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聖剣のルドウイーク

せいけんのるどういーく

聖剣のルドウイークとは、Bloodborneの登場人物である。
目次[非表示]

ルドウイークを端とする医療教会の工房は
狩人に、老ゲールマンとは別の流れを生み出した
より恐ろしい獣、あるいは怪異を狩るために

概要

聖剣のルドウイークとは、フロムソフトウェアによるPS4のアクションRPG「BloodBorne」の登場人物。
担当声優:うえだゆうじ

医療教会の最初の狩人であり、英雄として名を馳せた人物。
教会を正義と信じ、人々の為に狩りに邁進していたが、しかしそれは儚く、ゆえに虚しい光であった。

ゲーム開始時に既に故人であり、その足跡・人物像はアイテムのテキストや間接的な情報から察する他なかった。
助言者ゲールマンによれば、彼を皮切りに医療教会は、狩人の庇護者となったという。また獣狩りの夜になると彼と共に蜂起した獣狩りの群衆たちがヤーナムに戻って来るらしい。

後にDLC「Bloodborne The Old Hunters」に登場し、エリア1「狩人の悪夢」のボスキャラになっている。
獣狩りの夜が明け、古都ヤーナムから姿を消した狩りに飢え、血に酔った狩人たちと醜く歪んだ獣化病の罹患者たちが囚われる悪夢の中、彼もまた囚われていた。
彼自身も悍ましい、醜い獣になって…。

タグとしては「ルドウイーク」で記されることもあるが、ほぼこちらが使用されているようだ。

戦闘

本編ではテキスト内で名前が見られるばかりであり、直接相対するのはDLCにおいて。
過去の世界が歪んで繋がった狩人の悪夢、そこにある二つの大聖堂、その一方の崩れた大聖堂の地下死体溜りでの戦闘となる。

醜い獣、ルドウイーク

あいつが…おぞましい、醜い獣がやってくる…
ああっ…呪われたルドウイークが…
赦してくれ…赦して…くれ…

醜い方のルドウイーク


蕩け、歪み、異形と呼んでもなお足りぬその異容は「醜い獣」以外の何物でもない。
獣としての姿は他に類を見ない、馬のような物。
背中に負った剣がかつて狩人だったことを知らせるが、もはやそれを振るえるはずもない。
悍ましい金切り声を上げ、左腕と幾つもの馬脚で這い回りながら、右腕を振りかざし突進を繰り返す。右頭部より生えた目玉の塊はさながら口の様に蠢き、光と共に名状し難き濁液を吐き散らてくる。

強固かつ高い攻撃力を誇る難敵であるが、獣であるがゆえに炎に弱くノコギリ属性に特攻が付く。また怯みやすく、攻撃を見極め確実にダメージを与えることでテンポを握っていけるだろう。
HPは50%になるとムービーが入る。
悲鳴と共に倒れこむ醜い獣。背中から剣が滑り落ち、やがてそれは光を湛え、そして…


ああずっと、ずっと側にいてくれたのか
Aah,you were at my side,all along.
我が師
My true mentor...
導きの月光よ…
My guiding moonlight...

聖剣のルドウイーク

聖剣のルドウイーク


導きの月光の元、ルドウイークは人としての理性を取り戻す。
醜い獣は聖剣を操る英雄となり、かつての卓越した剣技を獣の膂力で揮う狩人としてこちらに襲い来るのだ。

ムービー以降ボスネームが「聖剣のルドウイーク」となり、お互いの立ち位置もリセットされる。体力半分の形態変化だが、実質的に完全に別ボスという扱いである。
予備動作によって攻撃を予期しやすく、また獣時と異なり剣の動きも素直なので動きを覚えるのは簡単。そのため、醜い獣であった時よりも戦いやすいというプレイヤーも多い。
しかし、予兆から攻撃まで瞬時に移行していた獣の頃とは打って変わって洗練された剣捌きには独特の間があり、また一撃は変わらず重いため、獣に慣れたプレイヤー程聖剣で苦しむことになるようだ。
特に体力減少、またはダウンからの確定で発動する、通称「大月光波」は脅威。
月光を頭上に大きく掲げ、衝撃波と共に月光に光を漲らせ狩人に振り下ろすこの攻撃は、聖剣の真の担い手であるルドウイークのみが持ち得る月光の奥義であり、莫大な攻撃力と広い攻撃範囲、そして地面に残留する月光の波によって容易く狩人を夢に還すことだろう。

戦闘後
…狩人よ、光の糸を見たことがあるかね?

センシティブな作品


ルドウイークに勝利すると、彼は頭部を残し血しぶきと共に四散してしまうが、それでもなお生存しており会話もできる。
彼がいかな思いで狩りを続けていたかなど聞くことができる他、条件を満たしてイベントをこなすことで、今作のムーンライトソード、「月光の聖剣」を譲り受けることができる。

戦闘BGM

Ludwiq,the Holy Blade


ルドウイークとの戦闘BGM。「醜い獣」時の前半パート・「聖剣」時の後半パートに分かれている。
おどろおどろしいメロディと、悪夢と夜に囚われた醜いルドウイークを嘲弄する歌詞の前半、
荘厳で壮大な曲調と、英雄ルドウイークを高らかに讃える詩の後半
というほぼ正反対の雰囲気を持ちながら、ルドウイークが月光を掲げると共に自然に移行するその様子は感嘆を禁じ得ない。

アイテム・装備

本編

―ヤーナムの狩り装束
医療教会の最初の狩人、ルドウイークは
かつてヤーナム民の中に狩人を募った

これはそのための狩装束であり、単純な防御力に優れる
尤も、常人が獣に挑むとすれば、気休め程度のものであろうが

帽子、胴体、手袋、ズボンからなる防具シリーズ。
当時、英雄として名声を博したルドウイークの呼びかけに応じ、ヤーナムの住民が獣狩りに参加したであろうことを思わせる内容が書かれている。

  • 剣の狩人証
かつて医療教会の工房が発行した、狩人証の1つ
銀の剣は、教会の狩人の象徴でもある

ルドウイークを端とする医療教会の狩人は
また聖職者であることも多かった
そして、聖職者こそがもっとも恐ろしい獣になる

  • 輝く剣の狩人証
かつて医療教会の工房が発行した、狩人証の1つ
輝く剣のそれは、狩人ルドウイークの直系を示す

それは聖剣の二つ名で知られる狩人たちであり
唯一、獣狩人が英雄たり得た時代の名残である
もうずっと前のことだ

聖堂街の上層、半ば廃墟と化した「医療教会の工房」にて入手できる狩人証。
下記のルドウイークゆかりの装備などが購入できるようになる。

  • ルドウイークの聖剣
特に医療教会の狩人が用いる「仕掛け武器」
教会の最初の狩人、ルドウイークが用いたことで知られ
銀の剣は、仕掛けにより重い鞘を伴い、大剣となる

ルドウイークを端とする医療教会の工房は
狩人に、老ゲールマンとは別の流れを生み出した
より恐ろしい獣、あるいは怪異を狩るために

「輝く剣の狩人証」を入手することで購入できるようになる右手用の仕掛け武器。
片手で用いる直剣と、剣を鞘に刺して変形させる特大剣とで構成される。
威力・取り回しが良好でさらに神秘属性の加算が乗るため強化を重ねた終盤程真価を発揮しやすく、さらにデザイン・モーションが格好いいとあって、割と序・中盤で手に入る武器ながらストーリークリアはおろか周回の相棒とする狩人も多いという名品。

  • ルドウイークの長銃
特に医療教会の狩人が用いる長銃
教会の最初の狩人、ルドウイークが用いたことで知られ
長く重い銃身は、連射性を犠牲に射程距離を高めるものである

聖剣と同じく「輝く剣の狩人証」によって購入が可能となる左手用銃器。
独特なシルエットを持ち、テキストの通り連射性が低い代わりに長い射程を誇る散弾銃である。
威力が低く単体ではとても使い物にならないが、横に広い扇状の弾道とその長い射程によって、特に遠距離からの牽制や味方の援護に力を発揮する。
そのため、どちらかというと協力マルチなどのオンラインプレイが活躍の場となっている。

DLC

  • 月光の聖剣

かつてルドウイークが見出した神秘の剣
青い月の光を纏い、そして宇宙の深淵を宿すとき
大刃は暗い光波を迸らせる

「聖剣のルドウイーク」を象徴する武器であるが
その大刃を実際に目にした者は少ない
それは彼だけの、密かに秘する導きだったのだ

  • カレル文字「導き」
月光の聖剣と共に、狩人ルドウイークが見出したカレル
リゲイン量を高める効果がある

目を閉じた暗闇に、あるいは虚空に、彼は光の小人を見出し
いたずらに瞬き舞うそれに「導き」の意味を与えたという
故に、ルドウイークは心折れぬ。ただ狩りの中でならば


  • 経歴
ルドウイークは、医療教会の最初の狩人と呼ばれている。
しかし同じ医療教会に属する狩人として初代教区長ローレンス時計塔のマリアが登場しており、しかも明らかに二人の方が活躍していた時代が古い(最もマリアはゲールマンの弟子で明確に教会に所属していたという記述はなく、ローレンスに至っては医療教会の設立者であって狩人ではなかった可能性が高いが)。
この二人は、大人の事情でなかったことにされたのかも知れないが、この辺りが妄想…もとい考察が止まらないだろう。

ローレンスたち、最初期の狩人は、古い学び舎ビルゲンワースに所属した神の墓を暴く神秘の探究者であった。
しかしルドウイークは、ビルゲンワースの関係者と特に接点がない。
このため、ルドウイークが教会の狩人となる前、何をしていたのかハッキリ分からない。

関連タグ

BloodBorne
ムーンライトソード
初代教区長ローレンス


月光の真実

カレル文字「導き」のテキストに曰く、「ルドウイークは心折れぬ。ただ狩りの中でならば」。強靭な精神を有していたであろう彼は、しかし人間性のたがを外して獣へと堕ちてしまった。

ボス戦後、生首だけとなったルドウイークに医療教会の装束を着て話しかけると、こう尋ねられる。

「⋯教会の狩人よ、教えてくれ」
「君たちは、光を見ているかね?」
「 私がかつて願ったように、君たちこそ、教会の名誉ある剣なのかね?」

「そうだ」と答えれば、彼はプレイヤーに「月光の聖剣」を譲り、安堵と共に安らかな眠りにつく。だが、「そんなことはない」と答えた場合。

「⋯ああ、そうか やはりそうだったのか」

醜く歪んだ獣憑き。私を嘲り、罵倒した者たち、彼らの言うとおりだったということか
「ヒッ、フヒッ ヒヒッ、ヒヒヒッ、ヒヒヒヒヒーッ」

「すべて醒めぬ悪夢だったか⋯」

彼が始まりとなった、狩人が英雄たり得た時代。その終焉が彼の心をへし折ったのだろうか。

いっぽう医療教会に属さない相手に、彼はこう語った。

「⋯狩人よ、光の糸を見たことがあるかね? とても細く、儚い。だがそれは、血と獣の香りの中で、ただ私のよすがだった」

真実それが何ものかなど、決して知りたくはなかったのだよ

「ヒイッ、ヒイッヒイッヒイッ⋯」

実際、彼が見出した「導き」のカレル文字はその先のエリアでとあるモブからもドロップする。英雄が己の導きと信じた、その光の正体は何だったのだろうか……。

以下はルドウイークを安堵させなかった場合、彼を看取ったであろうNPC「やつしのシモン」のセリフである。
「…ああ、彼はもうこと切れた。
不幸な男だった。だが、もう醜態をさらすこともないだろう
理想を抱いて死ぬぐらい、せめて英雄の権利だろうさ
「ほら、これがルドウイークの導きの光だ。 …英雄を導いた、目も眩む欺瞞の糸さ。
…俺はゴメンだね…」

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