概要
ヨーロッパでは、団体球技としてサッカーに次ぐ人気スポーツといわれる。特に冬の寒さが厳しいヨーロッパにとって、室内競技の花形でもある。
発祥国の一つとされるデンマークやドイツ、国技といわれるアイスランドに古豪ルーマニア、その他スウェーデン、フランス、スペインに女子が強いノルウェーなどで盛ん。アジアでは韓国で盛んであり、例の中東の笛でも話題になった。
対する日本ではメディア露出が少ないマイナースポーツであり、たいていは高校から始めることが多い。簡単に説明してしまうとサッカーとバスケットボールを足して2で割ったような感じである。漢字で表記すると『送球』となる。
キーパー1人を含めて7人が1チームとしてゲームを行う。通常、前後半30分ハーフである。
先述の通り、マイナーなスポーツであったが、筋肉番付に宮崎大輔が登場して、一時、脚光を浴びることになる。彼の運動能力が示すとおり、ハンドボールのプレイヤーには総合的(スピード・ジャンプ力・パワー・スタミナ・テクニック)な能力が求められることから、『万能性』の象徴にもされた。
また漫画の鬼門としても知られ、過去にヒットした作品は存在しない。送球小僧を商業化してセルフリメイクした『送球ボーイズ』はハンドボール漫画史上20巻以上に達したものの、そこまで発行部数も伸びず、協会や自治体などの後ろ盾があったから続けられたような状態だった。