概要
姓は「能登」だが、能登(石川県北部)地方出身ではない。金沢市はその南隣の加賀(石川県南部)地方に当たる。
代々木アニメーション学院卒業。大沢事務所所属。
国内のアニメやゲームを中心に活動しており、ナレーションやラジオパーソナリティとしても活躍している。
ウィスパーボイスと呼ばれる、高く澄んだような個性的な声が特徴であるが、近年は低めで濁音感のある声や落ち着いた声での出演も増えている。→能登かわいいよ能登
若かりし頃はおっとりしたヒロイン役を多く務めた他、キャリアを重ねてからは母親役や年長の女性役を演じる機会が多くなっている。また、いくつかの作品で少年役も演じている。なお、若かりし頃に得意としていたおっとりとした役柄は声質の似る後輩の早見沙織が実質的に後継者のような形で落ち着きつつある他、二人は互いに近い年代にプリキュアを演じたという共通点もある。
この声とのギャップを生かした役も演じており、パンデモニウムさんなどは代表的な例といえる。
更に、童謡を歌うと、なんとも怖い歌になってしまう。→能登こわいよ能登
『花咲くいろは』では、作品舞台が石川県で、自身も金沢市出身ということから金沢弁(加賀方言)の方言指導を担当した。実際には家族にも協力を仰いだとのことで、第7話では金沢弁指導として「能登家の人々」とクレジットされている。
2018年9月14日に、自身がパーソナリティを務める「能登麻美子 おはなしNOTE」にて、以前より結婚していたことと妊娠を報告した。
2024年3月9日、第18回声優アワードにて『機動戦士ガンダム水星の魔女』におけるプロスペラ役の演技が評価されて助演賞を受賞した。
交友関係など
数々の声優たち(特に女性)から慕われており、特に生天目仁美、川澄綾子、豊口めぐみ、渡辺明乃らと親しい。また、水樹奈々と仲が良い。
中田ヤスタカは同郷の出身で、生年月日も同じである。関係については直接明言していないものの、『ムネモシュネの娘たち』のラジオ「麻生祇コンサルティング的ラジオ」にて「テレビを見ていたら幼馴染が出演していて、金髪になっていた」と発言しており、この「金髪になっていた幼馴染」は中田のことと推測される。
劇作家の本谷有希子は友人で、地元で同じ劇団に所属していたことがある。また、小説家の畑野智美とは上京後に参加した演劇ワークショップで知り合い、親交がある。
『戦国BASARA』でお市を演じた際にプロデューサー(当時)の小林裕幸から関係をしつこく迫られた時期があったが、能登女史の結婚・妊娠報告を境にバッタリ途絶えた。
後にコーエーテクモのゲーム『レスレリアーナのアトリエ』に出演した事で嘗ての伊達政宗の中の人同様、悪質なBASARA信者から「裏切り者」認定が懸念されるが、
この頃、当の戦国BASARAシリーズはとっくの昔に…
していた為、杞憂に終わった。
主な出演作品
アニメ
以下、@おジャ魔女どれみシリーズ
イラスト未確認
葉弧@素敵探偵ラビリンス
ハクビ@タクティカルロア
菊花@プリマドール
竜神@となりの妖怪さん
ヨルミニート@Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ
エッシェ@異世界失格
アルドラ@異世界スーサイド・スクワッド
ゲーム
以下、@miHoYoのゲーム
以下、@艦隊これくしょん
以下、@Fateシリーズ
以下、@陰陽師(ゲーム)
注釈
※1:2006年版アニメのみ担当。
※2:元々は『鉄拳シリーズ』のキャラ。『プロジェクトクロスゾーン2』登場時にボイスが付いた。
※3:元々は『ファイナルファンタジー9』のキャラ。『DFFOO』登場時にボイスが付いた。
※4:リメイク作『キャサリン・フルボディ』での追加キャスト。オリジナルは沢城みゆき。
ドラマCD
水銀燈@ローゼンメイデン | アンネース・ファルジア@Zektbach | 理々奈@beatmaniaIIDX |
月彦@ZONE-00 | 白い髪の娘@ファタモルガーナの館 | セス・ナイトロード@トリニティ・ブラッド |
双葉アオイ@あそびにいくヨ! | ||
吹き替え
特撮
ナレーション
関連項目
坂本真綾、種﨑敦美:プリキュアシリーズの幻の戦士の声優としては後輩にあたる。なお、後者は2024年のTVシリーズでレギュラープリキュアを演じている。