概要
エンジェウーモンとレディーデビモンに代表される、「人間の女性に近い形態を持つデジモン」。
公式で見られる表記だが後述のように明言されていることは少ないため、ファンの中では分類にやや差が見られる。
『Ver.2』で登場したエンジェモンと共に人型デジモンの歴史を語る上では外せないデジモン達である。
若い女性型から老婆まで様々な姿の個体が確認できるが、デジモンには「オス・メスの性別はない」「性別が無いため生殖活動は行わない」という設定であり、あくまでも彼女たちは女性に近い外見をしているだけである。
『デジタルモンスター 25th Anniversary Book ―Digimon Device & Dot History―』では特定の性別を模した姿のデジモンは自分で性別を情報として定義しているとしている。
公式設定内でも「女神」や「姉妹」のような概念は存在しており、性自認あるいは性的指向としての性別はあると考えられる。
また、これとは別にそのデジモンという種族の中でもさらに個体としては性格、口調が女性的というパターンもある。
アニメやゲームなどのメディアによってはデジモンは固有のキャラになるため女性キャラ的な扱いを受けるからである。
ほかのキャラからも女性扱いを受けているデジモンも少なくないし、人間の男性あるいは男性的なデジモンを恋愛対象として見る女性的性格のデジモンは複数登場しており、夫婦や恋人関係も確認できる。男女に分かれる施設で女性側を利用するといったようなこともある。
人間の女性が進化・あるいは融合したデジモンも一定数存在する。
「男の子」を自称し両親もいるキュートモン(デジモンクロスウォーズ)という前述の設定とは矛盾する例もあるし、そもそもデジモンシリーズは性別に限らず一貫した設定は存在しないことの方が多いので結局は作品によるといったところだろう。
本記事では女性型や女性の姿など公式で明言されたのを除くと比較的人間の女性に近い外見をしているデジモンのみ取り上げる。
ただし、前述のように公式で明確に分類されていない以上公式設定ではなく記事の編集者の個々の判断でしかない点には注意。
本記事に載っていないから女性型デジモンではないというわけでもないし、本記事に載っているから公式に女性型デジモン扱いされているという訳でもない。
例えば、レナモンは本記事では女性型に含めていない。外見や設定的には明確に女性と言える要素はないためである。
また、『デジモンテイマーズ』のレナモンは本人はデジモンの設定通り性別を否定している(シリーズ構成の小中千昭のサイトでは女性らしいサクヤモンに進化することも含めて当初は両性具有あるいは性別のないイメージだったとしている)。
それを踏まえたうえで、作中ではその発言の直後にテイマーの牧野留姫の母ルミ子から「女の人」「女の子」と扱われ、後にルキ自身もドラマCDでお姉さんに例えている。
フィギュア『G.E.M.シリーズ』では胸らしきものがあるので女性的な体型を思わせる立体物もある。
こうした影響でファンから女性型デジモンとしての扱いも多いように思われる。
ほかにも『デジモンゴーストゲーム』のジェリーモンは性自認は女性らしい描写が見られ、メイクラックモン:ヴィシャスモードやクレシェモンも胸や腰のくびれなど女性的な特徴が多く、彼ら(彼女ら?)は女性型デジモンを進化系に持っているが本記事では含めない。逆に本記事では含まれているがアンフィモンはジェリーモンの進化系列でありアニメ作中で女性的な扱いだが、外見や設定に女性といえる要素はない。これらの扱いの差はあくまで編集時点の本記事を尊重した判断であり、前述のように人による例だろう。そのためこの辺りは加筆次第である。
また、女性声優が声を当てて女性的な性格を持っていたり、前述のように人間の女性との融合であるシェイドモンやルミナモンのように女性に由来する要素があったとしてもあくまで外見による判断としてこの項目では女性デジモンとカウントはしない(公式ではルミナモン(ネネVer.)としてデジモンカウントされているが)。逆に女性型デジモンとされるデジモンが男性声優だったとしても本記事では女性型デジモン扱いである(例:『アナザーミッション』のサクヤモンなど)。
中性的な外見のシルフィーモン、ヴァルキリモンに関しても同様の扱いとする。
歴史
その歴史は意外と古く、1998年9月23日に販売された『デジタルモンスター Ver.S』にてエンジェウーモンとレディーデビモン(後者は女ボスの手持ち)、1999年6月発売の「デジモンペンデュラム4.5 WIND GUARDIANS」ではリリモンとロゼモンとかなりの数が実装された。
彼女らのうちロゼモンを除いたデジモンが同年放送のアニメ『デジモンアドベンチャー』に登場し、特にリリモンとエンジェウーモンは高い人気を誇った。
この時点で露出の激しさは尋常ではなく、世の男子たちはきっとドキドキしていたに違いない。
それまでのデジモンはカッコイイモンスターと下品な攻撃が得意が得意なモンスターが過半数を締めていたので、彼女たちの参戦はデジモン界に大きな革命を齎したと言えよう。
余談だが、『デジタルモンスター』には当時の最強の存在として「女子高生」という完全体の案もあったが男児向け玩具ということで没になったそうである。
2001年放送の『デジモンテイマーズ』ではサクヤモンが登場。女性型デジモンにありがちだった露出の激しさが無くなっているものの、人気キャラクターの牧野留姫と融合しての進化バンクの美しさが評価されて現在も人気を誇っている(余談だが、レナモンはそちらの方面の人々に人気を博しており、住み分けはされていると言える)。
『ディーアーク』ではサクヤモンの亜種枠としてクズハモンが初登場。
2002年に放送された『デジモンフロンティア』では風の闘士や水の闘士が初登場。ヒューマン型とビースト型で姿が分かれており、融合形態や祖となる十闘士も設定された。
風の闘士は織本泉がスピリットエボリューションするという設定であり、美少女型のフェアリモン、大人っぽい魅力のシューツモンと広範囲をカバーしており、これまた高い人気を博す。
同年9月発売の『デジモンペンデュラムプログレスVer.2 ARMAGEDDON ARMY』では『フロンティア』にも登場したオファニモン、のちに『デジモンクロスウォーズ』にも登場するウィッチモン、バステモン、リリスモンが参戦した。
1年の間にこれだけの数が登場しており、これは歴代でも最多である(なお、水の闘士の融合形態は2022年現在は設定されていない)。
そこからしばらく間を置いて2005年11月には「デジタライズブースターパック2」にてミネルヴァモンが登場。
『デジモンセイバーズ』放送中の2006年にはアニメ内や各種育成ギアにてロトスモンと亜種のバイオロトスモン、ライラモン、クイーンチェスモン、ロゼモン:バーストモードが追加された。
それまでアニメに登場していなかったロゼモンがパートナーの究極体に選ばれ、強化形態も貰えるというまさかのロゼモンピックアップイヤーとなった。ただし、断っておくが、女性型デジモンのフォームチェンジはロゼモン:バーストモードが最初ではなく、設定は存在していたサクヤモン巫女モードが最初である。
2007年には『デジモンストーリーサンバースト/ムーンライト』ではムーンライト側のパートナーの究極体としてディアナモンが登場した。
2010年に『デジモンクロスウォーズ』が放送開始されると先述したリリスモンやバステモンが登場し、知る人ぞ知るデジモンだった彼女たちがより広い層に認知されて人気を博す。第2期ではまさかのミネルヴァモンの成長した姿であるメルヴァモンが登場、単なるお色気要員には止まらない頼りになる姉御肌な性格で活躍した。
2010年代からはかつてのファン層の成長もあってその世代に向けた大人向けオタク向けのデジモン作品も増えた為か、女性型デジモンが取り扱われることが増え始める。
というのも2010年代前半には『デジモンジントリックス』(2011年サービス開始)、『デジモンコレクターズ』(2011年サービス開始)、『デジモンクルセイダー』(2012年サービス開始)とOCGやソシャゲが大量に存在していた時期だからである。
この時期はXWとも被り、新たな女性型デジモンだけでなくマイナーな女性型デジモンが取り上げられることも増えていく。
デジモンジントリックスがその最たる例で、オファニモンがマスクオフをしたり、シューツモンが煽情的なポーズで立っていたり、スク水と豚の着ぐるみを着たチョ・ハッカイモンやそのお師匠が元ネタのサンゾモン、そして金角をナイスバディな鬼娘にしてしまったキンカクモンが登場するなど様々な層の需要を満たす挑戦的なイラストレーションが特徴的であった。
そしてこの3作品でオリンポス十二神族(ケレスモン、ユノモン、ウェヌスモン)、『コレクターズ』ではバンチョーのような勢力が勢揃いした時期でもありそれらに所属する女性型デジモンも姿を見せている。
何気にクズハモン巫女モードも2013年の『コレクターズ』が初(非公式にはガイオウモン:デジソウルXバーストモードも掲載されたサヨオンリー同人誌『SYa34』に寄稿された2012年)。
シスタモンやティンカーモンのような美女よりは美少女的な外見のデジモンが増えたのもこの辺りである。
あくまで女性型デジモンの出番が増えた傾向であって別にこの頃は女性型デジモンメインではないのだが、ジントリックスのように話題になることも増え女性型デジモンの転換期とは言えるだろう。
それに対してこの時期の大人向けに作られたコンシューマーゲーム作品の多くは3Dモデルの少ない女性型デジモンに対して3Dモデルメインの作品に移行したのもあってか出番は少なめ。その代わりなのかパートナーを始めとした人間キャラの年齢がこれまでの傾向よりもやや上がり美少女キャラと呼ばれるような外見が増えている。
厳密にはデジモンではないがデジモンユニバースアプリモンスターズではアプモンの低めの頭身ながら美女風のミエーヌモン、ウィッチモンをより美少女風にしたワルダモン、女性型デジモン代表の天使系統の見た目を持つビューティーモンなど独自のアプモンが登場している。
デジモンのリブートプロジェクトが始まった2020年代では変身ヒロインのようなラブリーエンジェモンやパートナーとの関係をまるで恋人のように扱うジェリーモン系列などまた新たな魅力を持つ女性型デジモンが増えている。
お色気要素
ある程度切り離せない話題がこちら。
後述のデザイン傾向でも触れるが大胆なデザインの女性型デジモンの多くはお色気担当になることも。
露骨な乳揺れなどの描写があるケースも存在するが、そもそも元デザインが露出が多かったりするため、作画がよければある程度サービスシーンと解釈するファンもいる(セイバーズとクロスウォーズがそういった描写がある一因はこの辺りから良作画と呼ばれる回が4部作よりも増えたためでもあるだろう)。
4部作の頃から作画が向上する劇場版ではサクヤモンの乳揺れなどが存在した。一応02の36話のアルケニモンが乳揺れの前例としてありお色気的な描写はTVアニメ内でもあるがこの頃の作画はあまりよろしくなくシチュ的なものも人間の方が多い様子。
サクヤモンの進化バンクはその美しさから人気は根強くある種のサービスシーンとも言える。フェアリモン/シューツモンもデザインもあってか進化バンクの評価も受けている(フェアリモンに至ってはお尻で攻撃する「カリーノ・アンカ」という技があり、『デジモンコレクターズ』でも中々の美尻で描かれている)。
また、エンジェウーモンとレディーデビモンは無印、02双方で髪を掴む、ビンタしあうという描写があることからキャットファイト好きから人気らしい。
セイバーズではロゼモンやバイオロトスモンで乳揺れや身体を強調した描写が見られるが、この頃は人間側のキャラデザも年齢がこれまでより高めになっておりデジモン以外もサービスシーンは多め。
クロスウォーズでは人間側のデザインは4部作の方に近くなり、人間側の方はセイバーズから比べると減った一方でリリスモンやメルヴァモンはそれぞれ敵幹部と新パートナーデジモンというメインキャラだけあってお色気要員としての描写もかなり目立つ。
クロスウォーズ辺りからは前述のジントリックスを始め女性型デジモンのそういった面を強調した商品も多く登場し、2010年代が最もお色気要素が多かった時期と言えるか。
デジモンではないが2010年代は前述のゲーム作品のヤスダスズヒトデザインの女性陣が四ノ宮リナや白峰ノキアなどほとんどが大分アレな恰好をしていることも話題。
2010年代後半に入るとソシャゲなどが終わりソシャゲやコンシューマーのゲーム作品は女性型デジモン自体が少ない3DCGが主流となり、アニメ作品もデジアド続編の劇場版へと移り控えめとなった。
アプモンの女性型は巨乳傾向で、元デザインとの差別化ではあるがサクヤモンXが露出を増やす方向のデザインの指定があったなどデザインの方向性はあまり変わっていない。
アプモンの女性型はCGメインだったため作画安定という点では恩恵を受けていたと言える。
アニメはアドコロやゴーストゲームになるとターゲット層に合わないとの判断か自主規制なのかそういった描写はほとんど見られなくなっている。
代わりにゴマモンのサービス回があった。
デジモンカードゲームではジントリックスほど極端ではないものの女性型デジモンも多くソシャゲやデジタルカードゲームの流れをTCGが受け継いだとも言える。
デザインの傾向
初期の頃からいたリリモンのように少女的な外見はいるものの、その進化系のロゼモンの「美しい大人の女性」のような頭身が高めな傾向が強く、それに伴って巨乳率も高い(無論、美尻率も…)。
それらを強調するためか露出が多かったりあるいは身体のラインがわかりやすいデザイン傾向がある。
前述したが、露出が抑え目で見た目も美少女的な外見が増えたのは2010年以降だがこれまでのような女性型デジモンも変わらず登場してるので現在も割合的にはあまり変化していない。
また、根強い人気のあるエンジェウーモンやサクヤモンのように知名度の高いデジモン4部作にも出ているデジモンの印象から女性デジモンは目を隠す傾向にあるという印象を持つファンも多いが、実際は特にそういう傾向はなく、まずリリモンの時点で素顔を晒している。
人間的な顔という点ではデジモンフロンティアの2002年には目を晒しているが口下を覆っているシューツモンが登場。
同月にはリリモン以上に人間的な素顔が見えるラーナモンやバステモンが登場。ラーナモンのスライドエボリューション先のカルマーラモンも顔が出ている。
さらに『ペンデュラムプログレス』ではほとんど人間的な顔つきで顔を隠していないウィッチモンとリリスモンが登場した(ウィッチモンはやや特徴的な顔つきからメディアによってムラがあるが)。その後同様のマーメイモンも登場している。
また、フロンティア劇場版のダルクモンはマスクを付けているが覗き穴があるタイプ、フェアリモンとシューツモンのジェットシルフィーモンはシューツモンを引き継いだ顔デザインとなっている。
どのデジモンを最初の顔見せとするかは意見が分かれるだろうが、目が隠れていない、素顔を出すといった特徴の女性型デジモンのデザインはデジモン4部作最後の2002年頃には女性型デジモンの半分近く存在したと見てもいいだろう。
初出という細かい点で言えば、ウィッチモンとマーメイモンは2000年に行われた第2回 オリジナルデジモンコンテストの受賞作品である(ドット絵コンテストなので詳細なデザインは不明だが両者とも受賞作のドットでは目らしきものが見えるため元から比較的人間の顔に近いものだったとは思われる)
一応、エンジェウーモンやロゼモンにならってかウェヌスモンのような神聖系(一部を除く)、ロトスモンのような植物型デジモンの最終形である妖精型究極体など該当していることはある。
逆にハーピモンやエンシェントイリスモンのような顔が仮面のようなデザインは少数。
立体化について
カードなど平面媒体での商品化こそ多いが、立体化は少ない傾向にあった。
というのもターゲット層の関係で黄金期の立体化は『超進化シリーズ』のような変形フィギュアや『スピリットエボリューションシリーズ』のような組み替え式フィギュアが主力だったためである。
『デジモン大集合(パート3)』などのミニフィギュアや食玩の類でなら立体化の機会はそれなりにあったのだが…。
とはいえ、可動フィギュアなどの立体化がなかったかと聞かれたらそうではない。2001年には「Dreal サクヤモン」が商品化されており、造形はリアルになっているが、その分、可動範囲は限られていた。
現在はターゲット層が大人に成長した事もあって、『G.E.M.シリーズ』のようなリアル造形のフィギュアが増えている。
また、エンジェウーモンは放送当時に『超進化シリーズ』にラインナップされていなかったが2018年05月19日に販売された『超進化魂 04エンジェウーモン』にラインナップ。その後もSHODOやフィギュアーツで登場し可動フィギュアは女性型に限らずデジモン全体で見ても恵まれている方になっている。
アニメ/ゲームでの扱い
前述の通り、その個体としてみると女性的な扱いを受けているデジモンは多く、そうしたデジモンは女性型デジモンに進化する傾向は強め。
デジモンテイマーといえるパートナー(あるいは変身者?)に充てがわれる人物の性別は女性が多い。
異性でのパートナー関係があまりなく、あったとしても女性のテイマーと男性的人格のパートナーデジモンが多いためである。
この辺りはベースが男児向け玩具だったからだろう。
近年では男性のテイマーと女性人格のパートナーも増えている。
戦闘力はピンキリではあるものの、人型が完全体〜究極体に充てがわれる事が多かった関係からか、高い傾向にある。2024年現在もデジモン全体で見ても成長期にはほぼおらず、成熟期もある程度いるといったところであり、これがアニメやゲーム作品になるとストーリーに絡むのはほぼ出ていないのも一因と言えるか。
例えば、『デジモンアドベンチャー』に登場するエンジェウーモン(テイルモン)はパートナーデジモンの中でも最も加入が遅かったが、暗黒系に有利を取れる為に中盤のボスであるヴァンデモンに引導を渡すポジションを与えられ、『デジモンセイバーズ』に登場したロゼモンは苦戦するシーンこそ度々あったが、終盤ではレイヴモンと共にバーストモードを与えられてロイヤルナイツのドゥフトモンを撃破している。
とはいえ、リリモンやフェアリモンのように特別戦闘力が高いわけではないデジモンもおり、基本的にパートナーデジモンとしての味方側なら世代としての力量は最終的には横並びもしくは主人公らがとびぬけるくらいで、敵の幹部格として出た場合も強さに差が生じていることもほぼないので、女性型デジモンだから優遇、不遇ということはあまりない。
女性型ということで何かあるとしたら女の対決として組まれたエンジェウーモンvsレディーデビモンや紅一点対決のフェアリモン/シューツモンvsラーナモン/カルマーラモンくらいだろう。
過去に女性型をパートナー(変身者)としていた人物(五十音順)
テイマー | 登場作品 | 該当デジモン | 備考 |
---|---|---|---|
天野ネネ | デジモンクロスウォーズ | メルヴァモン | |
大淵ヒマリ | デジモンワールド-next0rder- | エンジェウーモン | |
織本泉 | デジモンフロンティア | フェアリモン⇄シューツモン | 融合形態のジェットシルフィーモンは未登場 |
城之崎有紗 | DIGIMONLIBERATOR | シャペロモン→サンドリモン | |
工藤タイキ | デジモンクロスウォーズ | バステモン | パートナーというより軍団とするのが正確 |
グレア | デジモンストーリーサンバースト | オファニモン | |
豪徳寺マリ | デジモンアドベンチャーVテイマー01 | ロゼモン | |
新城ミチ | デジモンリアライズ | エンジェウーモン→ラブリーエンジェモン | |
サイキヨ | DIGIMONLIBERATOR | クイーンビーモン | |
サヨ | デジモンストーリームーンライト | ディアナモン | |
洲崎アイル | デジモンクロスウォーズ | チョ・ハッカイモン | |
太刀川ミミ | デジモンアドベンチャー | リリモン→ロゼモン | ロゼモンはPSP版とアドコロ版で登場 |
ナナミ | デジモンセイバーズ | バイオロトスモン | |
ハルキ | デジモンクロスウォーズ | ウィッチモン | |
東御手洗清司郎 | デジモンゴーストゲーム | テスラジェリーモン→テティスモン | 歴代でも珍しい男性がパートナー |
藤枝淑乃 | デジモンセイバーズ | ロゼモン→ロゼモン:バーストモード | |
八神ヒカリ | デジモンアドベンチャー | エンジェウーモン→オファニモン | オファニモンはPSP版とアドコロ版で登場 |
八神ヒカリ(tri.) | デジモンアドベンチャーtri. | オファニモン:フォールダウンモード→オルディネモン | |
神楽由麻 | デジモンセイバーズ_アナザーミッション | サクヤモン | |
牧野留姫 | デジモンテイマーズ | サクヤモン | |
御神楽ミレイ | デジモンワールド_リ:デジタイズ | エンジェウーモン、レディーデビモン→マスティモン | マスティモンは2体のジョグレス体である |
御島エリカ | デジモンストーリーサイバースルゥースハッカーズメモリー | フーディエモン | |
望月芽心 | デジモンアドベンチャーtri. | オルディネモン | オファニモンFMとラグエルモンが融合して誕生 |
(※)なお、『セイバーズ』に登場した黒崎美樹はポーンチェスモンがパートナーであり、究極体はクイーンチェスモンだがアニメでは未登場に終わった。
該当種(五十音順)
前述の通り設定で女性型や女性の姿など公式で明言されているものと比較的人間の女性に近い外見をしているデジモンを挙げる。
デジモン図鑑を始めとした公式設定において「女性型デジモン」のように記述されているデジモンは◎、「女性の姿」(ウィッチモンの「魔女の姿」やババモンの「おばあさんの姿」なども含む)のように女性の外見に触れられているデジモンは○、「女神」や「姉妹」のような女性的な表記は●を特記事項に載せる。
人型
デジモン名 | 特筆事項 |
---|---|
アンフィモン | まさかの全身を潜水服型アーマーで覆ったデジモン |
ウィッチモン | ○魔女型のデジモン |
ウェディンモン | ウェディングケーキをモチーフとしたデジモン |
ウェヌスモン | オリンポス十二神族所属。女性型屈指のナイスバディを誇る |
エオスモン(究極体) | 蝶と女神像を合わせたような外見をしている。『LASTEVOLUTION絆』のラスボス。 |
エンシェントイリスモン | 伝説の十闘士の一体 |
エンジェウーモン | ●女性天使のような姿をしている。 |
オウリアモン | 魔女と食虫植物を合わせたような外見 |
オファニモン | ◎三大天使の一体 |
オファニモン:フォールダウンモード | オファニモンの闇落ち形態 |
オファニモンC(コア) | オファニモンの別形態 |
オルディネモン | 闇落ちした堕天使デジモンが融合した姿 |
キンカクモン | ●(本人の設定にはないがギンカクモンの方で姉表記)西遊記の金角がモデルなのだが、女性型 |
クイーンビーモン | ●ローヤルベースの女王 |
クイーンチェスモン | チェスのクイーンがモデルのデジモン |
クズハモン | レナモン系のもう一つの究極体。別の姿として巫女モードが存在する |
ケレスモンメディウム | オリンポス十二神族所属。ケレスモンの本体 |
サクヤモン | レナモンの究極体。別の姿として巫女モードが存在する |
サンゾモン | 三蔵法師がモデル。しかし、日本での三蔵法師のイメージからか女性型になっている |
サンドリモン | シンデレラのデータから生まれた |
ジェットメルヴァモン | メルヴァモンがスパロウモンとデジクロスした姿 |
ジェットシルフィーモン | 風の闘士。巨大な風車を武器にしている |
シャペロモン | 名前、設定、外見から赤ずきんがモチーフと思われる |
シスタモンノワール | ●シスタモンの黒い方でブランの姉 |
シスタモンノワール(覚醒) | シスタモンノワールの覚醒状態 |
シスタモンブラン | ◎(女の子型)シスタモンの白い方でノワールの妹 |
シスタモンブラン(覚醒) | シスタモンブランの覚醒状態 |
シスタモンシエル | ●シスタモンの水色の方。ブランの姉。 |
シスタモンシエル(覚醒) | シスタモンシエルの覚醒状態 |
ダルクモン | ○聖女ジャンヌ・ダルクがモデル。女性天使型では位が低い |
チョ・ハッカイモン | ◎猪八戒がモデルなのだが、なぜか女性型 |
ディアナモン | オリンポス十二神族所属 |
ティンカーモン | ティンカー・ベルがモチーフ |
テスラジェリーモン | クラゲがモチーフ。ジェリーモン時よりも人型に近付いた |
テティスモン | ○海の女神テティスとクラゲがモチーフ |
バイオロトスモン | ロトスモンの亜種。『セイバーズ』でのお色気担当 |
ババモン | ○ロゼモンが変化したとも言われている老婆に似たデジモン |
バンチョーリリモン | バンチョーデジモンの紅一点で、スケバン刑事のような見た目をしている |
フーディエモン | 蝶と女性を合わせたような外見のデジモン |
フェアリモン | 織本泉がスピリットエボリューションした風の闘士 |
ベルスターモン | ベルゼブモンの女性バージョンが別デジモンとして採用されたデジモン |
マスティモン | エンジェウーモンとレディーデビモンのジョグレス体 |
ミネルヴァモン | ○オリンポス十二神族所属。ロリのような見た目に反して究極体 |
メルヴァモン | ○ミネルヴァモンがナイスバディに成長した姿。 |
ユノモン | オリンポス十二神族所属。デジモンでも珍しい公式でヤンデレ設定 |
ユノモン:ヒステリックモード | ユノモンが嫉妬の感情を最高潮に昂らせた姿 |
ライラモン | 妖精のような姿をしたデジモン |
ラブリーエンジェモン | 珍しい変身ヒロインのような姿をしている天使系デジモンの一体 |
ラフレシモン | ロゼモンとロトスモンがジョグレスした姿 |
リリモン | 少女のような姿をした妖精型デジモン |
リリスモン | ○七大魔王の紅一点 |
ルミナモン(ネネVer.) | ルミナモンと天野ネネがデジクロスした姿 |
レディーデビモン | ◎女悪魔のような姿のデジモン |
ロゼモン | ○バラをモチーフとした妖精型の究極体。女性型究極体の1番手 |
ロゼモン:バーストモード | ロゼモンの強化形態 |
ロトスモン | 蓮をモチーフとした妖精型の究極体 |
半人半獣タイプ
デジモン名 | 特筆事項 |
---|---|
アルケニモン | ○アラクネ型のデジモン |
エンシェントマーメイモン | ●伝説の十闘士の一人で、人魚のような姿をしている |
カルマーラモン | 水の闘士で、下半身がイカになっている |
シューツモン | ○鳥人のような風の闘士で。人型要素が強め |
セイレーンモン | 小さな子供のような容姿だが、足に鳥の要素がある |
ハーピモン | ○ハーピー型のアーマー体デジモン。『クロスウォーズ』ではなぜか男性型 |
バステモン | ●数ある女性型の中でもケモノ要素が強い。『クロスウォーズ』では河西智美がCVを務める |
マーメイモン | 海賊+人魚がモチーフのデジモン |
メフィスモンX | ○雄山羊から雌山羊の姿になった公式女体化。手足と顔以外は女性に近い |
ラーナモン | 水の闘士で水の妖精のような姿をしている |
ラジエルモン | 座天使型デジモン。顔以外はほぼ猫型の獣人天使 |
X抗体版
デジモン名 | 特筆事項 |
---|---|
エンジェウーモンX | ○翼の枚数が増え、神官風のデザインになった |
オファニモンX | ◎翼が神々しくなり、車輪に乗っている |
オファニモン:フォールダウンモードX | ビベッドスラッシャーという3つの車輪を武器にしている |
サクヤモンX | 巫女モードのX抗体版といった趣きのデザインで露出が激しくなった |
ミネルヴァモンX | ○X進化してSDサイズになったイレギュラーな例 |
レディーデビモンX | ◎より肉付きが良くなり、顔の造形もエンジェウーモンに近くなった |
ベルスターモンX | X進化して翼を手に入れた。デザイン形式はベルゼブモンXとは異なる |
リリモンX | X進化してより衣装が派手になった |
リリスモンX | ○X進化してより若々しい姿になり、蝶の意匠が加わった |
ロゼモンX | ○上半身の布面積が減り、蔓がより太くなった |