スーツェーモン
すーつぇーもん
レベル | 究極体 |
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タイプ | 聖鳥型 |
属性 | ウィルス |
必殺技 | 紅焔 |
所属 | ナイトメアソルジャーズ、アンノウン、ウィンドガーディアンズ、ディープセイバーズ、ヴォルカニックレギオン(※) |
(※)出典は『デジタルモンスターカードゲーム』(Bo-636、Bo-488)、『デジタルモンスターカードゲームα』(Dα-601)、『デジモンクロスローダー』より。
南方を守護し、朱雀をモデルにする四聖獣。四聖獣の中で唯一のウィルス種でもある。
WWW大陸南部のブート火山に住まうとされ、そこはゴクウモン生誕の場所ともされる。
デジモンアドベンチャーシリーズ
作中で明確に姿を表した四聖獣がチンロンモンのみであった為、直接の登場はなかったが、設定上はちゃんと存在しており、ダークマスターズに封印されたという設定である。
「デジモンアドベンチャー 15th Anniversary Blu-ray BOX」で公開された設定では先代の選ばれし子供たちのパートナーであったピヨモンが進化したという設定になっている。元が鳥型なので四聖獣の進化ルートの中で一番流れがしっくり来ると言える。
デジモンテイマーズ
CV:森山周一郎
デジモンは己が力で争う事で進化していくものという考えを持っており、人間と進化していく事を良しとするチンロンモンとは対立している。
デーヴァ達を従えており、彼らをリアルワールドに派遣してクルモンを捜索させていた。
これによりリアルワールドが大きな被害に見舞われてしまうのだが、彼がそこまでクルモンに執着したのは、デジタルワールドの深淵からくる“ある存在”に対抗するためだった。しかし、チンロンモンがいうにはデジモンが進化しすぎた事こそがある存在を活性化させてしまう条件であり、クルモンを回収しようとする行為は本末転倒だという。
デーヴァが全て倒された事を受け、自らテイマーズの前に現れて、圧倒的な火力でパートナーデジモン達を屠った。
戦いの最中、ジェンがテリアモンと融合し、セントガルゴモンに進化。セントガルゴモンの中華拳法とジャイアントバズーカのコンボで撃沈したかに見えたが、実は生きており、子供達を始末しようと追跡を続ける。現れたチンロンモンの説得に応じず、タカトとギルモンの融合体であるデュークモンを目にし、人間と共に進化する事で生まれる強さを実感した一方で、それでもそのような進化は邪道であるとし、なおも人間達と対立する方針を崩さなかったが、チンロンモンの一喝でようやく矛を納めた。
その後は集結した四聖獣やクルモンのシャイニングエボリューションで進化した究極体たちと共に、デ・リーパーの吹き出す泡に立ち向かった。
このようにデーヴァ編では最後に立ちはだかるボスを務めているものの、本質的には世界の守護者であり、リアルワールドへの侵攻は強すぎる正義感・使命感から起こしたものである。
また気性の荒いウィルス種だからか短気な一面があり、デ・リーパーの泡が周りのものを消していく様に怒って突貫し、翼を無くしてすごすご戻ってきてデ・リーパーの脅威を伝える反面教師になってしまったりしている。
デジモンリアライズ
気性が荒く気難しい、人間を快く思っていないという設定は相変わらず。
その気性の荒さは場合によってはロイヤルナイツや三大天使にすら躊躇なく矛先を向けるほど。
しかし今作では世界の危機である本作の主人公たちの活動を彼らに協力した部下であるデーヴァたちを通して認めるなど
決して人間が嫌いなだけの頭が固いだけの存在ではなく理性的な側面を持つのが見て取れる。
またその際にデーヴァが世話になった礼を含めて耳を傾けるという態度をとっており、部下であるデーヴァ達には案外面倒見が良いのかもしれない。
最終的に相手が人間であろうがその心意気に感心したものは絆されたわけではないと口では言うもののその覚悟を認める等器の広さはまさしく四聖獣らしさを見せた。
その態度から「頑固爺さん」と性格を表現されたことも。