概要
レベル | アーマー体 |
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タイプ | 獣型 |
属性 | フリー(カードゲームではワクチン種) |
必殺技 | マッドバルーンボム |
テイルモンが優しさのデジメンタルでアーマー進化した、獣型デジモン。
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
“優しさのデジメンタル”のパワーによって進化した、アーマー体の獣型デジモン。かわいい容姿にトレードマークのカラフルなバルーンは、メルヘンの町からやってきたパペットデジモンの様に見える。しかし、攻撃を受け怒ると強力なコンピュータウイルスを仕込んだバルーンを爆発させて撒き散らす。
乾燥した砂地を好み、普段は砂に潜りバルーンだけを地上に出している。地上での移動方法はバルーンにつかまり、空をピョンピョンと跳ね歩く。スピードが速いわけではないが簡単に捕まえることができない憎たらしい奴である。
必殺技の『マッドバルーンボム』は、手に持つバルーンの中で強力なコンピュータウィルスを繁殖させ、対戦時にはフワフワと飛ばし敵の頭上で破裂させる恐ろしい技である。
アニメでの活躍
優しさのデジメンタルで進化したり、カードゲームではワクチン種に分類されているのだが、何故か腹黒いキャラクターとして登場する事が多い。
また今の所、声優は全て白石涼子氏が担当している。
デジモンクロスウォーズ~時を駆ける少年ハンターたち~
デジモンハンターの洲崎アイルのパートナー。
一人称は「あたち」で口癖は「ッサ」。
彼女からの扱いはぞんざい気味であるが、とても懐いていて、彼女が他のデジモンに興味を示し出すと対象に攻撃やディスりも日常茶飯事であり、自分の方が可愛いとアピールする…とは言いつつも、彼女の指示を聞いてハントに協力している辺り、一定の信頼関係は築けている…はず。
マッドバルーンボムは爆発すると風船の色と同じ爆発が発生する。現実世界に与える影響もそれなりにあるらしく、彼女の風船らしきトラップでデジモン達を捕獲した際にはファンシーショップの商品が軒並み浮遊するという怪奇現象を発生させた。
超進化するとチョ・ハッカイモンになるが、こちらの姿はグロかわいいと評価されている。なお超進化の際は体が着ぐるみのように変化する。
クロスアップ オポッサモン
キャンドモンとのデジクロス。風船が巨大な火の玉になり、巨大なクレーターを作れるほどの高火力を得る。
デジモンクロスウォーズ(漫画)
スイーツゾーンの住人。
デジモンアドベンチャー:
第41話に登場。一人称は「あたち」で、笑い方は「キシシ」で、言動はかなり子供っぽい。森の中の遊園地もんモンパークの案内人を装っていたが、シャオモンらを初め幼年期のデジモン達を捕まえて飼っているペット(?)のワルもんざえモンの養分にしていた。部下にはバケモンもいる。中に入れられたデジモンは永遠に遊ばされ続け、その間にも生命力を吸い取られていく。その様子を実況してヤマトを煽るなどかなりゲスい性格。優しさのデジメンタルとは一体・・・・・・。
だが、ヤマトの呼びかけでタケルが希望を取り戻し、それを見た幼年期のデジモンたちも希望を持ったためにパタモンがエンジェモンに再度進化できるようになる。中のデジモンを全員救出され、再び捉えようとするも、エンジェモンの技が炸裂しワルもんざえモンを撃破。倒壊したワルもんざえモンの下敷きになり、そのまま生死不明となった(正に自業自得である)。皮肉なことであるが、潘めぐみ氏が現在演じているタケルは、前シリーズでは、アイルを演じていることもあって、文字通りパートナーを裏切ったことになる。その後最終回では、図々しく生き残っており、本物のもんざえモンをチラ見しながら、細々かつすっかり心を入れ替えて反省して暮らしている模様。
デジモンゴーストゲーム
「夜になったらスキャンしてご覧!お父さんとお母さんには内緒だよ?」
「うわぁ!これは選ばれた子にだけ渡すんだ。だめだよぉ!」
奇しくも前作と同じく第41話に登場。どことなく口調や声色がこの人っぽく、笑い方は前作の個体と同じく「キシシ」。
ピエモンの配下デジモンのうちの一体。彼がゲームに興じる為に作り出す「嘆きのトランプ」を揃える為に、『ピエール・ドリームサーカス』の団員として赤いネズミの着ぐるみを着込み、狙いをつけた子供達に招待状を手渡していたが、瑠璃に招待状を持っていかれるというハプニングが発生してしまう。
最終的にピエモンの意に従い瑠璃達と和解した。
進化ルート
いずれも中華系の哺乳類デジモンに進化するのだが、哺乳類モチーフという事以外、繋がりが全くない(猿型のアーマー体にはセピックモンがいるだけに)。
ただし、チョ・ハッカイモンは元・天使型という設定があり、ここに進化前であるテイルモン(聖獣型に進化する)との繋がりを見出すことが出来る。