曖昧さ回避
プロフィール
経歴
高校在学中にスカウトを受け、雑誌モデルとして活動。その過程で演技指導を受けた事がきっかけで演技に興味を持ち、役者としての勉強を始める。
2003年に声優デビュー。同年末に『魔法先生ネギま!』の桜咲刹那役に起用される。『魔法先生ネギま!』は、キャスト公開からメディアミックスの主軸となるアニメ化(2005年)まで2年ほどの準備期間があったため、先行するドラマCDや関連イベントに出演していた。
声優としてはいくつかの作品(確認可能な最初の出演作は『高橋留美子劇場』、いわゆる「第一シリーズ」のモブ)で端役を担当しつつオーディションを受けて経験を積み、2004年『DANDOH!!』の青葉弾道役で初レギュラー・初主演を掴む。
以後のキャリアは「出演作品」の項を参照。
2017年12月29日、一般人の男性と結婚したことを公式ツイッターで明らかにした。
特色
やや低めのハスキーボイスの演技で知られるが、普段の話し声(地声)は明るく女性らしい高い声の持ち主である。
その声の演技により少年役や中性的な女性役を演じることもあり、少年役では熱血からクールなキャラ、素朴なキャラや男の娘まで、女性役では姉御肌的なキャラや男装の麗人のほか、ハイテンションな奇声をあげて暴れ回るキャラ、どこか屈折したタイプの女キャラなど個性的な役柄が多いが、高めの声で可憐な印象の少女や幼い子供も演じることもあり、演技の幅は広いのである。
役に入り込むタイプで、役作りの一環で『DANDOH!!』のためにゴルフを、『魔法先生ネギま!』のために剣道を始めた。『MUSASHI-GUN道-』で猿飛佐助(猿に姿を変えられている)を演じた際には、猿の物真似日本一の女性から演技を学んだという。
演じ分けも巧みで『ねこねこ日本史』では各回の主要キャラの声を担当。ちなみに2020年に公開された劇場版では、主人公の坂本龍馬はもちろん、その他サブキャラなど合わせて19役もの声を担当した。
鳥や豚など動物の鳴き真似を得意としており、演技の中で披露することもある。
関智一とは、夫婦などで何かと関係が深い仲として共演することが多い。
また、杉田智和とも共演が多く、杉田はかつて「やっていない関係は親子」「もし今後やるなら小林が幼少期、自分が青年期で、同じキャラ」と語っていたが、この発言の半年後に『ファイアーエムブレム覚醒』で親子役を演じている。
過去にモデル経験があることもあって、メディアへの顔出し出演は積極的である。声優デビュー後も写真集を発表したり、雑誌にモデルとして登場したりしている。
人物像
非常に礼儀正しく、誰に対しても低姿勢である。お辞儀がとても深いのも特徴だが、深く下げすぎて頭を机やマイクにぶつけてしまうこともしばしば。
またサービス精神旺盛で、イベントや雑誌のインタビューでも一言一句丁寧に喋っているため、時間や文章が他の人よりも長めになることが多い。誌面上では長文を収めるため、フォントサイズがかなり小さくなっていることがよくある。
好きな言葉は「Never too late」(決して遅すぎることはない)。
家族仲は良好であるらしく、よくトークで実家での様子が語られている。父親はとても厳しく、モデルデビューの際にはかなり強く反対されたことを言及している(声優転向にも当初は難色を示していたが、最後には「一度決めたことは頑張りなさい」と応援されたと明かしている)。ほかにも、家でもキャミソール等の露出度が高めの服は着させてもらえないという。
ちなみに、母は生け花の師範代である。
『まりあ†ほりっく』ドラマCD収録のフリートークで、女子校出身であることを語っている。
栄養士の資格を持っているが、家の台所に出入り禁止にされているため料理をさせてもらえない。
本人曰く「料理に興味はある」。
高所恐怖症である。
劇場版「どうぶつの森』では「ゆう」という名前のキャラクターを演じたが、これは偶然であるとのこと。
『血液型くん!』では自身と同じ血液型の「O型ちゃん」を演じている。
『銀魂』『生徒会役員共』など下ネタが多々見られる作品に出演し、かつ小林が演じるキャラも下ネタを頻繁に発言するのだが、演じている本人はその意味を理解していないようである。
視力が低いと語っており、コンタクトレンズと眼鏡を使い分けている。
初主演作でもある『DANDOH!!』には思い入れが強く、原作を読んだ時には「漫画を読んであれだけ泣いたのは初めて、と思うほど号泣してしまった」と語っている。
自身が初めて歌ったキャラクターソング『My Dream』では作詞も担当している。
生真面目な性格で、何事に対しても常に全力であるが、その一生懸命さが空回りして珍事に発展することも多い。ラジオやweb番組等に出演した際にはテンションがおかしくなりがちで、緊張もあるのか奇行に走ってしまうことがあり、かなりのおもしれー女である。ファンからはその容姿と言動から「残念な美人」扱いされている。
このハイテンションぶりは収録時にも発揮されているらしく、2011年4月から9月にかけて『SKETDANCE』『銀魂』『まりあ†ほりっく あらいぶ』と共演作が重なり、1週間に3度小林とスタジオで顔を合わせていた杉田智和は「生命エネルギー的な何かを吸われている気がする」と自身のラジオ番組で語っている。
ラジオで共演した高橋美佳子からは、もはやツッコミきれず「止まりません…ゆうちゃんは止まりません…」と言われていた。
金田朋子と『アニソンぷらす』の企画で一緒にロケを行ったが、文字通り「混ぜるな危険」のカオスな状態になっていた。なお、某クソアニメにて共演した際には、同回のもう一組の出演者である杉田・中村ペアに負けないくらいのカオスっぷりを披露した。
声優同士の交友関係について言及することはそれほど多くないものの、野中藍や下野紘とは仲が良いことをラジオなどで語っている。また、歌手のLiSAとも交友がある。
趣味など
音楽ではロックを特に好み、QueenやRed Hot Chili Peppersを好きなアーティストに挙げている。歌唱力には(色々な意味で)定評があり「YU」名義でバンド「Crush Tears」のボーカルとしても活動している。
そのパワフルなパフォーマンスは大槻ケンヂから非常に高く評価されており、大槻はロッカーとしての小林を「声優界とロック界をつなぐ逸材」「戸川純以来の才能」と称している。
落語が好きで、立川談志を尊敬している。2012年には落語4編を収めたアルバム『モエオチ!』(古典落語を秋葉原文化に寄せてアレンジした新ジャンル“萌え落語”というコンセプト)を発表した。
『昭和元禄落語心中』で主人公の妻である小夏役を演じているが、元々原作ファンであったため、オーディションに受かった際には嬉しさのあまり泣いたそうである。
AT-Xでは落語に関する番組に出演している。
豚が好き(食べ物としても、愛玩の対象としても)。実家ではよく「豚のご飯」なる料理が出ていたらしく、これに着想を得た大槻ケンヂがそのまま『豚のご飯』という楽曲を制作・小林(木村カエレとして)とデュエットした。ちなみにレコーディングは2テイクで終了したとのことだが、最初のテイクで張り切りすぎたため、2テイク目では最初より若干抑え気味に収録され、小林の体力や喉への負担が大きいとの判断から3テイク目は行われなかった。
画伯
絵をよく描いている……が、その画風が極めて独創的であることから、『画伯』の異名を持つ。『ネギま!』関連の企画でその恐るるべき才能が発覚したことから、赤松健が「画伯」と呼んだのがきっかけと見られる。
デビュー初期からすでに独特なものがあったが、年々パワーアップを遂げている。
ちなみに字は丁寧な「美文字」であり、しばしばイラストに添えられることでそのギャップが凄まじいことになっている。
- 『懺・さよなら絶望先生』(アニメ版3期)では出演者が「絶望先生えかきうた」にのせて糸色望を描くというコーナーがあるのだが、何故か彼女だけ第一話と第十三話の2回出演。第一話では歌詞の内容そのままのヘロヘロな謎の花(のような何か)を描いてしまい、同時に出演した後藤邑子との圧倒的な画力の差が浮き彫りにされてしまった(もっとも、それを意図した配役としか思えないが)。第十三話では同時出演の大槻ケンヂも上手ではないがちゃんと望を描けており、対して彼女が描いたのは、2回目にもかかわらずどう見てもマンドラゴラであった。
- 『モンスター娘のいる日常』の公式ガイドブックにて「『デザインした新キャラを原作者のオカヤド先生に書いてもらおう」と言う企画を行なったところ、色紙2枚使ってバイオハザードにでも出てきそうな全身から血が噴き出る継ぎ接ぎだらけのミジンコ型クリーチャーを描き(あまりの奇抜さに何をどうしたらいいか誰も分からないほどであった)さらにこれを受けてオカヤドが元絵に色を塗ったところ、灰色の体に赤い目と余計にリヘナラドールのような状態になってしまった。
- 某怪奇物体&現象創作サイトに掲載されている創作物の一つ「眼に付けると世界が醜いものに映る視覚異常を起こすコンタクトレンズ」の説明の中で、以前に彼女がある企画で描いたイラストがその「異常を来した人間が見た光景をスケッチしたもの」という設定で使用されていた(※無断転載であるため現在では削除済み)。
- ツチノコ役で出演した『けものフレンズ』でも放送前の宣伝番組でその絵を披露したのだが、なぜかボード右側に吹き溜まりの枯れ草よろしく線が集中しており、フェネックと主張する赤と黒の塊に至っては、お世辞抜きでドストレートかつ強引に当てはめるならば吸血中に潰された蚊かトラックに轢かれて道路のシミと化したネズミかカエルの死体と言った方がまだ通じそうな代物だった。ちなみに、別のお題では、フリップを2枚使い更に裏面まで使ったかと思いきや、いきなりフリップを割った挙句ADに1枚渡して奇声を上げながらカメラに迫るという奇行に出て、前述のネタから突っ込みで絶叫し続けていたナレーターの下野紘をガチビビリさせている。
- ちなみに該当企画は「お題の写真で一言考える」というものであり、奇抜な言動が目立つことで知られるトキ役の金田朋子でも(回答はともかく)ちゃんと文字を書いていたのに対し一切文字を書いていなかった。
- 『神次次元ゲイムネプテューヌRe;Birth3』10章開始直後の1、画伯演じるレイによる過去の神次元世界の説明において、画伯自身が描いたであろう説明イラストが3枚登場。
- その1枚目を見た各女神の感想は「何?今一瞬チラっと出たの…何っ!?(ネプ)」「ふわぁ~…何が描いてあるのか、全然分かんない~(プル)」「え、えっと…すごく、前衛的ですよね…(ギア)」「あははっ!ままのえ、おもしろいっ!(ピーシェ)」「絵?今のが絵!?(ノワール)」「…なんという画伯…(ブラン)」「バグか何か…では、ありませんのよね?(ベール)」。これを使った説明の間、ピーシェ以外は皆笑いを堪えていたが、3枚目で決壊してしまう。実際、何を描いているのかうっすらと分かるかどうか、というイラストだったが、"人心は荒廃し争いは絶えず、ただただ無秩序な世界"を説明するにはこれ以上ないほど適した作品だった。
出演作品
アニメ
| ||
| ||
イラスト無し
まりん@ひだまりスケッチ
スザンヌ@無職転生Ⅱ
ローエル@魔女と野獣
高橋セツ@じいさんばあさん若返る
「牙皇」ラースイーエ@なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?
ゲーム
| ||
| ||
|
| |
| ||
| ||
| ||
| ||
|
以下@Fateシリーズ
|
以下@崩壊3rd
その他
関連タグ
beatmaniaIIDX(16作目のEMPRESSでボーカル曲有り&追加システムボイス)
外部リンク
- 新・プロフィール
- 旧・プロフィール(2019年1月13日現在のアーカイブ)
- 公式ファンクラブサイト『WHITE WING』
- 公式ブログ『ゆうの自由帳』
- 公式 Twitterアカウント
- 小林ゆう - Wikipedia