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概要編集

MLB(メジャーリーグベースボール)のアメリカンリーグ東地区に所属する野球チーム。愛称はO's(オーズ)。

アメリカメリーランドボルチモアに在るオリオールパーク・アット・カムデンヤーズを本拠地としている。

チームカラーは橙色


なお、ニューヨーク・ヤンキースの前身となった球団にも同名の名称のものがあるが、特に接点はない。


歴史編集

1901年、ウィスコンシンミルウォーキーにてミルウォーキー・ブリュワーズ(現存する球団とは無関係)として創設される。


翌1902年、ナショナルリーグに対抗すべくカーディナルズの本拠地ミズーリセントルイスに移転しセントルイス・ブラウンズとなった。

ブラウンズは弱小球団であり、チームを強化しようと選手に催眠術をかけてみたが失敗に終わったと云うネタが『トリビアの泉』で紹介されたこともある。

ブラウンズ時代のリーグ優勝は戦時中でMLB全体の選手層が薄かった1944年の1シーズンのみ。この年のワールドシリーズはカーディナルズとのセントルイス対決だったが、敗退した。


1953年に本拠地をボルチモアへ遷し、現在の名称となった。


2018年はアメリカンリーグに所属する他の14チーム全てに負け越し、47勝115敗を喫して、地区優勝したレッドソックスから61ゲームの大差をつけられ、弱小ぶりで知られたブラウンズ時代をも下回る球団史上最低のシーズンとなった。


そんな訳で当分は弱小球団のレッテルが貼られることになったが、2023年は一転して先発からリリーフまで鉄壁の投手陣が奮闘するなどもあり、終盤までタンパベイ・レイズと熾烈な地区優勝争いを繰り広げた。

結果として見事に地区優勝を果たし、弱小球団の汚名返上に成功し、ポストシーズン2回戦に進出を果たした。しかし、ポストシーズンでは、若手中心で短期決戦に不馴れなことが災いし、鉄壁の投手陣が悉く炎上しテキサス・レンジャーズに「経験の差」を見せつけられる形で完敗、苦杯を嘗めることとなり、ア・リーグ東地区及び日本選手所属チーム総合最高成績、6位で終える事となった(2回戦で敗退したチームのリーグ勝率から見た成績で)。先述のレイズ及びブルージェイズも早々とポストシーズンで敗退したため、ア・リーグ東地区が全滅に終わるという、短期決戦の厳しさを痛感させられるものとなった。


関連選手編集

永久欠番編集


日本人選手編集

ポスティングシステムの利用を「球団方針に反する」行為と位置付けていることもあり、日本人選手の獲得に動く機会が少ないチームで、大谷翔平のポスティング(最終的にエンゼルス入りした)時でさえも球団方針を優先して獲得しない姿勢を示していたほどだった。

しかし、ポスティング以外であれば話は別で、2008年オフに海外FA権を行使して巨人からメジャー挑戦を表明した上原浩治を、2024年オフに同じく海外FA権を利用して巨人から移籍してきた菅野智之をそれぞれ迎え入れている。また、2023年にはアスレチックスからトレードで藤浪晋太郎選手を加入させたことも。


NPBに在籍経験のある選手編集


関連タグ編集

ボルチモア・レイブンズNFL

野球 MLB アメリカンリーグ

橙色と黒

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