概要
公式設定
貴族のような姿の堕天使型デジモン。人の願い事をかなえる換わりに、魂を奪うと言われている。ブギーモンが出世して進化すると言われているが、詳しい事は未だ不明である。得意技は、相手を黒い石像に変えてしまう『ブラックスタチュー』。必殺技は、呪いのこもった叫び声で敵を狂わせてしまう『デーモンズシャウト』。
アニメでの活躍
デジモンクロスウォーズ~時を駆ける少年ハンターたち~
CV:堀川りょう
「天使」を名乗り、転勤続きの田村マコト少年(CV:小林ゆう)の「友達が欲しい」という彼の欲望に漬け込んで生徒や教師を洗脳し、マコトの言いなりにしていた。操られた人間はトライデントで武装しており、下僕として使役することが出来る。また、マコトをそそのかす際には白い襟をフードのように変化させていた。
全校生徒に手を繋がせて五芒星に配置する『聖なる友情の儀式』で彼らをデジタル化して最強のデジモンになろうと企んだ。
マコトを助けようとするタギルと『ブラックスタチュー』で石化させたが、タギルがマコト少年が川に落としたキーホルダーを届けた事で正気に戻り、フェレスモンの呪力も減衰してしまう。
最後はアレスタードラモンに倒されて、タギルにハントされた。
マコト同様に友達が欲しがっていた節があり(『聖なる友情の儀式』で一つになる事が友情だと認識しており、人間側と価値観が食い違っている)、タギル達にハントされて反省したようで、マコトの「本当の友達になれるかな?」という問いに対して自信がないながらも肯定するかのような返事を返していた。
デジモンゴーストゲーム
「これで、全ての悩みが消え去りました…。願いが、叶いましたね……」
「私のコレクションに加わるには、甘美な程の悍ましさがなければ…フフフ……」
「侵食する為にはより多くの部下を実体化させる必要がありましてねぇ…。人間の恐怖を我々の喜びに変える行為には、実体化を早める効果があるようですので。その為の占いの館『メフィスト』!」
CV:置鮎龍太郎
第15話に登場。100%悩みを解決すると噂になっている、神出鬼没の占いの館「メフィスト」を人間に扮して経営しており、占いにやってきた女性を恐怖に陥れ石化させていた。
その実態は自身の手下のブギーモン達を人間の恐怖により実体化させ、現実世界の侵食の足がかりとなるエリアを作り出す事にある。
恐怖に引きつる表情を見るのを特に喜びに感じており、石化はその表情を集めるコレクション目的で行っている。ただ、石化させた人間の表情が気に入らなかった際はブギーモンに捨てさせている。
メフィストの出現場所を予測した瑠璃がメフィストに願いを叶えて貰いたいという友達のミカとアオイを連れてやってくるのだが、アンゴラモンに妙な音がすると言われ、怪しんだ瑠璃は裏方に侵入。そこで見たのはフェレスモンがコレクションしていたたくさんの石化された人間たちだった。
その際、スマホの通知音で瑠璃に気づいたフェレスモンは彼女を捕らえ、見せしめにミカを恐怖させ石化させようとするが、アンゴラモンに妨害され、ブギーモンをけしかける。
しかし、友達を守ると瑠璃が決意したことによりアンゴラモンがジンバーアンゴラモンに進化し、ブギーモンを『レントライザー』で一掃される。一掃された後は正体を現し、『デーモンズシャウト』と『ブレイキンストリーム』の一騎討ちで互角以上の強さを見せ、駆けつけたベテルガンマモンとテスラジェリーモンの加勢による一斉攻撃で押し返されても、成熟期と完全体の差からかノーダメージだった。
「私の勝利は揺るぎない」と余裕を崩さなかったが、「無傷とはいかない」「戦いに勝つことが目的ではない」として退散。願いを叶えられなかった詫びとして石化した人間を元に戻し、邪魔の入らない場所で目的成就の為の悪事を続けるべく、どこかへ去っていった。
また、この一件でミカとアオイは瑠璃の行動に勘づき始めていたが、彼女が話す時が来るまでは待つ事にしている。
ちなみに、フェレスモンを演じた置鮎氏は、前作のデジモンアドベンチャー:にてデビモンを演じており、堕天使型デジモン繋がりで声を担当することになった。
また、瑠璃の声を演じる小林氏は上記に書いてある通り『クロスウォーズ』でも出演しており、声優は違えど間接的に『クロスウォーズ』での組み合わせが再実現した形になっている。
進化ルート
関連タグ
メフィスモン:元ネタが同じデジモン。しかし、性質的にはフェレスモンの方が元ネタに近い。こちらも後に『ゴーストゲーム』でも登場を果たしている。
ガーゴモン:必殺技名が『ホワイトスタチュー』と対になっている…が、こちらは彫刻を発射する技となっている。