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COVID-19

こびっどないんてぃーん

COVID-19とは、コロナウイルスによる感染症の一種。
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概要

コロナウイルス感染症の一種で、病原体はSARSMERSと近いβコロナウイルスのSARS-CoV-2
感染の様相から、複数の株があるものとみられている。→COVID-19変異体

2019年末に中華人民共和国の武漢市で発見され、現在も全世界で流行の加速が続いている。
2020年2月12日に、WHOにより正式名称がCOVID-19と定められた。
名称はコロナウイルス感染症の英名に年号を合わせたもの(Coronavirus Disease 2019)。

世界経済にも大きな影響を及ぼしつつあり、中小企業の破綻や株価の下落などの影響が出ている他、防疫のために都市部で休校や必要最低限以外の事業を停止するロックダウン(都市封鎖)を敢行したり、国境を封鎖して鎖国状態にしたりする国家が急増。
こうした状況を踏まえ、WHOは2020年3月11日に約10年ぶりとなるパンデミックを宣言した。

特徴

普通の風邪と同様に、感染は接触もしくは飛沫感染と見られている。
そして新しい感染症であることを加味しても目新しい特徴が散見される。
…とはいえ毒性以外を見ると在来のコロナウイルスのような特徴もあるかもしれない。

  • 感染力の強さ
比較的、重篤な症状になり難い(それどころか全く症状が出ない事もある)代わりに、感染力が恐ろしく高い。
あくまで状況から推測された事であるが、どうもこのCOVID-19、潜伏期間でも感染を拡げられる可能性が高いという。
潜伏期間中は発熱が無い為、検温による検疫は役に立たない。
しかも発症しても症状が出ない『無症候性キャリア』からも感染が広まっているようで、自覚症状が無い一人の感染者が小規模集団に入り感染を広め、その集団が散って更に感染を広める『クラスター感染』が起きやすくなっている。
なお、感染力に関してはムラがあり、感染者数の約8割は患者自身の免疫力などにより、他人に感染させる力を獲得する前に治癒してしまう(即ち他人に感染しない)一方で、残り2割の患者からは1人の患者から10人を超える人に感染させるケースに至っていると考えられている。

  • やたらと長い潜伏期間
潜伏期間は2週間程度とされているが、中には1か月も潜伏期間が続く例が確認されている。そのため、潜伏中も感染力を有する特徴と合わせると「国外からの渡航者等、疑わしい者を全員ウイルス検査or潜伏期間とされる2週間の隔離観察」という、およそ現実的では無かったり、多大な金と人員と時間を要するものしか有効な検疫方法が無い。
各国で鎖国に限りなく近い措置が取られているのもこの特徴が原因である。なお、現状渡航者や帰国者の隔離手配や費用は自己負担であり、当事者の負担は極めて大きい。

  • 死んでも油断できない
接触感染する病気であるために家族のお見舞いも大幅に制限され、防護服着用が要求される。
大流行に伴い防護服も不足しているため各国とも病院での面会が全面禁止になることが多く、タブレットでの通信しか許可されないことも多い。また死亡する際にも看取りが許可されないことが多く、親族のつながりや看取りを重視する社会習慣がある国では遺族だけでなく、立ち会う医療職のメンタルをも削られる大きな要素になっている。
日本では遺体は2重構造の遺体袋に格納し、葬儀を行う際にも参加人数を絞り防護服などの着用が指導されている。実際には現場の逼迫などから顔を見ることもできず、火葬場直行になることも多い
この特徴はある人物の死去の際、兄の口から語られたことで広く知られる事となり、「帰って来た時は(火葬直後で)温かかった」という言葉は世間に衝撃を与えた。
なお、日本では「24時間以内に火葬することができる」とされており、必須ではない。顔も見せずに火葬場送りにするのは葬儀屋の独断によるものなのだが、葬儀屋も感染拡大の種扱いされることを恐れてそう判断せざるを得なくなった事情もある。

  • 後遺症
ウイルスが体から去り、症状が落ち着いても炎症により破壊された肺胞や心筋などの組織がすぐ回復するわけではないため、息切れしやすくなったりする症状に苦しむ例も多い。重症者はもちろん、軽症の範疇であっても後遺症が続くケースがあり、働けなくなった事例もある。
味覚や嗅覚の異常も人によっては長く続くこともある。

  • 感染経路の把握困難
当初は日本でもある程度クラスターを潰しきれていたが、拡大に伴い感染経路を把握しきれないケースが増えており市中感染の可能性も大きくなっている。
ただし、特に東京都内の場合は「人に言えないようなお店で濃厚接触親や友達、学校には言えない交際で濃厚接触(いずれも意味深)をしていて白状していない」ケースが少なからずあるとも見られている。
地方の場合は隠してもすぐ口コミで判明するため、クラスターが出た店名を早々に公開するケースが多い。
また、ウイルスそのものの特徴ではないがPCR検査の精度も世間のイメージよりも高くなく、30%という高い確率で偽陰性が出てしまう。
検査する臨床検査技師の人手も足りていないことも、感染の状況の把握のしにくさに拍車をかけている。

症状

普通の風邪と同様に、咳やたんなど呼吸器系の症状が主。
多くの場合、感染しても十分な体力のある元気な者はただの風邪レベルの症状ですむ(もともとコロナウイルス自体が風邪の一因である)。
だるさや体の痛み、高熱が続く場合がある。
約12日で軽症のまま回復したこの方曰く、初期症状は「夜、肺にキシリトールを塗ったような少しひんやりスースーする違和感を感じ、乾いた咳が少しだけ出る。」だったという。
味覚や嗅覚が消失する場合も多く、この方達も味覚嗅覚に異常をきたしたと言う。

日本の場合、CTでの検査、問診を総合した上でPCR検査を行い陽性を確定する流れが主流。
しかし、基礎疾患があったり体力のない高齢者であったりすると肺炎を起こすなど悪化することがあり、肺炎が悪化すると死に至るまでが早い。もちろん若者がかからない訳ではなく、海外では若年層の死亡者も多い。日本の有名人でもこちらの狂言師が40歳の若さで罹患し、敗血症を併発して死亡しており、こちらの大相撲力士は28歳で死去した。
概ね85%前後は軽症と言われているが、残りの15%前後が重症化しやすく、特に5%前後の最重症化ルートに入ると数時間で容体が悪化することがある。
現状「重症化するかどうか」の兆しを正確に読む方法はなく、重症化や後遺症の危険性に関しては「ガチャ」とも称されるほどの「運」としか言いようがない面がある。

外国で治療に当たった医師によると、このウイルスによる肺炎は「酸素を取り込む能力は低下しているが二酸化炭素を排出する能力は低下していない」という息苦しさなどの症状が出にくい状態が重症化ギリギリまで続いていたケースが多く、直ちに入院と酸素呼吸が必要なほど酸素飽和度が下がっているのにスマホを操作している患者すら居たという。

また、軽症であっても39~40℃の高熱に数週間苦しむ羽目になることがあるので、「軽」の文字を甘く見てはいけない。
重症の場合は回復するしないに関わらず入院が1ヶ月以上かかることもあり、そのため患者数が増大した地域では医療資源(専門家の人手、機材とも)が大幅に割かれることになり医療崩壊に繋がってしまう。

詳細は不明な点もまだ多いが、死亡に至るには他の感染症や病気などを併発している可能性もあるとみられる。
実際、日本国内で死亡した患者は高齢者はもちろん高血圧などの持病持ちだったケースも少なくなく、有名人でも既往歴があったもいる。
特に「男性で肥満体かつ糖尿病」の重症化リスクは高いと言われており、治療にあたっている医師も「リスク因子の中では、圧倒的に糖尿病がキツイ」と警鐘を鳴らしており(外部リンク)、若くして亡くなった力士も状態の良くない糖尿病であった。日本の政治家で初の死者となった人物も肥満であり糖尿病の持病があった。
死亡に至らない患者でも入院するレベルの症状だと「腎疾患で透析していた」「デング熱と併発していた」などのケースがある。これらの要因から身体の免疫システムがサイトカインストームを起こしている確率が上がっているものと考えられている。要するにウイルスの増殖によって自身の免疫システムが暴走を起こし、コロナウイルスもろとも自らの身体の細胞をコテンパンに痛めつけてしまい、その結果重篤化や死に至らしめているものと考えられている。
血管系へのダメージが大きい様相が確認されており、回復しても脱毛などの後遺症が残ることがある。
世界各国でも、特に死亡者数の多い国々は以前から大気や水質の汚染が問題視されていた地方や、保険制度の関係や激しい貧富の差で庶民が病院に簡単にかかれない地域が少なくない。

治療

普通の風邪と同様に、特効薬や効果の確定したワクチンはなく基本的には対症療法で体力の回復を待つ。
重症者の治療に医療リソースを確保する観点から、軽症の入院は現在推奨されていないため、自宅もしくは自治体が指定した宿泊施設で他の家族との接触を避け部屋の換気をしつつ大人しく療養することになる。
軽症の場合概ね8日前後で症状が治まることが多いが、感染状況によっては保健所などの観察がしばらくつくこともあり1ヶ月を超える静養となることも多い。
運悪く重症化になった場合、酸素吸入や人工呼吸器などの装着で生命活動を維持しつつ、肺機能の自然回復を待つことになる。
体外式膜型人工肺(ECMO)を使用し、弱った肺の代わりに体外で循環を行い回復を待つの手段もあるが、ECMOの操作自体数年の修行を要する難易度が高いものであり、使用に際しては腕利きの医師・看護師・臨床工学技士らのチームを10人以上必要としそう簡単には使えない。
また、特効薬を開発すべく様々な既存の薬品で検証が行われたものの、確定的なものはなかった。

ワクチンは各国の製薬会社や研究機関で急ピッチで開発が進められており、ファイザーがいち早く2020年冬にワクチンを完成させ欧米で接種が始まり、日本も完成前にある程度購入する契約をつけている。
他メーカーも開発を急いでいるが、ファイザーワクチンが日本国内の接種が開始されるまで早くても2021年2月まではかかると見られている上、国民全員に行き渡るにはさらなる時間を要する上に効果がどのくらいあるのかはまだ計測しきれていない。
コロナウイルスの元来の性質上インフルエンザのような効果はあまり期待できないものと思われ、ウイルスの変異でワクチンが効かなくなる可能性もある。とはいえ、未知かつ基礎免疫を持たないウィルスへ全人類が基礎免疫を付け、ただの風邪+α程度の疾患とさせてしまう、ということへの重要性は全く変わりがない。
血栓ができやすくなる症例の報告も増えていることから、状況に応じて血栓防止の薬を投与することもある。

致死率と危険性

WHOの見解によれば、コロナの感染力はしばしば比較対象にあげられる季節性インフルエンザの同等あるいはややそれ以下、致死率は季節性インフルエンザ(0.1%程度)より高いとされる(2021年1月9日時点で2.1%)。
これは遥かに致死率の高いエボラウイルス、同類のSARS及びMARSにも及ばない致死率であるが季節性インフルエンザと比べれば重大であり、それらと比べて弱いがゆえに人々の油断を招き、死者の増加と問題の長期化を促す特徴もある、というのがWHOの公式見解である。
季節性インフルエンザの死者は2019年冬から2020年4月にかけて東京で65人、コロナは初の死者が出た2月26日から6月26日の時点で死者325人となっており、国外でも、平年多くとも50万人がインフルエンザで死亡しているのに対し、7月2日の時点で52万人が防疫体制に躍起になる中死亡しているなど、同じ日数の死者数を計測してもその致死性はインフルエンザより強力であるという結果が出ている。

加えて、コロナは決定的な治療法が存在せず、長時間医師や関係者が対症療法にあたらなければならないために一度大規模な感染拡大が起こると対応に追われる過程で医療現場が崩壊し、致死率が高まるという事例が報告されている。

被害状況の地域差についてはいまだに意見が分かれているところとなっている。
アメリカにおいて黒人、白人、アジア人の順に死亡率が低く、地域ごとでもアジア人が支配的な地域の方が被害が大きくないため人種に理由を求める声もあるものの、現在のところ黒人が多く居住するアフリカ大陸の多くの国、白人が全人口の7~8割以上であるオーストラリア及びニュージーランド、ベラルーシの感染者の致死率は日本以下であるなど、人種が生死を分けるといった決定的な証拠は現時点では見当たらない。
ただ、パンデミックが長引くにつれ治療のノウハウも蓄積されてきており医療先進国だとそのために死者数が減っていることもあるが、一方で保険制度や貧富の差により治療を受けられず死者が多い国もあり、死亡率は社会状況にもより大きく異なるとも言える。

国や感染者の状態にもより、メキシコのように確認済みの症例数に対し陽性率・死亡率が極端に高い例(陽性率28.6%、死亡率11.1%)、ニュージーランドのように症例数がほぼゼロに近い例もある。日本は陽性率が2.6%なのに対し、致死率が4.1%と高めになっているが、死亡した者はほぼ全員が60歳以上の高齢者である。
(※2021年2月25日時点、直近1か月のデータ)

予防と注意

コロナ対策に移動しました。

応援イラストについての注意

応援イラストも描かれているが、「ヒーロー」として扱うものについては医療現場の当事者から「安全圏からの無責任な応援」「感動ポルノ」といった批判があがることになった。こうした反応を受け、twitterにおいて「GratefulForTheHeroes絵」というイラストタグの発起人となった漫画家ひうらさとる氏は自身からの拡散と募集の停止を宣言した(本人のツイート)。

医療関係者に対する応援をしたい場合は、例えば正確な知識に基づく手洗いなどの呼びかけ・指南イラストといった形にしておいたほうが無難だろう。

関連タグ

コロナウイルス 新型コロナウイルス感染症 パンデミック
コロナちゃん…擬人化キャラクター
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