ドイツ・ハンブルクに本拠地を置く総合スポーツクラブで正式名称はハンブルガー・シュポルト=フェァアイン(Hamburger Sport-Verein)。
ハンブルガーSVは通称で略称は:HSV(ハー・エス・ファウ)。
「Sport-Verein」(シュポルト=フェァアイン)とは英語で訳すと「スポーツクラブ」。
サッカーが有名だが、他にもバドミントン、バスケットボール、野球、ハンドボールをはじめ様々な種目のスポーツ部門を傘下に持つ。
歴代選手にはヴィリ・シュルツ、マンフレート・カルツ、フランツ・ベッケンバウアー、フェリックス・マガト、ウーヴェ・ゼーラー、オリバー・ビアホフ等ドイツ代表が在籍。
(因みにフェリックス・マガトは監督として日本人選手を新規で獲得する日本人コレクターとして知られている。)
日本人選手も高原直泰が2002-2006年に、酒井高徳が2015-2019年に、伊藤達哉が2016-2019年(2017年から1軍)在籍している。
漫画の世界ではキャプテン翼の若林源三、ヘルマン・カルツ、カール・ハインツ・シュナイダー(下部組織から移籍先のバイエルン・ミュンヘンでプロデビュー)が在籍。
略歴
1887年9月29日、「フェライネン・ヴァンツベック=マリーンターラーSC」と「ホッヘンフェルダーSC」が合併し「SCゲルマニア」を創設。
1888年6月1日、ギムナジウムの学生により「ハンブルガーFC」を創設し、1914年に「ハンブルガーSV」と改称。
1906年には「FCファルケ」が創設。
第一次世界大戦終結後の1919年7月1日に、SCゲルマニア、ハンブルガーSV、FCファルケの3チームが「ハンブルガーSV」として合併。(創設年はSCゲルマニアの1887年としている。)
クラブの公式カラーは「ハンブルガーSV」や「SCゲルマニア」のカラーでもあった青と白と黒、ホーム用のユニフォームにはハンブルク市の旗や紋章の色でありハンザ同盟の色でもある赤と白を採用。
1963年に発足したブンデスリーガの創設メンバーで唯一1部リーグに在籍し続けていたが、2018-19シーズンに17位に終わり2部へ降格。その後昇格を果たせずにいる。