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過労死

かろうし

働きすぎが直接の原因となる死亡。過労による精神障害に伴う自殺(過労自殺)を含むことがある。
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曖昧さ回避

アニメやマンガでのデュエルにおいて酷使される遊戯王シリーズのモンスターにつけられる愛称→過労死(遊戯王)


概説

文字通りに「剰な(または酷な)働による疲労蓄積でのを指す。

機械でさえ連日連夜にわたり動かせば、部品にひずみが生じたり、機械油が切れて駆動に支障をきたしたりと、遂には故障するものである。

いわんや、人間となれば休みもなく働けば疲れるのは必然であり、その限界を超えた状態で労働を続ければ、心臓、呼吸器などの循環器疾患を発病し、死亡または重度の障害を残す事があり得る。過労によるうつ病自殺も過労死の類型の一つである。この辺りは単に過労だけでなくパワーハラスメントも関連する事例がある。


過労死に遭うのはほとんどが正社員である。特に中間管理職は、自身の抱える仕事に加え部下のフォローに上司への報告と、必然的に仕事が増える。また、公務員雇用保険が受けられずどんなにブラックな部署であっても仕事を辞めるという選択がないので、霞ヶ関などの中央官庁では過労によりメンタルを破壊されたり自殺に至る官僚が非常に多い。


薄給も過労死の一因であり、本職が薄給のため生活が成り立つような報酬が得られず無茶な仕事の掛け持ちを行うなどして過労死に至るケースもありえる。


解決法

シンプルに「栄養と休暇を十分に摂って心身を休める」ことが必要である。


しかし、担当分野だけでも時間内では到底終わらないような仕事が押し寄せ、さらには部下や上司のやらかしの後始末、取引先や会社上層部の無理難題への対応に追われて残業は青天井となり、しかし有給休暇を取得しないのは違法であるためその有休を企業命令で取らされ、休日出勤を繰り返してついには循環器疾患や精神疾患の発症や過労死に至るのである。仕事に殺されないためには(適度の)無責任さやいい加減さが必要となる。


対策はブラック企業と同じく、「耐えられない」と思ったら退職届を送り付けて(無断欠勤は懲戒解雇の対象になりえるため)、職場から逃亡することである。会社や家族に迷惑をかけようと死ぬよりはましである。


ちなみに、過労死という言葉は英語圏でも「Karoshi」でそのまま通用する。理由は、欧米には過労死の概念自体がなく、故にそれを表す単語も存在しなかったためであった。このため「過労死は日本独特のもの」と思われがちであるが、近年では欧米でも仕事上のストレスに過労が重なったことによる自殺や突然死は多数報告されている。


関連タグ

社会 労働

社会問題 過労 精神論

やりがい搾取


ネタとして

創作作品等では、明らかに過剰に活躍させられているキャラクターへの皮肉として使われるケースがある。

『遊戯王』の過労死(遊戯王)も、これに該当する。

以下、そんな働きすぎな人々の一例である。


  • 新檀黎斗(仮面ライダーエグゼイド)
  • 諸葛孔明/マーリン/ハンス・クリスチャン・アンデルセン(Fate/GrandOrder)
    • 便利すぎる性能から、とにかく使い回されることを皮肉って。
    • それぞれが攻撃・防御を強化させる能力を持つ上に、前者二名は味方全体の必殺技発動を加速させ、もう一人は低レアリティながら高性能な補助技能を味方の補助なしに高速回転可能と、全員が頭一つ抜けた性能を誇っている。
    • 玉藻の前/スカサハ=スカディも、上述3名と比べると頻度こそ低いが、こと特定のパーティー構成では必須枠として引っ張り出される。
      • 特にスカサハ=スカディの場合、狂化を受け入れた湖の騎士をはじめとした特定のサーヴァントたちとの相性が非常によく、クエストの短期周回ではマーリンに引けを取らない忙しさで使い倒されることに……。
    • そして2020年の5周年記念で実装されたアルトリア・キャスターが新たに参画。玉藻の前と諸葛孔明とマーリンを足して割ったような性能だったため、瞬く間にArts周回システムの新たな動力炉として捧げられてしまった。
    • ちなみに余談だが、実際の孔明も過労死で亡くなっている。
    • また2021年ではコヤンスカヤオベロンが登場したことにより、同じくBuster系サポーターであるマーリンよりも火力面のサポートとNPの供給率が良いことによりマーリンに変わって周回やレイドに連れ回されることが多くなった。
  • ギルガメッシュ(Fate)
    • アーチャーの方のギルガメッシュは、非常に強力かつ広範囲で便利な「サーヴァント特効」の宝具を持つため、様々なクエストで引っ張りだこになり、乖離剣エアを上から下に振り下ろすお仕事でいつも過労死が心配されている。
    • キャスターの方のギルガメッシュは、特定用途のサポーターである関係上ゲーム的には過労死とまではいかないが、本編ストーリー本当に過労死した
      • なお、この話の影響を受けてか、アーチャーの方のギルガメッシュには「我は過労死などせん!」という皮肉的なボイスが実装された。
  • テイコウペンギン
    • YouTubeにおけるアニメ版では日常茶飯事となっており、某企画で奴隷のごとく働かされた挙句にメインキャラクター達が動画内容のオチ的に過労死する事も多い。さらに字幕でも「死ぬ」や「殺す」といった命が奪われるワードの漢字部分に「過労」の文字が当てられるようになっている(例:死んでる→過労んでる、殺される→過労される)。

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