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デジモン

でじもん

デジモンとは、デジタルモンスターシリーズの略称、および同作品に登場する架空の生命体の総称である。こちらでは種族としての「デジモン」を紹介する。
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概要

デジモンとは、「デジタルワールド」と呼ばれるコンピュータネットワーク上の電脳空間に生息する生命体の総称。

『電脳核』(コア)と呼ばれる核を中心に、電子ワイヤーが輪郭を作る骨組み、テクスチャが表皮となって構成されている。テイマーズではこの設定を進化シーンに生かしている。
同作では、他に粒子が擬態した擬似タンパク質や、バラバラな遺伝子構造によって構成されていると説明されている。擬似タンパク質が解かれて粒子に戻ると、現実世界では存在を維持できなくなり、飛散してしまう。

元がデータで構成された生命体であるため、周りから吸収する情報量はとてつもなく、それらを用いて現実の生命体が数世代かけて行う『進化』を一代で可能としているのが最大の特徴。
精神の成長も早く、タカトのギルモンも、赤ん坊のようだったのが僅かな間に鮮明な思考を得ている。

その反動故か寿命が短く、液晶玩具では長く生きる事はないとされている。
しかし基本、寿命問題はアニメではうやむやにされている事が多い。と言うより、30年以上の付き合いがあるパートナーデジモンが確認されていないのが実情である)。
テイマーズでは逆に

公式設定ではとあるハッカー集団が生み出したウイルスを元に生まれた人工生命体であるとされているが、デジモンアドベンチャー02では江戸時代に妖怪四聖獣として確認されており、デジモンクロスウォーズワイズモンは「人が手に入れたコンピューター領域は微かである」と語っている。
この事から、むしろ人間の方がコンピューター世界の新参者であり、下記の“時間のズレ„などを考えるとデジモンの方が人間よりも古い種族である可能性が高い。
ただし、デジモンテイマーズでは公式設定に近しい人工生命体という事になっており、それを基にして作られた作品がバンダイの「デジタルモンスターシリーズ」という商品という扱いである。(詳しくはこちら)

様々な属性や世代に分かれており、現実の世界に存在する動植物、機械、人型や突然変異等を模した多様な種族が存在する。各デジモンの固体に関してはオリジナルとしての公式設定が存在しており、アニメ作品に登場させる際に意図的に改変をする場合がある。また、アニメ作品の主役として新たに作られたデジモンにおいても同様であり、改変により基本の設定と異なる設定となる場合がある。そんなわけなので公式設定やアニメにおいてもホーリーリングを付けた聖なるデジモンが敵の配下になったり、十闘士の力を受け継いだ特別なデジモンやアーマー体デジモンが敵やモブとしてポンポン出てくるというわけである。ここら辺が賛否両論の的になる事もしばしばある。

また、デジモンフロンティアでは人型の要素を強く持つデジモンをヒューマンデジモン、獣の要素を強く持つデジモンをビーストデジモンと呼んでいるが、公式設定中にはあまり登場しないワードである。

生態

誕生

殆どのデジモンがデジタマと呼ばれてる卵を残し、そこから幼年期の状態で孵化する。
初期ではデジモン自身が死の間際に意識して産んだかように描写されていたが、近年では死んだ際に出るデータ片がデジタマに再構成されるという転生として描かれている。
アドベンチャーや02の『はじまりの町』では、ゆりかご状の物体にデジタマが乗せられているのが特徴。
一方セイバーズでは死ぬとその場でデジタマになって転がることになる。(ロイヤルナイツは死亡するとデジタマが昇天し、回収される他、バイオデジモンの場合は人間体に戻った後、融合していたデジモンがデジタマとなって排出される)

デジモンストーリー」では特定のデジモンの組み合わせでデジタマを誕生させる『マッチング』というシステムが存在しているが、公式設定的に交b…ゲフンゲフン交配とかではない…はず。デジモンから取り出したデータを組み合わせて誕生させているのだろうか。

なお、デジモンテイマーズではシリアス色を強める目的の為か、倒したデジモンのデータはデジタマに還る事はなく、勝利者が取り込む(ロード)するという設定になっていて、いわゆるRPGでいう経験値のようなもの。ロードを行う事でロードしたデジモンの技を使う事が出来る場合もある(ベルゼブモン:ブラストモードがカードスラッシュも無しに「獣王拳」を使用している)。

公式設定、アニメ共通で倒されたデジモンのデータの残滓や怨念が新しいデジモンになる/進化して復活するというパターンも存在する。前者はメフィスモン、後者はヴァンデモンである。つまりデジモンにも霊や怨念といったオカルト的概念が存在するのである。

デジモンネクストではデジタマはデジタルワールドで生まれた自然卵(ナチュラル)と玩具やゲームで生まれた人工卵(アート)の二つに大別され、前者は人間の世話がなくても問題なく生きていけるが、後者の方法で生まれたデジモンは人間の世話がないとやがて衰弱して死んでしまうという現実寄りの設定になっている。

食事

ゲームでは肉畑で取れる骨付き肉を与える事が多いが、アニメの場合デジアドでは果物や魚(どのシリーズでもデジタルワールドには料理の概念がある為、飲食店も存在する)。テイマーズではパンを食べていた。セイバーズ第1話ではヨシノ曰く「デジモン専用の餌」だけと語っているが、アグモンファルコモンは人間の食べ物にがっついていた為、人間の食べ物でも全く問題はない(他のシリーズでも普通に人間の食べ物を食べている)。
野生個体はこれに加え、他のデジモンをデリートしてデータを吸収したり、デジクォーツにかじりつく事で食事する。
デジモンネクストではデータの屑である「バグ」も食べられるらしく、アグモンが美味しそうに食べていた。

睡眠

ゲームでは睡眠をしないと病気になったり死亡したりする。
アニメのデジモン達も眠気を訴えたり眠ったりする。

住居

デジタルワールドやネット情報などのあらゆる場所に生息し、各々の生息環境に適応した姿へと進化していく。
野生動物のように暮らす知性の低い個体と、人間同様に居を構え、文明を築いている個体の2パターンに大別される。
その中には一大勢力を構成したり、ひと括りの強者の象徴とされるデジモンも存在する(前者がメタルエンパイア、後者には四大龍が該当する。)。

アニメ版では特定の住居を持っているデジモン(アドベンチャーのピッコロモンピノッキモンなど)や市場(マーケット)を築いているデジモン(デジモンフロンティア)などが確認できる。

「デジモンストーリー」シリーズではデジモンファーム(いわゆるポケモンのポケリゾート)に預けられて特訓や武器製作を行ったり、生活を送るという設定である。

ありかた

基本的には好戦的。中には食う食われるの関係性にあるデジモンも多く、ここだけ見ればリアルワールドの生態系と変わらないが、デジモンには環境や素質に応じて進化/退化する性質がある為、強弱が逆転する事がある。
リアルワールドの生物群と決定的に異なる点は、人型デジモンも多く存在するだけあって、言葉を話すほどの知性を備えた(そうでなくとも人間に通じる範囲でコミュニケーションが取れる)デジモンが非常に多い事。
種族を超えた同盟関係にあるデジモンがいたり(レオモンガルダモンなど)、人間の趣味・嗜好を理解して楽しむという事も珍しくない(例えば京の相棒ホークモンは干瓢巻きの美味しさに感動して好物になっている)。ただし、LASTEVOLUTION絆でアグモンが太一の隠したエロ本の意味を全く理解できていなかった辺り、人間の全てを理解できるという訳ではない模様。

性別

デジタマによる輪廻転生に近いサイクルを持つため、性別は持たない。しかし、性格が女性的、男性的という差は存在する。
デジモンアドベンチャーの設定に深く関わった創始者の一人、角銅博之氏によると、『デジモンはパートナーの人間の魂の片割れであり、そのために性別は必ず同じになる』と定義している。
つまる所、外見がボインボインのネーチャンなエンジェウーモンやスク水少女みたいなチョ・ハッカイモンとか女の子が進化するフェアリモンなどもあくまでそういう見た目なのであり、性別はない(ここ重要)。そういうわけなので、「デジモンストーリー」などでは個体によってお淑やかだったりもするし、ファンキーだったり、クールだったりもするというわけだ。

恋愛関係みたいなものはあるらしく、例えばユノモン元ネタに倣い、ユピテルモンを深く愛しているという設定がある。
アニメではクロスウォーズにてライラモンスティングモンメルヴァモンベルゼブモンがいい仲になっていたり、美人なテイマーに好意を抱く。『ナンパ』を知っているデジモンが出てくるなど、恋に関わるデジモンは多く存在している。

属性

デジモンの大部分はワクチン種(Va)、データ種(Da)、ウイルス種(Vi)に分類され、それぞれジャンケンのような関係になっており、

  • ワクチン・・・データ種に弱く、ウイルス種に強い。
  • データ・・・ウイルス種に弱く、ワクチン種に強い。
  • ウイルス・・・ワクチン種に弱く、データ種に強い。
  • フリー・・・上記の相性に左右されない、もしくは育成の仕方で上記の属性に変換する属性(カードゲームでは上記属性のどれかに固定されている)。アーマー進化できる古代種が持っている事が多い。

例外的な属性で、無・NODATA・不明・ヴァリアブル等がある。

進化

一定の条件をクリアする、アニメでは紋章やカードなどの力やパートナー同士の絆で奮い立たせるなどすると、パワーアップした姿に成長、『進化』する。進化前の姿に退化することもできる(敵デジモンも何らかの方法で進化する)。
なお、ポケモンと違って決まった進化ルートは存在しないし、進化前と進化後で必ずしも容姿や属性が一致しているとも限らない。
これはポケモンで言えば、前作ではキャタピーピカチュウリザードンだったのが、次回作ではフシギダネピカチュウガブリアスミュウツーといった進化をするというケースがあり得るということである。

しかしながら特定のデジモンに進化しやすい傾向があるデジモンがいるのも事実であり、例えばデジモンの代名詞であるアグモングレイモン系統に進化しやすく、ガブモンガルルモン系に進化しやすいといった具合である。ファンの間でこのデジモンの正統進化系は誰かという議論が行われるのはこうした事情からだと思われる。
しかしゲンナイの言葉を借りるなら、「進化に正しいも誤りもない」というのが答えであり、どの進化を正しいとするのかはテイマー次第だと言える(いわゆる暴走系は「暗黒進化」と呼ばれる)。

進化の種類にはデジメンタルを使ってアーマー体に進化する「アーマー進化」、2体のデジモンが合体して行う「ジョグレス進化」、十闘士の力を宿したスピリットでハイブリッド体に進化する「スピリットエボリューション」、複数のデジモンの心を一つにして合体する「デジクロス」(世代を跨ぐものとそうでないパターンがある)、X抗体を持ったデジモンが体質や姿を変化させる「X-進化」(これも世代を跨ぐものとそうでないパターンがある)などがある。なお、アイテムが必要とされる特殊進化(アーマー進化やスピリットエボリューション)で誕生するデジモンの中には通常進化でその姿になるというパターンも往々にしてある。

進化とは違う方法で姿を変える個体も存在しており、大きく分けてルーチェモンアルゴモンのように『世代を跨いだ同一のデジモン』として扱われるケースや、インペリアルドラモンや天使系デジモンの堕天版のように『モードチェンジ』として扱われるケースの二つがある。

また、様々なデータを取り込む事で進化するという特性からか、取り込んだデータがあり方に影響する事が当たり前である。それを裏付けるように特定の施設のコンピュータ/ソフト内で新種が発見されり、特定のデータから誕生したという例もある(プレシオモンスターモンなど)

デジモン一覧


デジモンに登場する勢力

デジモンの勢力一覧を参照。

デジモンの種類(世代別に記載)

基本的なデジモン達の成長サイクル。弱肉強食の世界であるデジタルワールドでは成熟期になるのさえ一苦労だが、テイマーとの信頼関係や村を築く事で確実に成長する個体も存在する。

一握りのデジモンがなし得る表面上の限界点。『それ以上』の領域に至るには資格がいるとされる。

幾多の困難、不可能を超えた先に存在するデジモン達の究極点。データ吸収による規格外な進化を可能としているデジモンでさえも数年の時間を必要とし、中には『神』と呼べる領域の者さえ確認されている。

究極を超えたその先。本来はあり得ないデータ容量を超えた存在で、パートナーの存在が必要不可欠とされている(一部例外あり)。

『アーマー進化』『スピリットエヴォリーション』という、『着込む』特殊な進化を遂げたデジモン。
何の因果かどちらも『古代種』が関わる進化であり、関係性が注目されている。


関連タグ

デジタルモンスター デジタマ デジヴァイス デジタルワールド
アニメ:デジモンシリーズ

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