ナイトメアソルジャーズ
ないとめあそるじゃーず
『デジモンペンデュラム』シリーズの第3弾のタイトルで、ゲーム機としては1999年3月頃に登場。
ピコデビモンやバケモンなど暗黒系デジモンが育成できるのがウリだった。
2018年発売の『デジモンペンデュラムVer.20th』ではオリジナルシルバーブラックにネイチャースピリッツ、メタルエンパイアの三勢力と共に収録。新たにオグドモンとボルトバウタモンが旧版の進化ルートに追加されただけでなく、ベルゼブモンなども新たにナイトメアソルジャーズの新ルートとして追加された。
2020年発売の『デジモンペンデュラムZ』でもリメイクされて登場。収録内容を一新し、ゴースモン系が新たに登場した。
2002年発売の『デジモンペンデュラムプログレス』では『2.0 ARMAGEDDON ARMY』と題して本勢力所属のデジモンと神聖系デジモンがセットで収録された。
『悪夢の戦士達』という勢力名からも分かる通り、魔法や陰陽道などのオカルト的な能力や暗黒のパワーを司るデジモン達の勢力。略称はNSoでシンボルは悪魔の顔。
暗黒のエネルギーが満ちた場所を好み、『デジモンペンデュラムZ』ではフォルダ大陸中央部の遺跡、『デジモンクロスローダー』では天空にゲートが開いた異空間を根城にしている。
『デジモンアクセル』や『デジモンストーリー』風に言えば「アンコク」種族や「アクマ」種族となる。
主に魔人型、堕天使型、魔獣型、アンデッド型、魔王型などまさしく暗黒デジモンの巣窟であり、大抵、アニメやゲームで敵対するのはこの派閥のデジモンであり、デジモンペンデュラム3での収録関係の都合上からか、メラモン系譜のような炎を操るデジモンも所属。傾向としてはウィルス種が多い。
これとは別にダークエリアを根城にしている『ダークエリア』という勢力もあり、七大魔王やドラクモン系列が属するが、彼らを含めて所属者はナイトメアソルジャーズの連中が多い。
一見すると冷酷非道、悪鬼羅刹、魑魅魍魎が跋扈する地獄のような勢力を想像しがちだが、上述した傾向はあくまで一面的なものにしか過ぎない。
ナイトメアソルジャーズの分類はフォルダ大陸で確認された環境による分類(デジモンペンデュラムによる分類)であり、分類の条件はフォルダ大陸の暗黒の地に生息していることだからである。
環境的に常に闇のデジモンたちが闘争をくり広げている場所ではあるが、所属者の中にはバクモン〜スカルマンモン系譜のようなウィルス種絶対デリートするマン(ワクチン種)や、ラブラモンの聖獣型に進化する獣型デジモン、アグニモンから始まる炎の闘士の系譜、ミネルヴァモンやスーツェーモンのようなデジタルワールドの守護者、ユキダルモンのような穏やかなデジモンも確認できる。
デジモンウェブの『デジモンペンデュラムZフォルダ大陸レポート』ではゴースモンが弱ったデジモンを助ける姿が確認されている。
また、マスティモンの存在からデジタルワールドに危機が訪れれば、普段は相入れない天使型と堕天使型が手を組む事もあるようである。
アニメやゲームでもパートナーデジモンや協力者として活躍するデジモンも一定数所属している。
例を挙げてみると『デジモンアドベンチャー』でパートナーを務めたガルルモン、『デジモンテイマーズ』ではレナモン系譜、『デジモンフロンティア』では先述したアグニモンや『デジモンサヴァイブ』のドラクモンなどが該当。
後者は『アドベンチャー』でテイルモンの相棒として活躍したウィザーモン、『デジモンゴーストゲーム』ではデジモン関連の症状を診断するマミーモン、『デジモンワールド』では日夜研究に勤しむヴァンデモンなどが該当する。
『デジモンクロスローダー』では最高難度のダンジョンとして登場。ワイズモン、アーマゲモン、ガルフモン、ダークドラモン、フェレスモン、アルケニモン、アポカリモン、レディーデビモン、オグドモン、ディアボロモン、リリスモンが中ボスを、コードマスターはバグラモンが務めた。なお、ベルフェモン、リヴァイアモン、デーモン、バルバモンは単なる戦闘員にしか過ぎないのが恐ろしい所。
育成ギア『バイタルブレス』ではウィザーモンを中心としてナイトメアソルジャーズ関連のデジモンを収録したdimカード『ダイナスティ オブ ザ エビル』が発売された。
令和版『デジモンカードゲーム』ではこの勢力に該当する色は大体紫となっている(ただ、ウィルス種の傾向でもあるので明確に意識されているかは不明)。
一枚岩ではない…というより闇のデジモンたちが争っているとする一方で、勢力を拡大させていたり、ムルムクスモンが幹部クラス、ベルゼブモンが頂点に立てると言われるように組織としてまとめ上げられているような一面も見られる。
(※)ペンデュラム3を除き、ナイトメアソルジャーズとして初めて登場した媒体にのみ記載するものとする。
デジモンペンデュラム3
デジタルモンスターカードゲーム
(※)プレミアムバンダイで展開されたシリーズを含みます。
成熟期
完全体
究極体
- アルカディモン(究極体)
- エンシェントガルルモン
- エンシェントスフィンクモン
- エンシェントワイズモン
- オメガモン
- カリスモン
- ガルフモン
- キングエテモン
- クズハモン
- グランクワガーモン
- グランドラクモン
- グランドロコモン
- グリフォモン
- サクヤモン(通常種/巫女モード)
- ザンバモン
- スーツェーモン
- スサノオモン
- デーモン(超究極体)
- ディノタイガモン
- デビタマモン
- デュークモンX
- バルバモン
- ファラオモン
- ファンロンモン
- ブラックセラフィモン
- ベリアルヴァンデモン
- ベルスターモン
- ベルゼブモン(通常/ブラストモード/X抗体/クロスウォーズ版)
- マグナキッドモン
- ミネルヴァモン
- ミレニアモン
- ムルムクスモン
- メギドラモン(通常/X抗体)
- メタルガルルモンX
- メルヴァモン
- ユノモン
- リリスモン
- ロゼモン
デジタルモンスターカードゲームα
デジモンセイバーズアナザーミッション
デジモンペンデュラムZ
幼年期
ハイブリッド体
デジモンアドベンチャーにおけるナイトメアソルジャーズ
本作のナイトメアソルジャーズはダークマスターズの1体ピエモンが率いる堕天使型やアンデッド型デジモンで構成された軍団であるが、他の軍団に比べて少数のデジモンで構成される。
暗黒の荒野地帯を支配し、ピエモンがボスを務める関係からか、サーカスの空中ブランコも確認できる。
一度は選ばれし子供達を全滅寸前に追い込むほどの強力な勢力だったが、レディーデビモンがエンジェウーモンに破れ、他の構成員も危機的状況で超進化したホーリーエンジェモンのヘブンズゲートに吸い込まれて全滅した。