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ニューヨーク・メッツ

にゅーよーくめっつ

米国のニューヨーク州ニューヨーク市を本拠地とする、ナショナルリーグ東地区所属のMLB球団。
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概要編集

New York Mets(略称:NYM)。


ナショナルリーグ東地区に所属。

現在のホーム球場は、ニューヨーク州ニューヨーク市クィーンズ区に所在するシティ・フィールド

チーム名の「メッツ」は、19世紀に存在した「ニューヨーク・メトロポリタンズ」の名前を縮めた愛称に由来する。


チームカラーは青とオレンジ色。

ニューヨーク市旗に由来する色であると同時に、ロサンゼルス・ドジャースの青とサンフランシスコ・ジャイアンツのオレンジ色を受け継いだものであるとされている。

またNとYを重ねた帽子のマークは、ジャイアンツがニューヨーク時代に使用していたものと同じデザインである。

メジャーリーグベースボールの東地区では、アメリカンリーグも含めて最初に日本人選手を獲得した球団でもある。

過去に在籍した日本人選手の数は、ナリーグの15球団で最も多い。


歴史編集

本拠地を置いていたブルックリン・ドジャースニューヨーク・ジャイアンツが新球場建設を巡るトラブルで西海岸へ移転した為に空白地となったニューヨークに、ナ・リーグ新球団として1962年に発足した。同年のエクスパンションではヒューストン・アストロズも創設されている。

創設初年度から4年連続で100敗以上を喫する厳しいスタートだったが、東西2地区制が導入された1969年に東地区の初代優勝チームとなる。そしてこの年、エクスパンションで誕生した球団として最初にワールドシリーズを制覇した。これは現在の形式でのワールドシリーズが始まった時から存在しているフィリーズよりも11年早い初制覇で、弱小と扱われていた球団が創設から8年で優勝したことはミラクル・メッツと称された。

2度目のワールドシリーズ制覇は1986年。選手時代はNPB巨人軍に在籍していたこともあるデイヴィー・ジョンソン監督のもと、レッドソックスに勝利。敗退寸前まで追い込まれたがレッドソックスのビル・バックナーのトンネルでサヨナラ勝ちを収めたことで勢いづいての制覇だった。

その後は元千葉ロッテ監督のボビー・バレンタイン指揮のもとで2000年に、元オリックス監督のテリー・コリンズ指揮のもとで2015年にワールドシリーズに進出しているが、いずれも敗退している。


日本人選手はこれまで柏田貴史を初めに、野茂英雄吉井理人新庄剛志小宮山悟松井稼頭央石井一久高津臣吾高橋尚成五十嵐亮太松坂大輔青木宣親千賀滉大藤浪晋太郎が在籍(太字表記は現在所属中の選手)。


永久欠番編集

永久欠番扱い編集

  • ウィリアム・シェイ(弁護士。球団創設に貢献)
  • ラルフ・カイナー(球団専属アナウンサー)

※カイナーはメッツ創設前の時代にパイレーツ等で活躍した元選手であり、パイレーツでは選手として背番号4が永久欠番になっている。


本拠地球場編集


関連項目編集

MLB



外部リンク編集

ニューヨーク・メッツ - Wikipedia

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