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Bloodborne

ぶらっどぼーん

Bloodborneとは、フロム・ソフトウェア開発、ソニー・コンピュータエンタテインメイント販売のプレイステーション4専用アクションRPG。
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SCE JAPANスタジオとフロム・ソフトウェア販売のアクションRPG。

イントロダクション

古都ヤーナム
遥か東、人里離れた山間にある忘れられたこの街は、
呪われた街として知られ、
古くから、奇妙な風土病「獣の病」が蔓延っている。

「獣の病」の罹患者は、その名の通り獣憑きとなり、
人としての理性を失い夜な夜な「狩人」たちが、そうした、
もはや人ではない獣を狩っているのだと言う。

だが、呪われた街はまた、古い医療の街でもある
数多くの、救われぬ病み人たちが、この怪しげな医療行為を求め、
長旅の末ヤーナムを訪れる。

主人公もまた、
そうした病み人の一人であった・・・

概要

正式名称Bloodborne
発売日2015年3月26日(PS4)
価格6900円(税別)
対応機種PlayStation4
ジャンルアクションRPG
プレイヤー人数1人(オンライン時未定)
CERO「D」(17歳以上対象)
発売元/開発FromSoftware/SCE JAPANスタジオ
ディレクター宮崎英高
プロデューサー山際眞晃(SCEジャパンスタジオ)


19世紀ビクトリア時代の寂れた辺境都市ヤーナムを舞台に、主人公を操作して探索する三人称視点のアクションRPG。
ディレクターの宮崎英高氏曰く、「未知の探索」「バトルの死闘感」「ユニークなオンラインのコンセプト」がポイント。
タイトルが「血液感染(ブラッドボーン)」であるようにテーマは血、そして感染病である。

2014年5月に『Project Beast』と銘打たれた動画がインターネット上に流出し、動画の雰囲気やアクションから、ファンの間では「これはデモンズソウルの続編ではないか?」との議論が持ち上がっていた。
同年6月にタイトルが正式発表され、フォーマットこそ「デモンズソウル」に近いものの、世界観の完全に異なる完全新作である。

同じフロムソフトウェアから発売され、類似点が多く従来作と見做されるデモンズソウル、ダークソウル・シリーズとは異なる大きな特徴を挙げる。
まず敵の攻撃を防ぎ、かわす重要な装備であった盾がないことが挙げられる。(厳密には存在はするが低性能となっている。)これによりいわゆるガン盾(常に盾で攻撃を防ぐこと)が出来なくなった。また装備重量という概念がなく、武器や防具の種類によってスタミナ消費が変化せず、攻撃を従来作よりも多く取ることが出来る。ただし防具の性能差は従来作より小さく、防御性能自体も低い。そのためステップやローリングといった回避行動が大きな比重を占めるようになった。
盾による防御が望めず、防具によって防御力を補うことが難しい代わり、ダメージを受けてから一定時間以内に攻撃によってHPを回復する手段、リゲインが用意された。また左手の銃を用いたパリィ行動は取ることができるなど、総じてスピード感のあるアクションを重視したゲーム設計となっている。
さらに今作では全ての右手武器に可変機構が組み込まれており、変形させることで一つの武器を二種類の武器として使い分けることができる。例えば片手斧から両手持ちのポールアックスに変形する『獣狩りの斧』がある。
従来作同様、装備は片手に二つずつ装備できるため、右手だけで4種類、さらに左手に2種類の武器が装備可能になる。
左手武器は大半が銃器である。基本的に弾は消費アイテムの水銀弾を使用するが、その場で自らのHPの一部を弾に変換する緊急補充が可能である。またこの水銀弾は秘儀と呼ばれる魔法を行使する時にも消費される。ただし主な銃の射程は短く、威力も抑えられているため基本は近接戦闘が中心に展開される。

登場キャラクター

CVはDLC「The Old Hunters」で追加された日本語音声のものを記載。

  • 主人公(プレイヤー)
性別選択可能。
台詞はない。何らかの目的でヤーナムを訪れたはずだが、謎の男によりヤーナムの血の治療を受けて今は記憶がなくなっている。記憶を無くす前の自分が残した手記にある「青ざめた血」という言葉を頼りにヤーナムの謎を求めて探索を始める。
彼(彼女)が目覚めたヨセフカの診療所にあるカインハーストからの招待状に宛名があることから穢れた血族と関係があったのかも知れない。
過去を選ぶことができ、初期ステータスが変化する。
特筆なし君の過去は平凡で故に幸せだった。すべての能力値が平均的
村の生き残り君は、滅びた村の生き残りだった。生きる力、生命力が高い
悲惨な幼年期君は、悲惨な幼年期を送った。それは耐える力を育てた
暴力的過去君には暴力的な過去がある。愚かだったが、力はついた
プロフェッショナル君は何らかの専門家である。探偵、教授など、技術が高い
従軍経験君には従軍経験がある。力も技術も、鍛えられた
一族の末裔君は古い一族の末裔である。そう信じ、血統を誇っている
過酷な運命君の過去は過酷な試練が続いた。それには意味があったはずだ
生まれるべきではなかった君には何もない。低能力者だ。生まれるべきではなかった

ゲールマンの狩りを知るがいい
拠点である『狩人の夢』に時折現れてプレイヤーに助言を残す老人。
非常に老齢で片足が義足の事もあり、普段は車椅子に乗っている。かつては最古参の狩人の一人であり、多くの修羅場を乗り越えてきた。プレイヤーが死亡しても夢オチになるその原因と真実を知っているようで、ヤーナムの病の真相を探させるその真意はわからない。

温かさを感じます。こんなことは初めてです。私は、おかしいのでしょうか?
『狩人の夢』の花壇に居る等身大の人形。プレイヤーのレベルアップを行う。シリーズファンならご存知のかぼたんにあたるキャラクターである。指の関節などから人形であることがわかるのだが、自我を持ち、プレイヤーを狩人様と呼んで慕ってくれる。
プレイヤーのジェスチャーに応える振る舞いをしたり、“人形”としての独特の哀愁のある話をしてくれたりとダークファンタジーにおいて貴重な愛嬌のある行動が数多くの狩人の心の癒しとなっている。また彼女のモデルとなった人間を正確に模している為、ヒロインにしては非常に背が高い。

  • 使者
常に群れ、不気味に地面から姿を見せる。血の気の無い青白い肌と縦に裂けた口をした幼児サイズのおどろおどろしい外見をしている小人たち。
が、異世界にメッセージなどを届け、アイテムを売買してくれる狩人たちのお助けキャラ。またゲーム内で入手した帽子やリボンを喜んで装着し、仲間に流行させたり、祈ったり手招きしたりとなかなか凝ったモーションを見せてくれる。人形いわく「よく見るとかわいらしい」。本作のマスコットともいえるキャラ。

何も知らない愚か者め…
主人公がヤーナムの血の治療を受けたヨセフカ診療所の所長らしい女医。しかし冒頭のムービーで主人公を治療したのは車椅子の男であり、彼女もドアの向こうから姿を見せず、謎が多い。

むしろ好機なのでしょうね
今作の青ニート枠。英語版の声は残念ながら青ニート2代を演じたマット・モルガンさんではない模様。主人公と最初に会ったときから、病に伏しており末期状態であった。主人公と同じく異邦人であり、血の医療を求めてやってきた。ヤーナムの裏事情にも精通している。

役立たずめ
ヤーナム市街で扉越しに会う一般人。嫌味な口ぶりで余所者と狩人を嫌っている。
安全な避難場所を求めており、プレイヤーの選択次第でオドン教会とヨセフカ診療所のどちらかへ連れていける。

ヤーナムに住む少女。プレイヤーが話しかけると窓越しに会話してくれる。プレイヤーに父親の思い出の品オルゴールを渡し、探してくれるよう依頼する。しかし、やがて家族が帰ってこなくなり街中で消息を絶つ。

やっと私のものね
ヤーナムに住む少女の姉。誰もいなくなったはずの家に突如、現れる。

狩人狩りなど、あたしに任せておけばいいのさ…
血に酔った狩人を始末する『狩人狩り』専門の狩人。「慈悲の刃」という二刀に分割できる小剣を所持している。既に妙齢の域も過ぎている様に伺える女性であるが、鍛え抜かれた剣技と回避性能は相当なものである。ペストマスクのような仮面に烏の羽をイメージしたような衣装を着ている。PVにも登場するが、あまりのかっこよさにファンが後を立たなかった。

…どこもかしこも、獣ばかりだ…
…貴様も、どうせそうなるのだろう?
ストーリ序盤のボスであり、かつては優秀な獣狩りだった。ヤーナムの凄惨な現状をもっとも端的に体現したキャラクターであり、良き父であった面影も無く、最後は正気を失い本当に獣と化した。プレイヤー達からはメガトンコインとかタンスニゴンと呼ばれている。インなんとかさんと同じく、中々名前を覚えてもらえないかわいそうな人。
神父と言うのは、ヤーナムの外の宗教団体の肩書であり、医療教会とは無関係で彼も異邦人であるようだ。

清潔を得よ。だが人々は注意せよ。君たちは弱く、また幼い
医療教会の教区長。非常に聞き取りづらいが、大聖堂で耳を澄ませば彼女の祈りが聞こえてくる。生涯を彼女自身は住人のために尽くしてきたのだろうが、その高潔さ故に悲劇が訪れる事となる。

合言葉だ。
聖堂街と禁域の森の間を結ぶ門番。
合言葉を伝えたのはいいんだが、扉が開いたときには既に死んでいた。何を言っているのかわからないと思うが、俺にも分からねえ。プレイヤーもさっぱりだ。というか本当にお前誰だよ。

だからこそ、私は貴公を狩らねばならん!
かつてはその技量により名を馳せた狩人。工房の異端「火薬庫」の手になる仕掛け武器「パイルハンマー」を愛用している。獣の病を封じるために焼き尽くされた旧市街を痛ましく思っており、せめて他の狩人が近づかぬように死守している。ヤーナムの現状を誰よりも憂いている。旧市街に突入した直後は敵対状態だが、ある条件を満たすことで和解することが可能。
かつては同じく工房「火薬庫」の作成した銃器で武装した二人の仲間がいたらしい。

素晴らしいじゃあないか。存分に狩り、殺したまえよ
獣食らいのヴァルトール。かつて一匹の獣を追い、ヤーナムを訪れたが、部下たちを皆殺しにされ、その獣を狩り、食らった。異邦人を嫌うヤーナムの住民からは手痛いしっぺ返しを食らった彼らは揶揄され、その昔話が伝わっている。
禁断の森のショートカットにいる狩人。元々官憲隊であったらしく、中世の軍服に近い衣装を着ており、ソラールさんの様なバケツ頭を被っている。獣狩りの夜に蠢く汚物を根絶やしにするための協約、『連盟』の長を務める。デュラと同様、「火薬庫」の手になる仕掛け武器「回転ノコギリ」を得物としている。

嫉妬!嫉妬なんですかあ!?
元は狩人で、現在はローゲリウス率いる「処刑隊」の一員として、亡き師ローゲリウスの無念を晴らすべく廃城カインハーストへ乗り込む手段を探している。礼儀正しい青年で主人公には好意的に接し、様々な情報を提供してくれる。
英語版のCVはダークソウルでお馴染みの太陽の騎士ソラールを演じたダニエル・フリン氏が担当している。とある場所で言い放たれる狂気と情熱に満ちた圧倒的な演技がプレイヤーを魅了した。

  • 殉教者ローゲリウス
かつて処刑隊を率いた医療教会の狩人。ビルゲンワースから持ち出された禁断の血によりカインハーストに発生した汚れた血族を絶滅させようと行動していたが、ただ一人、女王アンナリーゼを殺し切れず、志半ばで命を落とした。
アルフレートの師であり、彼の志を達成し、聖人として列聖に加え、祀ることがアルフレートの目的である。

貴公、私は貴公が大事だ
もう、失いたくはないのだよ…
廃城カインハーストの主であり、穢れた血族の長、その最後の生き残りにして本物の不死。かつてビルゲンワースの裏切り者が穢れた血をカインハーストにもたらし、彼女は、その末裔だという。おそらく記憶を無くす前の主人公に招待状を送った人物で、もしプレイヤーが血族の一員となることを申し出ると狩人の裏切り者という立場になる。
医療教会の狩人たちを殺し、彼らから血の穢れを集めている。このため自身でも穢れている事は自覚しており、顔を鉄仮面で隠し、主人公にも自分に近づかないように警告する。
気取った口振りから、こちらを見下していると思いきや、あるアイテムの発見により意外に部下思いである事が判明した。
師ローゲリウスの仇であり、アルフレートが最も憎んでいる人物で殺害の対象となっている。

…あんまり近づくと、穢れちゃうわよ?
ヤーナム聖堂街に住む娼婦。プレイヤーの選択肢次第でオドン教会に逃げて来る。縁故は不明だが、カインハーストの穢れた血族に連なる貴族のドレスを着ており、彼女の血質はビルゲンワースから持ち出された禁断の血に近いという。

獣狩りの夜が終わったら、その、あんたと友達になれるかな…?
赤いローブをまとい、床にうずくまっている。聖堂街のオドン教会で獣除けの香を焚いて他の住民に、ここまで逃げてくるように勧める。

学なんてなくても、俺は、俺には⋯特別な知恵があるんだ
聖堂街に住む中年男性。プレイヤーの選択肢次第でオドン教会に逃げて来る。オドン教会の赤いローブの男を疑っている。プレイヤーのどんな嘘も見破る特別な知恵を持っている。

獣だと?獣だとっ?あんたに何が分かる?俺だってなあ
禁域の森に隠れていた男。プレイヤーの選択肢次第でオドン教会に逃げて来る。恐ろしい獣に襲われたらしく大勢の死体の中にいた。

ウフフフフッ…私の狩人様…。貴方の血は汚れてしまいました
隠し街ヤハグルにメンシス学派によってさらわれていた尼僧。プレイヤーの選択肢次第でオドン教会に逃げて来る。プレイヤーに助けられたことへの感謝の印として医療教会が美徳として説く献身的行為”血の施し”をしたいと申し出る。

まだ愚図愚図してるのかね?
どうせ無為なのだ。潔く進み、運命に身を任せたまえよ
今作もお約束の落下イベント込みで出演。今回は顔だけ人間で胴体以降は蜘蛛という異形の姿で登場する。日本語版の声優もアーマード・コアでパッチの声を担当した楠見尚己さんが声を当てる事となった。日本語音声を聞いた瞬間に多くのファンが歓喜に沸いたのは言うまでも無い。ありがとうフロム。

  • 学長ウィレーム(CV:麦人
恐れたまえよ、ローレンス
禁断の血を研究するビルゲンワースの最高責任者。かつては高次元思考力という”思考の瞳”=上位者たちを見る知識=啓蒙を得ることに執着していた。今は研究に疲れ果てて、友人も失い、絶望している。既に何世代にも渡ってビルゲンワースに君臨している様子から、ただの人間ではないらしい。
昔、ビルゲンワースの学生によって神の墓から聖体が持ち帰られ、そこからヤーナムの血の医療が始まった。しかしそれまで人類と上手く住み分けていた”上位者”達まで狩り始めた結果、ヤーナム全体が滅亡を免れない呪いを永遠に受ける等、他様々な代償を受ける事となった。
彼自身は自分が始めた研究を恐れ、儀式を白痴の蜘蛛ロマによって秘匿させ、また血に代わる研究手段、カレル文字などを模索していた。これに反発する医療教会、メンシス学派がたもとを別ち、多くの弟子が彼のもとを去っていった。またカインハーストの一件で裏切りに敏感になっていた。このためプレイヤーがビルゲンワースを訪れた時、放心している。

  • 初代教区長ローレンス(CV:青山穣
変わらず頑なですね。でも警句は忘れません
ヤーナムの血の医療により初めて”聖職者の獣”になった人物。
敬虔な聖職者ほど強力で恐ろしい獣に変わる。彼以来、医療教会は聖職者が獣に変わることを警戒するようになった。ウィレームは自分のもとを去る際、彼に「血を恐れよ」と警告していたが、彼はその警告を結局、守らなかったらしい。
当初、ゲールマンの台詞で名前のみ触れられ、まだ聖堂に祀られた彼の頭蓋骨などは登場していたが、のちにDLCでボスキャラとして邂逅する。

教会の狩人よ、教えてくれ。君たちは、光を見ているかね?
私がかつて願ったように、君たちこそ、教会の名誉ある剣なのかね?
聖剣のルドウイーク、あるいは醜い獣ルドウイーク。よく名前をルドウィークと間違われ易い。
ビルゲンワース出身であり、ローレンス、ミコラーシュと同じくもとはウィレームの直弟子。しかし真面目な性格故にウィレームの凄惨なやり方に愛想を尽かし、人々を獣の病から救うべく離反した。
医療教会直属の最初の狩人となってヤーナムの街から有志を集い、狩人たちを率いて、ゲールマンを中心とする狩人のグループとは異なる目的のために行動するようになった。
医療教会の工房は、普通の狩人の工房と異なり、より怪異なるものを狩るためにルドウイークの発案による装備を開発した。例えば通常より水銀弾の消費の激しい銃や装填の遅い銃器など、より破壊力を重視した設計思想が見られる。
DLCにて狩人の悪夢という変則的な異次元ではあるが、過去のヤーナムで獣と化した彼と邂逅する機会がある。
彼は、過去のヤーナムで獣の病にかかった患者を虐殺するという猟奇に及ぶ。しかし獣化しながらも戦いの中で理性を取り戻し、会話を進めるうちに真っ当な考えを持っていた事が判明した。彼は医療教会を信じ、獣狩りの汚名も自らが獣になることも覚悟で実行したことを告白する。
しかし現在はビルゲンワースが滅び、代わりに医療教会が街を支配して患者を利用した人体実験を行っていた。プレイヤーの選択肢次第では、この事を彼に教えることも出来る。

ああ、ゴース、あるいはゴスム…
ゴースという上位者に交信を試みており、メンシス学派という学閥の創設者である。ビルゲンワースの学者だったがあらゆる儀式を隠したウィレームに反発し、志を別った。ゲールマン、ローレンス、ルドウイークらとは世代が違うのか面識はない。隠し街ヤハグルに人々をさらい集め、儀式を進めていた。既に現実世界では死んでいて悪夢の中に住んでいる。
ブラッドボーンにおけるオチ担当。後半のとあるステージで登場するのだが、狂気に満ちたセリフと、ゲーム史に残る見事な断末魔で本作のイメージを見事に体現した。
日本語版の声優を勤めた青山氏も再現には相当苦労したと思われるが、前述した断末魔に関しては完璧に再現しており、多くの人が聞いただけで噴き出した。頭部の装備が「且」の文字に似ており、ネット掲示板やSNSではこれで表す事もある。

  • 筆記者カレル
ビルゲンワースの研究者で上位者の声を録音し、カレル文字を発見した。文字を脳に刻み込むことで効果を得ることができる。血を恐れ、血の医療に代わる技術として学長ウィレームが期待していたらしい。

  • 最後の学び手、ユリエ
廃墟となったビルゲンワースで学長ウィレームを守る技量神秘系の狩人。仔細不明。

  • アメンドーズ
アメンドーズ、アメンドーズ…
憐れなる落とし子に慈悲を…
だから奴らに呪いの声を
赤子の赤子、ずっと先の赤子まで
上位者のひとりであり、ボスキャラの一体でもある。
右手が4本、左手が3本、左右で七本の腕を持つ。プレイヤーの啓蒙が低いと姿が見えないが獣狩りの夜が更けるにつれ、姿を現す。
ゲーム中に複数体登場することから個体名ではなく種族名と考えられる。少なくともボスキャラで1体、他に聖堂街に男性の声の個体、オドン教会に女性の声の個体がいる。またゲーム内で登場する者は皆、巨体だが小型の個体も存在するらしく、その腕を利用した武器もある。
ボスキャラとしては悪夢の辺境、アメンドーズの寝所でプレイヤーを待ち受ける。

  • オドン
上位者のひとり。姿なきオドン。
声のみの存在であるとされている。全ての上位者は赤子を失い、オドンも赤子を欲している上位者である。彼は穢れた血と呼ばれる特殊な血質の者とのみ神秘的な交わりにより、子を孕ませるという。滲む血こそオドンに触れるための上質な触媒であり、滲む血こそオドンの本質である。

  • ゴース
上位者のひとり。母なるゴース。
小さなクジラぐらいの大きさの真白き生物。かつてビルゲンワースに蹂躙され、殺戮があった漁村の海岸に打ち上げられた死骸。ミコラーシュが交信を試みていた白痴のロマに”瞳”を授けたという上位者だが、既に死んでいたことが判明した。

  • 血の女王ヤーナム
血の治療のはじまりとなった古代トゥメル人の女王。妊娠しているのか腹部が大きく膨らんでいる。倒すとヤーナムの石をドロップするが仮死状態の彼女の姿であることが解説されており、完全に死んでいないことが分かる。

  • 青ざめた血、月の魔物
狩人の夢に現れた怪物。主人公(プレイヤー)がヤーナムの血の治療を受け、記憶が失われる前に書き残した手記に名前があり、主人公がヤーナムに探し求めた存在であることだけが暗示されている。多くは不明だが、主人公と結び付きが深いキャラクター。

DLC登場キャラクター

悪夢の内に秘密を感じ、それを知らずにいわれない…
あんたもう、ビルゲンワースの立派な末裔というわけだ
やつしのシモン。医療教会、最初期の狩人として知られており、弓に変形する曲刀を獲物としているが、これは彼が銃を嫌ったために特別に用意された。しかしごく少ない友人を除き、他の狩人は弓で獣と戦うという彼を嘲笑った。
経緯は不明だが、狩人の悪夢に紛れ込んでおり主人公に助言を与えた。医療教会の狩人でありながら、凄惨な内情を知っている為にその存在を嫌悪している。

医療教会の刺客。医療協会が悪夢に封じた秘密を守るべく、音の鳴らない死の鐘を鳴らし続けている。

ならばどうぞお取りください。湿った音の導きも、すべてあなたのお陰なのですから
元々、医療教会によって身体を調整された血の聖女であったが、人体実験で異形の姿になってしまった上に拘束され、身動きも取れないまま実験棟で放置されていた。今や上位者の声を聞き、自分だけの啓示を得ることだけを生きる目標にしている。そんな彼女が何より恐れているのは声が聞こえなくなることであり、自分を見つけてくれた主人公だけを頼りにしている。

  • 蹂躙された漁村の住人(魚人)(CV:魚建
冒涜的殺戮者…貪欲な血狂い共め…
奴らに報いを…母なるゴースの怒りを…
ビルゲンワースに蹂躙された漁村に住む老人。足を悪くしている様子。

死体漁りとは、感心しないな
ネタバレにつきクリックするのはプレイ後をお勧めする。ヒントはある人物に酷似している。
ゲールマンの弟子、古狩人の一人で武闘派であったが、愛用の武器を井戸に投げ入れる等、意外に精神的に弱かったようだ。カインハーストの傍系であり血を利用した戦闘技術を持つ。

用語集

  • 血の遺志

狩人の夢のなかで血の遺志を使い、狩人は自らの身体を作り変える。
従来のソウルシリーズにおけるソウルに相当する。それはレベルアップに必要な経験値であり、またアイテムを購入する資金にも相当する。敵を倒したり様々な手段で集めることが出来る。
ただし他のゲームと違い死ぬと全てを失い、死んだ場所に再び辿り着いて回収するしかない。このためデスルーラによって持ち帰ることは出来ない。また回収せずに死亡すると完全に消滅する。よって生きて帰れなければアイテムも買えないしレベルアップも全くできない。最初は数百単位失うだけでも悔しい思いをするが、ゲームにハマるうちに数十万単位で失っても平然としていられるようになるだろう…。
今作は他のソウルシリーズと違い、死亡した場所に落とす遺血をモンスターなどが拾ってしまうことがあり、全く違う場所に移動してしまう上に敵を倒さないと回収できないというシステムになっている。

  • 啓蒙
「暗きもの(蒙)が啓かれる」、つまり「知識」を得て、「真実」を知ることを指す。
このゲームにおいては、かつてビルゲンワース学長ウィレームが求めた高次元思考力”思考の瞳”と呼ばれる禁断の知識の足掛かりであり、上位者の姿を観測するために必要な数値である。
チンパンジーが原子物理学を理解できないように、知能の劣った人類は上位者の智慧を理解できない。そのために、この啓蒙が必要になる。
主な入手方法は、偉大な知識に触れて発狂した人々の頭蓋骨”狂人の智慧”や”上位者の智慧”、上位者の赤子だけが持つ”三本目のへその緒”などを使用するか、ヤーナムの各地を訪れること、ボスキャラと戦うことなどだ。つまり異常な体験、それらを経験した人々の遺志を取り込むことである。
プレイヤーも啓蒙を集めると様々なものが見えるようになったり、聞こえなかった音が聞けるようになる。また交換によってアイテムを入手することが出来る。
なお啓蒙が高まると比例して発狂し易くなるなどステータスにも影響が出る。”発狂”は本作のステータス異常のひとつであり、発狂すると全身から血を噴き出して大ダメージを受ける。

  • ヤーナム
かつて繁栄し、谷を跨いだ陸橋などで居住区が立体的に交差し、背の高い塔がひしめきながらも今や疫病によって汚染され、住民たちは家に閉じこもったままの陰気な街。大きく分けて市街、旧市街、聖堂街、聖堂街上層に別れている。このうち旧市街は、過去の獣狩りで封鎖されており、また聖堂街上層は、医療教会の幹部たちの住まいである。
ヤーナムの住民は、風土病の獣の病によって自分たちが異邦人から「イカレている」と思われていると考えており、排他的である。またそのために無知な異邦人がヤーナムに足を踏み入れ、悲惨な末路を辿ることを期待している。
主人公が訪れた時、ヤーナムは獣狩りの夜であり本来、獣狩りに出た男たちが逆に病にかかって武器を持って徘徊している。

  • 獣の病
根本的な治療手段は確立されておらず、ヤーナムに蔓延している感染性の風土病。詳しいメカニズムは解明されていないが、症状が進行すると理性を失い、凶暴性が顕著となり、瞳孔が蕩けて崩れ、やがては全身の体毛や体格が獣そのものになる。
灰血病という別の病が引き金となったらしく、その際も完全に治療しきれなかった。獣の病の防止を図っている医療教会の人間も例外ではなく、逆に高位の徳を積んだ聖職者であれば、より力を持った恐ろしい獣と化すという絶望的な性質を持っている。

  • 血の医療
ヤーナム独自の医療方法で特殊な血液を輸血する治療法。しかしながら獣の病にまで効果があるかはゲーム中で一切語られていない。一旦この医療措置を受けた者は、輸血により生きる力と生への感覚を得る。そして力と輸血時に感じる感覚を求めて輸血の常用者になっていく。
その起源は、ヤーナムの地下に広がる神の墓からビルゲンワースが持ち帰った聖体が医療教会の血の医療のもととなった。現在では、この聖体をモデルに、目的に合わせた血質を採取できるよう身体を調節された血の聖女たちから輸血液を得ている。また輸血液を他者に与えることを”血の施し”といい、医療教会はこれらを献身的行為として讃えている。
他にも人間の血を精製し、濃厚にしたものを鎮静剤として発狂する神秘の研修者が、その症状を抑えるために用いるものがある。

  • 仕込み武器
いわゆる右手武器、メインウェポンのこと。対義語は左手武器であり、こちらは銃、盾である。
狩人たちの美学が込められている。ある武器は単純に目的のために、あるいは獣をより残虐に狩る達成感のために、また別の武器は自分が人間であることを確認するために、わざわざ複雑な機構が仕込まれている。
本作は、これにより一つの武器で2種類のアクションを取ることが出来る。

  • 上位者
ゲーム中に登場する人ならざる存在たち。超常的な能力と悍ましい外見をもっている。本来であれば人類とは関わりを持つはずがなかった。しかし、ある時期に人類側から接触を始め、やがて彼らを虐殺するに至ったために彼らは怒り狂い、人類に対して解明が困難な死の呪いを振りまく事となった。それでも人類の中にはいまだ彼らと交信し、様々な方法で自らも上位者へと昇華する試みを続けている者たちもいる。
今や全ての上位者は赤子を失い、赤子を求めている。そして赤子を得るため、狩人の夢が始まり、上位者は現れる。また彼らの残した死血からは宇宙悪夢的な血の遺志を得るという。

  • 聖杯
地下遺跡の封印を解く鍵。かつてはビルゲンワースが最も熱心に探求していたが、それが亡き今は狩人達の血の糧となっている。古代のトゥメル人が残した聖杯の他、今もなお広がり続ける僻墓、獣の病と共に砂の中へ消えたローラン、聖歌隊の礎となったイズの聖杯が存在している。そして、遺跡は訪れるものに神秘の知恵と、宇宙に触れる超越的思索を与えるであろう。ただし、生きて地上に持ち帰れればの話ではあるが…。
要するにアイテム収集を目的としたエキストラ・ダンジョンである。

  • カレル文字
ビルゲンワースの学徒、筆記者カレルが人ならざる上位者の音を秘文字として書き残した。それは、血によらず神秘の力を得るものであり、脳の中に思考の瞳を欲した学長ウィレームの理想に近いものだった。しかし、人の思索のあり方に絶望し、高次元思考学者を目指した彼ではあったが、その行きつく先が絶望だけだったと想像していただろうか?

上位者たちが赤子を失い、新しい赤子を求めて狩人たちとの邂逅を望んだことで狩人の夢は、はじまった。
詳細は不明だが狩人にとって死と目覚めによって行き来できる現実世界とは隔離された異空間である。地上で狩人が死ぬと夢で目覚め、夢から覚めて地上に帰ることができる。しかしいつかは夜明けと共に完全な目覚めが訪れる。
現実の風景と重なる部分もあるが、過去の出来事や既に失われた場所を再現しており、上位者の隠れ場所となっている事も多い。ヤーナムの血の医療と関係があるらしい。
主人公以外の狩人たちも「死ねばまた夢を見る」、「もう夢を見ないから死ぬだけだ」、「目覚めたらすべて忘れてしまう」、「早く夢から覚めたい」などの言葉を口にしているため上位者によって死と目覚めを繰り返す夢を見たことのある狩人は、主人公に限らないと推測できる。
眠りによって人間の精神が赴くことが出来る異次元空間、ハワード・フィリップ・ラヴクラフトの一連の小説に登場する『夢の国(ドリームランド)』に近いものか?

  • 狩人の夢
主人公(プレイヤー)たちが拠点とする『狩人の夢』には、かつて大勢の狩人たちが集まっていたらしいが今は彼らの墓石が並んでいる。また狩人の夢の家はゲールマンの記憶が作り出しているという。さらにはじめ狩人の夢の家にあった工具類は、ヤーナムの各地に分散してしまっている。
役目を果たすまで何度でも生き返り、拘束されるという点では、デモンズソウルの『楔の神殿』に似ている。

  • 狩人の悪夢
『狩人の悪夢』はDLCにより解放されたマップである。
獣の病によって蕩け、崩れた瞳の太陽が輝き、過去のヤーナムが広がっている。そこでは血と狩りに魅入られた狩人たちが永遠に獣を狩り続けている。また医療教会の秘密が、この悪夢の中に隠されているらしい。

  • 悪夢の辺境
ヤーナムとは似ても似つかない、どこかも分からない場所。アメンドーズの寝所がある。

  • メンシスの悪夢
悪夢の主ミコラーシュが住む異次元。

組織

  • ビルゲンワース

ヤーナム郊外、禁域の森にある学び舎。
かつては学長ウィレームに率いられた学術機関であったが、今や学生たちは離れ、既に退廃し、人々の間で断片的に僅か伝えられるだけになってしまった。ヤーナムの民がこの地に根付くよりもはるか昔に栄えた文明の痕跡をウィレーム達は発掘した。それらは血の医療、カレル文字の発見につながっていった。しかし、その血に狂った探究心はいつの日にか上位者の怒りを買う結果となり、ヤーナム全体が永遠の呪いへ沈む事となる。
ウィレームはより高い次元の思考力、”啓蒙”、”思考の瞳”を求め、発狂する研究者の脳から狂人の智慧を集めたが足りず、遂に上位者の赤子のみが持つ”三本目のへその緒”を集め、更なる次元の知恵を得ようとしたらしい。

  • 狩人の工房
最初の狩人ゲールマンを起源とする仕込み武器の工房。大きく分けて初期の狩人が使ったまだまだ試験的な古狩人の武器と現在の狩人の武器に別れる。

  • 医療教会
獣の病を予防するための組織。彼らの言う予防とは、感染を防ぐことではなく獣の病にかかった患者を生きたまま虐殺し、被害が広がらないように努めることである。かつて教会の狩人ルドウイークなどが、それを実行した。またヤーナムの旧市街は、患者たちを残したまま閉鎖され、火が放たれた。
もう一方の側面では学術の隆盛を極めたビルゲンワースの人材が、ウィレームを見限ってこちらに合流した。そのため宗教団体というよりも研究機関の側面が強い。表向きは人々に救いの手を差し伸べているようにも見えるが、彼らにとっては医療とはあくまでも探究の手段であり、裏では非道な人体実験や拉致を繰り返していた。”血の聖女”たちは、彼らが求める目的の輸血液を採取するために身体を調節されている。
内部に『メンシス学派』と『聖歌隊』という上位会派が二つ存在している。前者のメンシス学派は、ビルゲンワースの思想を色濃く残し、自らが上位者に近づく事を目的としている。後者は上位者の意思を受け取ることを目的としており、聖歌とは上位者の言葉のことである。
DLCの実験棟では、医療教会の恐るべき姿が明かされた。

  • 医療教会の工房
医療教会の最初の狩人ルドウイークを起源とする。ゲールマンとは異なる流れを汲み、狩人の武器では大きな二派の一方として知られる。重い一撃と軽妙な連撃という両極端な性格を併せ持つ仕込み武器や限定的な状況を想定した武器が多く、汎用的とは言えない。
これはルドウイークが、より恐ろしい獣、あるいは怪異を狩るために考案した。また変人アーチボルトが在籍していた。

  • 火薬庫
火薬を使用する狩人の武器を作成した変人集団。複雑な機構構造と爆発的な威力にこそ魅力を見た彼らは、それまでの工房とは一線を画す、奇妙な武器を生み出した。
いわく「つまらない武器は、それだけでよい武器ではありえない」がモットーである。

  • 連盟
連盟の長ヴァルトールが統率する。一体どれほどの人数がいるのか、いつから存在するのかはっきりとも分からない組織。
狩りの対象は、獣や上位者だけに留まらず、裏で悪事を繰り返す医療教会、他の狩人までにその手は及ぶ。連盟のカレル”淀み”を刻むものは、その誓いにより殺した相手の淀みの中に”虫”を見出す。そして、連盟の最終目標は全ての”虫”を踏み潰し、もう”虫”がいなくなったと分かるまで”虫”を潰し続け、人の淀みを根絶する事にある。
オンライン環境における協力プレイであり、ホストと共にボスを倒し、マップをクリアすることを目的とする。

  • カインハースト城
ヤーナムと交流のある貴族たちの住まいであったが、ビルゲンワースの学徒が禁断の血を渡した事により、人ならぬ穢れた一族が生まれたと言われている。しかしながら、医療教会のローゲリウスが率いる『処刑隊』により、一族と配下の騎士は一掃される事になったため、現在は女王アンナリーゼ一人を除いてカインハーストはほぼ無人の廃墟と化している。
なお狩人、医療教会の工房、火薬庫とは異なる独自の武器を作成している。それらは、血の穢れを集めるため、血をより多く常用する狩人を狩るための武器である。

  • 穢れた血の誓約
カインハースの騎士、血の穢れを集め、血族の長アンナリーゼに献上するため狩人を狩る狩人たち。”穢れ”のカレル文字を刻む。
オンライン環境における敵対プレイであり、侵入先のホストを倒して帰還することを目的とする。ただし、この誓約を結んでいると処刑隊のプレイヤーと強制で敵対関係になってしまう。

  • 処刑隊
かつてローゲリウスが率いた医療教会の狩人たち。汚れた血に連なるものを根絶し、街を清潔にすることを掲げている。”輝き”のカレル文字を刻む。
オンライン環境における協力プレイの一つで汚れた血の誓約を結んだ敵対プレイの侵入者を倒す事を目的とする。

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ブラッドボーン 表記揺れ。こちらでもイラストが投稿されている。

外部リンク

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