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MLB

めじゃーりーぐべーすぼーる

北アメリカのプロ野球リーグの最上位の総称。正式名称は"Major League Baseball"(メジャーリーグベースボール、米大リーグ)
目次 [非表示]

概要

アメリカ合衆国の29球団とカナダの1球団で行われるプロ野球リーグ。

アメリカンリーグナショナルリーグ各15チームの計30チームで行われる(2012年度まではア・リーグが14チーム、ナ・リーグが16チームだった)。

それぞれ、東地区、中地区、西地区に分かれ、それぞれの優勝チームとワイルドカードのチームでプレーオフを行い、勝ち上がったチームで行われるワールドシリーズで北米一を決定する。

アメリカン・リーグは1901年、ナショナル・リーグは1876年に設立された(1964年には日本選手初のMLB選手がそのリーグで登場した。


ルール改正にも積極的で、年ごとにいくつもの細かいルール変更が行われている。

DH制は、長らくア・リーグでのみ採用されていたが、2022年よりナ・リーグでも採用が解禁された(それがあの日本人選手の活躍の影響であることは言うまでもない)。

両リーグ間の交流戦(インターリーグ)はかつては決められた期間内に一気に行っていたが、両リーグの球団数が奇数になった影響でシーズン中にチームごとに個別に日程が組まれる形で行われるようになった。2023年からは規則の一部が変更され、シーズン内で両リーグの全チームと最低1回は対戦が組まれるようになった。他にもアメリカ・カナダ国外の球場や臨時改装されたスタジアムを使い、国外で公式戦を行うことがある。


また、同じく2023年には、年々長期化する試合時間の短縮のために、投手についてはWBSCが2019年より導入した20秒タイマー(ピッチクロック)JABA(日本社会人)と共に、MLBでもWBSC同様に適用されたが、2024年よりWBSC規程に比べMLB特有による短縮させた18秒タイマーへの転換され、投手への声掛けも5回/試合から4回/試合に改正される事となったため、2026年WBCで追加される規程で前述のMLBに於ける改正時間や投手への声掛け回数といった規程が初っ端から追加される見込みとなった。


試合の特徴では、7回裏に入る前に小休止の時間「セブンス・イニング・ストレッチ」内で、Take Me Out to the Ball Game(邦題:私を野球につれてって)が流れて観客が一斉に歌うのが一種の伝統となっている(なお、同様の習慣は日本のプロ野球にもあるが、こちらは7回表にホームチームの応援歌が流れるという違いがある)。


MLBの現状

規模・選手や試合の質共に間違いなく世界でもNo.1のレベルを誇る野球のプロリーグである。それ故に、日本に限らず世界中の野球選手の間でも憧れの対象となっており、MLB挑戦を大きな目標に掲げている者も少なくない。

興行の面においても、北米のプロスポーツリーグに於いては日本台湾韓国でも多大な人気を誇る等、世界的には比較的人気のあるプロスポーツリーグである。


だが、アメリカ国内での人気は低迷しており、ギャラップ調査によれば「一番見るのが好きなスポーツ」は1960年代半ばにアメフトが野球に代わってトップに立った。以後その差は開くばかりで、2017年の調査ではアメフトが37%、野球は僅か9%と4倍以上の差になっており、MLB人気が一気にマイナー化したことがうかがえる(加えて、近年では長らくアメリカではマイナースポーツであったサッカー(MLS)にも人気の面で完全に逆転されてしまっている)。

2020年代のMLBは日本で言う大相撲のような「高いチケットが売れるだけのマイナースポーツ」と化しており、あの大谷翔平ですらMLBの存在するアメリカ本国の一般層には「大相撲で言う照ノ富士のような強い外国人」ぐらいにしか認識されていないと聞けばその実態が分かるだろう。

もっとも、野球の人気低迷はアメリカに限った話ではなく、日本を含む他の国においても大きな課題となっているのが現状である(詳細は野球の記事も参照)。


そのため、近年ではグローバル戦略も活発に行われており、上記の海外公式戦の他、各地にMLBアカデミーを開設したり、全世界に向けて試合の配信も行われている。特にアジア圏では未だに大きな人気を誇っているため、近年ではアジア市場を重視した戦略が行われているという。

野球のナショナルチームで優勝を競う世界大会「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC」もMLBによって立ち上げられた大会である他、2023年に中東および東アジアのリーグとして設立された「ベースボール・ユナイテッド」にも、設立に元メジャーリーガーなどのMLB関係者が大きく関わっているとされている。


参加球団

()内は所属している日本人選手

アメリカンリーグ

東地区

中地区

西地区


ナショナルリーグ

東地区

中地区


※ 厳密には日系アメリカ人であるが、日本代表チームでプレイする資格を持っており、実際にプレイした経験もあるため便宜上記載。


西地区


関連項目



外部リンク

MLB(日本語)

MLB(英語)

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