「だったら、次からはもう、隠れて聴いてないで姿を見せてよね!」
「伝説になりすまして人を襲うあんたなんかに、あたしも……ジンバーアンゴラモンも、負けない!!」
CV:小林ゆう
概要
『デジモンゴーストゲーム』のヒロインで、中高一貫の女子校に通う13歳の中学1年生(後に2年生に進級)
SNSでは人気急上昇中の「りるるん」というアカウントを運営している。
友達も多い社交的な性格。第一印象では可憐で天真爛漫なキャピキャピ系にも見えるが、芯が強く気丈なところもあり、ハッキリしない態度の者や卑劣な輩にはしっかり物申すタイプ。
「りるるん」のアカウントでは顔は隠しているようだが、周りの人物達の言動からして作中屈指の美少女であることが窺える。
制服はブレザータイプで濃い緑色のハイソックスを履いている。(他の同級生達は黒ハイソックス。)
ピアノ演奏も趣味で、時折自室で弾いている。だが、その際に以前から誰ががいるような気配を感じていた。
そんなある日、自分自身も謎の怪奇現象の被害に遭い、両手が少しずつ消えていくという恐怖を味わう。
解決の術もなく焦っていた所、偶然その話を聞きコンタクトを取ってきた宙とガンマモンに出会い、デジモンの事や自身に寄り添うアンゴラモンの存在を知る。
もちろん半信半疑だったが、宙から受け取ったデジヴァイスでアンゴラモンを知覚。元凶のドラクモン が襲ってきた中で、アンゴラモンの真摯な言葉を信じる事にし、正式なパートナーの関係になった。
以降も積極的に宙達と交流しており、私用に彼らを付き合わせたり、共に怪奇現象の調査に赴いたりと、活発的に物語を回す役割を担うことが多い。
常に自分に「ぴったりくる」ものを探しており、作中で挑戦したものはゴーカートやフィルムカメラなど実に多岐に渡っている(直接登場はしていないが、23話ではホッケー用のスティックを所持していた)
また、乗り物に乗ると性格が変わる性分らしく、第8話では抜群のドライブテクニックでカートを乗りこなしていた。
中高一貫校通いなだけでなく、ベランダの広い一軒家住まい、夜間の移動ではタクシーを使うなど、裕福な家庭の生まれなのではないかと予想される描写が多々見られていたが、35話にて由緒ある家の末裔であることが判明。
その地域に伝わる伝承「人狼(ヒトオオカミ)」の祟りが人間に危害を加えているのを聞くと、自ら生贄となって(あくまでフリとして)止めようとする。
人狼の正体が伝承のデータを喰らったマンティコアモンだと判明し、その毒の強力さを前に一時は全滅しかけるが、怪異を恐れない勇気によってジンバーアンゴラモンをラモールモンへと超進化させる。
(マンティコアモン回より前のアシュラモンの回でも「強い勇気の持ち主」ということは語られている。)
また、彼女が元々も怪奇現象に興味がある上にデジモンにも立ち向かう勇敢な性格かつ、清司郎がかなりのビビリなので影に隠れがちだが、結構彼女も清司郎と同レベルの「ホログラム・ゴースト」の被害を受けていたりする。その過程で状態変化させられてしまうことも珍しくなく、人形にされる(30話)、石像にされる(36話)、ヤモリ人間になる(34話)、紙のようにペラペラにされた挙句スカーフの形に練り上げられる(42話)、そして、花嫁姿で身体をキノコの苗床にされ、引っこ抜かれるとかなり痛いらしく痛々しい悲鳴を上げさせられる(48話)…などヒロインであるからこそなのか、割と散々な目に遭っている。
服装
デジモンシリーズのヒロインとしては珍しく様々な服装も劇中で見せている。イメージカラーなのか黄緑色の衣装が多く、またパートナーであるアンゴラモンのイメージカラーである黄色が混ざった白の花嫁衣装を着た事がある。
- 制服
- 私服
- パジャマ
- 浴衣(14話)
- 花嫁装束(35話)
- ウエディングドレス(48話)
- ゾンビ(49話)
- 魔女(49話)
- 巫女(60話)
関連イラスト
余談
瑠璃のcvである小林ゆう女史は「クロスウォーズ3期」にてフェレスモンと心を通わせる少年・田村マコト役でゲスト出演している。
小林ゆう女史が演じる女性キャラと言えば、10代後半の女の子である場合が多く、女子中学生で正統派ヒロインタイプは比較的に珍しいがその演技は可愛いと好評である。
関連タグ
藤枝淑乃・・・ピアノの演奏がきっかけでパートナーデジモンと出会っている。三人組のうちの紅一点など。
桜咲刹那・・・小林ゆう女史が演じた女子中学生役にして初出演の役。こちらは普通じゃない武闘派な女子中学生。