森崎有三とはキャプテン翼に登場するキャラクターである。ポジションはゴールキーパー。通称「S.G.G.K(スーパーがんばりゴールキーパー)」
CV:上村典子、山田栄子(16話のみ)(1983年版) / 阪口大助(小学校編)、上田祐司(中学校編) (1994年版) / 近藤隆(2001年) / 畠中祐(2018年)
所属:修哲小(修哲FC) - 南葛SC - 南葛中 - 南葛高校 - 清水エスパルス
ヘタレ伝説
ネットでは「キーパー森崎くんだからとれなーい」のコラからヘタレ扱いを受けるキャラである。
これは同世代に若林源三、若島津健と言ったチ-ト性能なGKがいたためであり、実際のところは作中の活躍や実績から言っても、かなり優秀な部類に入るGKである。
が、しかし、日向小次郎を始めとする国内ライバル選手の必殺シュートを止められず、吹っ飛ばされ失点する姿も多く見られたのもまた事実である。
特にゲーム作品(FC版『キャプテン翼』)では吹っ飛ばされる姿をよく見かける。
「ワールドユース編」のエピローグで描かれている大空翼の結婚式に、何故か森崎だけいないことからもいじられキャラとなっている。
原作漫画では
公式戦においては静岡県大会準決勝における対島田小サッカー部戦が初登場。
……が、公式戦初出場で浮足立っていたのか、開始早々に失点。
しかも、守備型で攻めが単調な相手チームに攻めあぐねるチームを他所に後半さらにもう1失点。まさかの0-2のビハインド。
その後なんとか同点まで持ち込むも、最後の勝ち越しゴールとなりかねない最後の一点は死守、翼のカウンターによる決勝点に繋げた。
その後、全国大会では予選1戦目で早々に日向小次郎率いる明和FCと激突。6-7のサッカーとは思えないスコアで敗戦。
そして、この試合の日向のシュートで精神的なショックを受けていたシーンは有名。まあ、相手が悪かったというべきだろう。
残りの試合は花輪戦2失点(うち1点は石崎のオウンゴール)、難波FC1失点、新庄FC0失点(1コマのみ)、準決勝武蔵FC4失点、若林が復帰した決勝は出番無しだった。
中学生編では、予選決勝までに5試合で2失点、決勝の大友中戦で1失点。
全国では1回戦の東一中戦では開始早々にカミソリシュートに失点するも、後半の逆カミソリは翼の指示もあってキャッチ成功。
3回戦の花輪中戦ではスカイラブハリケーンで2失点も、ツインシュートは「体のどこかに当たってくれ!」と石崎のフォローで切り抜けている。え、2回戦?錦ケ丘中相手に翼を温存しつつ6-0で勝ってます。
4回戦の比良戸中戦では、前半に3失点、まさかの0-3のビハインド、しかし後半は無失点。何気に、翼らチームメイトのフォローがあったとは言え、次藤と佐野のコンビプレイも、佐野のオーバーヘッドキックも防いでいる。
準決勝のふらの戦では松山のイーグルショットとなだれ攻撃で2失点。
そして決勝の東邦戦では4失点。……なのだが、実は日向のタイガーショットを減衰ありとは言え2回、反町との一対一を3回も止めている。
4失点もしたというより、日向率いる東邦相手によく4失点で抑えたというべきだろう。
小学生編における島田小や明和FC戦でのヘタレ描写が印象に残りがちだが、実はネームド(全日本Jr.ユース代表選手)以外からの失点は、実は数えるほどしか無かったりする。
少なくとも中学生編で最優秀選手に選ばれ、若島津に次ぐ全日本Jr.ユース代表選手に選ばれるに申し分の無い実績と実力の持ち主であることは間違いない。……はずである。