CV:小林ゆう
概要
初出は『beatmania IIDX 8th style』。
茶髪をヘルメット(ゴーグルのように描写されることもある)で隠している。
本名は「刃雪達磨(はゆき たつま)」(『ROOT26』で判明、漢字表記は『Roots26 S[suite]』から)。
13歳で血液型はAB型。兵庫県出身。
好きなものは、アルカディア第一期掲載時:HIPHOP・ROCK・開運達磨→IIDXバイブル掲載時:HIPHOP・開運達磨→『ROOT26』掲載時:開運達磨・調理実習の授業で奪う津軽の手料理。
津軽と同じ中学「華錬学園」に通う生徒。
普段は前髪で顔を隠し授業中は昼寝を決め込む地味な生徒だったが、ある日街中で夜の姿の津軽を見かけてからは、彼女に近付くために高校生だと偽ってフードを深く被り夜の街を出歩くようになる。
実はIQ200の天才児なのだが、それ故に勉強が退屈らしく学校の成績は良い訳ではない。
運動神経もよく、体育祭のリレーでは走りの早さを存分に発揮した。そのため校内の女子に結構モテている。筋金入りのスケベで、よく女性陣にセクハラしては津軽を怒らせている。
『ROOT26』では小学時代にIQの高さからか周囲からは期待の眼差しを向けられるが、やがてそれが退屈に感じて授業中は寝て過す日々を中学2年の頃まで送る。
後に父親に華錬学園へ転入させられるが、それでも変わらない周囲の反応を退屈に思いそれまでと変わらず寝て過す日々を続けていた。
だがある日、寝ているところを津軽に馬鹿呼ばわりされて叩き起こされその日の夜にゲーセンで津軽と再び出会うこととなる。
初出時は眼の描き方が他の男性キャラと同じような硬派なイメージだったが、『ROOT26』でのキャラ紹介以降からは眼が大きめに描かれ、ショタキャラとして扱われるようになる。
17作目『パーティーモード』では、文化祭でDJライブをやるつもりだったが腕を怪我をする。その理由は、車に轢かれそうになった猫を助けたまでは良かったのだが、そのときに女子高生のスカートの中を見ようとして自転車に轢かれてしまったのだという。
『Roots26 S[suite]Vol.1』では、バレンタインの日に校内の女子生徒達からチョコを渡され、津軽からはヤキモチを焼かれる。しかし、下校時の靴箱に入れられていた大量の義理チョコの中から津軽のチョコを見つけて大喜びしていた。
『Roots26 S[suite]Vol.2』第一話では、女子生徒達にホワイトデーのお返しを一人一人渡していたが津軽には渡す気配がなかった。
が、これは津軽に渡すプレゼントを人に見られるのが恥ずかしかったためであり(その結果津軽の誤解を招くこととなるが)、その日の夜に寮の前で大きめのテディベアをプレゼントした。
第二話では、ユーズの誘いで海へ出掛けたが、乗り物酔いでダウンしていた。しかし女性陣が水着姿になると体調お構い無しにテンションが上昇した。
その後、孔雀と共に彩葉・リリス・ナイアの3人の元へ行きナンパ紛いなことをやらかしたが、津軽に気づかれてソフトクリームを目元に押し付けられ、追い掛け回されて逃走した。
『Roots26 S[suite]Vol.3』第一話では、ジョニーズにて孔雀と共に鼻の下を伸ばしてウエイトレスを眺めていた。
第四話第一部では、冒頭から仮病を使ってどうにか寒い外への買い出しを避けようとするが、どう見ても嘘臭く、しかも女性達にセクハラをしていたので津軽から制裁を受ける。
結局セムを含めた男子全員は買い出しに駆り出されることになった。
数年後の未来を描いた第四話第二部では、研究施設の主任になっており、眠りについたまま目を覚まさなくなった津軽の治療法を研究していた。
ドラマCD本編に書かれなかったブックレットの小説では、津軽が病院に運ばれてから面会しても目を覚ますことはなかったため、津軽のために「ダルマ」というあだ名を捨てて医療の道に進むことを決意する。
中学卒業時には研究者として認められ、津軽回復のために設けられた医療チームの一員になり、そして主任になる。
主任に選ばれた理由は、前主任達が津軽の血液を採血してウイルスを調べたところ、次々と変死を遂げたからである。研究を続ける中、医療チームは達磨一人になっても未だに進展出来ずにいた。
ドラマCD内の第四話第二部、クリスマスの夜にナイア達が心配して研究所に来てくれるが、みんなが作ってくれた小さなツリーを叩き落し、その上で彼女達を疑うようなことを口にする。
かつての変態要素が強かった少年とは打って変わり、冷め切った性格になっている。
この性格の変化の原因は回想で描かれており、負傷した津軽に対して目の前で士朗が「廻炎」を使用したから。
また、シアからかつてのあだ名だった「ダルマ」と呼ばれるが、このことを激しく嫌った。
ナイア達が去った後、医療用のカプセル内で眠り続ける津軽に目を覚まさないと知りつつも声をかけ、過去の思い出を瞑想して眼に涙を浮かべながら津軽に別れを告げて研究施設を後にする。
雪の降る街中、達磨は士朗に対する憎しみの叫びをあげながら去っていった。
『Vol.3』のブックレットの巻末ページでは第四話第二部の出来事の後、後にセムからROOTS26を譲られることになる。
pixiv内では「達磨」や「ダルマ」のタグで登録されている場合が多いので、「beatmania」や「弐寺」などのタグと組み合わせたAND検索を行う事を推奨する。