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デジタルモンスター

でじたるもんすたー

バンダイの制作する育成バトルゲーム。こちらでは主に商品としての「デジモン」を紹介する
目次 [非表示]
  • 1 概要
  • 2 波乱万丈なシリーズ
  • 3 デジタルモンスター 携帯育成ゲーム (1997 ~ )
  • 3.0.1 デジタルモンスターVer.1
  • 3.0.2 デジタルモンスターVer.2
  • 3.0.3 デジタルモンスターVer.3
  • 3.0.4 デジタルモンスターVer.4
  • 3.0.5 デジタルモンスターVer.5
  • 3.0.6 ネイチャースピリッツ
  • 3.0.7 ディープセイバーズ
  • 3.0.8 ナイトメアソルジャーズ
  • 3.0.9 ウィンドガーディアンズ
  • 3.0.10 メタルエンパイア
  • 3.0.11 ZERO ウィルスバスターズ
  • 3.0.12 デジモンアクセル(2005)
  • 3.0.13 デジモンミニ(2005 〜 )
  • 3.0.14 デジモンツイン(2007)
  • 3.0.15 デジモンキャッチ がんばれモニタモン!(2010)
  • 3.0.16 デジタルモンスターVer.20th(2017)
  • 3.0.17 デジタルモンスターX(2019)
  • 3.0.18 デジタルモンスターCOLOR(2023)
  • 3.0.19 その他
  • 4 デジタルモンスター ビデオゲーム (1998 ~ )
  • 4.0.1 Ver.S (1998.9)
  • 4.0.2 『デジモンワールド』シリーズ
  • 4.0.3 Ver.WS (1999.3)
  • 4.0.4 秋山遼VSミレニアモンシリーズ
  • 4.0.5 『バトルスピリット』シリーズ
  • 4.0.6 『デジモンストーリー』シリーズ
  • 4.0.7 ブラウザゲーム/ソーシャルゲーム
  • 4.0.8 その他
  • 5 カード媒体
  • 6 デジタルモンスターカードゲーム
  • 6.1 バトルスピリッツ
  • 6.1.1 デジモン超進化
  • 6.1.2 デジモン超進化!Ver.1.5
  • 6.1.3 デジモン~選えらばれし子こどもたち~/ぼくらのデジモンアドベンチャー
  • 6.1.4 デジモン 決めろ!カードスラッシュ
  • 6.1.5 デジモンLAST EVOLUTION
  • 6.2 デジモンカードゲーム
  • 6.3 その他
  • 7 漫画媒体
  • 8 その他
  • 9 関連リンク
  • 10 関連タグ
  • 略称はデジモン

    アニメ化もされている。詳細:デジモンシリーズ


    概要編集

    1997年にモンスターを育てる携帯ゲーム、『デジタルモンスター』の第一弾を発売。バンダイの商品ですでに成功していた育成ゲームたまごっちにバトル要素を加えた、男の子向けの「戦うたまごっち」をコンセプトとした。

    開発者の一人であったボルケーノ太田によれば、「おとこっち」が名称候補に挙がっていたが、紆余曲折の末に「デジタルモンスター」という名前に決定した。やはりというか当時流行っていた某ゲームと被るのではないか?という懸念があったらしい(参考)。


    そして発売後、すぐに大ヒットとはならなかったが、後続のシリーズがリリースされていった結果、小中学生を中心に徐々に知名度と人気は高まり、日本全国の都市圏でデジモンキーやボルケーノ太田を司会者とする「D-1グランプリ」という公式大会も開かれた。


    1999年にアニメ化・放送が開始され、第一弾のアニメ『デジモンアドベンチャー』が大好評を博し、米国をはじめとする海外でもヒット。携帯ゲーム以外でも、「デジモンワールドシリーズ」を筆頭とするビデオゲームやトレーディングカードゲーム、漫画等が次々とリリースされるなど、メディアミックス戦略が功をなしてデジタルモンスターはキャラクターとしてその地位を一気に高めた。また、デジタルモンスターそのものの世界観があり専門用語も数多く存在する他、バンダイの育成ゲームとも一部世界観がリンクしている。

    メディアに初めて紹介された際に『対戦できるたまごっちか……』というミもフタもないコメントをされていたのは今となっては昔の話である。うん。


    デジモンの初期形態といえる幼年期は先行作品に類似した可愛らしいものであるが、完成体に近づくにつれ怪獣スーパーロボットに酷似した姿に変化していくのが差別化であるが、これは「強いもの」「大きいもの」を好む完全に男児向けに絞った作品パッケージともいえる(マリンエンジェモンのような可愛い究極体もあるが)。

    当初は完全体こそ成長の終着点で有ったが、「デジモンペンデュラム」シリーズから究極体という世代が追加され、現在はこちらが一般的となっている。

    公式設定を含め、デジモンは電脳世界の生物という位置付けであるが、それを根本から覆す設定を取る作品も少なくはない(『デジモンアドベンチャー02』の裏設定や『デジモンサヴァイブ』など)。


    こうしてデジモンが築いた男児向けの育成ゲームという枠組みは同じくウィズが開発した「タリスポッド」(いわゆる「レジェンズ」のこと)や「陰陽闘神機」へ繋がっていき、一定の人気はあるものの、デジモンのような長期シリーズ化は果たしていない。

    ただし、モンスターを育てるバンダイの育成ゲームはデジモンが源流ではなく、1997年リリースの『モスラのたまごっち』が先行している。ゴジラシリーズがデジモンと何かしらの関係性があるとファンの間で深読みされる原因の一つだが、理由はゴジラ×デジモンにて。


    主に掲載誌は集英社の『Vジャンプ』であり、アニメの設定資料集やゲームの攻略本は大抵「Vジャンプブックス」レーベルからの刊行されているのは有名な話だが、『デジモンセイバーズ』の頃の書籍である「デジタルモンスターとあそぶほん」はエンターブレインから刊行されていたり、ライバル誌である小学館の「コロコロコミック」には育成ギアの情報が掲載されていた事があった(初代機からD-3辺り)のはあまり知られていない。


    余談だが、各メディアでの誤植が多いシリーズとしても有名であり、その誤植すら作中設定に取り込んでしまう事もある


    波乱万丈なシリーズ編集

    年中アニメを放送し、3〜4年おきに完全新作が発売されているポケモンとは異なり、一時期のウルトラシリーズ仮面ライダーシリーズよろしく、『デジモン』というコンテンツは幾度となく挫折と成功を繰り返している。

    一応極端な空白期間はないのだが、多くのファン層を獲得し目玉とも言えるアニメシリーズは何度も始動を繰り返しているため定期的に復活するシリーズと感じる人もネット上では度々見られる(実際アニメはその通りだが…)。


    最初の氷河期と言える時代はアニメの俗に言うデジモン四部作終了後。第4作『デジモンフロンティア』放送直後はしばらくTVアニメの放送が途絶えることとなった(2005年にTVSP『DIGITAL_MONSTER_X-evolution』が放送されてはいた)。この点は前作テイマーズが根強い人気を持ち商品展開も現在まで多く行われることや、作品内にも様々な点が挙げられることからフロンティアの問題という論調も強いが視聴率などからするとデジモンアニメ自体の人気が下降傾向にあったと言える(フロンティアが人気を回復できなかったという点では正しいか)。

    そのためTCGやゲーム(育成ギアを含む)やその背景ストーリー(「デジモンクロニクル」が該当)での展開が中心となった。X抗体もこの時に展開された『デジモンペンデュラムエックス』シリーズの産物である。

    この頃は七大魔王が勢揃いし、オリンポス十二神族が3人も増え、13人揃っていないうちに13人目ロイヤルナイツが現れるなど、氷河期とはいえ、コンテンツにはかなり勢いがあった時代である。


    その後、2006年に『デジモンセイバーズ』が放映され、デジモンミニやデジモンツインとも連動した漫画『デジモンネクスト』の連載開始も合間って一旦は持ち直したかに見えたデジモンであったが、「セイバーズ」は伸び悩み放送終了(後番組は第5期ゲゲゲの鬼太郎)。旧デジカの後継作「デジタルモンスターカードゲームα」と連動したDCD「究極対戦!!デジモンバトルターミナル」が2008年に稼働終了とコンテンツのパワーが著しく落ちていた。

    セイバーズについての分析としては視聴者が懐かしむほどでもなく逆に続きとしても見れない期間だったというものが存在した。実際、後年には大人向け作品がいくつか成功と言える結果を出しているところを見ると外れているという訳でもないのだろう。

    この期間はセイバーズ放送中から続いた『デジモンストーリー』シリーズなどニンテンドーDSで展開されたゲーム作品がコンテンツを支えていた(ヒョコモン系やコロナモン系、ルナモン系、イージスドラモンはこの頃の生まれ)。

    これが二番目の氷河期とされる時代である。一方、デジモンのベースとなった『たまごっち』は2009年に『たまごっち!』の題でアニメ化され、6年も続くという対照的な立ち位置にあった。


    2010年には4年ぶりの新作アニメデジモンクロスウォーズ』が放送開始、新規デジモンの世代を廃止するという思い切った改革に出るも、2期の頃にはアクションフィギュアが販売されず、DCD『超デジカ大戦』も稼働終了する。

    放送終了後は黎明期であったソシャゲ(『デジモンコレクターズ』や『デジモンクルセイダー』)やOCG『デジモンジントリックス』などゲームでの展開が中心となった。

    2012年〜2014年は育成ギア発売から15th、『アドベンチャー』15thなど15thフィーバーな事もあって、原点回帰した『デジモンワールド_リ:デジタイズ』やPSP版『デジモンアドベンチャー』が販売されるなど大人になった旧来のファンを意識した商品展開がなされていく。

    オリンポス十二神族ロイヤルナイツバンチョーデジモンはこの時期に全員集結し、古参デジモンであるティラノモンオーガモンにも進化系が追加された。


    2015年には成長したデジモンファンへ向けたゲーム作品『デジモンストーリーサイバースルゥース』、デジモンアドベンチャーの続編映画『デジモンアドベンチャーtri.』、2016年には『デジモンワールド-next0rder-』、ソシャゲ『デジモンリンクス』と良作や賛否両論作が入り乱れた混沌期となった。

    2016年は脱デジモンを目指した『デジモンユニバースアプリモンスターズ』が幅広い形で展開している。なお、コラボはしておりシリーズとしてカウントされてはいるが基本設定はデジモンと一切関係がない

    子供向けと大人向け作品を住み分けようとしたような面が見られるがアプモンの展開は早期に終了。

    一方、ファン向け、大人向け作品については賛否両論な作品含めて続編などが続く形となり現在もインタビューなどで名前が出ることもあり結果を残したようである。

    この時期のTCGは前述のアプモンによるアプカや『バトルスピリッツ』のコラボブースターとして展開されていた。


    2017年〜2020年に掛けては初代シリーズやペンデュラムシリーズのリメイクとも言うべき『デジタルモンスターVer.20th』、『デジモンペンデュラムVer.20th』、『デジモンペンデュラムZ』シリーズ、ソシャゲ『デジモンリアライズ』が展開された。

    それだけでなく、中国では2018年に『デジモン:相遇』(後継作は『デジモン新世紀』)を配信するなど独自に海外展開も行われ、ブルコモン系、デュラモン系、ルドモン系、エリスモン系等々新規デジモンが大量に追加された。

    また、『デジタルモンスターX Ver.2』や『デジタルモンスターX Ver.3』の発売で七大魔王ロイヤルナイツも一斉にX抗体化を果たすというインフレが急上昇した時期でもある。


    2020年には初代『デジモンアドベンチャー』の完結編となる『LASTEVOLUTION絆』が公開。

    また、バンダイナムコグループ全体の方針のひとつとして「IPを軸とした戦略」を打ち出しており、自社IPであるデジモンはその一つとして2019年頃からリブートプロジェクトが発足。

    2020年に発表され『アドベンチャー』のリブート作品『デジモンアドベンチャー:』放送開始に合わせる形で完全新作の育成玩具とTCGとして『バイタルブレス』と『デジモンカードゲーム』も発売することになった(アニメが絡まない育成玩具やTCGは近年は既存の枠組みを意識した商品が多かった)。

    プラモデルやフィギュアの展開もそれまで以上に活発化している。

    また、発表時期などからこのプロジェクト以前から動いており直接関係あるとは言い難いが資料等では前述の『LASTEVOLUTION絆』や後述の『デジモンサヴァイブ』の名前も挙がっている。


    2021年には『デジモンゴーストゲーム』が放送開始され、全盛期以来の新作アニメが2年続く状況ができ上がっている。

    2022年7月には今までの作品とは雰囲気を全く異にする『デジモンサヴァイブ』が発売。これらの作品は以前までの作品と比べてホラーテイストが強くなっている。


    なお、この流れとは別に海外人気が根強い作品でもあり、四部作当時から2022年現在に至るまで海外限定のゲーム作品や玩具というのがいくつか存在しており、ファンの中ではこうして長期シリーズ化している理由として海外ファンの買い支えを挙げる者もいる。

    実際、前述のリブートプロジェクトの一つであるデジモンカードゲームでは前述のサイバースルゥースの外伝『デジモンストーリーサイバースルゥースハッカーズメモリー』の海外売り上げを例にして、海外向けの展開に注力し結果2021年時点では日本の4倍近い結果を出すこととなった(海外の4部作の世代がTCGで遊ぶ年齢層になったことや日本発コンテンツのうちTCGとして海外で展開しているものが少ないのも理由として挙げている)。

    2022年現在では海外向け版権作品として名前が挙がる程度にはデジモンは好調のようである。



    (※)コードクラウンを使ってクロスローダーにDLCを導入するという試みは行われており、今でいうバイタルブレスの周辺機器であるdimカードに近い。


    以下、カテゴリ・タイトル横の( )内は展開を開始・終了した年月日。


    デジタルモンスター 携帯育成ゲーム (1997 ~ )編集

    デジタルモンスターver.1

    初代デジタルモンスター (1997.6 ~ 1998.7)

    幼年期 ⇒ 成長期A ⇒ B ⇒ C or D
    成長期 ⇒ 成熟期C ⇒ E or FD ⇒ I or JC & D ⇒ G or H or K
    成熟期 ⇒ 完全体E & G & I ⇒ LF & J & H ⇒ MK ⇒ N

    デジタルモンスターVer.1編集


    デジタルモンスターVer.2編集


    デジタルモンスターVer.3編集


    デジタルモンスターVer.4編集


    デジタルモンスターVer.5編集


    デジモンペンデュラム初代シリーズ (1998.10 ~ 2000)

    ここから究極体の概念が登場。

    ネイチャースピリッツ編集


    ディープセイバーズ編集


    ナイトメアソルジャーズ編集


    ウィンドガーディアンズ編集


    メタルエンパイア編集


    ZERO ウィルスバスターズ編集


    これ以降のペンデュラムシリーズは『デジモンペンデュラム』の項目を参照。


    デジモンアクセル(2005)編集

    四角いボディに小さい画面が特徴的な育成ギア。

    アクセルグリップでデジモンをパワ通電センサに『デジモンデータプレート』(同梱のものと別売りのものがある)や人体を押し当てて竜・獣・鳥・虫・暗黒・聖・水・機械の8つのDNA(DIGIMON NATURAL ABILITYの略)を集めてデジモンを特定の進化系に進化させるというシステム。このシステムは形を変えてRPG『デジモンストーリー』にも受け継がれた。

    育成できるデジモンはXデジモンから通常デジモンへと戻り(一部はXデジモンを育成可能)、看板デジモンは何らかの勢力に属しているデジモンが大多数。タイラントカブテリモンも実はこのシリーズが初出。

    タイトル看板デジモン備考
    ジャスティスゲノム(2005年3月下旬)バンチョーレオモン成長期は『アドベンチャー』のパートナーが多い
    エビルゲノム(2005年3月下旬)ダークドラモン暗黒系やウィルス種が多い
    ネイチャーゲノム_アースオレンジ(2005年7月下旬)スピノモン自然をテーマにしたデジモンが多い
    ネイチャーゲノム_フォレストグリーンメルクリモン"
    ネイチャーゲノム_スカイブルーヴァロドゥルモン"
    ネイチャーゲノム_グランブルーネプトゥーンモン"
    アルティメットゲノム_ロイヤルレッド(2005年11月19日発売)スレイプモンボルグモンが何故か究極体で登場、ドルモンが育成できる
    アルティメットゲノム_ヘルブルーベルゼブモンこれだけ看板デジモンが既存デジモンである

    デジモンミニ(2005 〜 )編集

    初代携帯機をより小型化したようなデザイン。

    育成できるデジモンや初代機やペンデュラム馴染みのものがほとんどだが、ルーチェモン:サタンモードタイラントカブテリモンといったトンデモデジモンが登場。

    『デジモンストーリー』ではファームグッズ、『デジモンネクスト』では「バトルターミナル」のログイン端末、あるいはデジヴァイスicの基になった育成ギアとしての登場を果たす。

    クロスウォーズ版は「Xバトル」というバトルを通して倒したデジモンとデジクロスするという「育成ギア」の定義とは少し外れたシリーズとなった。

    タイトル備考
    デジモンミニVer.1.0(2005年11月23日)カラーはレッド一色。ドラゴン系が育成可能
    デジモンミニVer.2.0(2006年3月下旬)カラーはホワイトとイエロー。テントモン系が中心
    デジモンミニVer.3.0(2006年6月下旬)カラーはオレンジ、グリーン、パープル。レオモン系とウィルス種が中心
    デジモンミニ シャウトモンレッド(2010年11月6日)歴代主役デジモンが登場
    デジモンミニ グレイモンブルー(2010年11月6日)ドラモン系が中心
    デジモンミニ ダークナイトモンブラックバグラ軍所属デジモンが多い

    デジモンツイン(2007)編集

    2機同時販売となったシリーズで、ツインの名の通り、2機による赤外線通信や省エネ機能を搭載している。

    Lが獣系デジモン、Rがドラゴン系デジモンを育成できる。

    背景ストーリーがあるが、そちらは四聖獣(デジモン)の項目にて。

    ビクトリーグレイモンズィードガルルモンの初出であり、漫画『デジモンネクスト』でも登場した。

    タイトル備考
    デジモンツインL(2007年3月下旬)カラーはズィードオレンジ、ズィードホワイトが登場
    デジモンツインRカラーはビクトリーレッドとビクトリーブラックが登場

    デジモンキャッチ がんばれモニタモン!(2010)編集

    『クロスウォーズ』放送時にリリース。モニタモンの顔が携帯機となっており、頭部を叩いてデジモンを捕獲するという育成よりも捕獲を主軸にした作品。


    デジタルモンスターVer.20th(2017)編集

    初代機のバージョンアップ版。

    進化ルートはVer.1からVer.5までの初代機と同様だが、世代上限が初代には存在しなかった「究極体」となっており、10周年から20周年までのアニバーサリーデジモンなど多数のデジモンが登場し、育成の幅が大いに広がった。特定の組み合わせでタッグバトルに一定数勝利すると究極体が融合して新しいデジモンに進化するというシステムも搭載。

    『デジタルモンスターVer.REVIVAL』というリバイバル品もプレミアムバンダイにてリリースされた。

    カラーバージョン限定デジモン
    アルファモンカラールナモン系譜
    オメガモンカラーコロナモン系譜
    ズバモンカラーメイクーモン系譜

    デジタルモンスターX(2019)編集

    プレミアムバンダイ限定商品。

    仕様こそ初代携帯機の後継機だが、世界観は『デジモンペンデュラムX』の続編というややこしい位置付けにある。

    デジモンリアライズ』や『デジモンクロスウォーズ』からも多数デジモンが参戦した。

    このシリーズを以ってロイヤルナイツ七大魔王のX抗体版はコンプリートを果たした。

    タイトル備考
    デジタルモンスターX (2019年8月)ブラックとホワイトの2色でリリース
    デジタルモンスターX Ver.2(2019年06月)レッドとパープルの2色でリリース
    デジタルモンスターX Ver.3(2019年11月)イエローとブルーの2色でリリース

    デジタルモンスターCOLOR(2023)編集

    初代機をフルカラーリメイク。USBType-Cに対応しており、充電ができるようになった。

    タイトル備考
    オリジナルブラウン/オリジナルグレーしんもんざえモンもんざえモンの究極体に据えられた
    Ver.2 オリジナルホワイト/オリジナルブラックイーバモンベーダモンの究極体に据えられた

    その他編集

    歴代デジヴァイスに関してはデジヴァイスを、『バイタルブレス』は同名の項目を参照。


    図鑑系ギアとしてデジモンアナライザー(1999年頃発売。『アドベンチャー』でも登場)、ディーターミナル(2000年7月下旬発売。『02』でも登場)、ディーギャザー(2002年に海外展開)、デジウインドウ(2006年8月下旬発売、『セイバーズ』でも登場)も展開されている。


    なお、アジア圏では携帯電話型の『D-Cyber』(2004年頃、Ver.1.0からUltimateまでリリース)、『究極対戦!!デジモンバトルターミナル』のカードを同梱したデジモンネオ(2009年頃にVer.1〜Ver.2までリリース)、クロスローダーを模した『Digimon Fusion Loader』(2012年頃)がリリースされた。


    携帯機『D-3』以降は「Dリンクシステム」(DIGIMON・LINK・SYSTEM)が関連商品に搭載されており、ケーブルや接続端子で該当商品がリンクするというもの。デジモンカードも対象であるが、そちらはディーアークのカードスラッシュに対応。

    『デジヴァイスVer.15th』や『D-3Ver.15th、ディーアーク Ver.15thでも再現されたが、そちらではワンダースワンには非対応となっている。


    デジタルモンスター ビデオゲーム (1998 ~ )編集

    育成SLG・RPG (1998 ~ )

    Ver.S (1998.9)編集

    初登場のデジモンのみ記載。


    デジモンワールド』シリーズ編集

    タイトル発売日ハード備考
    デジモンワールド1999年1月28日PS記念すべき第1作
    デジモンワールド_デジタルカードバトル1999年12月22日PSTCGがベース
    デジモンワールド22000年7月27日同上ダンジョン探索RPG
    デジモンワールド_デジタルカードアリーナ2000年12月21日同上TCGがベース
    デジモンワールド3新たなる冒険の扉2002年6月5日同上三体の新規パートナーデジモンが登場
    デジモンワールドX2005年PS2、Xbox、GC武器を持ったデジモン達を操作するアクションRPGに変化
    デジモンワールドリ:デジタイズ2012年7月19日PSP-
    デジモンワールドリ:デジタイズデコード2013年6月27日3DS完全版
    デジモンワールド-next0rder-2016年3月17日PSV
    デジモンワールド-next0rder-_INTERNATI0NAL EDITI0N2017年2月16日PS4完全版

    ポケットデジモンワールドシリーズ

    タイトル発売日ハード備考
    ポケットデジモンワールド2000年6月29日同上PocketStation対応。
    ウィンドバトルディスク2000年10月26日同上-
    クールアンドネイチャーバトルディスク2001年2月22日同上-

    Ver.WS (1999.3)編集

    白抜きで示した新規登場デジモンと進化前後の既存デジモンのみ記載。

    ※WS ( )内のデジモンと同じ育成方法で進化可能。


    秋山遼VSミレニアモンシリーズ編集

    ワンダースワンで展開された『デジモンアドベンチャー』シリーズと『デジモンテイマーズ』の外伝作品。

    秋山遼はこのシリーズが初出で、『アドベンチャー』シリーズの設定補完も兼ねているが、細かな点で矛盾点がある。

    特定のデジモンの組み合わせで「ヴァリアブル技」が発動するのが大きな特徴。

    タイトル発売日備考
    デジモンアドベンチャー_アノードテイマー1999年12月16日第1作
    デジモンアドベンチャー_カソードテイマー2000年1月20日デジモンアナライザーの通信に対応したマイナーチェンジ版。登場デジモンが変更されている
    デジモンアドベンチャー02_タッグテイマーズ2000年8月3日『02』のエピソード0的ポジション
    デジモンアドベンチャー02_ディーワンテイマーズ2000年12月9日四聖獣が登場。ここからカラー専用に
    デジモンテイマーズ_ブレイブテイマー2001年12月29日シリーズ完結作。『テイマーズ』とは設定が根本から異なる

    『バトルスピリット』シリーズ編集

    ワンダースワンカラーで展開された格ゲーシリーズ。Dスピリットを相手から多く奪った方が勝ちとなる。

    アニメシリーズが題材であり、第1作は『テイマーズ』や『アドベンチャー』の主役の他にもスカモンウォレスロップモンなどその他の操作キャラのチョイスがニッチなクロスオーバーゲームだったが、フロンティアではクロスオーバー要素が無くなっている。

    タイトル発売日備考
    デジモンテイマーズバトルスピリット2001年10月6日「ディーアーク」との通信機能を搭載。4月27日にはバージョンアップ版「Ver1.5」をリリース
    バトルスピリットデジモンフロンティア2002年12月7日デジモンフロンティア単独作品。十闘士も登場

    デジモンストーリー』シリーズ編集

    詳しくは別項目にて。


    ブラウザゲーム/ソーシャルゲーム編集

    タイトル展開時期備考
    デジモンサークル2005年11月「たまごっちサークル」と並行して展開されたオンラインゲーム
    デジモンポケットウォーズ2006年10月17日『セイバーズ』を元にしたアプリ
    デジモンマスターズ2009年10月30日韓国で展開された『デジモンセイバーズ』をベースとしたMMORPG
    デジモン生活2011年5月Mobageからリリースされた位置情報を利用してデジモンを収集していくアプリ。
    デジモンコレクターズ2011年11月8日GREEからリリース。
    デジモンクルセイダー2012年12月3日スマホ向けアプリ。オリンポス十二神族の設定が掘り下げられた。
    デジモンフォーチュン2013年7月11日Yahoo!モバゲーからリリース。デジタルワールドに浮かぶパケット島が舞台。
    デジモンフュージョンファイターズ2014年1月14日『クロスウォーズ』を基にしたアプリ。アメリカ限定。
    デジモンソウルチェイサー2015年12月10日中国と韓国で展開されたアプリ
    デジモンリンクス2016年3月24日栗原ヒナがナビゲートキャラとして登場。本作以降のデジモン達は3Dモデルで表現されるように
    デジモンリアライズ2018年6月25日詳しくは該当項目にて
    デジモンエンカウンター2018年11月21日中華圏限定アプリ。
    デジモン新世紀2021年10月20日中華圏限定アプリ。ボイスは一部を除いてアニメ版準拠。
    デジモンスーパーランブル2021年11月25日韓国で展開されたMMORPG

    その他編集

    タイトル発売日ハード備考
    デジタルパートナー2000年5月25日WSデジモン達に言葉を覚えさせてバトルを行う。携帯機とも連動
    デジモンテイマーズ_デジモンメドレー2001年7月12日WS『アドベンチャー』から『テイマーズ』の追体験ソフト。『テイマーズ』側はオリジナル。
    デジモンテイマーズ_バトルエボリューション2001年12月6日PS『アドベンチャー』から『テイマーズ』までのパートナーデジモンを操作して戦う格ゲー
    デジモンテイマーズ_ポケットクルモン2001年5月17日PSクルモンとのコミュニケーションゲーム。PocketStation対応。
    キッズステーションデジモンパーク2001年7月26日PS-
    デジモンタイピング~EVOLUTION~2001年11月29日winオンライン版デジカと連動する予定だった
    デジモンRPG2002年1月22日PC韓国とアメリカで展開
    デジタルモンスターカードゲームVer.WonderSwanColor2002年3月16日WSC実際のTCGとも連動
    デジタルモンスター_ディープロジェクト2002年8月3日WSCスピリットエボリューションも実装
    デジモンレーシング2004年4月1日GBA『アドベンチャー』シリーズ+αのデジモンを操作するレーシングゲーム
    デジモンバトルクロニクル2004年7月29日PS2、GB、Xboxブラック系亜種が多数参戦する格ゲーだが、洋ゲーなのか設定ミスが目立つ
    デジモンセイバーズアナザーミッション2006年11月30日PS2該当項目参照
    デジモンチャンピオンシップ2008年2月14日DSこれまでとは打って変わり、育成方式が携帯機に近くなった
    デジタルモンスター バトルジャンクション2006年11月23日TV究極対戦!!デジモンバトルターミナルの家庭版
    デジモンバトルウォーカー2010年7月10日その他ショッピングモールで開催されたアトラクション
    デジモンクロスアリーナ2010年頃アーケード超デジカ大戦やデジモンクロスローダーとも連動。2011年2月26日には家庭版も登場。
    デジモンオールスターランブル2014年11月14日PS3海外でリリースされた格ゲー。
    デジモンアドベンチャー2013年1月17日PSP劇場版第1作から『ウォーゲーム』までのストーリーを追体験
    デジモンサヴァイブ2022年7月28日Switch、PS4該当項目参照

    カード媒体編集

    デジタルモンスターカードゲーム編集

    アニメ放送時に発売されていたカードゲームで、アドベンチャー〜クロニクルまでを集めた旧カードと、セイバーズ時代に作られた背表紙が違う新カード(『デジタルモンスターカードゲームα』)がある。

    現在はカード販売を縮小し、プレミアムバンダイで収録されている限定カードセットとしての販売がメインである。

    またデジモンシリーズの枠組みとしてアプモン放送時にアプモンカードも販売されていたが売り上げが伸び悩み、カード第三弾のデジモンコラボ弾でカード発売を終了した為、神アプモンが収録されていない事態に陥った。


    なお、旧作は背景ストーリーが存在し、育成ギア同様に公式設定に準じたものが展開された。


    なお、『究極対戦!!デジモンバトルターミナル』、『デジモンクロスウォーズ超デジカ大戦』、『デジモンジントリックス』もリンク先にて解説する。


    バトルスピリッツ編集

    デジタルモンスターからバトルスピリッツとコラボをしコラボ弾が発売されている。


    バトルスピリッツコラボスターター収録タイトル

    デジモン超進化編集

    初代デジモンアドベンチャーの登場デジモンのみを収録したデジアドファンピンポイント狙いなパック。

    今までのコラボカードと違い、効果再現のために新キーワード能力【進化】【超進化】が設定された。

    そしてデジモン用の系統として「成長期」「成熟期」「完全体」「究極体」の4つの系統も登場。

    新規参加作品はデジモンアドベンチャー,劇場版デジモンアドベンチャー,劇場版デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム。2017年9月30日発売


    デジモン超進化!Ver.1.5編集

    前作の第一弾 デジモン超進化があまりに誤植まみれだったこともあり、一部のイラストの差し替え、テキストの修正が行われている。

    また、新規イラストも追加され、前回何枚でも入れられるのに高レアリティのため集めづらかったディアボロモンの封入率もアップしている。

    そして新規ボックスキャンペーンカード1種、再録のプロモーションカード2種を新たに封入し、通し番号も変更になっている。新規参加作品はデジモンアドベンチャーtri.。2018年2月10日発売


    デジモン~選えらばれし子こどもたち~/ぼくらのデジモンアドベンチャー編集

    デジモン第2弾(厳密には第3弾)でスターターデッキが同時発売され、キャンペーンカードとして収録されていたtri.産のデジモンが本格参戦、更に02及び02劇場版のデジモンが新規参戦を果たす。

    また一部カードの背景がどう見てもデジモンストーリーサイバースルゥースのものだったりもする。新規参加作品はデジモンアドベンチャー02 ,デジモンアドベンチャー02 ディアボロモンの逆襲。2018年5月26日発売


    デジモン 決めろ!カードスラッシュ編集

    デジモン第3弾ブースターとして発売された、商品内封入キャンペーンカードとしてデジモンテイマー達が【創界神ネクサス】で登場。参加作品はデジモンテイマーズ。2018年11月24日発売


    デジモンLAST EVOLUTION編集

    デジモンLAST EVOLUTION絆に合わせて『デジモンアドベンチャー』・『デジモンアドベンチャー02』のデジモンを収録。2020年2月29日発売


    デジモンカードゲーム編集

    2020年4月24日より発売開始。


    その他編集

    カードダスからTCGとは別に『デジモンアドベンチャー』シリーズの1シーンや登場人物をカード化したコレクションカードや『デジモンクロスウォーズ』登場デジモンを解説したカードシリーズ『デジモンクロスアーカイブ』などがリリースされている。


    漫画媒体編集

    アニメやゲームのコミカライズを除く

    タイトル掲載期間掲載誌原作者/作画
    C'monデジモン1997年9月28日赤丸ジャンプ井沢ひろし/やぶのてんや
    デジモンアドベンチャーVテイマー011998年11月21日〜2003年8月21日Vジャンプ井沢ひろし/やぶのてんや
    デジモンネクスト2005年12月17日〜2007年12月21日Vジャンプ浜崎達也/岡野剛
    デジモンドリーマーズ2021年10月4日〜現在連載中最強ジャンプ本郷あきよし/やぶのてんや

    その他編集



    関連リンク編集

    デジモンウェブ ※公式サポートサイト


    関連タグ編集

    バンダイ デジモン デジモンシリーズ

    ワンダースワン たまごっち 東宝怪獣:Ver.5と関連がある事がファンの間で指摘される。

    二次創作タグ

    オリデジ オリジナルデジモンテイマーズ

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