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ギルガメッシュ(Fate)

えいゆうおうぎるがめっしゅ

「ギルガメッシュ(Fate)」とは『Fate』シリーズに登場するサーヴァントである。
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慢心せずしてなにが王か!

プロフィール

真名ギルガメッシュ
身長182cm
体重68kg
出典メソポタミア神話ギルガメッシュ叙事詩
地域バビロニアウルク
属性混沌・善
イメージカラー
特技お金持ち
好きなもの自分・権力
苦手なもの自分・蛇
天敵アーチャー(staynight)、なし(CCC)
テーマソング「黄金の王」「cosmic air」
CV関智一


概要

TYPE-MOON制作の『Fateシリーズ』に登場するアーチャーサーヴァント
黄金の鎧を身に纏う、全てを見下した態度の金髪と赤目の青年。

第五次ではイレギュラーな存在かつ、既にいるアーチャーで区別するために正体発覚後はクラス名ではなく真名で呼ばれる事が多い。CCCでは「我にクラスなどない。ギルガメッシュ、貴様もそう呼ぶがよい」と主人公に提案する。

『Fate/staynight』登場以降、CCC以降の『EXTRA』シリーズや『stangeFake』『GrandOrder』にも登場する、Fateのもう一つの顔と言って良い存在で、聖杯戦争への参加が確認された回数は全サーヴァント中最多を誇る。
しかも『Fate/EXTRAシリーズ』では続編である『CCC』にてそのスペックから月の裏側へと封印されていた事が判明したので、事実上「ルーマニア聖杯大戦」以外は全て参戦している事になる。

人物

一言で言えば傍若無人。自らを「唯一無二の王」と称してはばからない。
一人称は「我」と書いて「オレ」と読み、二人称は「雑種」である。他にも「王気(オーラ)」など独特なルビを使いこなす。

真面目に聖杯戦争に取り組めば一夜で終わらせるだけの実力があるが、「たかが願望機ごときに本気になるのは王の沽券にかかわる」ということで全力は出さず、聖杯は自らの宝物の一つであると考え、あくまで「我の宝物を勝手に奪い合う不届き者」に鉄槌を下すと言う程度。

性格と宝具頼りな戦法が常時の慢心と油断を生み、格下相手に不覚を取ることが多々あるため「慢心王」とも評される。その点に関してはこの記事冒頭にある開き直り発言から分かるように、完全に治す気ゼロな模様。


彼の興味は言峰やセイバーといった、聖杯戦争の参加者にこそ向けられている。
Fate/Zero』の際の聖杯問答でセイバーを道化と嘲笑うも、生涯唯一の朋友エルキドゥを思わせた彼女に強い興味を持ち、その後幾度となく求婚している。その度に拒絶されているのだが、諦めるつもりはない様子。

初出の『staynight』ではイリヤの目を抉ってから殺したり、手に入れようと追い求めているセイバーを嬲るなど悪役の一面が強調されているが、一方でこの時点でこの世全ての悪でも染めきれない強靭な自我の持ち主であることや、この世の全てを背負った偉大な王としての姿も描かれており後の作品まで続く強大な王としての姿の原型が伺える。

またこのときの悪役としての一面に関しては、第四次聖杯戦争で受肉したことで過去を生きた者ではなく、現代に存在する者であったことも要因の一つであったことが後の作品で語られており、他の作品で登場した場合には通常のサーヴァント(過去を生きた者)であるため事情が異なる。
この英雄としてのフラットな彼の姿を明確に描いた『EXTRA-CCC』では主人公と共に戦い、そして導いており、今ままでのイメージ像を知っていたファンの多くが驚かされた。更に続編『extella』ではトップサーヴァントと呼ばれる英雄の中の英雄として登場した。

ちなみに幼いころは今と違い、別人かと思われるほどの好少年であった(ランサー曰く「サルから人類以上の進化」)。

好きな女性のタイプは「崇高な処女(おとめ)」。
『CCC』では明確に「金髪碧眼の美少女」と言っているが、微妙に世界線が異なるため、SN準拠のギルガメッシュにそのままあてはめられるかは疑念の余地がある。

真名

メソポタミア神話の英雄。
「人類最古の英雄王」と自称する。
人類史において最も古い、「物語になった王」である。
神の血を引きながら人に寄った裁定者。
(Fate/ExtellaLINKでの紹介文)

真名は古代メソポタミア神話における、シュメール初期王朝時代のウルク第1王朝の第五代王「ギルガメッシュ」。
125年支配した伝説を持ち、実在した人物とされ、記録が残る中では人類最古の英雄譚の一つとされる『ギルガメッシュ叙事詩』の主人公。圧倒的神性を持つ半神半人でかつ、古代オリエント世界を代表する存在。世界の全てを手中に収めた英雄王である。

なお、英雄王という二つ名は「英雄にして王である」という意味ではなく、「全ての英雄たちの王」という意味。
『ギルガメッシュ叙事詩』が人類最古の物語であるということは、古今東西あらゆる神話や英雄譚、ひいてはそれらを包括する「物語」というものの源流を遡れば全てギルガメッシュの伝承に集約されるということであり、ギルガメッシュこそが全ての英雄たちの基本モデルであるといっても過言ではないためである。

極端に言ってしまえば、ギルガメッシュは人類史上唯一の純正オリジナルの英雄であり、彼から見れば後世の英雄たちとその物語は、自分と自分の活躍の伝承を(直接的であれ間接的であれ)模倣して派生・発展させた「贋作」、或いは「雑種」に過ぎない。

ギルガメッシュがあらゆる「宝具の原典」たる原初宝具の「所有者」であるのもこのため。
宝具の本質とは英雄たちの生前の逸話や伝説に纏わる「人類の幻想」がカタチとなった「物質化した奇跡」であり、ギルガメッシュ伝承は後世の英雄たちの物語に合わせてアレンジされる前の伝説の原型を内包した原典だからである(たとえ実話を基にした伝説でも、伝説となった時点で彼の系譜に数えられる伝説、物語として扱われる)。

逆説的に言うと、全ての英雄の原型であるギルガメッシュが所持していなければ、その発展型である後代の英雄たちの元にその宝は伝わっていないといってもいい。

英霊にして、対英霊戦における絶対強者。“全ての英雄たちの王”の名をいただくのは、天地においてギルガメッシュただ一人であろう。
「英雄王」と呼ばれる由縁はここにある。

過去

『CCC』においてギルガメッシュは神から独立し、神という自然現象から人格を奪うことになるであろう人間を諌め地上に繋ぎ止めるための楔として、『星の抑止力』によって生み出された存在であったことが明かされた。神の血と人間の血をもって生まれたのもこの為である。
ギルガメッシュが当時の神の思惑とは外れて暴君と化した際には、エルキドゥを鎖として作り出し彼を連れ戻し諌めるように仕向けた(なおエルキドゥも星の抑止力らの力を借りて繋ぎ止める力を持つ)。

しかし神でも人でもない独立した存在であった彼は、生まれながらに神ですら理解できないほど広く遠い視野を有しており、結果としてエルキドゥと共に抑止力の意思と神の使命を無視し、後に二人は親友となり、冒険を繰り広げることになる。
後にギルガメッシュは神の思惑を完全に裏切り神を廃して人を憎み愛することを選んだのだ。ギルガメッシュは人類の守護者として君臨することを宣言し、後に人の賢王ギルガメッシュとして巨大文明ウルクを築くのであった。

extra世界では人類の守護者、観測者的な扱いでムーンセルに近い存在という設定がある。

能力

能力・強みを一言で言うならば「金に飽かした最強装備」。
世界の全てを手に入れた王である彼は実体を持つ殆ど全ての宝具(正確にはその伝説の元となった「宝具の原典」)の所有者であり、それらを収めている自身の宝具「王の財宝」から空間を通して自由自在に取り出すことができる。単体でさえ絶大な威力を持つ宝具を雨あられの如く撃ち出すことが可能であり、その火力はサーヴァント5体分+α。

さらに敵の弱点となる宝具や防御系の宝具も取り出せるために攻防共にあらゆる敵・状況へ優位に対応でき、並のサーヴァントで太刀打ちできるような相手ではない。
一例を挙げるなら、魔人アーチャーがギルガメッシュに完全に相性勝ち(神秘神性に効果バツグンの特効スキル&宝具を所有)していてなお「勝てない」と明言されるほどである。

このように武器を射出する遠距離攻撃の手段がメインにしている事から、アーチャーのクラスとして召喚されている。

ステータス

マスター筋力耐力敏捷魔力幸運宝具
言峰綺礼(stay night)BCCBAEX
遠坂時臣BBBAAEX
岸波白野BCCAAEX
ティーネ・チェルクBBBAAEX
藤丸立香BCCBAEX


保有スキル

対魔力(E~C)魔術への耐性。無効化はできず、ダメージを軽減するのみ。マスターの魔力に影響されるらしく、言峰や藤丸などがマスターだとE、時臣やティーネがマスターだとCランクになっている。ただ、宝物庫には対魔術用の防具も充実しているためほとんど問題になっていないという。
単独行動(A~A+)マスター不在でも行動でき、聖杯の泥を被った影響で多大な魔力を消費する時すらマスターのバックアップを必要としない。こちらもマスターの魔力に影響されるらしいが、時臣やティーネがマスターだった時は逆にランクA。しかしランクが下降してもなお強力な効果は健在で、長期間時臣の支配下から逃れても影響は無かった。またムーンセルにおいてはランクEXとなっており、EXTELLAでは裏側の封印より「単独顕現」していると言っていた。
黄金率(A)人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命。一生金に困ることはなく、大富豪として生活していける。装備品の充実という形で役立っている。
カリスマ(A+)軍を率いる才能。最も優れた王と称えられただけありランクが現状最高値。ここまで来ると魔力・呪いの類である。
神性(B)3分の2が神という出自のため本来はA+相当だが、ギルガメッシュ自身が神を嫌っているためランクダウンしている。
コレクター(EX)「CCC」にて判明した固有スキル。より品質の良いアイテムを取得する才能。レアアイテムすら頻繁に手に入れる幸運だが、本人にしか適用されない為マスターに恩恵はないという。
バビロンの蔵(EX)『Grand Order』に登場した、「コレクター(EX)」に上書き昇格される新スキル。ただし単なる上位スキルではなく、当該スキルによって得た宝物を収める彼の宝物庫を指す宝具スキルの可能性もある。


『CCC』においてはアトラス院最後のホムンクルスであり人類最高峰の頭脳をもつといっても過言ではないラニチェス勝負をして勝利した実績を持つ。ちなみに主人公のサーヴァントでラニに勝つことが出来たのは彼のみ。

王曰く「先を読む、という時点で既に敗北」「盤上において未来は読むものではない。俯瞰して観るもの」「カード勝負で自分に勝つなら『思い通りの手札がくる』のが最低条件」とのこと。千里眼持ってるのに先読みNG発言である。一体なんなんだ英雄王・・・
なお、同じくらいアホな行動をとったり、かなり間抜けな発言をして大恥をかくことも多々あり、「バカと天才は紙一重」を地でいく男である。

TYPE-MOON作品における最高位の魔術師の資格である『千里眼』も保有しており、その気になればあらゆる平行世界の可能性や未来までをも見通せることができるらしいが、自分の気に入らない可能性は「そんな世界線はありえんな」と一蹴するとのこと。

『CCC』にて『hollow』で自分がオーナーになった大型プール施設「わくわくざぶーん」の存在や、『CCC』とつながっていない『EXTELLA』で主人公のことを知っていたのはこれによるものと思われる。

魂の色は黄金色、比重は一般人数十万人分という設定がある。
冬木の聖杯を機能させるのに本来の目的を果たすなら7騎全て分の魂が必要であるのに対しランサー+キャスター+彼の魂で足りるという、他の英霊と比べても規格外に強大である。

その強度はサーヴァントにとって天敵であるはずの「この世全ての悪」をもってしても汚染できないほどで、取り込んだ黒桜これは急いで消化しないと食い破られると即魔力に変換したほど。それでも中々分解できないので「この世すべての悪」は腹痛に苦しんだとか。
泥が本体と繋がっていなかった第四次に至っては、呪いを逆に飲み干して本当に食い破り受肉した。

弱点

しかし、「慢心王」とも称される彼が100%の全力を出すのは非常に希であり、王の沽券に関わるとして自分が認めた相手以外には余程興が乗らない限り決して本気を出さず、敢えて油断・慢心をし続ける
その為、想定外の事態や攻撃に弱く、格下相手の不意打ちにあっさり打ち破られる事もしばしば。特にHFルートでは前二つのルートでの強さが嘘のように瞬く間に再起不能に陥った。

更に上記のサーヴァント五体分の火力についてもあくまでも宝具を含めた評価であり、ギルガメッシュは「王」であって何かしらの武術・技芸を極めた「戦士」ではなかったため、身体能力や武器を扱う技量といった彼自身の素のフィジカル面での戦闘力自体は英霊達の中では実は然程高くない
士郎の見立てによると、武人としての純粋な実力ではセイバーランサーバーサーカーには遠く及ばないとのこと。

それ故、何らかの手段で「王の財宝」などの優位性を覆されてしまうとそのまま押し切られかねないという意外な脆さを併せ持つ。
派生作品で自キャラとして使える際も、こうした特性が反映されている。

  • 『unlimited code』:強さを発揮するための操作がかなり難しいうえ、主力の「王の財宝」モードでは切り返しが困難(しかもモード切替だけでゲージを消費する)。
  • 『CCC』:スキルの燃費が全体的に悪いので、考えなしにスキルを使用すると肝心な時にMPが尽きるという危険性が付きまとう。彼の宝物と同様MPアイテムを潤沢に用意しておくことがセオリー。
  • 『Grand Order』:防御系スキルを持たずHPもSSRキャラでは低め(ただし複数人で戦う同時に戦うゲーム性のため他サポートキャラ等で十分カバー可能)。

要するに、マスター(プレイヤー)は一切慢心してはならないという事である。理不尽な……。

しかし、ギルガメッシュ本人曰く「強さを競うなど凡夫の愚行。元より強さなど計るものではなく、王か、それ以外かの話であろう」とのことで、そもそも彼にとっては個人としての強さよりも王としての在り方のほうが重要なので、このへんは気にしていない模様。


そして何より、上記の弱点は全てギルガメッシュが油断・慢心をしていることが前提であるため、一度その脅威を彼が認識すれば、慢心を捨ててその能力を惜しみなく戦闘に注いでくる。
エアの存在もあり、全力であればシリーズ最強クラスの英霊という地位が揺るぐことはなく、そのため初手から出し惜しみせずエアを開帳しただけでほぼ全てのサーヴァントはもう勝ち目はない。
だが、ギルガメッシュはそれをしない。王である彼にとって世界の全ては自分の足下にあるものであり、「目下の相手に対して本気を出した時点で、王としては敗北」だからである(逆に言えば、彼がその挟持を覆していきなりエアを抜くような時は、余程の事態であるということでもある)。

なお、宝具の相性からアルクェイドすら単独で打倒可能なことが示唆されている(アルクェイドの出力制限が判定されるギルの強さに「王の財宝」によるものが含まれないため)。
ちなみにギル以外で彼女に勝ち目があると言われるのは、ゲイボルクで一撃必殺を狙えるランサーとの事。

宝具

王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)

  • ランク:E~A++
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:-
  • 最大補足:1000人


ありとあらゆる財を収める宝物庫とそこへ繋がる鍵。
彼の代名詞とも言える宝具で、アーチャーとして召喚された彼は無数の宝具を雨あられと撃ち込むために用いている。
詳しくは該当記事参照。

天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)

  • ランク:EX
  • 種別:対界宝具
  • レンジ:1~99 / 1~999(CCC)
  • 最大捕捉:1000人


かつて混沌とした世界から天地を分けた究極の一撃。
もう一つの固有宝具である「乖離剣エア」から放たれる究極の空間切断であり、風の断層は擬似的な時空断層までも生み出す。
詳しくは該当記事を参照。

各作品での活躍

Fate/stay night

存在しないはずの8体目のサーヴァント。第四次聖杯戦争の生き残りで、終結後もある事情から消滅せずに現界し続けていた。そして第五次聖杯戦争終盤(HFルート以外)にその姿を見せ、最後の敵として衛宮士郎セイバーの前に立ちはだかる。

Fateルートでは終始セイバーに執着し求婚を迫る。しかし求婚を断られ戦いに入ると、高出力のエアでセイバーに大怪我を負わせ士郎の逆鱗に触れてしまう。UBWルートにおいては正真正銘ラスボスとして立ちはだかり『この世全ての悪』を兵器として利用し、人類粛清のために聖杯を使おうとする。士郎とは彼に殺された姉・イリヤの敵討ちを兼ねて死闘を繰り広げる。
なおルートによって服装が異なり、Fateルートでは髪を逆立たせ黄金の甲冑を纏い(普段は白いジャケット姿)、UBWルートとHFルートでは髪を下ろしライダースーツを着用している。
HFルートではそれまでのルートでの活躍ぶりが嘘であるかのように中盤であっさり退場する。

武内崇はFateシリーズで最も好きなシーンに本作の「セイバーの頬を撫でるギルガメッシュ」を挙げている。この場面は2006年のアニメ『Fate/staynigit』において初めて映像化され、武内はイメージしていたそのままだったと大絶賛した。ちなみにこのシーンはゲーム中でCGとしては存在しなかったが、没CG自体は存在しており、コンマテ等で確認することが出来る。
2014年および2015年のアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』は、日本アニメーション100周年記念プロジェクト『アニメNEXT_100』のスペシャルムービーに一部映像が使用されているのだが、なんとこれにより、英雄王屈辱の慢心シーンの一つが歴史的資料として保存されることになってしまった。

Fate/hollow ataraxia

基本的に若返りの薬で変身した幼年体として登場し、大人状態で登場することはあまりない。
ランサーアーチャーとの釣りのイベントでは多くの子供達を引き連れ、釣りを楽しんでいた。ちなみにジャンプ読者。

最終決戦では油断と慢心を捨てた一生一度となる本気の姿を見せてくれる。この場面は数あるギルガメッシュの登場シーンの中でも屈指の名場面である。なお、この姿は「ギルガメッシュ・ネイキッド」と呼ばれており、『CCC』では神話礼装として、『FGO』では第三再臨時やとある場面でこれを思わせる本気の姿も登場する。

Fate/Zero

遠坂時臣によって召喚された。聖杯そのものに興味はなく、自身の財(彼曰く、地の果てまですべて)を奪おうとする者を潰すための参加。
時臣が見せる臣下の礼は認めていたが、采配は気に喰わなかったようで、ついでに報いてやるか程度の情であり、基本的には自分勝手について遊び歩いている。
むしろその弟子であり協力者である言峰綺礼の方に興味を抱いており、苦悩し続ける彼の本質を見抜き、遠回しに突き付けていく。

終盤では本来ならばセイバー陣営と同盟を結ぶはずだったが、自身の本質を問い続けた言峰と手を結び、時臣を見殺しにして鞍替えする。
最終決戦ではライダーを一騎打ちで下し、聖杯の前でセイバーと対峙していたが、破壊された聖杯から溢れだした泥を被り一時退場。その後、泥の呪いを跳ねのけることで復活し、副産物としてこの世に受肉することになった。

Fate/EXTRA-CCC

なんとプレイヤーサーヴァントとして選択可能に。
彼を選んだ場合の難易度はチート。ただし序盤は他のサーヴァント同様(理由はやや異なるが)レベルが落ち込んでおり、敵である赤いランサーに遅れを取りかねない戦闘力でスタートする。

作中での愛称は「AUO(エー・ユー・オー)」。最初は主人公に弱体化を皮肉って呼ばれた名だが、後に敵に対しても自称している。
『stay night』時よりかなりノリがよく(SN時は酷く不機嫌だったためにあのような性格になっていただけで、こちらの方が彼の地に近い)、黄金や豪華なものが大好き。
そして彼の発言はネタバレが多く、一周していないとプレイヤーが置いてけぼりになることが多々あるため、公式からは二週目推奨となっている。

余りにも強すぎて召喚すれば勝利が確定してしまうほどのポテンシャルを持っていたため、最も優れたマスターを望む表の聖杯戦争には適さず、月の裏側に封印されていた。しかし月の裏側に落ちてきた岸波白野の声に応じて、三つの令呪全てを引き換えにサーヴァントとして契約する。
最初は「これは貴様の戦いだ」というスタンスを崩さず、マスターの観察と静観に徹し、選択肢次第ではマスターにもあっさり牙をむきDEAD ENDとなる。なので彼でプレイする際は小まめなセーブが必須。

だが、事態の全貌を把握すると共に主人公の人格を得難いものと感じていき、中盤以降BBを敵と認識してからは口は悪いながらも主人公を気遣う。
そしてとある出来事をきっかけに主人公の存在を認め、共に全力で戦うことを決める。終盤のデレはファン必見。

激辛マーボーを主食にするやつは即刻契約破棄らしい。なんでさ。
彼のルートでは彼の生誕の秘密、文句無しの名君であった子供時代との落差の真相、エルキドゥとの関係、不老不死を求める旅の顛末について語られ、固有エンディングではこれまでの世界観では考えられないほどのぶっ飛んだ終わり方をしており、ライターの奈須きのこはエクストラマテリアルでCCCで最も好きなEDとしてこれを挙げている。

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ

第2期『ツヴァイ!』(アニメでは第3期『ツヴァイ ヘルツ!』)のラスボスであり、存在しないはずの8枚目のクラスカード。冬木の地脈付近に潜伏していた為に魔術協会の探査から逃れていたが、遠坂凛の地脈調査によりその存在が発覚する。
他の英霊以上に黒化しており、ほとんど原形を留めない異形の姿に変貌しているが、意思は残っており明確に聖杯を求めている。

戦闘でもイリヤたち5人がかりの総攻撃を容易く防ぎ、バゼットを初撃であっさり殺して切り札である蘇生のルーンを早々に消費させるなど、相変わらずの圧倒的な強さをみせた。
その後、どうにか追い詰めたかに見えたが宝具「天地乖離す開闢の星」によって鏡面界を切り裂き、現実空間にまで侵攻を開始。円蔵山の地下にある術式を乗っ取ろうとするが・・・。

以降の活躍については子ギルを参照。

Fate/Prototype

彼の原型であるキャラクターが登場。
真名は同じだが全くの別人で、性格や戦闘スタイルも大きく異なる。
詳しくは旧アーチャーを参照。

Fate/EXTELLA

アルテラ陣営の副官として参戦。クラスはアーチャーで宝具は「天地乖離す開闢の星」。

なおアルテラ陣営は、ギルガメッシュだけでなくルーラーを務めれるほどの高位のサーヴァントであるジャンヌ、別世界では好敵手として認めていた征服王、そしてアルテラ自身も文明を破壊することに特化している、と言うかなり過剰な戦力を誇る陣営となっている。

巨神アルテラの目覚めによって表と裏の境界が揺らいだ結果、そこを突く形で自らの力をもって表の月へと現界。ビーストでもない限りはサーヴァント自ら現界することは不可能だが、この状況下のムーンセルであったためにその荒業を可能とした。

口では「一万四千年前にセファールの蹂躙から逃れたメソポタミアの神々とセファールの間の契約による助力」と嘯き自ら勝手に副官を名乗り出るも、本心はどうやらにある模様。

Fate/strange Fake

とある魔術師が宝物庫の鍵を使って召喚。しかし、召喚直後に現地民一族の長・ティーネ・チェルクがその魔術師を殺害して令呪を奪った為にマスター権は彼女へと変更される。
鞍替えは容認したものの相変わらず聖杯には興味が無いため、そのまま霊薬で若返って終盤まで高みの見物を決め込もうとしていたのだが、かつての友エルキドゥの参戦を察知したことから、かつてない程やる気を出して参戦する。

どれくらいやる気かと言うと、自分から戦いに出向いた上に、初戦からエアを抜く程。
エルキドゥとの初戦とは思えないほど壮絶な激突によって、読者たちに改めて「本気を出されると手に負えない」という事実を知らしめた。
戦いは横やりが入ったため中断となり、その後はカジノで大勝ちしていたりと相変わらず遊び歩いている。

時臣の時にも使ってやれば有利に立ち回れたであろう数多くの便利な宝具も、ティーネが望むよりも先に自分から積極的に使う。
が、召喚直後にした「たったひとつの慢心」を「イレギュラー」に突かれ、後に致命的な損害を被ることになる。

Fate/EXTELLA-LINK

第3ルートの霊基複製工場にて謎の金ピカの機械と一体化させられた状態で高笑いしながら登場。
その実態は工場の魔力源として菜種油の如く魔力を絞られている状態であり、余程余裕が無いのか
「では良いぞ、許す! 疾く! 我を! 助けよ─────────!」
といつもの傲岸不遜な王様発言でありながら珍しくド直球で助けを求めた。
今回は残念ながらチョイ役程度の出番だったが態々一枚絵まで用意されており、短いながらもかなり印象に残る。なお、EXTELLAからは自ら操作出来るキャラクターとしても使え、新コスが追加されている。勿論王の財宝で無双することも可能。

Fate/Grand Order

ふはははは! この我を呼ぶとは、運を使い果たしたな雑種!

最初の期間限定☆5(SSR)サーヴァントとして貫録の実装。ただ前述の通り、古株にして出演多数のため単独ピックアップの機会もそれなりに多く、特に毎年お正月において必ず1日は彼のピックアップが行われているほど。
上記の台詞は初回召喚時に発するものだが、どちらかというと多くのマスター達は彼と出会うために「運」ではなくリアルマネーを使い果たしたことだろう…。

メインストーリーでは第1部第七章「絶対魔獣戦線バビロニア」にて登場。ただし舞台は彼が生きた当時であるため、生前の生きていた人間としてクラス違いでの参戦となり、これまでのアーチャーとして知られる姿とは異なる姿で登場する。
終局特異点では直接的な援軍とはならなかったが、黒幕構成単位に言葉をもって引導を渡す形となった。

キャラクタークエストでは同じ遠見(千里眼持ち)の話に触れ、どうやらメインストーリーの事件についても何か知っていることを匂わせるが、珍しく(他の遠見たちの)空気を読んで、教える気はないようだ。

また300万DL記念キャンペーンとしてギルガメッシュが選んだ(と言う名目で、恒常入手可能な)10騎の☆4サーヴァントの中から1騎を無料で配布するという破格のキャンペーンが行われた。
しかし、その中に毛嫌いする贋作者がいたことなどから、ギルガメッシュが本命狙いで外したダブりではないかと噂されている。黒いの赤いのも、キャンペーンで除外されていたことが拍車をかけていると思われる…。

キャラ性能

最大HP13097(LV90)
最大ATK12280(LV90)
コマンドカードArts:2/Quick:1/Buster:2
宝具カードBuster
スキル1カリスマ(A+) / 味方全体の攻撃力UP(3T)
スキル2黄金律(A) / 自身のNP獲得量UP(3T)
スキル3コレクター(EX) / 自身のスター集中率をUP(3T)
スキル3(強化後)バビロンの蔵(EX) / ↑+NP獲得(最大30%)
宝具敵全体に強力なサーヴァント特攻攻撃(特別な星の力を持つサーヴァントには特攻無効)
宝具(強化後)自身に宝具威力アップ状態を付与(1ターン)+↑


原作で言われていた「サーヴァントキラー」が再現されているような強キャラ。
全ての攻撃が必ず五連続攻撃であり、Quickが1枚にもかかわらず仲間のスキル補助をかけるかブレイブチェインでスターを鬼のように稼ぐことが可能。
スター集中や黄金律も持っているためクリティカルと宝具の連打が可能となる鬼畜性能。

そして宝具の効果は、極一部の「特別な星の力」を持つ者を除く、大半のサーヴァントが特攻対象の全体攻撃というとんでもないもの。強化前でも十分な性能だが、強化クエストをクリアすればさらに威力を底上げでき、下手な単体宝具と遜色ない火力となる。

このように、隙のない攻撃性能により、まさに設定通りのわかりやすい強さを見せ付けてくれる。
サーヴァント戦では相性等倍であってもゴリ押しで倒せる事が他よりも多く、クラス混成パーティ相手では八面六臂の活躍を見せてくれるだろう。

強いて弱点を挙げるとするなら、防御バフや回避等、耐久面をカバーするスキルを持たない点。
こうしたこともあり、相性の悪いランサークラスの強敵を真っ向から押し破れるものではないうえ、とりわけ神性特攻のある施しの英雄影の国の女王と男性特攻のあるは最大級の天敵で、クラスの相性と「特別な星の力」の相乗効果で宝具の威力を大幅に弱体化させてくるローマ建国王に対しても極めて分が悪い。なので、イベント等でこれらのサーヴァントと戦う機会がある場合、流石に出番を譲ってもらう方がいいかもしれない。

また、宝具がサーヴァント戦特化であるため、サーヴァントではないボスエネミーが相手だとその強みが半減する。このようなエネミーを相性関係外のケースで相手にする場合は、単体宝具のサーヴァントや超巨大特攻などを持つサーヴァントを使った方が手っ取り早い点は留意しておきたい。

関連人物

生前

エルキドゥ
生涯唯一にして絶対の親友。激しい対決の末にお互いを認めあった。
彼と過ごした時間と思い出は、宝物庫の何にも勝る宝である。

イシュタル
執拗に求婚してきた女神。好意を向けられているが、エルキドゥと死別した原因なので最も嫌っている。
そのため彼女を彷彿とさせる、言い換えれば女の化身のような女性も激しく嫌っている。

キャスターとなった自身
不老不死を求める冒険を終え、王としてバビロニアを治めるため戻ってきた頃の自分自身。
アーチャー時にあった荒々しさは身を潜めている。

stay night

言峰綺礼
本人曰く「我の召喚者」、第四次聖杯戦争から継続してのマスターを続けている。また『娯楽(だだ共犯者の関係)』について語らう同士でもあるが、彼の本心と目的を最終的には理解していない。

セイバー
その在り方に興味を持ち、何度も求婚する女性。実は見た目も好み。
士郎とセイバーに交戦し、Fateルートにおいて因縁に決着が付けられる。

アーチャー衛宮士郎
その能力から「贋作者(フェイカー)」と蔑む天敵。士郎とは2ルートで最終的には逆転され敗れる。

ランサー
同じマスターを持つサーヴァント。「駄犬」と蔑むも能力はそれなりに評価している。

間桐桜
彼なりの情けをかけた娘。HFルートでは図らずも引導を渡される。

hollow ataraxia

子ギル
若返りの薬を飲んで若返った幼年期の姿。性格はまるで別人かと思うほど『いい子』
同一人物なので根っこの悪質さは全く変わっていないが、それでも遥かにマシなのは覆し様のない事実。
実際、大人になった自分の性格の酷さ(当のギル自身も自覚済み)には本気で首を傾げていた。

当然ながら大人ギルを心底忌み嫌っており、『Grand Order』で嫌いなものを聞かれた際の言い回しを見る限り、大人になった自分への嫌悪感の強さが窺い知れる。
なお、第四次~第五次聖杯戦争までの間はこの姿で過ごしていたらしい。

Zero

遠坂時臣
第四次聖杯戦争のマスター。しかし彼の魔術師然とした考えを「つまらぬ」と一笑に付す。
時臣の方も一臣下として敬意を以て接しながらも、用済みになったら令呪を用いて即座に自害させるつもりだったが…。

言峰綺礼
『Zero』と『stay night』ではキャラクター設定や関係性が少し異なるためここにも書く。
時臣の弟子。己のあり方に苦悩し答えを求め続けるその姿が興味を惹いた、遠回しに突き付けていく

イスカンダル
その在り方を「王」として認めた男。彼との決戦ではエアを以て真っ向から彼の固有結界を打ち破る。

ランスロット
狂犬と嘲っているが、宝具の性質上相性は最悪で、天敵といえる存在だった。
しかしランスロット当人としてはギルガメッシュに興味はなく、それよりもセイバーを追いかけたい。

EXTRAシリーズ

岸波白野
月の裏側で契約したマスター。最初は傍観の姿勢を示すも、終盤では「我が雑種」と認める。
EXTELLAでもこの事をただ一人知っており、肉体の岸波白野に目を掛け、その行く末を見届けた。

BB
別世界での因縁からか、珍しく「慢心も背中も見せない」と警戒している。
またBBも彼の存在を白野と「計画」を脅かす危険人物を断定し、たびたび白野に契約破棄を促している。

カルナ
自分に匹敵する実力と気品を高く評価している。

アルテラ
陣営の将と据えるが、敬ってはいない“雑種もどき”。むしろ「一万数千年ぶりの見世物」。
その在り方に色々思うところはあるようで、愉しんでいるような態度で接する。

strange Fake

ティーネ・チェルク
スノーフィールドで契約したマスター(2代目)。己の唯一無二の朋友の参戦や彼女がまだ幼い少女である事から比較的穏やかに接しており、一族の為に自分の感情を押し殺して来た彼女を導くような言動も多い。
逆に考えると、それまで殆どのマスターや周囲の環境がよほど気にくわなかったと見える。

真アーチャー
かつて彼が破った大英雄の成れの果て。
「王の財宝」の一斉掃射を無傷でしのぎ切り「弱い」と己を挑発した実力に興味を持つ。

Grand Order

オジマンディアス
カルデアで召喚されてからは意気投合し、たびたび行動を共にしている。
だたし実はどちらも自身を至上としているばかりか「王」としての在り方が正反対であるため、ギリギリのところで殺し合いを回避してるような、地雷原での綱渡りを無自覚にやらかす間柄。

ロマニ・アーキマン
カルデアの医療部門責任者。珍しく「雑種」ではなく「医師」と呼ぶ。
基本的にチキンで英霊に対して丁寧な物腰で接するロマニだが、なぜかギルガメッシュに対してはわりかし辛辣で容赦ない。
しかしギルガメッシュの方はロマニの雑な物言いに、特に気分を害される訳でもなく接している。ロマニの素性を把握しているのか、それとも交流があったのか、含みの利いた発言をする。

関連イラスト

AUO
英雄王


ギルガメ
ギル様


"Fate/Zero" ウルク第一王朝期
宴のローブ



関連タグ

彼の登場作品とカテゴリ

TYPE-MOON Fateシリーズ サーヴァント アーチャー(Fate)
Fate/staynight Fate/hollowataraxia Fate/Zero Fate/strangeFake
Fate/EXTRAシリーズ プリズマ☆イリヤ Fate/GrandOrder

派生タグ

英雄王 慢心王 愉悦部 全裸王 AUO

彼の派生キャラ

旧アーチャー 子ギル ギルガメッシュ(キャスター) 女帝ギルガメッシュ

彼と他者とのカップリングタグ

メソポタミア最強コンビ/メソポタミア最強夫婦
教会組 天地驚愕の同盟 千里眼トリオ

ドルアーガの塔:黄金の鎧の元ネタ。アニメ版では主人公ギルの声優もまた関智一であった。同シリーズでの成長後のギルガメス王は新宿のアーチャー役の土師孝也が担当している。

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アーチャー(Fate) あーちゃー

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