概要
週刊少年ジャンプ2012年52号から2019年29号まで全315話が連載。
その後ジャンプGIGAにてエピローグにあたる『食戟のソーマ ~Le dessert~(ル デセール)』が3号連続で掲載された。
単行本は全36巻。
下町にある食事処「ゆきひら」の店主の息子、幸平創真を主人公とする料理漫画。タイトルの「食戟(しょくげき)」とは作中での料理対決のこと。
2013年には集英社のヴォイスコミック「VOMIC」が配信、2015年にはTVアニメ・3DS&スマホ用ゲームへ進出した。
料理の味を官能的・甘美的な表現で描くという表現技法が一番の特徴。うまい料理を食べれば美少女だろうが男だろうが相撲取りだろうが官能シーンをとらざるを得ない。
また、そこかしこに現実でも用いられている料理手法が登場するが、それを踏まえつつ、実現可能でありながら現実ではほとんど見られない思いきった料理表現を行うのも見どころである。
実は登場する料理技術のほとんどは現実の料理評論家公認であり、5話より、お茶の間でも大人気の美人料理研究家・森崎友紀が協力している。
きっかけはジャンプの発行元である集英社が発行する別の雑誌に料理コーナーを持ったつながりであったためという。オファーした原作者の附田氏曰く『食に官能が混ざるこんな罰当たりな作品だけど、タレントとして女性としての魅力も売りにしてる森崎さんなら怒られないんじゃないかな』と思ったらしい。
一方の森崎も『絵もキャラクターも美しくて魅力的、表現にも新しい要素があるので引き込まれた。食は究極のエクスタシーなので、全然問題なし』と快諾したのだそうだ。
後に森崎はアニメ第一期の17&18話に料理研究家役としてゲスト出演した。
四宮小次郎を主人公としたスピンオフ『食戟のソーマ L'etoile-エトワール-』もジャンプ+で連載された。
登場人物
CVはアニメ / VOMICでのキャスト、一人表記の場合アニメでのキャスト
主要人物
遠月学園
生徒
極星寮
- 一色慧(いっしき さとし)〈CV:櫻井孝宏 諏訪彩花(幼少期)〉
- 吉野悠姫(よしの ゆうき)〈CV:内田真礼〉
- 伊武崎峻(いぶさき しゅん)〈CV:村田太志〉
- 榊涼子(さかき りょうこ)〈CV:茅野愛衣〉
- 丸井善二(まるい ぜんじ)〈CV:小林裕介〉
- 青木大吾(あおき だいご)〈CV:柳田淳一〉
- 佐藤昭二(さとう しょうじ)〈CV:河西健吾〉
高等部一年
- 新戸緋沙子(あらと ひさこ)〈CV:大西沙織〉
- 水戸郁魅(みと いくみ)〈CV:石上静香〉
- 川島麗(かわしま うらら)〈CV:日高里菜〉
- タクミ・アルディーニ〈CV:花江夏樹〉
- イサミ・アルディーニ〈CV:小野友樹〉
- 薙切アリス(なきり ありす)〈CV:赤﨑千夏〉
- 黒木場リョウ(くろきば りょう)〈CV:岡本信彦〉
- 葉山アキラ(はやま あきら)〈CV:諏訪部順一 田村睦心(幼少期)〉
- 北条美代子(ほうじょう みよこ)〈CV:瀬戸麻沙美〉
- 貞塚ナオ(さだつか なお)〈CV:後藤沙緒里〉
- 美作昴(みまさか すばる)〈CV:安元洋貴〉
高等部二年
中等部三年
- 第一席:司瑛士(つかさ えいじ)〈CV:石田彰〉
- 第二席:小林竜胆(こばやし りんどう)〈CV:伊藤静〉
- 第三席:女木島冬輔(めぎしま とうすけ)〈CV:楠大典〉
- 第四席:茜ヶ久保もも(あかねがくぼ もも)〈CV:釘宮理恵〉
- 第五席:斎藤綜明(さいとう そうめい)〈CV:小西克幸〉
- 第六席:紀ノ国寧々(きのくに ねね)〈CV:花澤香菜〉
- 第七席:一色慧
- 第八席:久我照紀(くが てるのり)〈CV:梶裕貴〉
- 第九席:叡山枝津也(えいざん えつや)〈CV:杉田智和〉
- 第十席:薙切えりな
卒業生
- 堂島銀(どうじま ぎん)〈CV:子安武人〉
- 薙切薊(なきり あざみ)〈CV:速水奨〉
- 四宮小次郎(しのみや こじろう)〈CV:中村悠一、小林由美子(幼少期)〉
- 乾日向子(いぬい ひなこ)〈CV:能登麻美子〉
- 水原冬美(みずはら ふゆみ)〈CV:川澄綾子〉
- 木久知園果(きくち そのか)〈CV:西明日香〉
教師・その他
- 薙切仙左衛門(なきり せんざえもん)〈CV:銀河万丈〉
- 大御堂ふみ緒(だいみどう ふみお)〈CV:横尾まり、生天目仁美(若い頃)〉
- 汐見潤(しおみ じゅん)〈CV:高橋美佳子〉
- 薙切レオノーラ(なきり れおのーら)〈CV:大原さやか〉
- 才波朝陽(さいば あさひ)〈CV:福山潤〉
- 薙切真凪(なきり まな)〈CV:坂本真綾〉
学園外の人物
- 幸平城一郎(ゆきひら じょういちろう)〈CV:小山力也 / 同左〉
- 倉瀬真由美(くらせ まゆみ)〈CV:加隈亜衣 / 林沙織〉
- 小金井アキ(こがねい あき)〈CV:藤井ゆきよ〉
- 峰ヶ崎八重子(みねがさき やえこ)〈CV:千葉泉 / 同左〉
- 中百舌鳥きぬ(なかもず きぬ)〈CV:久川綾〉
- 千俵なつめ・おりえ(せんだわら なつめ・おりえ)〈CV:日笠陽子〉
- ランタービ〈CV:井口裕香〉
- 幸平珠子〈CV:甲斐田裕子〉
アニメ
2014年11月1日発売の週刊少年ジャンプ49号にて、アニメ化決定が報じられた。
2015年春アニメとして、アニマックス、毎日放送、CBC、TBS、BS-TBSにて放送された。なおアニマックス以外ではアニメイズム枠での放送だった。
ニコニコ動画とバンダイチャンネルでもネット配信が行われている。
丁寧に原作を再現しつつもオリジナルシーンを随所に挟んだ内容は、原作ファンからも好評であり、特に一部のオリジナルシーンは回想として、原作にも逆輸入されている。
創真が遠月学園に転入するシーンから遠月秋の選抜予選までの全24話(途中主要キャストによる座談会あり)が放送された。
第2期は『食戟のソーマ 弐ノ皿』のタイトルで2016年7月より放送された。放送局はアニマックス、MBS、TOKYO MX、BS11。
地上波放送のネット局が減少したこともあり、ネット配信枠が増強されている。定額見放題にてdアニメストア・dtvで配信。その他のサービスでも見逃し配信がされ、有料だがPSvideoにも対応している。
第1期では存在そのものがカットされた美作昴を交えて秋の選抜決勝とスタジエール編までが放送された。ただし全13話とやや駆け足気味。
第2期の放送後には単行本に同梱されるOVAが製作され、第24・25巻の限定版に付属された。
2017年には10月から(2017年秋アニメ)、『食戟のソーマ 餐ノ皿』として第3期が放送。OVAで十傑を演じたキャスト陣は引き継きとなる。
注目は2期放送期間中に病気休養となった種田梨沙演じるえりな役の処遇についてであった。種田が放送開始までに復帰を表明したものの、結局OVAにて代役を務めた金元寿子が引き継いだ。
その後、第3期の最終回を直前に後半部分に該当する『遠月列車篇』が2018年4月から放送され、連帯食戟の1st BOUTまで放送された。
第3期の放送局は地上波ではTOKYO MXのみ。このためネット配信は前期と同様に力を入れており、第2期のネット配信先に加えAbemaTVにて無料放送されるようになった。
遠月列車篇でも同様の放送局・ネット配信となっている。
2019年6月、原作の完結と同時に第4期『食戟のソーマ 神ノ皿(しんのさら)』の制作が発表され、同年10月に放送され、連帯食戟の2nd BOUTからFINAL BOUTまで放送された。さらに12月に第5期『食戟のソーマ 豪の皿(ごうのさら)』の製作が発表され、2020年4月より放送される。
しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大と日本国政府から発令された緊急事態宣言の影響(2020年アニメ延期問題)で第2話をもって一旦打ち切り。第4期の再放送による補填の後、7月3日から改めて第1話から最終話まで放送され、アニメも完結。9月19日には最終回放送直前PVが公開された。
制作スタッフ
監督:米たにヨシトモ
シリーズ構成:ヤスカワショウゴ
キャラクターデザイン:下谷智之
音響監督:明田川仁
音楽:加藤達也
アニメーション制作:J.C.STAFF
関連動画
アニメ化記念PM
ティザーPV
関連タグ
ジャンル | 漫画 週刊少年ジャンプ 料理/料理漫画 |
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アニメ | 2015年春アニメ 2016年夏アニメ 2017年秋アニメ 2018年春アニメ 2019年秋アニメ |
評価タグ『イラスト』 | 食戟のソーマ100users入り → 食戟のソーマ500users入り → 食戟のソーマ1000users入り |
評価タグ『小説』 | 食戟のソーマ小説10users入り → 食戟のソーマ小説30users入り → 食戟のソーマ小説50users入り → 食戟のソーマ小説100users入り → 食戟のソーマ小説300users入り → 食戟のソーマ小説500users入り |
NLカップリング | 『食戟男女カプ』を参照 |
BLカップリング | 『食戟【腐】』を参照 |
GLカップリング | ヒナめぐ |
アニメイズムB2
蒼穹のファフナーEXODUS(1クール目)(2015年冬)→本作(第1期)(2015年春夏)蒼穹のファフナーEXODUS(2クール目)(2015年秋)