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注意

この記事はかつて特定ユーザーが一般的な事例と特異な事例を区別せず無秩序に書き連ねた結果、混乱状態となり、記事が極端に肥大化した経緯があります。編集する際は常に原義を意識し、一般的とは言い難い事例や説明、関連性をこじつけるような単語を付け加えない様にお願い致します。

解説

親という立場を悪用して虐待過干渉ネグレクトなど子供の将来に悪影響を及ぼす親の事。

呼称の由来は、1989年にアメリカで発売されたスーザン・フォワード著「TOXIC PARENTS」、および邦題「毒になる親 一生苦しむ子供」から来ている。「TOXIC PARENTS」はフォワードによる造語で、学術用語ではないため、科学的根拠が十分にあるとは言えない語であることを覚えておく必要がある。
この本では児童虐待の被害者やアダルトチルドレン(※ここでは、本来の意味であるアルコール依存症の親の元育ったことで、子供らしい生活を送れなかった人)について取り上げられており、日本でも1999年に訳書が刊行され、その後児童虐待についての注目が高まったことから一般にも広まるようになった。

インターネット上などでは、毒親の元で育った(とくに、成長してから「毒親」という概念を知った)人が、自身のことを「毒親育ち」と表現することも多い。

一方で、「毒」という言葉が広まったことにより、自分が嫌いなものを叩く為に安易に頭に「毒」をつける等、レッテル張りとして使われる事も多く、安易な認定や使用を行うことによる弊害が生まれている語となりつつある。「毒」という表現のわかりやすさからか、簡単に「悪=親」という二元論で語られることも少なくない。

また虐待過干渉ネグレクトは、その境目が個々の事例により大きく変動する扱いの難しいものであり、親の多少の落ち度を過剰に非難し毒親扱いするという度し難い事例も存在する。
前述のスーザン・フォワードは、「完璧な親はいない、時に過剰なしつけを行おうとそれは普通の範疇である」と述べている。
しかしながら「普通」を超えた行いは確実に存在し、フォワードは「ところが世の中には、子供に対するネガティブな行動パターンが執拗に継続し、それが子どもの人生を支配するようになってしまう親がたくさんいる」としている。つまり、「毒親」とは、「子供の将来に悪影響を及ぼす攻撃を、長期にわたって継続して加える親」といえる。

余談だが、全く無関係のインターネットスラングとして、「独身男性」を略した「毒男」(女性の場合「毒女」)という言葉がある。「モテない男性/女性」を略した「喪男/喪女」と重なる形で用いられることがある。

特徴

※偏見や差別の助長、個人的な事象や意見の羅列による記事の極端な肥大化を防ぐため、この項目を編集する際は、原義や一般的な用法・事例を把握した上で、できる限り明確なソースを提示してください。

精神科医の斎藤学は、(子にあたる人が、自身の親を称して)毒親として訴えがあるタイプを大きく四つに分類している。

  1. 過干渉、統制型の親
  2. 無視親
  3. ケダモノのような親
  4. 病気の親

以下に概要を示す。

過干渉・統制型
子の言動について過干渉で、支配的な親。斎藤によれば、最も訴えの多いタイプであるという。「あれをしなさい」「こうだったらよかったのに」と行動を制限したり、過剰に期待を寄せたりする。

無視親
放任主義で、子の言動に関して無関心な親。中には、親がするべき日常的な生活の世話まで放棄し、ネグレクトに至っているケースもある。また、一人の子には過干渉、もう一人の子には無関心、という、「搾取子」を仕立て上げるようなこともある。

ケダモノのような親
激しい暴言暴行、性的虐待などを子に加え、心身の健康、ときには生命の危険に関わるような暴力をふるう親。「しつけ」として強い叱責や(「お尻ペンペン」のような)軽い体罰を行う親はいるが、しつけの範疇を超えた異常なまでの反応で「虐待」を行う。

病気の親
精神疾患を抱えていて、親自身にも周囲の適切な支援と保護が必要な親。精神的にも体調的にも不安定なため、親としての務めを果たすことが難しくなっている状態である。また、稀にサイコパスのような「反社会性パーソナリティ」の持ち主で、自分の利便性を追求するために子を含めた他者を都合よく使い、あっさりと切り捨てるような親もいるとされる。

日立財団Webマガジン「みらい」掲載の論文ページ(2018年発表)

斎藤の論文は、「毒親」という存在の(他者からの評価を含めた)安易な決め付けに関し、否定的な視点でもって綴られている。
仮に上記の特徴と似た部分が「親」にあるにしても、必ずしも毒親とイコールとは限らない。もちろん安易な決め付けは避けるべきであるが、幼少期の経験やそれが将来に与える影響は個人差があるため、少なくとも(診断を行う医師や支援を行う行政・団体などを除いて)「外野」にすぎない他者が簡単に判断することは控えるべきである。

「毒親育ち」の人物による体験談(エッセイ)、コミックエッセイなども多数発表されており、Pixivでも複数の作品が投稿されている。

注意点

インターネット上や毒親被害者の体験談・毒親について綴られた書籍などでは、「毒親に育てられた子供も毒親になりやすい」とする意見も存在する。
しかし、当然ながら誰もがそうなるわけではない。毒親育ちで心身に傷を負っていても、適切な治療と周囲の理解・支援を受けて自立し、子供を育てている(あるいは、子供を産まないという選択肢を取る)人も多数いる。
この言葉を決めつけのように言うことは、毒親の悪影響と闘っている人、あるいはそれを乗り越えた人に対してもあらぬ偏見や侮辱につながる。家庭環境は人の人生に大きく関わっていくが、それだけで人生が決まるわけではない。

毒親被害者のキャラクター

毒親の被害者に移行しました。
ただし、ユーザーの私見による判定も多数見られるため、閲覧や編集の際はご注意ください。

外部リンク

厚生労働省電話相談一覧
ハートネットTV公式サイト「精神疾患の親に育てられた経験のある方の体験談」

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