この記事の注意事項
a.n(id=405908)というユーザーが再三の警告・注意にもかからわず個人的なヘイト記述を繰り返しています。発見した際には相手にせず、該当項目の削除・または記事の白紙化をお願いします。
追記等を考えてくれている方へ
- 転売そのものについての記述は転売へお願いします
- 転売ヤーでない(悪質と思われない)転売屋についての記述は転売屋へお願いします。
- 記事の区分にご協力をお願い致します。
- 編集の際は賛否どちらかに傾くようなことの無いように、公平な記述になるように注意してください。
- 「情報」としての記述をお願いします。また、追記の際はコメントへの提案をお願いします。
- 上記を無視した記述(特に過度なヘイト)の場合その記述の削除・または記事自体の白紙化を行います。
- 書き込む際には理性と節度を保って中立の内容となるよう記述をお願いします。
概要
いわゆるネットスラングの一種であり、初回限定版など、場所や数量などが限定された商品を複数買い漁り、高値で転売する者のこと。
総じて、希少なもの、人気の高いものを、予測してあらかじめ購入もしくは、買い占めて第三者に販売する人達のことを指すことが多い。
書籍などでは「せどり」と呼ばれることがある。
「転売屋」(てんばいや)の言い換え文の一つで、「転売」と「仕入れ人」「買い付け人」を意味する「バイヤー」(buyer)を組み合わせたかばん語である。
蔑称や批判的な意味合いが強い。
チケット類に関しては昔からダフ屋と呼ばれていた(ダフとは札を逆さ読みしたもの)。
詳細
転売自体については別記事を参照されたい。→転売
転売屋の中でも、悪質とされるものがこう呼ばれるが、明確な定義は定まっていない。
そのため、何をもって転売ヤーとするかは人によって異なってくる。蔑称であるため、いたずらに乱用するのは避けよう。
転売ヤー(悪質)だと言われる例
- 買い占めにより値段をつり上げる
- 不正に商品を仕入れている(横領、横流しなど)
- 盗品のロンダリングを手助けしている可能性(明確に犯罪行為)
高額な物では自動車やバイクを転売する転売ヤーも存在、「新車飛ばし」と呼ばれる。なおメーカーから正式に買ってはいるので、「窃盗団」とは別物である。人気高級車は納期が長いので、納期を待ちきれない客に対する転売が成立するのだとか。逆に言えば転売ヤーのおかげで正規の客の納期が更に長くなる羽目に。またブラックリスト入りしている人物や団体、国家が買う手段だとも。
一方で悪質ではない転売だとしても古物営業法や脱税等の法律に抵触する可能性がある。
注意喚起
かつて、ヤフオクなどで出品する際は自前のパソコンが(事実上)必須とされていたが、
2010年代頃からはスマホでも手軽に、かつ出品から売却までを極めて短いスパンで行える(=足がつきにくい)フリマアプリの登場により、盗んだ品物を即座に転売する行為が横行しており、問題となっている。
ただし最大手のメルカリでは携帯端末情報及び取引用銀行口座と紐付けられており、アカBANされれば携帯端末はSIMごと買い直し(携帯電話再契約)となり、銀行口座も作り直さなければならない。こと日本では携帯電話回線に対して悪名高い「2年割(2年間契約し続けてくれれば割引きますよという制度。が、破ると高額な違約金が発生する)」が採用されているため、短期間に回線再契約ができないという点では転売ヤー抑止に一役買っているという皮肉な状態に。
とりわけ書籍の類は窃盗(万引き)に対する加害者側の罪の意識の軽さや、我が国の刑罰の軽さなども手伝い「書店で書籍を盗み(万引き)→フリマアプリですぐに転売」という犯罪が度々発生している。
自分が買う側の場合も、ネットオークションなどを利用する時は、自分が欲しいものでも、入手経路がハッキリしないものや、あるいは貴重な物なのに数多く売られていた場合は、少し立ち止まって考えた方がいい。
実例
2020年の新型コロナウイルスのブームにより、マスクなど医療品類が不足した際、これらを商材として扱った転売屋が出現し、医療品は直接人命に関わるもののため、流石に悪質だとしてマスクなどを扱う転売屋を「転売ヤー」と呼ぶ人が多かったようであり、ヤフオクなどでも一時期マスクの出品を禁止する事態になった(※)
国としても公衆衛生の危機として放置できず、石油ショック以来となる『国民生活安定緊急措置法施行令の一部を改正する政令』の追加対象品として衛生マスクを追加する決議を2020年3月10日に閣議決定しその翌日に施行される事となった。違反者は1年以下の懲役、若しくは100万円以下の罰金に処される。
更に同年5月22日には「消毒等用アルコール」が追加決議され、同日に施行された。
同様にコロナ禍に伴うペット需要の増加に伴いペットの健康状態に対応した栄養分に調整された「療法食」というペットフードも品薄になり、そこに目を付けた転売屋が療法食を買い占めて値段を吊り上げる行為をはたらいたことがある。こちらも生き物の命を人質にするも同然の悪質な行為として獣医などを中心にフリマサイトに取扱中止を求める署名運動が起き、医療品類同様に各種フリマサイトで出品が禁止される運びとなった。
(※)インターネット上ではこれに憤慨した人の声として「マスク転売ヤーの名前を騙って爆破予告をすればいい」という何かで聞いたことあるような過激極まりないものまで見受けられたほど。当然だが、爆破予告は犯罪です。いくら憎くても絶対にやめよう。
各対策の例
ゲーム機
- 据え置きは1人1台、携帯機は1人1~2台など、購入制限をする。
- また、店舗によっては同業者とみなした場合、入店を禁止することも。
- 予約生産、数量限定の場合は抽選販売を行う
- 予約期間を長くすることで予約状況のデータから生産数を調整し、必要なユーザーに最初から十分な数を行き渡らせることで転売が無意味になる状況を作り上げる
- 商品名を言えない人(または商品の公式画像を見せられない人)の予約を断るという対応
- (ある程度の商品知識がないと購入できないと言う意味。尤もアルバイト感覚の主婦とかならともかく、組織だったプロなら対策を講じているが)
- カメラや家電製品などの場合、製品ごとに個別のシリアルナンバーが割り振られており、家電量販店では、同じ商品の複雑購入の禁止、複数購入の場合、法人の証明確認を行うなどといったことを行うところもある。
チケット類
- 各種認証、例えば顔認証方式を取り入れたり、又買いと判明したチケットは無効にする(善意の第三者とは認めない)、最初から転売不能な電子チケット化という対策等が取られている。
「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」(略称チケット不正転売禁止法)が平成30年12月14日に平成30年法律第103号として公布され,令和元年6月14日から施行されている。
詳しくはチケット不正転売禁止法を参照。
ガンプラ等のプラモデルやホビー類
- 店舗にもよるが、中包装のビニール袋やランナーに切り込みを入れる(=これによって転売価格が落ちる為。逆に、純粋に作って飾るorブンドドする目的の購入者なら、この処置を気にしないので問題なし)。
我々ができること
例えば、 アマゾン用BLツール。 これは自分が指定した出品者をブラックリスト化できるツールで、自分でリストを作るだけでなく、他者とリストのデータの共有も可能だ。ちなみに開発者も1人のフリーランス技術者。
供給が需要に対応できるまで待つのも重要。(完全限定品などを除き)大抵の転売品は時間が経過すると、普通に市場に出回り出すので、そこまで待てれば普通に買える可能性が高まる。
企業に対して
転売を問題として扱う場合、バイヤー側(転売ヤー)を問題とすることが多いが、
企業もまたブラインド商法(=ランダム商法)などと、転売を生みやすい商法を行っている実態もままあり、消費者からは「転売をわざわざ生み出すような商法はやめて欲しい」と苦言を呈されてもいる。
また、店員・店舗自体が転売ヤーに属している(=店舗に並べる前に店員が買い取る・店として仕入れた物をそのままオークションに出品する)ケースも実在し、こうなるともうどうしようもなくなってしまう。
チケットの転売価格で困ったら
チケトレのような業界公認のチケット売買サービスも存在する。予定などでイベントに行けなくなった人向けのサービスであり、券面価格以上の出品は基本的にできなくなっている。