に匹敵する肉食動物は存在しておらず、成体の松花江マンモスは敵無しの存在だっただろう。ネット上に見られる「強さ議論」でも、マンモス側に投票する声も多い。もちろん、どちらが「好み」かで投票の傾向が変わることがあるが。(参照
  • デイノテリウム(gigaterium 種)など、他の系統の象にも非常に巨大な種類がいた(参照)。

ウランゲル島や地中海、チャンネル諸島など、いくつかの場所には8000年ほど以前まで小型種が棲息していた。

ケナガマンモス種は、北海道にナウマンゾウと共存していた時期もあった。

その他

UMAとして、シベリアなどでの目撃談はあるにはあるが、現在は生きていないとされる。が、シベリアの寒さに保存され結構状態のいい死骸が時折発掘されるためクローン技術で復活するチャンスはないこともない。たとえば、あのオーロックスの復元はナチスドイツの時代から盛んであり、近年も複数のプロジェクトで進行しており、大きさやプロポーションなどはまだまだだが、見た目だけならそこそこオーロックスに近い個体も誕生してきている

  • が、最新の研究では、このように絶滅動物を人為的に復活させることは生態系に大きな悪影響を及ぼすという意見も出ている。もっとも、(人類の祖先を含めた人類による)人為的な影響で滅びた種とそうでない種を区別すべきだとする声もあるが。

ケナガマンモスの絶滅の理由は不明である。かつては気候の寒冷化によって絶滅したという今からすればトンデモな説(毛皮なんスけど…皮下脂肪厚そうなんスけど…)が提唱されていたこともあった。
秘密戦隊ゴレンジャーのマンモス仮面の死に様などもこれを基としている。

昨今ではRPGにて、ゾウの姿をしたモンスターにも「マンモス」の名が使われる事が多くなった。

プレヒストリックパークでは、マーサと名付けられたケナガマンモスの雌個体が登場している。
現代のパークに連れてこられた後はゾウの群れに混ぜられたものの、群れのリーダーに子供の世話を許されず孤立してしまうという、種の違いからくる摩擦が描かれた。
最終話ではゾウの子供を襲うティラノサウルスの亜生体(マチルダ)の前に立ちはだかり、後ずさりしながらも果敢に立ち向かう。その後マチルダはナイジェルにおびき寄せられて去ってゆき、子供を守り通したマーサはリーダーの信頼を得ることができた。

南方熊楠は、「中国妖怪に「ゾウのような足で鼠の字がつく(「偃鼠」とか「ろ鼠」など)」妖怪が出る件」について、マンモスの死体に関し、シベリア辺りの先住民が伝えている、あれはマムートという「巨大なモグラ」で、日々地下を掘って生活(あるし)しているが、時々地上に出てたちまち死ぬ という伝承から影響を受けたのではという可能性を示唆している。

主な種類

  • ケナガマンモス(メイン画像)
  • ステップマンモス
  • 松花江マンモス
  • コロンビアマンモス
  • インペリアルマンモス
  • コビトマンモス


関連イラスト

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まんもす



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生物 動物 古生物 哺乳類 ゾウ 古生物 絶滅
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