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キュートモン

きゅーともん

キュートモンとは、『デジモンクロスウォーズ』で初登場したデジモンである。
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概要編集

データ

レベル成長期
タイプ妖精型
属性ワクチン
必殺技キズナオール/スグナオール/ヨクナオール/スーパーソニックウェーブ/ウルトラソニックウェーブ

ウサギのような姿をした妖精型デジモンである。寒い地域に生息するイタズラ好きな性格で、耳のような感覚器官で他者の存在を感じ取れる為、滅多として人前に姿を現すことはなく、キュートモンを捕獲・発見できた者は非常に幸運と言えるだろう。他者の傷を治療する能力があり、これもキュートモンの「イタズラ」の一つらしい。

また、ピンク色のマフラーはオシャレではなく寒冷地で生き抜く為の防寒着である。


必殺技は破壊力のある音波を放つ「ウルトラソニックウェーブ」(アニメでは音痴な歌として表現されている)と「キズナオール」、「スグナオール」と言った治療系の必殺技各種。


アニメでの活躍編集

デジモンクロスウォーズ編集

CV:桑島法子

女性的な外見だが、一人称は「ボク」で、自分でも「男の子」と自称しており、両親からも「男の子」と言われている(なのでタギルからは「キュー助」と呼ばれている)。涙や悲しみが大嫌いで、しゃべると語尾に「 - キュ」が付く。


自信の身の丈の2倍はある岩を持ち上げて投げるなど、意外に力は強いが、戦闘に参加することは少ない。治癒能力やバリアを発生させる能力を持ち、また音波攻撃も可能であるが、やはり攻撃技に乏しく、オポッサモンとの戦いではうっかりキズナオールを使って回復させてしまった。


離れ離れになった両親を探している時にドルルモンと出会い、それ以来一緒に旅をしている。ドルルモンと共にクロスハートへ加入した。

スィーツゾーンで両親と再会し、両親の許しを得て改めてクロスハートとして戦うことを決意する(本来、デジモンには親の概念はないので、両親の存在は本作限定である)。

シャウトモンとデジクロスした姿として「シャウキュートモン」がいるが、顔つきはシャウトモンのままである。


撤収

44話にて、「グレイテストキュートモン」という、見た目ならある意味で超究極体レベルのデジクロスを果たした(見かけ倒しのように思えるが実際に強い)。合体素材になったのはドンドコモンジジモンナイトモンポーンチェスモンズバステモンチビカメモンの6体。タイキたちがグラビモンの戦力を分断させるための囮として活用し、ベルゼブモンと共闘した。

必殺技はバチでお腹の太鼓を叩き(ドンドコモンのボイス付き)、大声で歌う「グレイテストソニックウェーブ」。

ケンタルモンらはX7だと勘違いしていたが、サジタリモン「でも、なんか違う」とコメント。

火力は強い事には違いないが、ハンティングキャノンの一斉掃射に怯むほどの打たれ弱さにはさすがのケンタルモンらもドン引きしていた。あまりにもダメージが超過しすぎて、最後はダイタンケンよろしく頭を構成するキュートモンが飛び出た(それ以外のパーツは合体解除されていない)。


59話では「愛の戦士」を名乗り、一人だけクロスローダーにデジモンがおらず、ダメモンとの再会を強く望むユウの姿を見て、一時的にユウのクロスローダーに入り、彼を元気付けようとした。知人以外の前では驚かさないためにぬいぐるみとして振舞っている。その可愛さから洲崎アイルに狙われることになるが、ユウとツワーモンに救われた。なお、この回のキュートモンの口調は若干荒っぽい。




デジモンアドベンチャー:編集

CV:桑島法子

令和版無印の54話「さすらいの戦鬼リベリモン」に登場。声優は『クロスウォーズ』と同一。

かつてのドルルモンにしていたようにリベリモンを心配していた。

一人称も「ボク」で「キュ」という台詞はあるが、今回はほぼ標準語。


元々は洞穴に住んでいたが住みやすくなったため荒野に移住。

彼に偶然助けられたことから付きまとっていたようでリベリモンが流れ着いた経緯や戦う理由を知っており死ぬまで戦うような彼を心配して何度も追い払われていた。

かつてボルトモンとの戦いで傷ついた彼を治しており(このときキュートモン自身もボロボロだったので無理についてきたか戦いに巻き込まれたと思われる)、再びボルトモンと倒れたリベリモンの間に入ったためリベリモンに助けられ彼を回復させボルトモンを倒すのに一役買った。

その後はリベリモンと行動を共にしている。


進化ルート編集

『クロスウォーズ』出身、しかも他のメインメンバーと違って特に進化系の追加もなかった(グレイテストキュートモンが進化系だと言えるが、如何せんこちらに公式設定がない)為、長らく詳細な進化ルートは不明であった。

中華圏で展開されている『デジモン新世紀』では以下の進化ルートが取られた。


とこのように、マリンエンジェモンに進化するルートが採用された。恐らくは見た目の可愛さからこのルートに選出されたことは想像に難くないが、なぜか飲兵衛のバッカスモンも完全体までは共通のルートである(一応、旧デジカでバッカスモンの完全体がピッコロモンだったからという繋がりはある)。


マリンエンジェモンはゴマモンペンモンの究極体でもあったのだが、彼らにはヴァイクモンキングホエーモンがいるので問題あるまい。


余談編集

『クロスウォーズ』出身のウサギのような妖精型デジモンとしては、他にルミナモンがいる。(進化系とするなら間に入るのはプッチーモンあたりか(アーマー体だが、こちらもウサギっぽい妖精型))


関連イラスト編集

キュートモン


関連タグ編集

デジモンクロスウォーズ デジモン ウサギ ドルルモン クロスハート

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