現役選手
※チーム名のある選手は現所属(2025年現在)
投打二刀流
投手
- 今永昇太(シカゴ・カブス)
- 菊池雄星(ロサンゼルス・エンゼルス) ※平成時代にメジャーデビューした最後の日本人選手
- 迫勇飛(ニューヨーク・メッツ傘下マイナー) ※NPBを経由せずにマイナー契約
- 菅野智之 (ボルチモア・オリオールズ)
- 千賀滉大(ニューヨーク・メッツ)
- 高橋浩(マイアミ・マーリンズ傘下マイナー) ※NPBを経由せずにマイナー契約
- ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)
- 冨岡聖平(オークランド・アスレチックス傘下マイナー) ※NPBを経由せずにマイナー契約
- バルザー・ブライアン(サンディエゴ・パドレス傘下マイナー) ※NPBを経由せずにマイナー契約
- 藤浪晋太郎(FA)
- 前田健太(デトロイト・タイガース)
- 松井裕樹(サンディエゴ・パドレス)
- 山本由伸(ロサンゼルス・ドジャース)
野手
- 鈴木誠也(シカゴ・カブス)
- 西田陸浮(シカゴ・ホワイトソックス傘下マイナー) ※NPBを経由せずにマイナー契約
- 吉田正尚(ボストン・レッドソックス)
MLB経験者
(現役選手は太字表記&括弧内に現所属球団を示す)
投手
- 有原航平(福岡ソフトバンクホークス)
- 五十嵐亮太
- 井川慶
- 石井一久(東北楽天ゴールデンイーグルスSD)
- 伊良部秀輝(2011年死去)※日本人元メジャーリーガー初の物故者
- 入来祐作(横浜DeNAベイスターズ投手コーチ)※実際はマイナーリーグ止まり
- 岩隈久志
- 上原浩治
- 上沢直之 (福岡ソフトバンクホークス)
- 大家友和(千葉ロッテマリーンズ投手コーチ)
- 大塚晶則(中日ドラゴンズ投手コーチ)
- 岡島秀樹
- 柏田貴史
- 川上憲伸
- 木田優夫(北海道日本ハムファイターズGM代行)
- 黒田博樹
- 桑田真澄(読売ジャイアンツ二軍監督)
- 小林雅英
- 小宮山悟(早稲田大学野球部監督)
- 斎藤隆
- 佐々木主浩
- 澤村拓一(千葉ロッテマリーンズ)
- 高津臣吾(東京ヤクルトスワローズ監督)
- 高橋建(広島東洋カープ投手コーチ)※日本人選手史上最年長メジャーデビュー記録保持者
- 高橋尚成
- 田澤純一(社会人野球・ENEOS)※日本人メジャーリーガーで初めて生涯NPBでプレーしなかった選手
- 多田野数人
- 建山義紀(千葉ロッテマリーンズ投手コーチ)
- 田中将大(読売ジャイアンツ)
- 野村貴仁
- 野茂英雄(サンディエゴ・パドレス球団アドバイザー)※平成時代初の日本人メジャーリーガー。日本人選手で初めてMLBオールスター出場および初めて新人王獲得。日本人選手初を含む2度のノーヒッター達成。日本人初のMLB100勝投手。
- 長谷川滋利
- 平野佳寿(オリックス・バファローズ)
- 福盛和男
- 藤川球児(阪神タイガース監督)
- マイケル中村(MICHEAL) ※オーストラリアとの二重国籍
- 牧田和久(福岡ソフトバンクホークス投手コーチ)
- マック鈴木(鈴木誠) ※アメリカンリーグ初の日本人選手。NPB未経験でメジャーリーグデビューした日本人としても初。
- 松坂大輔
- 村上雅則 ※日本人初のメジャーリーガー。昭和時代にメジャーリーガーとなった唯一の日本人選手。日本人選手史上最年少でのMLBデビュー記録保持者。
- 村田透(チェコエクストラリーガ・フロシ・ブルノ)
- 森慎二(2017年死去) ※故障のため出場機会なし
- 藪恵壹(藪恵一)
- 薮田安彦(関東学院大学コーチ)
- 山口俊
- 吉井理人(千葉ロッテマリーンズ監督)
- 和田毅
捕手
内野手
- 井口資仁
- 岩村明憲(BCリーグ・福島レッドホープス監督および球団社長)
- 加藤豪将(トロント・ブルージェイズ 球団職員) ※日本とアメリカの二重国籍。日本人で初めてMLBドラフトで指名を受けてメジャー昇格した選手
- 川﨑宗則(BCリーグ・栃木ゴールデンブレーブス)
- 田中賢介
- 中島裕之(中島宏之)(中日ドラゴンズ)※実際はマイナーリーグ止まり
- 中村紀洋
- 西岡剛(九州アジアリーグ・北九州下関フェニックス総監督)
- 松井稼頭央
外野手
- 青木宣親(東京ヤクルトスワローズGM特別補佐)
- 秋山翔吾(広島東洋カープ)
- 新庄剛志(北海道日本ハムファイターズ監督) ※ナショナルリーグ初の日本人野手。日本人選手で初めてワールドシリーズ出場
- イチロー(シアトル・マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター) ※MLB初の日本人野手。日本人選手として初めてポスティングシステムでMLBへ移籍。シーズン最多ヒットのMLB記録保持者。MLB通算ヒット数はアジア出身選手では最多(アメリカ国外出身選手全体でも3位)。
- 田口壮
- 筒香嘉智(横浜DeNAベイスターズ) ※令和時代にデビューした最初の日本人選手
- 福留孝介
- 松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキースGM特別アドバイザー) ※日本人選手で初めてワールドシリーズMVP獲得
余談
- シンシナティ・レッズは日本人との契約をカネの無駄とメディアの前で明言するような人物がGMの座に就いていたこともあり、日本人選手のデビューが30球団の中で最も遅かった(平成時代にはMLB30球団で唯一、日本人選手を受け入れなかった)。また、和田毅が契約直後にトミー・ジョン手術を受けたことで全く戦力にならなかった苦い経験があるボルチモア・オリオールズも日本人を相手にしたスカウト活動や契約には消極的であり、ポスティングシステム自体を廃止すべきと主張している(ちなみに、日本でも福岡ソフトバンクホークスがポスティングシステムの利用を認めていない。また、読売ジャイアンツと阪神タイガースも禁止こそしていないもののポスティングの運用には消極的である)。
- 上述の野茂英雄の活躍以降メジャーリーグを目指す日本人選手は増加しており、近年では契約更改の場で将来的なメジャー挑戦の意欲を口にする選手も少なくない(中にはNPB球団に入団した時点でメジャー挑戦を目標にしている選手も)。一方で有望選手が次々にメジャーに流出してしまい、NPB、ひいては日本球界全体がメジャーへの踏み台と化し空洞化してしまうという懸念も指摘されている(上述の上原浩治も引退後にこのことに言及している。また、田澤純一のメジャー挑戦の際ドラフト会議において導入された「田澤ルール」もこれが多分に影響している)。
- もっとも、メジャーに流出した選手の穴を埋めるように新戦力が台頭することが期待できる他、上述のポスティングシステムを使用して選手がメジャーへ移籍した場合は球団に譲渡金が支払われるため、NPBが一方的に損失を被るとは言えない側面もある。
- 一方で、ポスティングシステムの欠陥を利用したような国内他球団への移籍も横行するようになり、ルールの改正を行うか、ポスティングそのものを廃止すべきとする論調も国内で強まっている。
- アメリカでは「◯◯人」と云った人種や民族では無く、出身国(何処で生まれたか)で分けるため、沖縄県で生まれているスティーブン・ランドルフ(元横浜ベイスターズ投手)や、デイブ・ロバーツ(ドジャース監督)等も日本出身として扱われる。逆に、加藤豪将はカリフォルニア州で生まれているためアメリカ出身の選手となる。
- ラーズ・ヌートバーは、アメリカ出身で国籍もアメリカ合衆国だが、両親の片方(母親の榎田久美子)が日本人の日系二世であるため、WBCなど一部の国際大会では日本代表として出場する資格がある。実際にWBC第5回大会では日本代表入りし、優勝メンバーに名を連ねている。このこともあり、大会後は日本メディアもヌートバーを日本人選手とほぼ同列の存在として扱うようになっている。
- とんねるずの石橋貴明は、タカ・タナカという役名で、映画『メジャーリーグ2』に出演した。『とんねるずのスポーツ王は俺だ!』の「リアル野球BAN」において、元メジャーリーガーと試合する際によくネタにしている。