野球やソフトボールで内野の後方にある外野を守る3人の野手の総称。
ホームベースから見て中央にセンター(中堅手)、左側にレフト(左翼手)、右側にライト(右翼手)となっている。
内野手のように速い打球に反応しなければならないわけではないので守備に難のある助っ人外国人がいるポジションと思われがちだが、高く上がったフライの落下点を正確に予測したり、時には打球から目を離して落下点に素早く入ったり、広い守備範囲を守る走力が求められたり、捕球してからは返球を速く正確に遠くに投げる肩力が必要と決して安易なポジションではない。
なおルールで守備位置が決まっているわけではないので、外野手が内野を守ったり内野手が外野を守ったりしてもルール上は問題ない。
高校野球などベンチ事情の苦しい学生野球ではピッチャーをベンチに下げずに温存させるために一時的に外野に守備させることもある。
少年野球のような年少者が行う野球では、内野手ほど相手の攻撃チームの走者の動きやベースの使い方に神経質になる必要がないため、捕手や内野手より野球頭脳が劣る部類の選手が配置される傾向にある。