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サッカー

さっかー

フットボール球技の一種で、基本的に手以外を使ってボールを相手チームのゴールに入れ合うスポーツ。
目次 [非表示]

※上記イラスト左上より時計周りに、

ペレ(ブラジル)、

ロナウド(ブラジル)、

ディエゴ・マラドーナ(アルゼンチン)、

ジネディーヌ・ジダン(フランス)、

オリバー・カーン(ドイツ)、

ロベルト・バッジョ(イタリア)。


概要 ⚽🥅編集

ボールを足で蹴り、相手の陣地にあるゴールに入れることで得点となり、試合時間終了までどれだけ多くの点を取れるかを競うスポーツ。

足で蹴るボールとコートを作れる平地があれば貧しい国であっても簡単に練習・試合ができることから世界中に普及している。競技人口は約200ヵ国推定2億5000万人と発表されており、競技人口の最も多いバスケットボールに次ぐ数となっている。

日本では戦前より長らくマイナー競技の一つだったが、1980年代に「キャプテン翼」が大ヒットしたことから、特に子供の間で人気が飛躍的に向上。

1993年に日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が創設されて以降は、日本でも野球に次ぐ安定した人気を誇る競技となった。


国際大会を含めて世界全体が注目するスポーツの一つで、全世界にマーケティングを展開しており、スター選手一人の移籍でチーム間に数十億円以上の金銭的やり取りが行われることも珍しくない。


正式名称はアソシエーション=フットボール

ちなみに"サッカー"はアメリカやカナダが限定的に使用している用語の為、世界的には"フットボール"を各言語に最適化して呼ばれることの方が多い(日本も本記事のようにサッカー表記が一般的だが、日本サッカー協会の海外名称はJapan Football Association表記である)。



基本的なルール編集

フィールド編集

長さ90〜120m(国際試合は100〜110m)、幅45〜90m(国際試合は64〜75m)の長方形。なおFIFAは、ワールドカップ、オリンピックなどの競技のフィールドの大きさを105m×68mと定めており、日本においても国際試合や全国規模の大会での競技のフィールドの大きさを105m×68mとしている。地面は天然芝が多い。


長さの端の線をタッチライン、幅の端の線をゴールラインと言う。

タッチラインの真ん中同士には更に線が引かれ(センターライン)、その線の真ん中から半径9.15メートルの円状の線が引かれている(センターサークル)。


ゴールのポストの両端から16.5メートルの場所と、そこから長さ16.5メートルまでの場所は線で囲まれている。この内側の部分がペナルティエリアとなる。

またゴールのポスト両端から5.5メートル、更にそこから長さ5.5メートルの範囲も線で囲まれており、その中をゴールエリアと呼ぶ。


ゴールの中心から長さ11メートル離れた部分にペナルティマークを設け、そこからペナルティエリアの外側(相手ゴールの見える方)に半径9.15メートルの半円が書かれ、そこをペナルティアークとする。


各コーナー(フィールドの隅っこ)には1.5メートル以上のフラッグポストが立っている。その場所から半径1メートルの円を1/4にした線が引かれている。これをコーナーアークと言う。


ゴール編集

木製、もしくは金属製。地面から垂直の棒をポストと言い、上部にある地面と平行の棒をクロスバーと言う。12センチ以下の厚さで、色は白と決まっている。

ポスト同士の距離は7.32メートル、高さは2.44メートル。


ゴールラインとゴールの幅の中心同士を合わせ、グラウンドに固定する。


ボール編集

中学生以上が使用する5号の場合

  • 68~70センチ合皮製
  • 重さは410~450グラム
  • 0.6~1.1の空気圧

でなければいけない。


試合時間編集

年齢等によって多少幅があるが、前後半45分ずつの計90分で行う形式が殆ど。

ファウルなどで一時的にプレイが止まっていた時間もカウントは続くが、その分は前後半それぞれの終了時にアディショナルタイム(ロスタイム)として伸ばされる。


また大会などによっては90分で引き分けだった場合に、前後半15分ずつの延長戦を行う。

延長戦でも同点だった場合、主にトーナメント戦など勝者を決定しなければならない場合にPK戦で決着する。


かつては延長戦で1ゴールでも決まった時点で試合が終了するゴールデンゴール方式、延長前半終了時点でどちらかが勝ち越していれば試合が終了するシルバーゴール方式が行われていた。

日本ではゴールデンゴールを「サドンデス」と呼んでいたが、「突然死」を意味するためイメージが悪く、1994年に「延長Vゴール」方式に名称変更された。

1995年にFIFAがこのルールを加え、「ゴールデンゴール」と命名し、1998年と2002年のFIFAワールドカップで採用された。UEFAも1997年にゴールデンゴール方式を導入した。

2002年にはUEFAがゴールデンゴールの問題を若干緩和させた「シルバーゴール」方式を導入。

しかしゴールデンゴール方式とシルバーゴール方式ともに2004年に国際ルールから廃止され、延長戦に入れば前後半15分ずつ行う旧来の方式に戻った。



人数編集

1チームは11人で、そのうち1名はゴールキーパーとなる。交代要員については大会により規定が異なるが、FIFAワールドカップでは12人、Jリーグでは7人が最大。これらの大会では1試合5人まで交代出場できる。(国際親善試合などでは異なる)


ポジション編集

プロフィール上には1つのポジションで表記されるが、必ずしも登録上のポジションだけでプレイするとは限らず、むしろ登録と異なるポジションでのプレーが大半な選手も多い。また、途中出場の控え選手は一部を除いて登録上のポジションで表記され、一部の例外を除いて登録上とは異なるポジションでプレーしても登録上のまま表記されるパターンが多い(例:途中交代で入ったMF登録の選手がFWの位置、役割でプレーしてもMF表記および扱いとなる)。このため、巨大スコアボードで出場中の選手が表記される際に原則上からGK、DF、MF、FWの順で表示されるが、途中出場で入り乱れることも多い(上記の例だと、複数人のFWがいる場合はその中に1人だけMF表記の選手がいる)。

また、試合中にフォーメーションな選手交代などで選手のポジションが変わることがあるが、この場合も表記上のポジションは変わらない。

本来は他のポジションであっても、登録上のポジション表記のまま出場することも少なくない。

なお、現在ではプレースタイルの多様化によって、守備が本職のDFでも攻撃、攻撃が本職のFWでも守備が求められる。


ゴールキーパー (GK)編集

ゴールを守る人。プレーヤーで唯一、手の使用が認められている(ただしペナルティエリア内のみ)。他のポジションと見分ける為、ゴールキーパー用のユニフォームを着用する。

基本的には守備の要でありゴールマウスとその付近から離れることはないが、近年では攻撃の起点になることも少なくなく、ゴールまではいかなくともアシストを記録する選手も多く、非常に数少ないが時にはセットプレーでゴールを挙げる選手も存在する。

いかなる状況においても必ず配置しなければならないため、反則により退場した場合は選手交代でFPを下げ、GKを投入する(例:反則でGKが退場、4人のDFのうち1人を下げ、GK選手を投入)。また、選手交代枠を使い切った状態で退場した場合は、反則、負傷問わず他のFPがGKのユニフォームを借りてプレーする。このため、控え選手にも必ず1人は登録される。

逆にGK登録の選手がFPとして出場することも可能であり、コロナ禍でFPの人数が揃わず、GK登録の選手で開催に可能な人数を埋め、実際にFPとして出場することもある(もちろんユニフォームはFP用の物を着用)。


ディフェンダー (DF)編集

主に相手の攻撃を食い止める。細分化すると3バックまではセンターバック(CB)、4バック以降はCBと両端のサイドバック(SB)に分かれる。基本は自陣の後ろよりに立つが、場合よっては前進する選手も存在し、特にSBはこの傾向が高く、CBもセットプレー時に攻撃参加を求められる。


ミッドフィールダー (MF)編集

フィールド中央に位置して、ディフェンダーとフォワードのパイプ役をするポジション。守備攻撃どちらも行うが、攻撃的、守備的に分けられる選手も数多く、最もポジション内での種類が多い。


フォワード (FW)編集

前方に位置しゴールを狙う、サッカーの花形的存在。得点を積極的に狙う人は、ストライカーと呼ばれる。基本的には攻撃重視だが、近年では相手DFへのプレッシングなどの守備行動を前線で求められることも多い。



得点編集

ゴールマウスの中を捉え、さらにゴールラインを越えてボールが入ると得点となる。

なお得点は如何なる状況下であっても、1ゴール1得点。バスケットボールラグビーアメリカンフットボールのように、1ゴールで2得点以上になる事は絶対にない。

この他、初心者に有りがちな間違いは以下の2点


  • ペナルティエリア外から打ったシュートが入ってもゴールとなる。(ミドルシュートやロングシュートは、サッカーの試合の中でも一二を争う見所)
  • ミッドフィルダー(MF)やディフェンダー(DF)、果ては滅多にないがGKがゴールを決めても得点として認められる。(中にはGKでありながら、1試合3得点(ハットトリック)を記録している選手もいた)

なお得点が決まった後は、センターサークル中央までボールが戻され、得点を入れられたチームのキックから試合が再開される。


手の使用編集

最初に記されている通り、GK以外が試合中に手でボールに触れる事は禁じられており、意図的に手でボールに触れたことが認められた場合、最悪一発退場になることもある。

しかし、幾つかの状況下ではGK以外もボールに手が触れても反則とならない。


  • 試合中断中(ゴールが認められた後や、ファウルなどで試合が中断した際であれば、問題は無い)
  • スローイン時(タッチラインをボールが越えると、ボールを投げ入れる。スローインから試合が再開となる)

この他にもPKやフリーキック(FK)前にボールをセットする時にも、手でボールに触れることが認められている。

またGKであっても、ペナルティーエリアを出てしまうと、試合中断中で無い限り、手でボールに触れると反則となる。


警告・退場編集

危険なプレーや反則に対しては警告・退場が言い渡される。

警告はイエローカード(通称:カレー券)が、反則にはレッドカード(通称:キムチ券)が提示され、1試合中に同一選手が2枚イエローカードが提示されると、レッドカードとなり退場となる。

また複数試合により構成される大会では、イエローカードを出された回数が一定まで累積すると次の試合が出場停止となる制度がある。

FIFAワールドカップ、JリーグYBCルヴァンカップでは累積2枚で次の試合が出場停止(グループリーグの警告数は決勝トーナメントに持ち越さない)。

J1・J2ではシーズンごとに最初の4枚で1試合出場停止、その次以降は4枚ごとに2試合出場停止。



コーナーキック(CK)とゴールキック(GK)編集

ゴール内以外のゴールラインをボールが越えるとコーナーキック又はゴールキックとなるが、ゴールラインを越えた前に攻撃側と守備側のどちらが最後にボールに触れたかで分けられる。

守備側が最後に触れていればコーナーキックに、攻撃側が最後に触れていればゴールキックから試合が再開される。


フリーキック(FK)とペナルティーキック(PK)編集

試合中に反則があった場合、基本的には反則をしていないチームのフリーキックで試合が再開されるが、フリーキックにはいくつかの種類がある。

直接フリーキック編集

通常の場合。キックが直接ゴールに入っても得点が認められる。相手選手はキッカーより9.15m以上離れなければならないが、特に邪魔にならない場合は離れないまま再開しても構わない。

間接フリーキック編集

オフサイドや危険なプレー(ここでのこれとは、直接フリーキックを与えるほどではないプレーのことを指す)、またはゴールキーパーへの足でのバックパスを手で触れた場合などが相当。この場合キックが直接ゴールに入っても得点は認められない。

ペナルティーキック編集

ペナルティーエリア内で、直接フリーキックに相当する反則があった場合はペナルティーキックとなる。キッカーはペナルティーマークにボールを置いて前方へのキックを行わなければならない。またキッカーとゴールキーパー以外は、キックされるまでペナルティーエリアに入ることはできない。

※行うことは前方へのキックなので、シュートである必要はない。前にわずかに蹴りだして、ペナルティーエリア外から走りこんで来る選手にパスすることは認められている。


フォーメーション編集

よく3-5-2や4-4-2などという表記を新聞などで見かけるが、これはGKを除いた10人のフィールドプレイヤーの配置とその人数を表している。

左からDF、MF、FWの人数を表しており、3-5-2の場合はDF3人MF5人FW2人と言うことになる。

また同じ3-5-2であっても配置によって、戦術などが大幅に変わってくるが、ここでは割愛させていただく。


王国と母国編集

一般的にサッカーの王国と呼ばれるのが「ブラジル」で、サッカーの母国と呼ばれるのが「イングランド」とされている。

ブラジルが王国と呼ばれる理由として挙げられるのがワールドカップで最多優勝回数を誇る為。

では何故イングランドが母国と呼ばれるか?

こちらは諸説もろもろあるが、サッカーのルールが築き上げられたのがイングランドとする説が極めて有力な為、また国全体のサッカーを統括する「サッカー協会」が最初に立ち上げられたのもイングランドで、その名称も「Football Association(略称FA)」となっている。

このため、世界全体のサッカーを統括する「FIFA」とは権力的な面で確執がある。



往年の名選手編集

  • ペレ(ブラジル):「サッカーの王様」と呼ばれる伝説的選手。サッカーの背番号10がエースナンバーという概念はこの人から始まっている。2022年没。
  • ディエゴ・マラドーナ(アルゼンチン):引退後は肥満で入院沙汰になったり、薬物不法所持などエキセントリックなスキャンダルが多く残したが、現役時代においては5人抜きなど伝説的なプレイでチームを1人で勝利に導くことができたとされるアルゼンチンの英雄。2020年没。
  • ヨハン・クライフ(オランダ) 選手・監督の両方面から近代サッカーの礎を作ったと言っても過言ではない、サッカーという競技に多大な功績と影響と作ったオランダの雄。2016年没。
  • フランツ・ベッケンバウアー(ドイツ) リベロという概念を生み出し、ディフェンダーというポジションをも根幹から変貌させたドイツの「皇帝」。2024年没。
  • ジネディーヌ・ジダン(フランス) ワールドカップ、チャンピオンズリーグ、欧州選手権など選手として取れる限りの栄誉を獲得し、監督としてもレアル・マドリードでCL3連覇を果たした。
  • ロナウド(ブラジル) サッカー界を蹂躙した元祖「怪物(フェノーメノ)」。史上最高な点取り屋として知られる。
  • ロベルト・バッジョイタリア):イタリアが世界に誇る「ファンタジスタ」。「カテナチオ」に代表されるように、創造性に乏しい屈強な選手が大勢存在しているなかで、ゲームメイキングとゴールゲッターを同時に起用に熟せるスペクトラルなファンタジスタ。ドリブル・パス・シュートは言うに及ばず、ボールが脚に吸い付くようなトラップ技術も超一流レベルなスーパースター。そんな彼も1994年のW杯アメリカ大会では、決勝戦のブラジル戦のPK合戦で「痛恨なPK失敗」を演じてしまったことで、悲劇的なファンタジスタとして幕が下りてしまったエピソードもある。

現在のスター 現在のサッカーシーンを賑わせる名選手達編集

  • リオネル・メッシ(アルゼンチン) - 「史上最高な選手」の名をほしいままにするFCバルセロナの10番。上記のディエゴ・マラドーナ本人から、名指しで後継者に選ばれた小さなギガクラック。神と言われすぎてローマ法王が「メッシを神と称するのをやめるように」と勧告を出したほどの神。キャプテン翼の影響を受けてサッカーを始めたのは、サッカーファンの間では有名なエピソード。下部組織ラ・マシアから育ち長年チームに尽くしてきた生粋のバルサっ子だったが、2021-22シーズンにバルセロナの財政難により、止むなく放出を余儀なくされ、彼はパリ・サンジェルマンに2シーズン所属した。だが2023年夏にアメリカMLSのインテル・マイアミに移籍、後述のクリスティアーノ・ロナウドも遅れて移籍した事で、欧州においてロナウドと築き上げた一時代の終幕となった。
  • クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) - 強烈なフリーキックとドリブルなど攻撃面で存在感を放つ、超イケメン。SNSフォロワー数世界一の男。レアル・マドリード所属時にはウェールズのギャラス・ベイル、フランスのカリム・ベンゼマと共にBBCトリオとして、上下のMSNトリオと鎬を削っていた。2018-2019シーズンよりイタリアの名門ユベントスへ移籍、2021-22シーズンにマンチェスターユナイテッドに復帰したものの、様々な要因があり、カタールワールドカップ開催直前に退団し、大会では唯一のクラブ無所属選手として出場。現在はサウジアラビアプロフェッショナルリーグのアル・ナスルへ移籍している。
  • ネイマール(ブラジル) - 現在セレソン(サッカーブラジル代表)で背番号10を背負う、ブラジルの新たなるエース。2013-2017シーズンまで上記のメッシと共にFCバルセロナでプレーし、MSNトリオとして、リーガ・エスパニョーラを席巻(残り一人はウルグアイのルイス・スアレス)。2017年からは活躍の場をパリサンジェルマンへ移し、2023年にはサウジアラビアプロフェッショナルリーグのアル・ヒラルに移している。


欧州強豪国の主なクラブ編集

  • イングランド
    • マンチェスター・ユナイテッドFC - プレミアリーグ創設以降においてアレックス・ファーガソンが監督として長期政権を敷いてから頭角を現したクラブ。世界中に熱狂的なファンを持つ。
    • マンチェスター・シティFC - UAEの投資グループにに買収されてから急激に強くなり、瞬く間にプレミアリーグ上位争いの常連に加わったチーム。かつてはユナイテッドがイングランド全土及び全世界にファンを持つのに対し、シティはマンチェスターで広い支持を集める「真のマンチェスターのクラブ」というアイデンティティを持っていた。
    • チェルシーFC - 2000年代よりロシアの石油王ロマン・アブラモビッチ会長の下強豪チームとして成長したクラブ。現在はアメリカ人投資家トッド・ベーリーによる経営が行われている。
    • リヴァプールFC - 70~80年代に絶大な強さを誇ったイングランドを代表する強豪クラブ。マンチェスター・ユナイテッドとのダービー戦は「ナショナル・ダービー」と認識されている。
    • アーセナルFC - 90年代にアーセン・ベンゲル監督の下イングランドサッカー界に大陸のパスサッカーを持ち込み一世を風靡した強豪クラブの一つ。
    • トッテナム・ホットスパーFC - プレミアBIG6を語るにおいて忘れてはいけないクラブ。ロンドン発の強豪チームであるが、タイトルには縁遠い。同じくロンドンにホームを構えるアーセナルとはライバル関係にある。

  • スペイン
    • レアル・マドリード - ラ・リーガの代表的なチームその1。数々のリーグ、カップ戦最多優勝記録を持つ「白い巨人」。常に多くのスター選手を抱えることから「銀河系軍団」とも呼ばれる。
    • FCバルセロナ - レアル・マドリードとは互いに地域・政治・民族のアイデンティティをかけた永遠のライバル。バルセロナおよびカタルーニャ州の人々にとっては「クラブ以上の存在」であり、下部組織のラ・マシアはスター選手も名門大卒生も多く輩出した。レアルとの「エル・クラシコ」は全世界のサッカーないしはスポーツファンが注目するスポーツ最大級のダービー戦。
    • アトレティコ・マドリード - レアル・マドリードがマドリード北部の富裕層、かつ全国的クラブであるならばこちらは南部の労働者層に愛されるクラブ。2010年代より極端な2強体制のトップ戦線に殴り込みをかけ、2022年までに2度の優勝を果たす成長ぶりを見せている。
    • アスレティック・ビルバオ - バスク地方の古豪。国際化が進むサッカー界においてバスク地方出身者の選手のみを受け入れるという真逆のクラブ方針を貫きながらも、1度も降格を経験しない特異なクラブ。近年は中位~下位が定位置。
    • レアル・ソシエダ - 2024年現在日本の至宝、久保建英が在籍するクラブ。日本でこそ「レアル」といえばレアル・マドリードを思い浮かべるが、本場スペインで「レアル」といえばこちらである。レアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコの三強に次ぎ、念願のUEFAチャンピオンズリーグ進出を果たした。

  • ドイツ
    • バイエルン・ミュンヘン - ブンデスリーガの絶対王者であり、ドイツ人サッカー選手にとってはこのクラブでプレイをすることは選手としてのキャリアの頂点でもある。一方でアクの強い選手が多数在籍するためクラブ内での対立やゴシップネタにも事欠かないので「FCハリウッド」という不名誉なあだ名もある。
    • シャルケ04 - 歴代の主力選手であった元日本代表の内田篤人が在籍したことで有名。「青い血が流れる」「生まれた瞬間からクラブに生涯の忠誠を誓う」といわれるほどの熱狂的なファンを多数抱える。だが2020年から成績が振るわず、2部降格を経験するなど難しいシーズンを送っている。
    • 1.FCケルン - ブンデスリーガの古豪。日本でも古くから馴染みのあるチームで、日本人選手がたまに在籍することもある。「1.」は「エアスター」と読み、ドイツ語で『一番』を意味する。
    • ヴェルダー・ブレーメン - ブンデスリーガ創設時から参加、1.FCケルンと共に日本サッカー界のレジェンド・奥寺康彦が在籍し活躍したことで知られ、大迫勇也も両チームに在籍した。
    • ハンブルガーSV - ブンデスリーガの古豪。漫画『キャプテン翼』でも結構名前が登場している。高原直泰が在籍し、元日本代表の酒井高徳が歴代主将の一人であったことでも知られる。
    • ボルシア・ドルトムント - ブンデスリーガの強豪チーム。全盛期の香川真司が絶対的な主力として君臨していたことでも知られる。シャルケとは同じルール地方を本拠に置くライバル関係で知られ、ダービー戦はドイツ一の激しさを見せる。現在第一線で活躍する選手はこのクラブ出身の選手が多く、スーパープレーヤーの名産地である。
    • アイントラハト・フランクフルト - ブンデスリーガの古豪。2021-2022シーズンでヨーロッパリーグで優勝。長年、このクラブで活躍した長谷部誠が実質レジェンド的な扱いをされている。

  • イタリア
    • ユベントスFC - セリエAの強豪であり、事実上の盟主。セリエA最多優勝チームでもある。かつて「イタリアを所有している」とまで言われたフィアットが親会社。反面、カルチョスキャンダルによりイタリアサッカー界を失墜させる原因を招いた後ろめたい過去を持つクラブでもある。
    • ASローマ - 本拠地はローマ。元日本代表の中田英寿が主力として在籍していた。2021-2022シーズンでUEFAヨーロッパカンファレンスリーグという国際大会で優勝する。
    • インテル・ミラノ - 本拠地はミラノ。日本代表のベテラン選手である長友佑都はレジェンドの一人である。クラブ名通り国際色を重んじるクラブであり、サッカーの国際化が進む前から非常に多くの外国人選手を受け入れてきた。
    • ACミラン - 本拠地はミラノであり、外国人選手の扱いを巡って分裂したインテルとのダービー戦はミラノを赤と青に二分するナショナル・ダービーとして知られる。
    • SSCナポリ - ナポリを本拠地に置く人気クラブ。極端な南北間のクラブ間格差と確執が存在するイタリアサッカー界において数少ない強豪と見做される南部クラブであり、80年代に初の栄冠をもたらしたマラドーナは今もなお街の王神として語り継がれている。




  • スコットランド
    • セルティックFC - かつて元日本代表中村俊輔が在籍。ベストイレブン等の数多の賞を獲得するなど、レジェンドとして見られている。2023年夏まで、Jリーグ横浜F・マリノスも指揮をしていたアンジェ・ポステコグルー監督が率いており、その由縁もあって2023年現在多くの日本人選手が在籍する。
    • レンジャーズFC - グラスゴーに本拠を置くクラブ。同じくグラスゴーのセルティックとは長年優勝を争い合い、その対立の長さと複雑さ、根深さから生じるダービーマッチ「オールド・ファーム」の激しさは世界的に知られ、時折ファン同士の衝突により死者を出してしまうこともある。


別名・表記ゆれ編集

Soccer フットボール FOOTBALL カルチョ 蹴球


関連タグ編集

スポーツ スポーツ選手  アクション 走る キック


国際組織編集


主な各国の組織編集

日本サッカー及び国内サッカー、または海外サッカーも参照のこと。


専門用語及び関連用語編集

サッカーボール ユニフォーム サカユニ ミサンガ ブブゼラ イエローカード レッドカード サッカー場 ゲーフラ リフティング アディショナルタイム

サッカー漫画 サッカー選手 サッカー少年 サッカー娘 女子サッカー 高校サッカー クラブユースサッカー 学生サッカー サッカー部 サポーター フットサル 蹴鞠


キャラクター・標題など編集

マスコット サッカーボールマン


ドラリーニョ エースバーン


漫画・アニメ編集

うわさの翠くん!! エリアの騎士 ANGELVOICE オフサイド 俺たちのフィールド がんばれ!キッカーズ/キッカーズ キックオフ キャプテン翼 GETLOVE GOLDEN★AGE 高円寺女子サッカー コスモスストライカー ササメケ Jドリーム GIANTKILLING シュート! ばもら! ハングリーハート ファンタジスタ フットガル ぶっとび闘人  ブルーロック HEAVENイレブン ホイッスル! マイスター 燃えろ!トップストライカー LIGHTWING リベロの武田


ゲーム編集

イナズマイレブン ウイニングイレブン サカつく ジーコサッカー スーパーマリオストライカーズ/マリオストライカーズチャージド ロックマンズサッカー WCCF


映画編集

少林サッカー


雑誌編集

ストライカーDX


その他編集

囲碁サッカー部 東方サッカー ヘタリア杯

ぴくがく 【ぴく部】サッカー部 【ぴく男】サッカー部 【ぴくゆり】サッカー部

公園サッカー


関連企画編集

ピクJ

妄想サッカー

日刊スポーツサッカーイラスト - 公式企画

【人外サッカー】


その他編集

  • ラグビー - サッカー(フットボール)から派生して誕生した球技。ルールが制定される前にとある学校の生徒が、サッカーの試合中にボールを抱えて運んだ事が、ラグビーが生まれるきっかけとなったとの俗説がある(現在は誤りらしいことがわかっている)
  • アメフト - ラグビーから更に派生して誕生した球技。競技普及の面ではマイナーだが、フットボール系の競技の中でもトップ3に入るぐらいの経済規模を誇る。

他の記事言語編集

Soccer

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