間桐サクラ
さくらえくすとら
「Fate/EXTRAシリーズ」に登場する健康管理AI。配置は保健室。
現実に存在していた「桜」という人物を基にムーンセルによって再現されたNPC。聖杯戦争に参加するマスターの健康管理を行う上級AI。ゲーム内では様々なアイテムを支給してくれる。
名字は毎回、聖杯戦争の予選に参加する誰かからランダムに貰うため、ゲーム本編では間桐を名乗っている。あくまで「過去の人物の再現」としてのNPCであるため、凛や慎二とは一切血縁関係はない(ただし慎二は予選では「兄妹」の役割を与えられていた)。
続編「CCC」ではヒロインかつキーパーソンの一人。
自身から発生した異分子プログラムBBによって月の裏側へマスターたちと一緒に引きずりこまれた。マスターたちの健康管理をする上級AIとして、月の裏側からの脱出のサポートを行う。何者かに改造された影響なのか、AIにしては感情値のふり幅に不自然な点がある。
月の聖杯戦争に参加するマスターをサポートする保険係。
聖杯戦争を円滑に運営するため有事の際にはマスターの治療を行うのが仕事だが、マスターの多くが自己修復能力を身に着けたA級ハッカーなため余り仕事が無いのが不満らしい。
ウィザードではあるものの記憶喪失でありスキルも高くない主人公とは、そういった点から交流を育む。
「stay night」の桜との相違点として、保険医という立場のため白衣を纏っていることと、髪の毛が地面に着く程長く増量されている点が挙げられる。
SE.RA.PHに作られた仮想生命体、上級AIには自己判断資格と魂をデザインされている。そのため人扱いはされないが人とほとんど変わらない。限りなく人に近いが人では無い自分のことを、それでも人扱いしてくれる主人公に対して全幅の信頼を置いている。
外部作品では「ブロッサム先生」として作品の解説役を担当。
EXTRAでは基本的に立ち絵も少なくCVも無いモブキャラであるため、出番が少ないことを嘆いている。
上級AIとして他NPCよりも地位が多く、非常事態の場合はシステムそのものに干渉する権限すら持つ。
「CCC」で旧校舎を安全地帯として確立できるのは上級AIであることに加え「マスターの安全を守る」という義務があるため。
ただし完全にマスター達の味方という訳ではなく、仮にマスター達が聖杯戦争の妨げとなる場合は彼女の保護を得ることは出来ない。
なお、彼女に出来ることはあくまで治療や保護であり、健康管理AIとしての在り方から他者への攻撃権限は一切持っておらず不可能である。
月の聖杯戦争での参加者。人間ではない自分を人として扱ってくれる彼/彼女へ特別な感情を抱く。
ある事が切っ掛けで生まれてしまった、もう一人の自分とも言うべき存在。
同じ「創造された生命体」として気が合う。
御三家が聖杯戦争を作り上げた世界の遠坂凛とは異なり、血縁関係はない。
そもそも、この世界の遠坂リンは遠坂時臣の娘ではなく、子孫という設定であり、サクラもNPCという設定なので血縁関係が無いのも当然である。
それなりに仲が良いが、偶に辛辣に接する相手。
苗字の借用元で、予選ではサクラの兄という設定を与えられていた。
現実世界の『桜』と兄妹関係にあるかは不明。
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無個性主人公と幻想の白騎士の再会
シャル女主に見せかけていたけど、やっぱりシャル女主だったシャルザビ主従によるCCC。CCCルート真エンド、つまり『無個性主人公と幻想の白騎士のCCC(後)』終章-1の後のお話です。どうしても幸せになってほしいとのご要望をコメントにていただきましたので、衝動のままに書きました、勢いって大事よね。要所要所のフランス語と、スズランにまつわるお話は、インターネッツの力を借りました。ネットの力は偉大ですね。 「……ふふっ、間に合ってよかったです。実は、シャルルさんが分解される前に、どうにか彼のデータを手に入れて、ずっと修復していたんです。先輩の令呪ももう少しで戻ってきそうですし、お膳立て、ちゃんとしましたよ? ……浮気は許しませんけれど、シャルルさんは別です。私だけじゃ、先輩を笑顔にはできませんから」8,151文字pixiv小説作品