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デジモン

でじもん

デジモンとは、デジタルモンスターシリーズの略称、および同作品に登場する架空の生命体の総称である。こちらでは種族としての「デジモン」を紹介する。
目次 [非表示]

概要

デジモンとは、「デジタルワールド」と呼ばれるコンピュータネットワーク上の電脳空間に生息する生命体の総称。


『電脳核』(コア)と呼ばれる核を中心に、電子ワイヤーが輪郭を作る骨組み、テクスチャが表皮となって構成されている。『テイマーズ』ではこの設定を進化シーンに生かしている。

同作では、他に粒子が擬態した擬似タンパク質や、バラバラな遺伝子構造によって構成されていると説明されている。擬似タンパク質が解かれて粒子に戻ると、現実世界では存在を維持できなくなり、飛散してしまう。

フロンティア』ではその体はデジコードというバーコード型の情報体で構成されており(デジタルワールドそのものも)、ディースキャナでスキャンする事でデータを浄化することが可能である。

クロスウォーズ』ではシャウトモンナイトモンなどが瀕死の状態になった際に命の音とも言うべき『デジメロディ』を発しており、クロスローダーに収容する事で命を救う事が出来た(作中ではあまり拾われることの無い設定であり、玩具版クロスローダーやデジモンストーリー超クロスウォーズと連動する為のシステムという色が強く、番組のミニコーナーなどで取り上げられた)。


一方で、デビモンのデスクロウが対象の心臓を抉り出す技という設定だったり、ちなみに『02』ではブラックウォーグレイモンがデータではなく血液を出す描写があり、初期の頃は通常の生物との差異が曖昧な所があった(最初期はたまごっちをモンスターに置き換えた電子ペット=「デジタルモンスター」という位置付けであったからか)。

このことからテイマーズで登場した「グラニ」も広義的にはデジモンの範疇にあるが、狭義でのデジモンにはカウントされない。一方でデジコアを失った事でデジモンからデジモンではない存在に変化したという例やデジモンが素材に組み込まれていながら、デジモンにカウントされない存在も多数確認されていて、初見で差異を見抜くのは非常に困難である。

これらの特徴を統合すると「体内にデジコアを持っていて、"「〇〇モン」"という種名が付いたものが狭義でのデジモン」という事になる。

また、デジモンの中には精神体そのものをデジモンにカウントしたり(ムーン=ミレニアモン)、特定のデジモンのコア部分をデジモンとカウントする例(ルーチェモン:ラルバ)もある。


元がデータで構成された生命体であるため、周りから吸収する情報量はとてつもなく、それらを用いて現実の生命体が数世代かけて行う『進化』を一代で可能としているのが最大の特徴。体重の単位もその特性に倣い『G(ギガ)』を採用している。

精神の成長も早く、タカトのギルモンも、赤ん坊のようだったのが僅かな間に鮮明な思考を得ている。

また、デジタルな生命体故か、『アドベンチャー』では現実世界に出現すると電子機器に影響を及ぼしたり、『セイバーズ』では電化製品を媒介にしてリアライズしていた。また、セイバーズでは人間の情念に引き寄せられてリアライズする特性があると語られた。


その反動故か寿命が短く、液晶玩具では長く生きる事はないとされている。

しかし基本、寿命問題はアニメ(と一部のデジモンの公式設定)ではうやむやにされている事が多い。と言うより、30年以上の付き合いがあるパートナーデジモンが確認されていないのが実情である)。


公式設定では「ライフシミュレーションワールド」(デジタルワールドの原型である模様)という生命進化のメカニズムを研究するためのソフトに組み込まれていたプログラムがネット上のデータを次々と吸収し、生態系を築いたものがデジモンの始まりであるとされる。

そしてこれを利用しようとしたハッカー集団によってデジタルワールドにアクセスし、捕獲するためのソフト「デジモンキャプチャー」と「デジモンローダー」が生み出され、彼らの住む世界デジタルワールドも発見されていった(『デジモンストーリーサイバースルゥース』のハッカーの設定はこれを反映したもの)。

テイマーズ』におけるデジモンはこちらの設定に近しい人工生命体となっており、それを基にして作られた作品がバンダイの「デジタルモンスターシリーズ」という商品という扱いである。(詳しくはこちら)


一方で『クロスウォーズ』のワイズモンは「人が手に入れたコンピューター領域は微かである」と語っており、むしろ人間の方がコンピューター世界の新参者であるとする作品も存在する。


様々な属性や世代に分かれており、現実の世界に存在する動植物、機械、人型や突然変異等を模した多様な種族が存在する。各デジモンの個体に関してはオリジナルとしての公式設定が存在しており、アニメ作品に登場させる際に意図的に改変をする場合がある。また、アニメ作品の主役として新たに作られたデジモンにおいても同様であり、改変により基本の設定と異なる設定となる場合がある。そんなわけなので公式設定やアニメにおいてもホーリーリングを付けた聖なるデジモンが敵の配下になったり、十闘士の力を受け継いだ特別なデジモンやアーマー体デジモンが敵やモブとしてポンポン出てくるというわけである。ここら辺が賛否両論の的になる事もしばしばある。

ただ『アドコロ』以降の近年のアニメ作品では、公式設定通りの登場を果たしたデジモンがちらほら見られるようになってきている。


また、『フロンティア』では人型の要素を強く持つデジモンをヒューマンデジモン、獣の要素を強く持つデジモンをビーストデジモンと呼んでいるが、公式設定中にはあまり登場しないワードである。


Vジャンプオリジナル解釈の設定ではデジモンごとに好物や嫌いなものが紹介されており、スサノオモンやルーチェモンにすら好物が存在するという扱いであった(参考)。一応、この設定の中には実際にアニメで好物だったものや嫌いなものも含まれている。


妖怪との関係

デジモンは単純なデジタル生命体ではなく、妖怪と深い結びつきがあると設定されている作品も存在する。

02』では江戸時代に妖怪や四聖獣として確認されており、武之内教授はデータが命を持った存在である事から付喪神に例えた(#33)。

また、京都が風水に基づいて都市づくりを行った理由も異界と繋がりやすい場所であったからと推測されており、実際にブラックウォーグレイモンがデジタルワールドで破壊活動を行った結果、時空の位相に歪みが生じ、京都のあちこちで大量にデジモンが出現する事件が起こっている。


こうした『02』での立ち位置は「デジモンとは,古来より人間に寄り添ってきたスピリチュアルな存在で,時代によって妖怪や式神として見え方が変わってきたもの。デジモンと呼ばれているのは、あくまで現代においてデジタルガジェットを通して認識できるからなんだ」(原文ママ。出典はこちら)という角銅博之監督の構想を反映している。


デジモンサヴァイブ』では上記の構想に多大な影響を受け、妖怪神霊伝説の元ネタになった『ケモノガミ』として登場し、彼らがデジモンとなるまでの過程を民俗学的な視点から描いている。


公式設定でも神話や伝承のデータから生まれるデジモンは多く(ファングモンフェンリルガモンなど)、デジモンは『現代の妖怪』であるという認識は公式設定的にも荒唐無稽というわけではないのかもしれない。


ゴーストゲーム』では妖怪とデジモンの存在の両立は矛盾しないという扱いであり、デジモン達が怪異絡みの事件を引き起こしたり、作中でデジモン達は都市伝説妖怪のような扱いを受けている


生態

誕生

殆どのデジモンがデジタマと呼ばれてる卵を残し、そこから幼年期の状態で孵化する。

初期ではデジモン自身が死の間際に意識して産んだかように描写されていたが、近年では死んだ際に出るデータ片がデジタマに再構成されるという転生として描かれている。

『アドベンチャー』や『02』の『はじまりの町』では、ゆりかご状の物体にデジタマが乗せられているのが特徴(ただし、デジタルワールド外で死ぬと話はまた別らしい)。

『フロンティア』でも『始まりの町』の設定が存在するが、デジタマは木々に成っており、それをスワンモンが水をあげるなどして世話をしている(デジコードスキャンされたデジモンのデータもこの町に来るのだという)。

一方『セイバーズ』では死ぬとその場でデジタマになって転がることになる(ロイヤルナイツは死亡するとデジタマが昇天し、回収される他、バイオデジモンの場合は人間体に戻った後、融合していたデジモンがデジタマとなって排出される)。この為、トーマはデジモンには死が存在しないと解釈していたが、ギズモンのATレーザーをデジコアに受けたデジモンは敗れるとデジタマに還る事なく死んでしまう為、ギズモンによる大虐殺を知るファルコモンとトーマの認識に齟齬が生じていた。


デジモンストーリー』では特定のデジモンの組み合わせでデジタマを誕生させる『マッチング』というシステムが存在しているが、公式設定的に交b…ゲフンゲフン交配とかではない…はず。デジモンから取り出したデータを組み合わせて誕生させているのだろうか。


なお、『デジモンテイマーズ』ではシリアス色を強める目的の為か、倒したデジモンのデータはデジタマに還る事はなく、勝利者が取り込む(ロード)するという設定になっていて、いわゆるRPGでいう経験値のようなもの。ロードを行う事でロードしたデジモンの技を使う事が出来る場合もある(ベルゼブモン:ブラストモードがカードスラッシュも無しに「獣王拳」を使用している)。


公式設定、アニメ共通で倒されたデジモンのデータの残滓や怨念が新しいデジモンになる/進化して復活するというパターンも存在する。前者はメフィスモン、後者はヴァンデモンである。つまりデジモンにも霊や怨念といったオカルト的概念が存在するのである。『02』でも現実世界で死んだウィザーモンの幽霊が出現している。


親子の概念はないものの、『デジモンクロスウォーズ』ではキュートモンの両親が登場しており、必ずしも死んでから次代のデジタマを残すという設定は守られている訳ではない。

一方で、兄弟の概念は公式で存在しており、テリアモンロップモンは双子である事が示唆されている(それを裏付けるようにロップモンの幼年期であるチョコモングミモンと離されると弱ってしまうという設定を持つ)。


デジモンネクスト』ではデジタマはデジタルワールドで生まれた自然卵(ナチュラル)と玩具やゲームで生まれた人工卵(アート)の二つに大別され、前者は人間の世話がなくても問題なく生きていけるが、後者の方法で生まれたデジモンは人間の世話がないとやがて衰弱して死んでしまうという現実寄りの設定になっている。

公式設定でも人為的に生み出されたデジモンは複数存在している。ただし、公式で「人工デジモン」というと、原則として成長期までしか進化できない人工種の事を言うらしい


一方で『デジモンリアライズ』などデジタマなしで電子機器に自然発生するデジモンも少なくない。


なお、デジタマを経由した転生システムのため、事実上の不死という解釈をしている作品もあり、『セイバーズ』は上述の通りであるが、『デジモンストーリー』第1作と第2作ではデジモンに「歳をとる」概念がないため、アヌビモン/ザンバモンが「人間は究極体になる」と勘違いするシーンも見られた。

このため、「YMIRプロジェクト」というデジモンに「人間と同じ寿命」を与えて進化を促すプロジェクトが企画されるも頓挫したとの事。


ただし、この転生システムにも例外があり、公式設定として七大魔王に敗れると転生できず、彼らの血肉になるとされる。


食事

ゲームでは肉畑で取れる骨付き肉を与える事が多いが、アニメの場合デジアドでは果物や魚(どのシリーズでもデジタルワールドには料理の概念がある為、飲食店も存在する)。テイマーズではパンを食べていた。セイバーズ第1話ではヨシノ曰く「デジモン専用の餌」だけと語っているが、アグモンファルコモンは人間の食べ物にがっついていた為、人間の食べ物でも全く問題はない(他のシリーズでも普通に人間の食べ物を食べている)。

野生個体はこれに加え、他のデジモンをデリートしてデータを吸収したり(『デジモンテイマーズ』)、デジクォーツにかじりつく事で食事する(『デジモンクロスウォーズ』)。

デジモンネクスト』ではデータの屑である「バグ」も食べられるらしく、アグモンが美味しそうに食べていた。


デジモンフロンティア』では焼くと肉料理の味(生姜焼きや唐揚げなど味はランダム)に変化するニクリンゴなど固有の食物も存在する。


食べるとウンコを排泄するが、公式設定においてはウンコはデジモン達が排出した不要なデータをわかりやすく視覚化したものとされる。


睡眠

ゲームでは睡眠をしないと病気になったり死亡したりする。

アニメのデジモン達も眠気を訴えたり眠ったりする。

コンピューター用語で言い換えると「デフラグ」となる。


住居

デジタルワールドやネット情報などのあらゆる場所に生息し、各々の生息環境に適応した姿へと進化していく。

野生動物のように暮らす知性の低い個体と、人間同様に居を構え、文明を築いている個体の2パターンに大別される。

その中には一大勢力を構成したり、ひと括りの強者の象徴とされるデジモンも存在する(前者がメタルエンパイア、後者には四大龍が該当する。)。


アニメ版では特定の住居を持っているデジモン(アドベンチャーのピッコロモンピノッキモンなど)や市場(マーケット)を築いているデジモン(デジモンフロンティア)などが確認できる。


「デジモンストーリー」シリーズではデジモンファーム(いわゆるポケモンのポケリゾート)に預けられて特訓や武器製作を行ったり、生活を送るという設定である。


ありかた

基本的には好戦的。中には食う食われるの関係性にあるデジモンも多く、ここだけ見ればリアルワールドの生態系と変わらないが、デジモンには環境や素質に応じて進化/退化する性質がある為、強弱が逆転する事がある。

リアルワールドの生物群と決定的に異なる点は、人型デジモンも多く存在するだけあって、言葉を話すほどの知性を備えた(そうでなくとも人間に通じる範囲でコミュニケーションが取れる)デジモンが非常に多い事。

種族を超えた同盟関係にあるデジモンがいたり(レオモンガルダモンなど)、人間の趣味・嗜好を理解して楽しむという事も珍しくない(例えば京の相棒ホークモンは干瓢巻きの美味しさに感動して好物になっている)。ただし、LASTEVOLUTION絆でアグモンが太一の隠したエロ本の意味を全く理解できていなかった辺り、人間の全てを理解できるという訳ではない模様。


性別

デジタマによる輪廻転生に近いサイクルを持つため、性別は持たない。しかし、性格が女性的、男性的という差は存在する。

デジモンアドベンチャーの設定に深く関わった創始者の一人、角銅博之氏によると、『デジモンはパートナーの人間の魂の片割れであり、そのために性別は必ず同じになる』と定義している(この点、ホークモンは異質である)。

つまる所、外見がボインボインのネーチャンなエンジェウーモンやスク水少女みたいなチョ・ハッカイモンとか女の子が進化するフェアリモンなどもあくまでそういう見た目なのであり、性別はない(ここ重要)。そういうわけなので、「デジモンストーリー」などでは個体によってお淑やかだったりもするし、ファンキーだったり、クールだったりもするというわけだ。


恋愛関係みたいなものはあるらしく、例えばユノモン元ネタに倣い、ユピテルモンを深く愛しているという設定がある。

アニメではクロスウォーズにてライラモンスティングモンメルヴァモンベルゼブモンがいい仲になっていたり、美人なテイマーに好意を抱く。『ナンパ』を知っているデジモンが出てくるなど、恋に関わるデジモンは多く存在している。


性別がないという設定はアニメでも登場することがあり、フロンティアではボコモンがパタモンを「息子娘」、パタモンはボコモンを「ちちははうえ」と呼んでいる。


属性

デジモンの大部分はワクチン種(Va)、データ種(Da)、ウィルス種(Vi)に分類され、それぞれジャンケンのような関係になっており、

  • ワクチン(サヴァイブでは「道義」)・・・ウィルス種が書き換えた環境を、もとの状態に戻す作用をする。データ種に弱く、ウィルス種に強い。
  • データ(サヴァイブでは「調和」)・・・住んでいる環境に、そのまま適応する性質を持っている。ウィルス種に弱く、ワクチン種に強い。
  • ウィルス(サヴァイブでは「激情」)・・・住んでいる場所を、自分の住みやすい環境に書き換えようとする性質を持つ。ワクチン種に弱く、データ種に強い。
  • フリー・・・上記の相性に左右されない、もしくは育成の仕方で上記の属性に変換する属性(カードゲームでは上記属性のどれかに固定されている)。アーマー進化できる古代種が持っている事が多い(これは上記属性が生まれる前からいた種族のデジモンだから)。彼ら古代種はデジタルワールドで起こった環境の変化やデータの飽和などで滅んでいったとされる。
  • ヴァリアブル・・・その場に応じて変則的に属性が移動する。十闘士が持っている。
  • 不明・・・アポカリモン等の謎の多いデジモンが持つ属性。
  • NODATA・・・今のところファンロンモンのみが持つ属性。

一般にワクチンが「善」、ウィルスが「悪」、データは「中庸」という認識がされる事があり、一概に間違いとも言えないのだが、ワクチン種でも周囲に暴虐を働く種がウィルス種であっても世界の守りに着く種も存在しメディアによって立ち位置もブレる事があるので注意されたし。

加えて属性も不変というわけではなく、進化やモードチェンジを行えば属性や所属が変わってしまう事など当たり前である。

なお、レベルが幼年期Ⅰ、幼年期Ⅱの種族は属性を持たない。


媒体によっては種族というものも存在する。デジモンストーリーやデジモンネクストで見られた設定であり、これは公式設定におけるタイプに相当する。ロストエボリューション(以下"LE")からは種目も追加された。

これはデジモンアクセルで登場したDNA(竜・獣・鳥・虫・暗黒・聖・水・機械の8つある)という設定が元と思われ、そちらでは電気にもDNAが含まれるとされ、アクセルに備わった通電センサーから摂取する事で進化に影響する。


  • リュウ:LEではゲンジュウに変更。包括されている種目はスライム、ドラゴン、リュウセンシ、ヤミドラゴン、ソラドラゴン、ケモノリュウ、ウミドラゴン、カミドラゴン。
  • ケモノ:包括されている種目はスライム、アニマル、ヤミ、ミズコオリ、ヒカリ、メタルケモノ、ホノオ。
  • トリ:包括されている種目はスライム、ウィング、ホノオ、カミドリ、ヤミドリ、オーロラドリ。
  • セイ:LEではテンシに変更。包括されている種目はスライム、セイジュウ、エンジェル、メタル、コダイ。
  • アンコク:LEではアクマに変更。包括されている種目はスライム、デビル、アンコク、マジュウ。
  • ミズ:LEにてスイセイに変更。包括されている種目はスライム、アクア、ヤミ、メタル、ヒカリ。
  • ムシ・クサキ:LEではコンチュウとショクブツに分割。包括されている種目はスライム、インセクト、ヤミ、ホノオムシ、プラント、ジュモク。
  • キカイ・ヘンイ:LEではキカイに変化したが、突然変異種もこの括りのまま。包括されている種目はスライム、マシーン、キカイヘンイ、ヒカリ、ヤミ。

進化(世代/レベル

該当項目を参照。


バンダイの他ゲームとの関係

デジモンはバンダイの他育成ゲームと世界観が繋がっている事でも有名である。


たまごっち

言わずと知れたバンダイの育成ゲームの金字塔。

たまごっちのコミカライズ作品「半熟たまごっち」にボタモンが登場し、たまごっちの発見者であるばんぞー博士に出会っている他、ナニモンがデジモンの世界に来たおやじっちであるという裏設定がある。

なお、ナニモンの出身地は別次元のデジタルワールドだとされていることから、たまごっちが普通の生き物として生活している世界(アニメの『たまごっち!』に代表される世界)の生まれではなく、携帯育成ゲームとしての『たまごっち』の世界の生まれだと推測される。つまり、デジモンの世界観ではたまごっちがデジモンとして生活している世界もある可能性も0ではないのだろう。

なお、この場合、たまごっちバイタルブレスシリーズとのコラボ品が存在するキャラクター(仮面ライダーサーヴァントエヴァイーブイ鬼殺隊)はどのような扱いになるのかは不明である。


マジカルウィッチーズ

魔法使いを育成するゲーム。ウィッチェルニーと呼ばれる魔法世界が舞台であり、このウィッチェルニーが別世界のデジタルワールドとして登場し、ウィザーモン系の故郷だとされている。

デジモン世界における「ウィッチェルニー」は異世界のデジタルワールドとされていることから『マジカルウィッチーズ』の世界そのものではなく、ゲームとしての『マジカルウィッチーズ』をベースにした別物だと考えるのが自然だろう。


メダロット

バンダイ作ではないが、コラボとしてメタビーとロクショウをモデルとしたオメダモンが登場。

出身も別次元のデジタルワールドとされている。しかし、デジモンリアライズではオメダモンはコラボ参戦したメタビー(デジモン化していないメタビーそのもの)から進化する為、オメダモンの出身はゲームの『メダロット』の世界出身だが、そこはデジモンの世界観から見たウィッチェルニーとは異なり、デジモンではないメダロットが存在する世界(つまりメダロットがデジモン世界に来てデジモン化した)と見なすのが妥当だろうか。


現時点ではこのぐらいであるが、理論上は『陰陽闘神機』や『レジェンズ』、『バイタルブレスキャラクターズ』の世界から来訪者が来ることもありうるのかもしれない。



デジモン一覧

元々の種類が非常に多いだけでなく、同じデジモンでも「X抗体」「強化形態のようなモード違い」「ウィルス種、ワクチン種といった属性違い」「生息地により成熟期や完全体の扱いが異なる」「クロスウォーズ版」「アニメ版」などにより亜種も大量に存在することもあるため、キャラクターの総数を把握することは非常に困難になっている。


デジモンに登場する勢力

デジモンの勢力一覧を参照。


デジモンの種類(世代別に記載)

基本的なデジモン達の成長サイクル。弱肉強食の世界であるデジタルワールドでは成熟期になるのさえ一苦労だが、テイマーとの信頼関係や村を築く事で確実に成長する個体も存在する。


一握りのデジモンがなし得る表面上の限界点。『それ以上』の領域に至るには資格がいるとされる…が、割と近年の展開では無視されがち。


幾多の困難、不可能を超えた先に存在するデジモン達の究極点。データ吸収による規格外な進化を可能としているデジモンでさえも数年の時間を必要とし、中には『神』と呼べる領域の者さえ確認されている。


究極を超えたその先。本来はあり得ないデータ容量を超えた存在で、パートナーの存在が必要不可欠とされている(一部例外あり)。


『アーマー進化』『スピリットエヴォリーション』という、『着込む』特殊な進化を遂げたデジモン。

何の因果かどちらも『古代種』が関わる進化であり、関係性が注目されている。

アーマー体の強さは成熟期から完全体レベルで、マグナモンのような究極体相当の存在も確認できる。

ハイブリッド体の強さはヒューマン〜ビースト形態は成熟期から完全体、融合形態〜超越形態は究極体レベルとなっている。



参考資料

  • 『バンダイ公式デジタルモンスター 25th Anniversary Book -Digimon Device & Dot History-』(集英社)

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