データ
設定
黄金色に輝く4枚の翼を持った聖なるデジモン。全ての鳥型デジモンの長であり、神聖系デジモンを統べるものと言われている。ホーリードラモンが獣型デジモンの究極形態であるのに対し、ホウオウモンは鳥型デジモンの究極形態である。神聖系デジモンの証でもあり、聖なるパワーを引き出す「ホーリーリング」を2つも持つところから、ホウオウモンの持つパワーが計り知れないことが理解できる。必殺技は神々しい4枚の羽を羽ばたかせて黄金色の粒子を降り注ぐ『スターライトエクスプロージョン』。この技を受けると、全ての悪は浄化されるという。
概要
「デジモンワールド」で初登場した鳥型のデジモン。名前の由来はそのまま鳳凰だと思われる。
デビュー当時はまだ究極体の概念はなく、完全体としての登場だった。
「デジモンペンデュラムVer4.0」ではワクチン枠の究極体として登場。
ピヨモンの最終形態としてアニメ登場を望まれていたが長年実現することは無く、知名度は低かった。
ゲーム「デジモンストーリー」ではピヨモン系譜の究極体に位置付けられたが(進化ルートがチグハグなこの作品では珍しい王道ルートである)、次回作の「サンバースト・ムーンライト」ではなぜかガルダモンの究極体ポジションをグリフォモンに取られて、デラモンの究極体に据えられてしまう(シンドゥーラモンとのジョグレスでホウオウモンにするという形でガルダモンルートも残された)。「ロストエボリューション」ではガルダモンの究極体に復帰し、スーツェーモンへの進化を獲得している。
鳥型デジモンにもかかわらず分類は「聖獣型」となっている。後に「聖鳥型」という分類が追加されたが、特に変更はされていない。
その後紆余曲折あり、PSP版『デジモンアドベンチャー』で空のピヨモンの究極体として採用されて以降は知名度も上がってきたのか、『tri.』や『アドベンチャー:』でもこの進化ルートは続投している。
活躍
デジモンテイマーズ
第40話で他の究極体と共にモブとして登場。
デジモンアドベンチャーtri.
第四章でピヨモンの最終進化としてようやく登場した。
漫画版『デジモンクロスウォーズ』
ジュピターゾーンで敵キャラとして登場。どう言うわけだか、悪役扱いである。
デジモンアドベンチャー:
第52話でついに登場。
火山島で作業中に怪我をしたピヨモンを思うあまり空が「一人で」頑張りすぎたため「信頼されてない」と思い込んだピヨモンと喧嘩になってしまう。しかし、ジャンクモンの説得と火山の大噴火をきっかけに和解し、溢れ出る溶岩に飲み込まれながらも空とガルダモンの信頼の力によって進化。溶岩を全て巻き上げて固め、輝く柱に変えた。ついでにジャンクモンの怪我も治してしまう。
溶岩の中から進化して飛び出すその姿は、まさに炎の中で生まれ変わる不死鳥のようであった。(フェニックスではなく鳳凰だが。)
尚、声が中性的だった完全体のガルダモンと比較して高く女性的なものへと変化している
進化ルート
登場作品 | 幼年期1 | 幼年期2 | 成長期 | 成熟期 | 完全体 | 究極体 | 超究極体 |
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デジアドシリーズ | ニョキモン | ピョコモン | ピヨモン | バードラモン | ガルダモン | ホウオウモン | - |
ロスエボ | - | トコモン | ピヨモン | バードラモン | ガルダモン | ホウオウモン | スーツェーモン |
X抗体
フォルムがより鳳凰らしくなり、さながら例の鳥に似た姿となった。
なんとホーリーリングの数は並の神聖系を凌ぐ12個になり、スターライトエクスプロージョンの威力も増した。
体を覆う黄金の「ファイアーウォール」はウィルスを焼き尽くすホウオウモン最大の防御壁であり、羽根1枚だけでも邪悪なデジモンを寄せ付けないだけの効果を与える。