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大谷翔平

おおたにしょうへい

大谷翔平とは、北海道日本ハムファイターズ所属のプロ野球選手。
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概要

北海道日本ハムファイターズ所属のプロ野球選手で、中田翔と並ぶファイターズの看板選手。
投手だけでなく野手としても出場する「二刀流」というプロでは極めて珍しいタイプの選手。野手としては外野手(主に右翼手)かDH(指名打者)での出場が主だが、最近ではパ・リーグの公式戦でも大谷が先発で登板する試合に限り、ファイターズはDHなしのオーダーを組むことがある(ちなみに、過去には西武ライオンズが優勝を決めた年の消化試合でDHなしのオーダーを組んだ例が通算で4試合ある)。
現在NPBの日本人投手では唯一な100マイル(160㎞/h)ボーラー。投手としても打者としても超一流という万能ぶりから、「まるで野球マンガの主人公のようだ」とよく言われるが、彼は正真正銘実在する人物である。今では多くのプロ野球OBたちから「100年に1人の逸材」と評されている。

ちなみにアメリカ合衆国では、二刀流のことをトゥーウェイプレイヤー(two-way player)と呼んでおり、かつては藤村富美男ベーブ・ルースなど日本でもアメリカでもこのような選手が少なくなかった。比較的近年の事例では、日本では嘉勢敏弘、アメリカではブルックス・キーシュニックやケイシー・パトリック・ケリーがいる。更に現在チャイナのプロ野球には、本職は捕手だが投手や外野手も兼任している孟偉強という選手がいる。

プロフィール

所属北海道日本ハムファイターズ(背番号11)
出身岩手県奥州市
最終学歴花巻東高等学校
生年月日1994年7月5日
家族構成父・徹、母・加代子、兄・龍太、姉・結香
身長・体重193cm、97kg
投球・打撃右投左打
ポジション投手外野手
プロ入り2012年ドラフト1位
日ハムの契約金1億5000万円
同初年棒1500万円(2012年)
同最高年棒2億7000万円(2016年・推定)
アメリカ野球殿堂入り


プロ野球入団経緯

岩手県水沢(現:奥州)市出身。
父は社会人野球、母はバドミントンの選手というアスリート一家の末っ子として生まれる。
現在西武に所属する菊池雄星に憧れ、彼の出身校である花巻東高校へ進学。3年春の選抜で大阪桐蔭高校の藤浪晋太郎(現阪神)からホームランを打ったことがあり、3年夏の岩手県大会ではアマチュア野球史上初となる160㎞/hを記録し、国内だけでなくメジャーリーグからも注目を浴びる。

高校野球終了後、NPBを経由せず直接メジャーに挑戦する意思を明らかにしていたため、それを聞いた各球団はドラフト会議での1位指名を諦めていたが、日本ハムだけがドラフトで彼を指名することを表明し、当日に彼を1位で強行指名した。
彼は当初入団交渉に難色を示しており、やはり彼のプロ野球入りは実現しないと思われたが、NPBでの挑戦を望んだ父や、栗山英樹監督の粘り強い交渉に加えて、球団側が提示した「大谷翔平君 夢への道しるべ~日本スポーツにおける若年期海外進出の考察~」と題された資料(外部リンク参照)と二刀流育成プロジェクトに心を大きく動かされた形で、ファイターズ入団を決意した。

「(投手として)10勝以上(打者として)打率3割以上」と言う前人未到な記録を目指す。

日本ハムファイターズ ・ 投手 大谷翔平
日本ハムファイターズ ・ 打者 大谷翔平



プロ入り後の活躍

2013年

開幕戦で、初スタメン・初ヒット・初打点・初決勝打・初ヒーローインタビューを達成。
7月10日楽天戦クリネックススタジアムで初本塁打(2ラン)

2014年

5月13日対西武戦にて、プロ入り最速の158km/hを記録したにとどまらず、プロ入り初完投・初完封もマーク。
6月4日の広島戦にて、ついに高校時代に記録した自己最速タイの160km/hをプロ入り後初めて記録した。
7月5日、20歳の記念日にプロ入り後初の1試合2本塁打を達成。
9月7日、遂に金字塔を打ち立てる。あのベーブ・ルースが96年前に打ち立てたシーズン2桁勝利&2桁本塁打を達成。1982年に韓国金城漢が記録して以来32年ぶりの達成と同時にNPB史上初の偉業であり、彼がアメリカでジャパニーズベーブ・ルースと呼ばれるきっかけとなった。
しかし、翌日のおひざ元である北海道の地元紙・北海道新聞の一面は錦織圭に持って行かれた
どちらも日本人初の偉業なのに…

2015年

プロ3年目にして開幕投手に任命される。この影響もあり、チケットは即日完売となり入場者数4万人を超えた。
その後、脚のけいれんなどで途中降板が多発するも、登板した試合は全て勝ちの権利を得て無傷の五連勝
5月8日、上記の成績が高く評価され、パリーグ投手部門の3・4月の月間MVPに選ばれる。

2016年

2016年、後年まで語り継がれるであろう、快刀乱麻の活躍を見せている。
まずは6月5日、セパ交流戦巨人戦において「5番ピッチャー」として出場。
4回裏、この日6番に立ったクルーズへ対する4球目でNPB史上最速となる163km/hをマーク
投げては10奪三振の完投、打っては1安打1打点とリアル二刀流の完成を期待させる内容となった。
続いて7月3日、対ソフトバンク戦にて、1番ピッチャーとして出場。
これだけでもド肝を抜くが、初回に先頭打者初球ホームランを放ち、8回まで投げて勝利投手となり、チームも対ホークス戦久しぶりの3連勝で10連勝。最終的には球団新記録となる15連勝を達成し、ソフトバンクを猛追する要因となった。
そしてこれで終わらないのが2016年の大谷である。
直前の試合でマメを潰し投手として登板は出来なかったものの、特例措置を受けて出場したオールスターでは打者として快刀乱麻の活躍を見せた。
まず第一戦では、去年トリプルスリーを達成した山田哲人柳田悠岐の両名を抑え、ホームランダービーを制覇
そして第二戦、逆転の口火となるソロアーチを披露したのをはじめ、4打席3安打1ホーマー2打点2得点と、この試合でパリーグの5得点のうち3得点に絡み、第2戦のMVPに選出された。
なお、ピッチャー登録の選手がオールスターでホームランを撃つのは江夏豊以来54年ぶりの事である。
8月26日の西武戦で代打で出場し、節目の20本塁打を達成。
9月13日、オリックス戦にて糸井嘉男への投球で自身が持つ最速記録を塗り替える164km/hをマークした
9月28日、優勝がかかった西武戦にて先発出場。15奪三振、被安打1の完封勝利を挙げ、チームのリーグ優勝達成に貢献した。大谷にとってはこれが初の優勝経験となる。
また、この試合で10勝目を挙げたことでNPBどころかMLBも含めたプロ野球史上初となる「10勝、100安打、20本塁打」を達成した。
そしてホークスを迎え撃つクライマックスシリーズではファイナルステージ初戦の先発投手を任されると共に全試合で打者としても出場。7回無失点の好投やタイムリーを打つなど大暴れした挙句、第五戦では指名打者として四打席立った後、最終回にDHを解除して救援登板し、最速記録を塗り替える165km/hを複数回記録したり、最速151km/hのフォークボールを投じるなどして三者凡退に打ち取り、ペナントレースに引き続き胴上げ投手となった。
10月25日、札幌ドームで行われたカープとの日本シリーズ第3戦で3番DHとして出場、日ハム2連敗中で負けると相手に王手がかかる大事なゲームで、黒田博樹から二塁打を2本放つと、延長10回裏では2アウト2塁の場面で大瀬良大地から1・2塁間を破るライト前への逆転サヨナラタイムリーを放つ大活躍で日ハムに流れを一気に引き寄せ、2連敗から4連勝へと導き、日ハムの10年ぶり3回目の日本一に大きく貢献した。
投げては113球、6イニング、奪三振11、与四死球4、失点3、自責点3、防御率4.50を残し、打っては16打数6安打で打率.375、打点1となり、日ハム・広島全選手を通じて2位の打率を残した(ちなみに1位は広島のエルドレッド)。
そして迎えた2016年のNPB表彰式でも史上初の快挙を果たす。
なんとパ・リーグベストナイン部門の投手部門と指名打者部門の同時受賞である(本来投手部門と野手部門の同時受賞は出来ないが、大谷の活躍を考慮して規則が変更された)。さらにはパ・リーグMVPまで受賞。2位のブランドン・レアードとは5倍弱の差を付けてのぶっちぎりであった。

…お願いですからマンガゲームみたいな事しないで下さい!!

2017年

侍ジャパンに選出され、WBCでの活躍が期待されたが、足首の状態が思わしくなく出場を辞退した。しかし、この1か月前にダルビッシュ有と行ったトレーニングでキックボクシングをする動画が発見され、物議を醸した。
この足首の怪我の影響でこの年は不本意なシーズンを送ることになり、投手としての出場は自己ワーストとなる僅か5試合(3勝2敗)に留まった。
しかしながら、9月下旬にはメジャー挑戦の意思を固め、札幌ドーム最終戦となる10月4日のオリックス戦では、藤村富美男以来66年ぶり、パでは史上初となる「4番投手」で先発出場。投げてはオリックス打線を2安打に抑え、10個の三振を奪う好投で完封勝利。打っては1安打1得点で自身の勝利に花を添え、国内最終登板を有終の美で飾った。また、この起用を決断した栗山監督も多くのファンから称賛された。
11月には球団からも大谷がポスティングシステムを利用してメジャーに挑戦することが正式に発表され、移籍先の球団はもとより、メジャーでも大谷の二刀流が実現するのかどうかということについても注目が集まっている。

大谷翔平の個人年度別成績・NPB編

年度別投手成績

年度登板先発完投完封勝利敗戦勝率投球回被安打被本塁打四球死球奪三振失点自責点防御率WHIP
2013131100301.00061.25743384630294.231.46
2014242432114.733155.1125757417950452.611.17
2015222253155.750160.2100746319640402.240.91
2016212041104.714140.089445817433291.860.96
2017551132.60025.113219029993.201.26
通算85821374215.737543.038424200236241621522.521.04


年度別打撃成績

年度打席打数得点安打二塁打三塁打本塁打塁打打点盗塁四球死球三振打率出塁率長打率OPS(※)
2013204189144515137120412164.238.284.376.660
201423421232581711010731121048.274.338.505.842
20151191091522405411718043.202.252.376.628
2016382323651041812219067754198.322.416.5881.004
20172271982467161810931024261.338.403.540.943
通算1170103515029670448518166131194316.286.358.500.858

2017年シーズン終了時 日本ハム:実働5年

(※)…長打率+出塁率。

関連項目


  • 茂野吾郎…大谷翔平に一番近いスペックを有する野球漫画の主人公。100マイルを記録したことがある剛腕投手であり、打撃センスも野手顔負けである。

外部リンク

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