昇華の雲は螺旋を描き、黄金の尾長鶏が暁を告げる。
月が南天に昇るとき、不純物は取り除かれ、正しい終わりが始まります。さあ、準備はいいですか?
プロフィール
概要
「Fate/EXTRAシリーズ」に登場するマスターのひとり。
エジプトの錬金術研究機関「アトラス院」最後の錬金術師シアリム・エルトナム・レイアトラシアによって造られたホムンクルス。
ムーンセルの聖杯戦争を勝ち残るために電脳戦に特化した調整がなされている。自らも錬金術の使い手であるほか、占星術も扱う。サーヴァントはバーサーカー。
人物
感情の起伏に乏しく、人間味をほとんど感じられない。製作者である錬金術師を師と呼び、自らを師の命令を遂行するための人形であると認識している。聖杯戦争に参加しているのも「師の命令だから」という以上の理由はなく、聖杯にかけるべき願いも持ち合わせてはいない。
師からはもう一つ、「人形にすぎない自身を大切にしてくれる人を探しなさい」という命令を受けており、主人公が求めている人物なのではないかと考え、色々と協力をしてくれる。
『Fate/EXTRA』のヒロインの一人であり、彼女のルートに入った場合は徐々に主人公にデレてゆく様を見ることができる。
なお、彼女は下着をつけていないらしい。
続編の『CCC』でも登場するが、ギャグ要素が増えた煽りか結構とんでもないはっちゃけ方をする。
関連人物
月の聖杯戦争にて出会ったマスター。師の教えから協力者となる。
マスターのひとり。三回戦の対戦相手でもあり、岸波白野を巡るライバルともいえる。
契約したサーヴァント。狂化+意識の同調を施してるため、実は真名を把握していない。
『LastEncore』ではこの英霊を失い、ラニは第二階層のレジスタンスとなっている。
保健室に配置されている健康管理AI。「造られた生命」同士仲が良い。
貂蝉/陳宮
それぞれバーサーカーの妻と腹心。
前者はバーサーカー曰く、ラニそっくりとの評。後者は性別こそ異なるが、知略や外見にラニの面影を感じさせる。
この二人にそっくりなのだから、そりゃバーサーカーはラニを信頼するというものである。
『Fate/Grand Order』の第2部奏章オーディール・コール第1章『虚数羅針内界ペーパームーン』に登場する、ラニをモデルとしたAI。
ストーリー中で、最早「はいてない」どころでない攻めた衣装を披露する。