2. オランダ製艦艇用近接防御火器システムの名称。1.に由来。
スポーツのゴールキーパー
スポーツ(主に球技)でゴールにボール等を入れることで得点する競技において、その最終的防御を行うポジション。キーパー、GKなどと略する。
一般的にはサッカーやハンドボールのそれがイメージされやすい。
基本的に他のポジションでは不可能なプレーが可能であるため、他の選手と明確に違うことを判別しやすくする目的で、同じチームであっても着用するユニフォームの色が異なっているのが特徴。バレーボールにおけるリベロと同様。
ホッケー・アイスホッケーなどの競技では装着しているプロテクターの数が多いのが特徴。
また、体の接触に対して無防備になることもあるので、特別なルールが適用されている場合が多い。
サッカーにおけるゴールキーパー
サッカーのポジションの一つで、自陣の最も低い位置に取り身体全体を使ってゴールを死守する役割から、全ポジションで唯一スローイン以外の場面でも手でボールを扱える。
ただし、手が使えるのはあくまでペナルティエリア内までであり、そこから先はキーパーといえど足や胸でボールを蹴って扱わなければハンドになる(「勢いよく飛び出して、ハンドで退場になる」というのも少なからずある)
また手で触れていいのは6秒までで、それ以上はファウルと看做される。地面に落して跳ね返ってこなかったボールも、触ると反則になる。
背の高さやセービング能力はもちろん、後方から指示するのも仕事であるため、高いコミュニケーション能力も求められる。そして、「キャッチするべきか、パンチングするべきか」「飛び出すべきか」などを瞬時に適切に判断する必要があるため、特に判断力が求められる。パントキックを正確に蹴れる技術や足元の技術もあるに越したことはない。
選手寿命の長いポジションであり、30代で活躍してる選手も多い(経験が大事なポジションであるため、若手で正GKという方が少ない)。
明確にルール上可能なプレーが他ポジションと異なるため、他の選手とは異なる色のユニフォームの着用を義務付けられている。
全ポジションの中で唯一1人は必ず試合に出なくてはいけないと定められており、同時に1人しか置くことが許されない(逆に言えば、他のポジションはいなくてもルール上問題はなく、1バックや6トップなども可能)。そのため、GKが退場し、退場時に交代カードが残っていた場合は選手交代でFPを下げ、他のポジションの枠を削って誰かをGKとして出さなければいけないが、交代カードが残っていない場合には、その時点でプレーしているFPの誰かをGKに移す。この場合はGKユニフォームへ変更しなければならない。ただし、負傷の場合は交代枠が残っていればGK同士を交代し、他のポジションから削る必要がない。
加えて、ワールドカップなどの国際大会などでは3人以上の選手登録が必要など、最低登録人数が定められていることが多い。
逆にGK登録の選手がFPとして出場することも可能であり、コロナ禍などで控えFPの人数が揃わず、GK登録の選手で開催に可能な人数を埋め、実際にFPとして出場することもある(もちろんユニフォームはFP用の物を着用)。
また、退場でなくとも、試合が止まっている間に審判に告げ、それが認められればFPとポジションを変えること(ユニフォームを交換することも条件)も可能であり、交代カードが残っている場合はFPを下げて従来のGKのポジションを上げ、投入された選手がGKとしてプレーすることも可能。
基本的に試合中、シーズン中通して交代の無いポジション(体力消費が少ないこともあるが、退場や負傷も他のポジションに比べると少ない)であり、正GKがずっとゴールを守るというパターンが多い(チームによっては、リーグ戦とカップ戦とで分けるところもある)。そのため、控えGKと第3GKには出番が回ってこないこともザラ。また、他のポジションと違って、控え選手は起用されることが稀であるため、ポジション奪取の機会自体もかなりも少ない。
そのポジションの性質上、失点時には真っ先に責められる傾向にあるが、
実のところ「GKのせいで失点した」というパターンはそれほど多くなく、
「DFが守備を怠った」「MFがボールをロストした」など、シュートに至るまでの過程に問題があったというパターンの方が多い。
GKのパスミスやキャッチミスは責められて当然なものの、1対1やPK、コーナーキックなど止めるのが難しい失点パターンが少なくないのも事実である(PKでの成功率はおよそ8割と言われており、失敗した2割には枠外シュートも含まれている。そのため枠内シュートのみに限定すれば、成功率は9割近く、セーブ率は1割近くと言える)。
そしてキーパーだからといって、ペナルティエリア外へ行動できない訳ではなく、抜け出しをクリアする目的でセンターラインすら飛び出してくるキーパーもいれば、試合終盤の勝ち点奪取or勝ち上がりのために得点が必要な場面でのセットプレーといった場面ではキーパー自身が相手ゴールに向かって攻撃参加することもあったりする。極めてリスクが高いプレイだが、かの“ドイツの鉄壁”オリバー・カーンは試合終了直前に突撃をかまして相手ゴールに迫ったことがある。その後なんと得点!! ……手で。もちろん反則を切られて敢え無く退場となった。
極端な話、どんなに攻め込まれていても失点しなければ負けることはないため、他のポジションが微妙でも、GKの大活躍で好成績を残せるということもあり得る(ブラジルワールドカップのコスタリカなど)
世界的に見ると人気不人気がはっきりしているポジションであり、基本的にフォワードや攻撃的ミッドフィルダーなどに比べると人気の面では劣るポジションであるが、キーパー大国であるドイツなどではむしろ最も人気が高い花形ポジションとされており、欧州強豪クラブの様々なチームにドイツ人キーパーの存在を見ることができる。
その他イタリア、スペインなどが継続的に優秀なキーパーを生んでいる他、スロベニアなどは国全体のサッカーのレベルに比べてゴールキーパーでのみ世界クラスの人材を輩出している。
ソ連代表で「黒蜘蛛」と謳われ、キーパー史上唯一となるバロンドール賞を受賞した伝説的ゴールキーパーレフ・ヤシンに由来する「ヤシン・トロフィー」が2019年から設定され、年度における最優秀キーパーを表彰する事となった。
また、韓国のKリーグでは、「自国の選手が育たない」という理由で韓国籍以外の選手がキーパーを務めることが禁止されており、アジアの中でも非常に優秀なキーパー選手が育つことが多い。現在のJリーグでもKリーグ出身の韓国人GKは多く、いずれも高いストップ率を誇る。
ハンドボールにおけるゴールキーパー
ゴールから6m以内の半円である「ゴールエリア」でのプレーが唯一認められたポジションである。ゴールエリア内に限り、体のどの部位でもシュートを防ぐことができる上に、ボールを持った状態での歩数制限も無くなる。ただし、ゴールエリア外では他の選手と同じ扱いとなる。
競技の性質上、至近距離からのシュートが多く捕球が困難。
そのためゴールキーパーがシュートを阻止し、ボールがコート外に出た場合は、キーパーのボールで再開するのが基本的である。
外見的な意味では、サッカーと同様に他のポジションと異なる色のユニフォームの着用を義務付けられている。
長ズボンを履くことができるが、プロテクターやグローブなどの防具は着用できない。
世界的なGKとして知られ、自国を欧州選手権初優勝に導いたピーター・シュマイケルは元々ハンドボールのGKだった(デンマークはハンドボール大国でもある)。
ゴールキーパーさん達
実在
シグナール(現タレス・ネーデルランド) SGE-30
架空
イナズマイレブン - 円堂守 立向居勇気 デザーム ロココ・ウルパ
イナズマイレブンGO - 三国太一 西園信助 井吹宗正 千宮路大和
このほか多数。
近接防御兵器・火器、CIWS
A-10に積む30mmアヴェンジャーを採用する。威力は対戦車用砲弾だけあって相当なものであり、焼夷効果もついてくるので飛来するミサイルはほぼ確実に迎撃できるだろう
但し、それらの射撃動画を見ればわかるように射撃中の接近は以ての外。付近まで近寄らなくても衝撃波で鼓膜は破れ、うっかり整備中に誤射でもしようものなら当たらなくても重体は免れない。
しかもその威力の分、かなり重たいので搭載位置がまずいと飛行甲板上にある
余談だが、ロケットリーグのゴールには備え付けられていない