概要
CV:瀬戸麻沙美
遠月茶寮料理學園高等部一年。
男勝りで負けず嫌いな性格をした大柄な体格の女子生徒で、頭頂部にアホ毛がある。腕っぷしも強く、重い中華鍋を片手で軽々と操る。
実家は横浜にある老舗の中華料理店で、卒業後はそのまま店で働くことが決まっている。中等部の時点で既に店の部門長に引けを取らないほどの腕前を誇っていたが、店員の中にはその部門長をはじめ女性の料理人に対して強い差別意識を抱いている者も多く、そうした連中を屈服させられるだけの箔を得るため、遠月十傑評議会第一席の座を狙っている。
しかし、その反動や生来の性格も合わさった結果、男に対する並外れた対抗心に加え、「男に支えられている女」に対する強い偏見を持ってしまう事になり、差別される事への辛さを理解していながら、自身も無自覚の内に差別意識に取り付かれてしまうに至っている。
合宿で元第一席の四宮小次郎に食戟を挑んだ田所恵に興味を抱くが、恵が幸平創真のバックアップを得ていた事を知った途端に「見込み違いだった」と掌を返し、秋の選抜でも恵にキツイ態度をとっていた。
だが、気弱な恵が地元から応援に駆け付けた屈強な漁師たちに可愛がられている様子を見て、男達を力ずくで黙らせることしか考えていなかった自分を見つめ直し、更に恵が一点差で自分を下して本選出場を果たしたことで再度彼女に対する認識を改め、選抜以降は良き友人として接している。
ちなみに、背が高く(幸平創真とほぼ同じくらいの身長)かなりスタイルが良い上に調理の際はチャイナドレスを着用するため、一部の男子生徒から人気があるようで、選抜の予選では川島麗から妬まれていた。