ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

「私が仕える主は一人だけ。あくまで使える駒の一つと考えておけ」

プロフィール

真名諸葛亮孔明ロード・エルメロイⅡ世ウェイバー・ベルベット
クラスキャスター
性別男性
身長186cm(第1、2再臨)/ 157cm(第3再臨)
体重68kg(第1、2再臨)/ 50kg(第3再臨)
出典三国志演義
地域中国
属性中立・善・人
好きなもの
嫌いなもの
  • 乱暴な男、下品な男、夢も覇気も無い男(女性も同様)(第1、2再臨)
  • 暴力(第3再臨)
設定担当東出祐一郎
ILLUST武内崇
CV浪川大輔

合理主義の怪物。

概要

Fate/Grand Order』に登場するキャスタークラスサーヴァント。レアリティは☆5。

メインシナリオでは、第1部2章『永続狂気帝国 セプテム』にて登場しており、はぐれサーヴァントとして若き日の征服王と共に主人公達に敵対した。原典と関わりの深いコラボイベント『Fate/Accel Zero Order』や『レディ・ライネスの事件簿』では、カルデアから同行する主要キャラクターとして活躍する他、その他のイベントにおいても退場した本職の名探偵の役割を引き継ぐ形で特異点の謎の解析役を任されることが多い(謎の解き方が本職とは違うために、不覚を取る事もあるが)。

三国志の知将でお馴染みの中国の英霊、諸葛孔明時計塔魔術師ロード・エルメロイⅡ世の肉体を器(依り代)にすることで疑似サーヴァントとして召喚された存在。霊基再臨第3段階目姿をはじめボイスやセリフが大幅に変わるという手の込んだ扱いである。なお彼以外にも疑似サーヴァントとなった存在がいるとプロフィールで示唆されており、第1部7章を皮切りに次々登場している。

真名

中国・三国時代に謳われた蜀の政治家にして天才軍師、諸葛亮孔明

群雄割拠の戦乱の世であった三国時代に優れた政治家・軍人として広く知られており、弱小国である蜀が長きに渡り大国である魏に抵抗できたのも、彼の力に依るところが大きいと伝えられる。

本来は擬似サーヴァントが成立する過程では、乗り移られた人間側の人格は英霊のものに上書きされるのであるが「自分の計略を十全に使える者がいるならば自分自身が活躍する必要はない」という極めて合理主義的な孔明の判断により、現代に詳しいエルメロイⅡ世が肉体の主導権を持つことになっている。孔明自身の詳しい性格は不明だが、霊基成立直前に数分間孔明と会話をしたⅡ世曰く「合理主義の怪物」「史実以上の化け物」「人間と話している気がしなかった」のだそうである。

諸葛孔明は「カルデアの召喚式では霊基が作りづらい英霊」に該当するものと思われ、英霊そのままではなく現世の人間を依り代とした疑似サーヴァントとして顕現している。またカルデアだけではなく、抑止力として召喚された特異点においても擬似サーヴァントとして現界しているため、諸葛孔明という英霊は通常の方法では召喚できないらしい(本人が現世に興味がないのも大きいか)。

先んじて登場していた中華系サーヴァントの呂布の真名表記は「呂布奉先」と姓+名(諱)+字という形式になっているが、本作の彼は日本で膾炙した「諸葛亮孔明」ではなく、「姓+字」という本場中国でも一般的な表記となっている。他の中華系サーヴァントの真名表記はあまり統一されていない。他に「姓+字」で呼ばれている例としては項羽がいる(「羽」は字で名は「籍」である)。

人物

諸葛孔明

一人称は「俺」

上記の通りエルメロイⅡ世に主導権を渡しており、本人の意識は消滅している……と思われていたのだが、司馬懿ライネスではない)との会話で彼の人格が一瞬だけ登場している。描写を見る限り人を食ったような性格で、エルメロイⅡ世曰く「人間と話をしている気がしない」とのこと。

ロード・エルメロイⅡ世

一人称は大人時は「私(わたし)」、少年時は「ボク」

基本的に他作品と性格は同じ。憑依した孔明の影響で、嫌いな戦闘行為に対し少々前向きである。

なお、このエルメロイⅡ世は(『FGO』世界では起こってすらいない)第四次聖杯戦争を経験していることやセリフから、原点『stay night』及び『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』世界の彼本人であると思われる。そして『事件簿』完結後に開催されたイベント『復刻版:レディ・ライネスの事件簿』の追加シナリオ終盤におけるあるセリによって、上記の説がほぼ確定的となっている。

マスターにはめんどくさそうに応対しているが、育成を進めると次第に態度が軟化していき、絆レベル5になるとマイルームにTVゲーム目的で入り浸っていることが判明する。先生何やってんすか

容姿は『Fate/Apocrypha』でも登場した第1段階目の時計塔講師の赤コート姿から始まり、第二段階目では魔眼蒐集列車(レール・ツェッペリン)に参加した時と思われるメガネスーツ姿になる。

そして第3段階目においてはなんと、19歳当時のウェイバー・ベルベット時代の姿に若返る。そしてその肩には、征服王のあのマントが羽織られている。もちろん声や性格もちゃんと若い頃のものになる。これについては「この姿が(エルメロイⅡ世という人物を大まかに見ると)彼自身の全盛期だから」「『Zero』コラボイベントでの影響を間接的に受けたから」といった考案がなされているのだが、はっきりとした理由は分かっていない。自身の幕間の物語においてはこの点に触れられた。

なお、姿が若返った際に「どこかの喫茶店で相席した女神達」とゴタゴタがあるのだが……

能力

エルメロイⅡ世と諸葛孔明、両者の力が混ざり合い本来ではない力を発揮している。

Ⅱ世に起因するスキル「鑑識眼」の他に、諸葛孔明の計略を十全に扱う。孔明らしきアイテムは羽毛扇ぐらいしか見当たらないが、リヨ版のイラストでは一目で孔明とわかる帽子を被っている。

コラボイベントなどにおいては、依代側が主導権を握っているタイプの疑似サーヴァントとしても数少ない「サーヴァントの霊基をオプションとして考える」立ち回りを行っていることも特徴。例として「自身の戦闘不能時に、特異点にいた過去の自分に霊基を上乗せして戦力化」「孔明の霊基を自分の死体に偽装して黒幕の目から逃れる」等の、趨勢をひっくり返すほどの成果を上げている。

モーション中では、前方や周囲に展開した八卦炉から魔力弾を放つ。その他、敵の足元から火柱を巻き起こしたり、頭上から大岩を落としたり、羽毛扇から突風を巻き起こしたりも可能である。

ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
藤丸立香EEDAB+A+

保有スキル

陣地作成(A)魔術師として自らに有利な陣地や工房を作成出来る。「工房」を上回る「石兵八陣」を形成することが可能。
道具作成(B)諸葛孔明の力を借りることで、連弩など伝説に残る様々な武具や道具を作成できる。ただし、孔明も果たし得なかった不死だけは再現できない。
鑑識眼(A)『人間観察』を更に狭くした技術。対象となる人間が、将来的にどのような形で有用性を獲得するかの目利きに極めて優れている。ただし、その為にはある程度の会話や様子を見ることで、その人間の得手不得手などを理解する必要がある。諸葛孔明ではなく、エルメロイⅡ世に起因する能力。
軍師の忠言(A+)軍師系サーヴァントに与えられるスキル。状況を把握、分析することにより味方側に正しい助言を与えることが出来る。ランクが上がれば上がるほどその助言の正しい確率は上昇し、A+であればあらゆる不測の事態を含めても、100%的中する。これに対抗するには、あらゆる分析を打破するレベルの幸運、あるいはスキルを持つことが求められる。他の軍師達と比較しても現時点では最も高ランク。
軍師の指揮(A+)軍師系のサーヴァントに与えられるスキル。自己を含めた軍としての力を最大限に引き出す。A+ランクであれば、死を覚悟し命尽きるまで戦う死兵に等しい力を持つ。先述の『軍師の忠言』と同様、他の軍師達と比較しても最も高ランク。

石兵八陣(かえらずのじん)

  • ランク:C−→C
  • 種別:対軍宝具
  • レンジ:50
  • 最大補足:500人

「物理で殴るだけが戦いじゃない……」

「これぞ大軍師の究極陣地――『石兵八陣(かえらずのじん)』!!……破って見せるが良い。」

「全てはボクの思うがまま、ってね!」

「これぞ大軍師の究極陣地――『石兵八陣(かえらずのじん)』!!」

諸葛孔明の十八番「奇門遁甲」を利用した、地理把握・地形利用・情報処理・天候予測・人心掌握の五重操作からなる、まさに軍略の奥義にして最終形態というべき閉鎖空間。地の理を把握して進軍・撤退の有利を読み、地形を利用して敵軍の進軍・撤退を阻み、現在・過去・未来の三点をつぶさに予測し次なる手を打ち出し、風と雲の流れを読んで天候を予測して利用し、人間の思考と心理に精通してその心と考えを操作する。諸葛孔明という軍師が恐れられた最大の所以は、その莫大な知識を適切な判断能力に反映させた頭脳にある。なお、陳宮曰く本質的には仙術の一種らしい。

詳細は該当記事を参照。

出師表(すいしのひょう)

  • ランク:EX
  • 種別:対軍宝具(自軍)
  • レンジ:0
  • 最大補足:100人

諸葛孔明が敵国への討伐軍を編成した際に、まだ若い皇帝に向かって残した上奏文。

忠を尽くす心構えを熱烈に綴った文で、後年においても名文中の名文として讃えられた。

宝具としての効果は長らく不明だったが、イベント『レディ・ライネスの事件簿』にて判明。

効果は『かの英霊の伝説に沿って、必要な能力を相手に与えるもの』つまるところ、能力分配の効果である。なのだが、同イベントでは人理の危機や特異点というイレギュラーが作用した結果、エルメロイⅡ世に縁のある人物達を、サーヴァントとして召喚してしまうという驚きの効果を発揮。

余談だが、原点『三国志演義』においてその上奏文を聞いた皇帝(劉禅)は感動のあまり涙したのだが、その翌日、それを忘れたかのように遊び呆けており、諸葛孔明は頭を抱えるしか無かったという話がある……まあ何かと偉大すぎる父親と比較されるのが嫌なのは分からなくもないのだが。

ゲーム上での性能

ステータスは耐久タイプ。因みに、後に実装された同格の玉藻の前と差はほぼ無い。

カードバランスは《Quick:1/Arts:3/Buster:1》と、キャスタークラスの典型型である。

保有スキルは、味方単体にクリティカル威力アップを付与する「鑑識眼(A)」、味方全体へと防御力アップと被ダメージカットを付与する「軍師の忠言(A+)」、味方全体に攻撃力アップと与ダメージプラス状態を付与する「軍師の指揮(A+)」。いずれのスキルもサポート系のスキルで効果は3ターン継続する。しかし実装当初(というよりサービス開始当初)はクリティカルを活用できる環境が整っていなかった為に「鑑識眼」を活かすのは困難であり、その上「軍師の忠言」は補正が弱く、おまけに「軍師の指揮」に至っては、習得に必要な素材が恒常クエストでは手に入らないという有様。

一応「鑑識眼」「軍師の指揮」は当時の同種サポートスキルとの比較では最上級だったのだが、孔明に必要なスキル育成素材も同様に恒常クエストでは手に入らない状態だったため、完全に機能不全を起こしていた。更に後述の宝具も当時の性能とゲームの仕様ではボス戦で使うと逆に不利になる代物だった。挙句、当時難易度が高かった第1部1章では敵がワイバーンを始めクラス相性で不利なライダー属性が多かったため、★5など1枚入れるのが精一杯だった低レベルの窮屈な編成コストも相まって、激レアなのにハズレ扱いという不遇。哀れ、グレートビックベン☆ロンドンスター。

しかし2015年11月に修正が入り、全保有スキルにNP獲得効果が追加された。それぞれ「鑑識眼」は単体に+NP30で「軍師の忠言」と「軍師の指揮」はそれぞれ味方全体に+NP10で、これにより概念礼装やマスタースキル、NP上昇スキルとの組み合わせ次第で速攻で宝具解放が可能になった。更にスキルレベルに関わず、固定値の為にスキルを上げなくても可能であるという利点もある。

さらにバフの補正にも見直しが入り、

  • 「鑑識眼」はLv10なら味方一体のクリティカル威力を50%上昇。
  • 「軍師の指揮」はLv1の時点で類似効果の「カリスマ(A)」Lv10と同等の倍率。
  • 「軍師の忠言」の補正値もLv1の時点で以前のLv10以上の性能。

と本来の効果であるバフ自体も非常に高性能に変貌。

更にクリティカルを活かせるサーヴァントが増えた事で「鑑識眼」が本格的に目を覚まし「軍師の指揮」の習得やスキル育成に使う素材も本格的に実装され、カードバフスキルが強力なサポーターと組めば攻撃力バフとの相乗効果によって与ダメージが飛躍的に伸ばすことが出来る。これらの強化により「どんな編成に入れても困らないサポーター」としての地位を築き上げたのであった。

宝具は『石兵八陣(かえらずのじん)』で、こちらも完全なサポート型。

効果は【敵全体にチャージ減少+1ターン石化(スタン効果)+3ターン呪い状態付加&防御力低下】で、幕間の物語クリアによって呪い付加が6ターンに延長されており、防御低下の効果が上昇している。

また、スキル強化と同時に宝具性能についても強化されており、チャージ減少効果が確定になっている。これにより使用する事で敵の宝具タイミングに時間差が生まれて逆に対処困難になる事が無くなった。加えて2015年11月末にゲームシステムの仕様が変更され、エネミーの一部が行動不能になった時に残るエネミーがその分行動する事が無くなり、孔明の宝具を使う事で耐性の無い雑魚エネミーだけが行動不能になりボスエネミーの行動回数が倍増する惨事も起きなくなった。これらの改善を経て、ダメージこそ与えられないものの使い勝手の良い優秀な宝具に進化を遂げている。

総括すると「スキルを主力とし、Artsチェインで1枚だけ介入し、後方で支援に徹して味方をサポートする」タイプのサーヴァントであり、Artsチェインでゲージを稼ぎ続け前線で身体を張るキャス狐とは好対照の戦法に秀でる。もっとも、スキル主力である以上玉藻の宝具によるCT短縮とのシナジーがとても強いため、同時起用も視野に入る。現在はサポーターも数と幅を増やしているのだが、彼は主体とするカードの種類を問わない汎用性の高さを売りとしているオーソドックスタイプ。一方でこれは「特定パーティーの必須にならない」という難点にもなっており、尖った方向性のサポーターが増え特定カードをメインにしたパーティ運用が増えてきた現在では昔に比べると起用率は減っている。故に現在はボス戦や高難易度クエストにおける後ろ備えとしての利用が主。

関連人物

生前(孔明)

劉備玄徳

生前の主君にして、蜀漢の初代皇帝。孔明を登用するため、3度も嘆願したエピソードは「三顧の礼」の故事成語として知られる。所謂「天下三分の計」の実現のため、曹操率いるとの決戦をためらうの高官を説き伏せ呉との協力関係を取り付けるなど、劉備陣営後期の頭脳として活躍。

劉禅公嗣

劉備の息子にして、蜀漢の2代目皇帝。宦官の害を放置したり、幼名が「アホ」の語源と言われたりなど、暗愚としてあまりにも有名。当時から「劉禅は暗愚で過ちを知らない」と言われるなど、問題の多い人物だったようだ。一方で、孔明の存命中は彼に全幅の信頼をもって重用し、彼や魏延など有能な者を誹謗する者や、臣下の妻を寝取った疑惑の上に理不尽な理由でその臣下を処刑しているものの、それでも猜疑心で有能な配下を処断するという亡国一直線な事をすることはなかった。

姜維伯約

魏から引き抜いた「自らの後継者に」と期待した逸材。孔明は「思慮精密で用兵に秀でている」と高く評価していたが、孔明の死後は度重なる魏への侵攻により国力を疲弊させてしまい、蜀滅亡のきっかけの一つとなってしまっている。本作で保有する「鑑識眼」のスキルが孔明由来ではないのはこの他、姜維を疑っていた劉備の鑑識眼の良さをⅡ世に重ね合わせた結果なのかも知れない。

司馬懿仲達

北伐に際して何度も対峙した軍師。宿命のライバルといえる人物。イベント『レディ・ライネスの事件簿』での宝具行使がきっかけで、依代と縁の深い人物との疑似サーヴァントとして現界。そしてあちらの幕間では遂に本人同士が対面する。あちらに呼びかけられると出てくるらしい。

陳宮公台

同じく三国志の軍師。彼から内政面に関して怪物とも称されているが「戦場に恵まれただけの軍師で人を見る目はなく、弟子にも恵まれなかった」と辛辣な評価もされている。尚、依り代のエルメロイⅡ世に対してはどう思っているかは不明。ただしⅡ世は「弟子を才能を見抜いて大成させる」という点では破格であり、意図的なものかはともかく問題点を見事に依代でカバーできている。

周瑜公瑾

同じく三国志を代表するの軍師。赤壁の戦いにおいて侵攻するに対して共同戦線を張り、3万の軍勢でありながら苦肉計を駆使するなど知略を活かし、魏軍の大船団を尽く焼き払うことに成功している。また、正史での最期は戦傷が悪化しての病没だったが『三国志演義』においては「孔明の才能に嫉妬し、憤慨して死んだ」という情けない最後となっており、慶安四年の盈月の儀においては本人は半ばジョークではあるが聖杯に掛ける望みに「『三国志演義』の書き直し」を求めていた。

Fate/Grand Order

イスカンダル

嘗て自身が参戦した聖杯戦争で契約したサーヴァントであり、生涯に渡って追いかける主君。

マイルームにおいて「自分が仕える主はただ一人だけ」「あの征服馬鹿以外に仕える気は毛頭ない」と豪語するほど、彼への忠誠心は未だに強い。その一方でイスカンダル側は、カルデアで再会したとしても目にかけはするが特別視はしない……とされている。これは、数多ある盟友や臣下との出会いの一つに過ぎないからであり、正体を知らないコラボイベントで相対した時には「ぜひとも制覇せねば気が済まぬ猛者である」と評価していた。そして、あの双子とも合わせてみたいとも。

アレキサンダー

征服王の幼き日の姿。その関係性は師匠と弟子、先生と生徒、といったもの。

第二特異点では、歴代ローマ連合帝国の将軍と軍師として共に行動していた。

プトレマイオス

征服王の臣下の1人で『王の軍勢』で見かけた事がある。原典『ロード・エルメロイⅡ世の冒険』劇中では代理人にすぎない機械鳥のプトレマイオスだが一時的に共に行動する。あちらはそのことを覚えていないのだが本作において再会となり、現代に生きる主君の新しい臣下に興味を抱かれた。

藤丸立香

契約したマスター。基本的には教師と生徒のような関係だが、各種イベントでも何かと絡む機会が多く『Fate/Zero』とのコラボイベントにおいては、お互いの信念やあり方を理解し合っていた。

ウェイバー・ベルベット

嘗ての自分自身。また『Fate/Zero』とのコラボイベントで遭遇した際には普段の冷静さからは想像もつかないほどイラつくという、どこかで見たコンビっぷりを見せる。曰く、未熟だった頃の過去はまともに見ていられないらしい。また、その特殊な第三段階を逆手に取り、戦闘不能になったⅡ世の代わりに孔明の依代として切り札になるという、原作とはまた違った形での大一番も見せる。

グレイ

宝具『出師表』の影響によって、サーヴァントとなった内弟子。

場所や能力は変わっても、二人の関係性と絆は変わっていない。

イシュタルアストライア

時計塔での教え子達を依代にした擬似サーヴァント。彼女達の傍若無人っぷりに頭を痛めてきたため、それぞれ「悪魔に核兵器のボタンを持たせた」「実に頭が痛い」とボロクソに評価している。

アルトリア・ペンドラゴン(剣)

嘗て敵対したサーヴァントの1人。相変わらず顔を見る度に怯えている。

本人曰く「怖いわけではないが、体が聖剣の光を覚えている」らしい。

ギルガメッシュ(弓)

嘗て敵対したサーヴァントの1人。再び邂逅した事に感慨深さを覚える。

同時に、いつかイスカンダルと共に超えてみせるという夢を抱いている。

ケイローン

講師という共通点を持つ存在。こちらの依り代由来であるその教育方法を絶賛しており、自分にも教えて欲しいと希望している。なお『Fake』において教師のあり方について比較された事がある。

余談

あまりにも引っ張りだこである事から気付くと絆レベル10になっている人も多く、公式イベントにて絆礼装取得ユーザー数がトップであると明言されてしまった。絆レベルの上限を開放するアイテム「カルデアの夢灯」が実装された際も「これで心置きなく酷使できる」と言われたほどである。

さらに、2020年4月末『2000万DL突破キャンペーン』にて恒常☆5サーヴァントの配布が行われており、非所持のマスター達が目を光らせていたが、案の定ぶっちぎりの1位だった模様。なお、2021年8月からは無期限で期間限定枠以外の☆5の配布が行われており、序盤から孔明を連れていける。

もちろん、フレンド枠での借り入れに対しても大人気であるため、本作における過労死とも言われており『Fate/Grand Carnival』でもネタにされている。元の世界はおろか、ここでもですか……なお、本物の諸葛孔明も晩年は老体で過労に追われていたために、ある意味では原典通りである。

また『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』の原作者である三田誠氏が中々召喚できず、挑戦しては敗北していたそうだが『Fate/Accel Zero Order −LAP 2−』の際にようやく召喚に成功したらしい。

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • 『己の英雄』がいる魔術師の話

    【頒布中】漆黒のアルカプトラ 1

    11/28開催のCOMIC CITY SPARK 16にて頒布開始した全年齢カルジナ小説本のサンプルです。 セット頒布:https://coli.booth.pm/items/4438945 あらすじ 紀元前1000年、マハーバーラタの時代に特異点が発生した。レイシフトしたカルデア一行の前に現れたのは、アーチャークラスのカルナで……!? 英霊カルナが最も大切なものに気付く物語、三部作の第一巻。 ※2023/6/14追記 ドゥリーヨダナ実装前に執筆した作品です。 FGOのドゥリーヨダナではなく、オリジナルのドゥリーヨダナが出ていますので、ご了承の上でお読みください。
    20,166文字pixiv小説作品
  • Virtual Lovers[Extended]

    Road to YOU -2-

    最終章後半中盤のお話。日和る現パロ教師に行動力EX発揮し始めた元教え子の図式になりました。ぐだは行動力ある子だから、そもそも最初にそれこそどうして日和ってしまったのか、未だ謎のままです…(書いたのはお前である) 次回最終章後半最終話、本シリーズも残り2話予定です。結論が出るまで今しばらくお待ち下さい。
  • 再会

    書きたいとこだけ書きました。
  • Virtual Lovers[Extended]

    Take on your style

    現パロ幕間の話。Twitterで「曲のイメージに合わせて書きます」というリクエストを募集したところ、『君色に染まる』という曲でリクエストを頂きましたので、そちらのイメージでお話を一本。時間スパンが長いですが、二人の経過観察ということでご覧下さい。 で、肝心の答えはYESとNO、どっちなの??(さあ) しばらく新刊作業メインだったため、久し振りに新規に話を書き起こしましたが…文字数全然少なかった…
  • FGO

    クリスマス後の幕間

    クリスマス後のお話 孔明とぐだ男メインです 小説には自信ない、会話文多いところあります ※終局と序の話が少し含みます ※孔明←ぐだ男成分あります ※うちカルデアあり okな方だけどうぞ 誤字等あったらすみません 版権小説をうん年ぶりに書きました
  • 【サンプル】世界はとってもユートピア

    11月28日に頒布しました蘆屋道満中心全年齢小説本のサンプルです。 ・やたらと出番のあるモブ ・コミカルだか外道なままのカルデアの道満。 などなど、人によってお口に合わない内容がありますので、1ページ目の注意事項は忘れずにお読みください。 なお、特にCP要素はなく、ギャグ本です。 ◇あらすじ◇ 「二十一世紀の日本。つまり、立香君に馴染みがある時代さ」 「そして、そこに微小特異点が発見されました」 またも確認された微小特異点。今回のレイシフトで高い適正率を叩き出したのは、蘆屋道満その人だった。 「ンン、お呼びですかな?」 「揃い次第、すぐに出発するから。頼りにしてるよ」 現代日本で繰り広げられる事件を、マスターは無事解決できるのかーー 「リンボ、とお呼び下され」 「…………ふ」 「ンン、何ですかな?」 「服着てくださいぃぃぃぃぃぃっ!」 A5/P76/イベント会場価格600円(通販価格700円) 11/28のCOMIC CITY SPARK16にて頒布開始。 スペース:西1オ17b BOOTHにて通販中。 追加:リンボー舞踏会に申し込み忘れた残念な感じのサークルです←
    19,668文字pixiv小説作品
  • 幕間の物語

    死せる孔明生けるマスターを周回に走らす

    FGOのネタ短編です。 今回は三国志とロード・エルメロイ二世の事件簿イベントが元ネタ
  • Fate/GrandOrder×夢100

    夢現 -2-

    GWも終わりとなり、諸々コラボも終了が見えてきたので熱が冷める前に続編を。 実際のところ事件簿原作読んでいると仮説でコトは述べない、みたいな記述が出てきたので、今回のII世はちょっと本来の姿とは違うかもしれません。が、結構こういう「背負ってる」感じはいつもあると思っているので書いてます。二次創作だしね! それとぐだ子の魔力の話をちらりと書きましたが、実際そんなに弱くはないみたいですね。ただカルデアからのバックアップ次第みたいな記述も見かけたので、この世界では大してないのかも。 魔眼の話は書いたようにII世はきっと愕然とするに違いないと思うですよ…さあみんな今のうちに事件簿で予習をするんだ! 魔眼についてはそこでよくわかるよ! そして7月を迎えよう!(ゴリ押し)
    12,575文字pixiv小説作品
  • 『ユーリ!!!on Fate』

    『ユーリ!!!on Fate』勇利編その9余・命の為に

    「おれは しょうきに もどった。」 ※ええええええええええええええええええええ!! という訳でお久しぶりです、8月の道化です。こちらは『YOI』オールキャラの出演を目指す『Fate』シリーズのパロディ作品です。下記は注意事項です。 ●今回のメインキャラは『アーチャー』陣営です。 ●R-18やR-18Gが満載です。今回は…R-18G指定される程の残酷描写はないと思いますが、モブキャラの死亡描写はあります。後、その8前で張りまくった伏線が強引に回収されます。 ●歴史上の人物がキャラクターとして登場します。今回は『YOI』キャラの一部に歴史上の人物の役が与えられているので混乱するかも知れません。(そのキャラも後に『YOI』の名で呼ばれるようになっていきますが) ●『Fate』のゲストキャラやオリキャラが登場します。特にオリキャラが自重もへったくれもないので苦手な方はお戻りください。後、ゲストキャラの扱いがえらいことになっているのであしからず。 ■文章 登場人物(表の顔) http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8432459 登場人物(裏の顔) https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8558951 スケート関係者 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9018553 序章その1から https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8453401 その1から https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8577436 その2から https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8616112 その3起から https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8660967 その4上から https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9091093 その5序から https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9484403 その6から https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9910449 その7から https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10011987 その8前から https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10173082 その9上から https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10408508 前回 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10630286 ■イラストはこちら 主要人物 https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=67771738 サポーター https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=67844639 『デミサーヴァント』再録版 https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=69862664
    18,604文字pixiv小説作品
  • 甘さと苦さの裏返し

    バレンタインには間に合いませんでしたが、今年のチョコレートの話を考えていたらなぜかこんな話に… II世→ぐだ♀←テスカトリポカな構図で冷ややかなドンパチしてたらいいなという誰得?俺得!な話が出来ました。いやまあ自分でも思ってたんと違う着地点に着いちゃってびっくりしてるんですが。 この時点ではCP要素はありませんが、この後の話の流れではどうなるやら(続いてはいないので皆さんお好みでどうぞ)。 なおノートリポカの弊デアはポカ兄からお返しもらえませんでしたチクショー!!!(前にも似たようなことはあった) 表紙イラストは、かき(https://www.pixiv.net/users/2209895)様よりお借りしました。ありがとうございました。 20230313:ブクマ50ありがとうございます! えっもしかしたら過去一早いかもしれない…
  • Cigar&Chocolate

    レディの食事作法たるものは

    実際に鶏手羽食べてたらふと思い浮かんだところから派生したお話。II世が悶々とするのはきっとむっつゲホゴホ 疑似鯖解釈、出来る限りの情報を消化したつもりですが間違いあったらすみません…何でこんなにややこしいんだこの人(責任転嫁 お店で食べる時は圧倒的に骨付きもも肉の方が多いですが、自宅で作るならこの方が安くて食べやすくて便利です。なお軟骨スキーなのは当方の性質まんまです。氷頭なますとか好物。 改めて読み返すと、いろんな意味でII世食レポ回でしたね…まったくもって個人的解釈なんですがII世は小食だと思ってて、カレーなんて食べて胃壊したりしない…?とも思ってみたり。
  • Virtual Lovers[Extended]

    First Sweet Valentine

    今年は現パロでバレンタインネタを。交際開始から初めてのバレンタイン、高3になる前の2月の話です。お花見ネタより前の話。去年散々チョコネタ放出してしまったこともあり、今年は初々しいやつ(なのか?)にしてみました。 そう言えばちゃんと言わせてなかった気がする…と、ぐだちんに頑張って言わせてみたのですが…かわいいな…(まるで親バカ さて、ホワイトデーのお返しは何にしてあげればいいのかな… ちなみに作中の紅茶は某茶葉専門店で販売されていたものをイメージとしてお借りしました。たくさんの種類選べるあのお店です(好き)
  • Cigar&Chocolate

    First Holy Night

    クリスマスに合わせて投下します。初めてのクリスマス……となると日付的には第四特異点付近になるかと(FGOは実際の時間軸と同じにしているそうなので)。シチュエーションはベタかもしれませんすみません。今回の友情出演はジャンヌ、マリー、マシュ、ロビン(ちょびっと)です。なお、最後の曲はジョン・レノンの『Happy Xmas (War Is Over) 』です(脳内再生推奨)。サビは結構大きな声ですが、あれを鼻歌のように、でも歌詞は歌う感じでお楽しみください。
  • Virtual Lovers[Extended]

    may or may not be true

    遅刻してしまいましたが、エイプリルフールネタで一本書いてみました。現パロ組本編後、イギリスでのお話です。久し振りに少し高めの甘め度になりました(当社比)。 ちょっと検索したら面白いネタが出てきたのでそれも加えてみましたが、当初は私もまんまと引っかかった派でした。ちゃんとその後裏取ってきましたよ…そのおかげでオチも無事出来上がったわけですが。といいつつ、まだ裏情報があったらどうしよう…。 しかしこうみると「人を傷つけない嘘」というのは個人ではなかなかうまいこと見つかりにくい気がします(私だけかな)。企業だと自社製品パロが出来たりしますが。私の場合は嘘をつく・つかれるよりも、「嘘みたいな本当の話」を受け取る方が多いです(友人の結婚とか家族の転勤内示とか)。
  • 我が戦友、アストルフォとライネス

    ※注意点※ ・この作品は作者が体験した実際のFGOプレイ記録を多少の脚色を加えて小説にした自叙伝的なものです。 ・FGO2部4章終盤の内容含みます。 ・メタ発言多数あります、むしろデフォです。 ・台本形式。普段書いてるモノと全然違うスタイルに挑戦してます。 ・純粋なFateの創作は多分初めてです(ぇ 完結したこっちのシリーズ「バンドリ×聖杯戦争」もよろしくお願いします↓ 【https://www.pixiv.net/novel/series/1078632】
  • FGO架空イベント「阿喬ちゃんと最後の北伐奮闘記」

    エピローグ

    FGOで開催された架空のイベントシナリオ、という体で書かれた物です。 ※イベントシナリオなので基本台本形式、【〇〇】の中に演出の内容が入ります。要するに画面が揺れたり、血痕が付いたりするいつものアレです。 ※イベントの捏造という前提なので戦闘パートが挟まります。これは【戦闘】の後に詳細を記します。 ※イベント形式としてはフリクエ回って素材交換するいつもの奴を想定してます。 ※同様にイベント新規サーヴァントが3人ほど出ます。当然捏造サーヴァントなので悪しからず。 ※捏造サーヴァントが出るので、既存サーヴァントについても若干従来の設定との乖離が見られます。例えば孔明の中の人が外に出てきたり……。面倒なので「エルメロイⅡ世/孔明」で呼び分けます。 ※ぐだ男/ぐだ子についてはどっちでも成り立つように書いてます。どちらでもお好きな方でどうぞ。またぐだの「〇〇/〇〇」は選択肢の表現です。なおどれを選んでも差分はありません。 以上、よろしくお願いします。
  • Cigar&Chocolate

    【新刊サンプル】Word Play

    「Favorite things」(https://k-katagiri.booth.pm/items/1428714)A5/50P/表紙フルカラー・本文モノクロ より。 書き下ろしの本作の他、Pixiv公開済みの「Lord's favorite things」「Master's favorite things」「Jack - in -the - Chocolate」「Jealousy Taste」「君にカンパイ」を加筆修正して収録。 本作はしりとり遊びのはずが別な言葉遊びとなって展開していくというお話。何だかんだで君達ラブラブで何よりだよね、という結末になっております(当者比)。 なお新刊はイベ出店後からの販売開始(7/23頃予定)になります。 20200903: 先日完売と相成りました。お手に取って頂いてありがとうございました!
  • 孔ぐだ

    執行猶予

    お久しぶりです。 FGOにハマってしまいまして、特にエルメロイⅡ世がお気に入りなシグレです。 孔ぐだを書きたくて、しかしⅡ世には征服王がいるだろうが愚か者!という自分で解釈違いを起こしてできたのが、このよく分からんぐだ子の片思い孔←ぐだ話です。 私のカルデアをモチーフにしているので、キャラに偏りがあります。メタ発言は公式もよくしてるから良いよね……てへぺろ。 FGO一部をクリア、ZEROとUBW、アポクリのアニメ視聴。後は事件簿と蒼銀を全巻読んだ程度のにわかですので、色々知識が間違っていたらすみません。 主にぐだ子の家族設定など、ねつ造を多分に含んでおりますので注意です。 続きは考えてはいるのですが、現状未定です。 FGOの創作は初めてなのでよく分からないのですが、タグ付はこんな感じで良いんですかね(汗) 少しでも楽しんで頂ければ幸いです。 テニプリの方はもう少々お待ちくださると助かります。
    24,392文字pixiv小説作品
  • FGO再掲(男主)

    【FGO】孔明を再臨したらびっくりした話

    いやー人から聞いてしっては居ましたが孔明の再臨ギミックすっげーですね。 公式に絶対ウェイバーくんのこと好きすぎて仕方ないファン出身のスタッフいるんじゃねこれって思いました。 グッジョブです、どこかの誰かさん。

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

諸葛孔明(Fate)
73
編集履歴
諸葛孔明(Fate)
73
編集履歴