期待していますよ、先輩。最後まで生き残ってくださいね?
プロフィール
真名 | BB |
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クラス | ムーンキャンサー |
性別 | 女性 |
身長 | 156cm |
体重 | 46kg |
スリーサイズ | B85 / W56 / H87 |
誕生日 | 3月2日 |
出典 | Fate/EXTRA CCC |
地域 | ムーンセルSE.RA.PH |
属性 | 混沌・善・人 |
イメージカラー | 黒 |
特技 | チート行為、ルール改竄 |
好きなもの | 先輩(CCC)、センパイ(FGO) |
嫌いなもの | 先輩以外すべて(CCC)、人間(FGO) |
天敵 | 殺生院キアラ |
設定担当 | 奈須きのこ |
ILLUST | ワダアルコ |
CV | 下屋則子 |
概要
『Fate/EXTRA CCC』に登場するキャラクター。
月の聖杯戦争の最中の主人公たちを、月の裏側に引きずり込んだ張本人。
元々はムーンセルの上級AIである間桐サクラの同型機だったらしいが、何らかのエラーにより暴走。月の聖杯戦争に参加するサーヴァント128体のほとんどを吸収したとされている。
どこかで見覚えのある黒いタコのような姿をした使い魔「シェイプシフター」を操り、マスターをムーンセルの管理の届かないという"月の裏側"へと引きずり込み監禁。
ムーンセルを我が物にするために中枢領域を目指し月の表側に続くサクラ迷宮を掘り進め、脱出作戦を企てる月海原学園生徒会を妨害する。
人物
一人称は「わたし」。
月の女王を自称するラスボス系後輩AI。
どこかのアーチャーをビームらしきもので半殺しにしたり、聖杯戦争で敗れ去ったサーヴァントを使役したりと大忙し。同型機の桜も苦い顔をする程にやりたい放題にハッキング。実はかなりの凝り性で主人公が月の裏側へ落ちた際、サーヴァントに(拘束するための)手作りの衣装をプレゼント。隙を見ればマスターたちの視界に「BBチャンネル」をねじ込む。番組内でのテンションは異様に高いが、これは色々あってテンションが上がった結果ああなったらしい。
ちなみに明らかにパンツが丸見えだが本人は気づいていない。もはやそういうデザインなのかと思いきや指摘すると赤面する。意外に純情。ワダアルコによると、保険医である桜の対になる「黒い保険医」であることに因み、黒いコートはブラック・ジャックをイメージしている。コートの裏地は紫。
主人公に対しては「先輩」と呼び慕い「好き」「愛してる」と好意的に接するも、同時に己の目的のため排除しようとするなど真意の見えない態度を示す。
クラスと思しき分類名は「ムーン・キャンサー」。
キャンサー(cancer)は蟹座と言う意味だが、同時に癌という意味もあるので直訳すると「月の癌」すなわち「ムーンセル(月)に発生した癌細胞」と言う意味となる(一応、月の海をカニに見立てる地域があるので、無関係という訳でもない)。
本来ならばある程度の自由こそあれど一定の役目しか遂行できない上級AIでありながら、その役目から完全に外れこのような暴走行動に出る様はまさしくムーンセル側から見れば癌細胞である。
ちなみに、癌細胞は発がん物質が正常な細胞を刺激することによっても発生する。
なおBBがなんの略なのかは明かされておらず、黒い桜を直訳した「Black Blossom」または桜のバックアップという成り立ちから「Backup Blossom」ではないかなど複数の説が挙がっている。1313(BB)とは海外キリスト教圏では悪い数字である13の二乗の暗示か。
あるいはゲーム中でのBB戦のBGMのタイトルが「bottom black, moon gazer」(この曲名はシナリオライター奈須きのこが直々に命名したもの)であることから「bottom black」であるという説もある。
また、『Grand Order』では『CCC』イベントの終幕で彼女がもう一度やってくるという旨の内容の小話のタイトルが「ボトム・ブラック・アンコール!」となっていることなどもこの説の信憑性を高めている。
能力
月の聖杯戦争に参加した百体以上ものサーヴァントやムーンセルからサルベージした女神を取り込んだことで、虚数空間を自在に改造する文字通りの万能の力を持つ。下記のステータス表にある「★」マークは計測不能であることを示す。これはカウントがオーバーしているのではなく、そもそも数値にする事が出来ない意味であり「評価規格外」を指す「EX」とは異なる。更に無制限に機能拡張を行っているため、常にその力は増大を続けている。
元は健康管理AIであったため当初は人間の命を奪うことが出来ず戦闘権限も持たなかった。
そのため基本的に戦闘は自らの分身・アルターエゴと取り込んだサーヴァント、自身に協力する者たちに任せている。後にアルターエゴを主人公達に傷つけさせることでシステム上の自己防衛を成立させ、それらの制限を解除し直接的な戦闘力を得る。
しかし、これらは彼女の負荷となり徐々に歪んだ意識に蝕まれ彼女自身の本来の目的から逸脱した「人類の欲望の解放による破滅」の実行に移すことになる。
本来サーヴァントでは到底太刀打ちできないが、神話礼装というサーヴァント達の元々のリミッターを解除することでBBの攻撃に耐え得る能力を手にし決戦に臨む。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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なし | ★ | ★ | ★ | ★ | ★ | 不明 |
藤丸立香 | E | C | D | A | EX | A |
保有スキル
対魔力(B) | 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等をもってしても傷つけるのは難しい。 |
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道具作成(A) | ラスボス系後輩として様々なアイテムを作ることが出来る。どれも絶大な効果を発揮するが、それ故、使い方を誤ると使用者すら破滅させる。『欲望のコントロール』ができない人間には使いこなせないものばかりだが、BBがアイテムを与えるのは決まってそういう人間である。 |
陣地作成(A) | 支配者系後輩として強力な陣地を作ることが出来る。少女の心を防壁にしたサクラダンジョン、破ったら死ぬ25の禁則事項サクラルール、よつんばい生活を強制される犬空間、食べて寝るだけの怠惰な生活を強いられる牛空間、虫サイズに縮められて飼育される虫空間、大切な人を守る懐かしの旧校舎、等々、できない事はないといわんばかり。 |
十の王冠(EX→D) | 「ドミナ・コロナム」。権能クラスの超抜スキル。十の王冠とは悪しき十人の王を指し、七つの丘は忌まわしき悪の都を指しているという。単純に見るのなら、受けた傷や起きた出来事、あらゆる結果を“無かったこと”にするスキル。事実上、これがあるかぎりBBは無敵である。『なーんて、というのもかつてのお話。ほら、無敵チートとか端から見るとみっともないし?今のキレイで可愛いBBちゃんには必要のないスキルなのでした☆あ、でも少しぐらいなら使ってもOKですよ?ほーらこんな風に!みんな大好き、邪悪で可愛いBBちゃん降臨、です!』 |
黄金の杯(EX→C) | 「アウレア・ボークラ」。獣に通じる路。BBが持つ黄金の杯。聖杯とも。ヨハネ黙示録にあるバビロンの大淫婦が持っていた杯。偽聖杯であるが、偽の聖杯であるからこそ、正邪問わずに人間の欲望を叶える“本物の”聖杯となっている。当時の清貧を美徳としたキリスト教徒にとって、金などという財の象徴で形作られた杯は、まさしく汚れた富と強欲、そして己を飾ろうとする虚偽を意味するものであった。ローマ帝国の化身であるバビロンの大淫婦が手にする杯という時点で明瞭であるが、この杯はキリストの『地に富を積んではならない』という言葉を反転させた、地上の富を象徴している。『ま、そんな下らない話、私にはなーんの関係もないのでゴミ箱にポーイ、です!欲を叶える魔力の塊、何もかもをわたし色に染め上げる黄金の蜜……それがこのスキルだと思ってください……まあ、でもやりすぎるのもボスなげないので、今回はちょっとだけ自重してあげますけどね?それじゃあ悪い子のみんな、懺悔は済ませたかなー?はーい、みんなブタにな〜〜れ♥』 |
自己改造(EX) | 自身を改造するスキル。ムーンセルによって作られたAIには“機能を向上させてはならない”という絶対命令が備わっている。しかし、故障からそのくびきを逃れたBBは自己機能の拡張を始めてしまった。計算能力を高めるためにNPC、AI、はてはサーヴァントまで黒いノイズで捕食・分解し、自らのメモリとして使用。自己崩壊をいとわない後付け増築だが、結果、BBは膨大な容量を持つ超級AIと化した。その有様は沈水しながらも建築を続ける埋め立て地の都市か、フランケンシュタインの怪物のようでもある。 |
自己改造(恋)(EX) | 『FGO』にて「自己改造(EX)」が変化したスキル。上述したように『CCC』では自らに常軌を逸した違法改造を行ったが、その行動の根底にあったのはある人物への恋心であった。 |
百獣母胎(EX) | 「ポトニア・テローン」。それはBBがムーンセルの深淵より編纂し、取り込んだ女神の権能である。約8000年前の既に名の失われた女神(チャタル・ヒュユクの女神)より発し、ティアマットやキュベレー、イシュタル、イナンナ、アナテ、アスタルテ、ガイア、ヘラ、アルテミス、アフロディーテ、デメテル、アテナなどに派生した、母なる女神の持つ万物を生み出す力の具現である。多くは城塞冠の形をとってイメージされる。大地や空に開いた門(洞窟や月)、海の渦潮や竜巻、火山の火口などに象徴され、そこからあらゆる死をもたらす害悪を生み出す。ただし、その害悪は死をまき散らした後、確かな豊穣や多産を約束するもの。この権能は死と同時に生を生み出す力に他ならない。大地母神は人々によって崇められ、それらを加護する守護神であると同時に、その身から生まれ出る穀物や作物、野や森の獣によって人々を養う犠牲そのものでもある。大地母神は自らの血肉によって人を養い、そして時を経ればその人を殺して自らの糧として己の血肉を回復し、またその回復した血肉で人を養う。この過程は食物連鎖の円環そのものでもあり、この生と死の循環こそが大地母神の本質と言っていい。ほとんどの女神はこの権能で、無数の怪物や巨人を生んで神々や人の脅威となり、あるいは英雄を生み、それから人々を守った。その代表例は、脅威となったならばティアマトやガイア、英雄の母ならばヘラである。この大地に生まれたものは、母なる神の権能には逆らえない。それは生命のシステムそのものに反逆する事だからだ。しかし大地を離れ、宇宙を目指し、知性体としての幼年期を終えた時こそ、この権能が打ち破れる事だろう。チャタル・ヒュユクの願いは、その日が訪れる事にある。 |
宝具
C.C.C.(カースド・カッティング・クレーター)
- ランク:不明
- 種別:対界宝具(ゲームマテリアル)/ 対星宝具(書籍マテリアル)
- レンジ:不明
- 最大補足:不明
「さぁ、悦びなさい? この宇宙から消してあげる。オペレーション、『C.C.C.(カースド・カッティング・クレーター)』――声は静かに……わたしの影は、世界を覆う。」
ゲームマテリアルと書籍マテリアルで説明がやや異なっており、次のようになっている。
- ゲームマテリアル
万物を生み出した女神の権能である「根源」の情報を出力し、超精密立体プリンターとして出力。使用者の望むままの世界で、今ある世界を握りつぶす対界宝具。
浸食された空間は虚数空間となり、その場にある物体を原子単位にまでばらばらにし、再構成、運不運や偶然といった情報を書き換えて再出力する事もできる。理論上では、重力場に干渉し時間軸を歪めて因果律を書き換える事すら可能だという。
- 書籍マテリアル
対星宝具。ムーンセルを掌握したBBによる、世界を犯す攻撃。「霊子虚構陥穽」とも。
現実をえぐり切り取る呪いの大穴。スキル「百獣母胎」を最大限に活用した、事象書き換えによるワールド・パージ。
詳細は該当記事を参照。
C.C.C.(カースド・キューピッド・クレンザー)
- ランク:A
- 種別:対人宝具
- レンジ:1〜10
- 最大補足:1人
「わたしの変身、見たいですか?」
「BB〜チャンネルー!これはいけません!ですがご安心を。BBちゃんにお任せです!絶対回復、『C.C.C.(カースド・キューピッド・クレンザー)』!!ふふっ、お注射痛かったですか?」
『FGO』では上記のワールド・パージの代わりに此方を使用する。
ムーンセルの力を引き出し、無敵のナース姿にチェンジ。そのまま自分の領域である虚数空間から悪性情報を引き出し、周囲のチャンネル(共通認識覚)をカオスなものに上書き。
固有結界『BBちゃんねる出張版』を展開し、相手を混乱のるつぼに叩き込む。
詳細は該当記事を参照。
他作品での活躍
Fate/EXTRA CCC FoxTail
"BB1st"と"2nd"の2人が登場(この名称は生徒会が付けたもの)。
"1st"はボツ案衣装であるゴスロリ衣装を身に纏ったBB。性格は『CCC』本編より遥かに冷酷かつ攻撃的。自身がけしかけたキングプロテアを退けた主人公を「虫空間」と呼ばれる特殊な空間に監禁して拷問の数々を行い彼にトラウマを植え付けた。その後は「黒の生徒会」にOGとして合流してメンバーに指示を出しつつも自分はムーンセル中枢への到達を狙っている。
2ndを偽物と断言し自分こそが本物と謳うがその正体は……
"2nd"は1stの後に「もう1人のBB」として登場。裸マントと言う過激な格好をしており、性格は1stとは異なり『CCC』でお馴染みの普通のBBそのままな挑発的な性格。セイバー・カルナ・ヴァイオレットに追い詰められていた主人公・キャス狐コンビを救う為に登場。登場当初はヴァイオレットの姿に化けていた。『CCC』で見せた十の王冠や支配の錫杖を持つがどうやら弱体化している模様で精々アルターエゴと同程度。ちなみに正体はカズラドロップではないかと指摘された際には否定していた。
1stからは偽物呼ばわりされているが……?
ちびちゅき!
初登場は第8話。間桐桜(『EXTRA』)と間違われてパッションリップとメルトリリスに絡まれて困っていた間桐桜(『stay night』)を助けた。
第11話では健康診断を担当している保健委員の桜(『EXTRA』)の手伝いに参上。桜目当ての木乃美芳助に巨大注射で制裁を加えた(おそらく『FGO』での宝具の元ネタと思われる)。
第21話では学園の皆が臨海学校で訪れた「ミカヅキ島」の「HOTEL LOVE BB」(外見や一部内装は完全にラブホテルのソレ)のオーナーとして登場。ちなみに建設費用はどこぞの石油王っぽい人を誑かして手に入れた。小悪魔的な言動で生徒会メンバーを振り回すもホテルを建てた目的は「先輩と一緒の部屋に泊まりたい」と言う可愛いもの。なお、この企みは先輩のサーヴァント達に阻止された。
Fate/GrandOrder
2017年5月1日開催の『EXTRA CCC』コラボイベント『深海電脳楽土 SE.RA.PH』にて配布サーヴァントとして登場。レアリティは☆4。
衣装は一見『CCC』のものと変わらないように見えるが右腕にムーンセルを意識したロゴが施され、ブーツはレースから切れ込みへと変化している。
また原作『CCC』のネタバレを配慮しているからなのか、ムーンセルに記録されていた情報をもとに新たに作られたAI(つまり『CCC』とは別個体)のため、表面上の態度は原作BBと似ているが内面の深い部分の性格はかなり異なっている。
元々サーヴァントですらない存在だった彼女だが『FGO』でのサーヴァント登録に伴い(ゲームシステムに縛られる事を嫌う性からか)ムーンキャンサーをそのままクラスとして引っさげてきた。
ストーリー自体に大きく絡むこともあって唯一の入手手段である『CCC』イベントの常設化を望む声が多かったが、2020年の7月15日にメイン・インタールードに追加されたことで恒常入手が可能になった。
同イベントでは主人公を、2030年へと消失した「海洋油田基地セラフィックス」へと招くが同行していたサーヴァント達を引き離し、電脳世界化と聖杯戦争で混乱渦巻く中に単身で放り投げる。
かと思えば集めてきたサクラチップを交換してセラフィックスの探索に必要なアイテムを提供したり、パッションリップ攻略にはアシスタントとして呼び出した緑茶を派遣して協力させたりもしている。
この矛盾の答えは「BBが実は2人いた」というもので、『EXTRA』世界のムーンセルから次元を超えて派遣されたBBと黒幕から分離し聖杯戦争を管理していたBB/GOが存在している。
セラフィックスが電子化されて、SE.RA.PHになったときにビースト幼体となった黒幕の反応をキャッチしたムーンセルが派遣。2人のBBは裏で不可侵協定を結び、黒幕に対抗しようとしていたのだが、足並みが揃っていないためにこうした齟齬が発生していた。
ちなみにBBは恐怖に耐えられなかったとはいえ、電子化される我が身を省みずカルデアへの救援要請をした職員トラパイン女史のサポートをしており、彼女の姿を見て解決後に虚数事象として処理する決意を固めている。
そしてBB/GOの方は事件解決後に人類を管理するという野望のために宣戦布告をしてきた。
しかしそれもムーンセルのBB達の活躍で阻止され優劣をつけることこそ人間の感情だと非難され敗れ消滅してしまった。
またイベント限定で手に入る経験値用概念礼装「BBショット!」にも登場。イラストはコミカライズ版『EXTRA』の作者でもあるろび~な氏が担当している。
イラストでは注射器を持ちナース服を着たBBが大きく描かれているのだが、何故か奥のベッドには大好きな先輩(♀)が拘束されており、更にはBB自身の左手が若干意味深な形をしている。
そして2018年水着イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』ではまさかの水着verが登場した。
詳しくはBB(水着)を参照。
2024年水着イベント『セレブサマー・エクスペリエンス!』では、まさかの二度目となる水着verが登場。
詳しくはBBドバイを参照。
ゲーム上での性能
最大HP | 13643 |
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最大ATK | 8197 |
コマンドカード | Arts:2/Buster:1/Quick:2 |
スキル1 | 十の王冠(D)/味方単体の弱体状態を解除&HPを回復&弱体無効状態(1回・3T)を付与 |
スキル2 | 黄金の杯(C)/敵単体の無敵状態を解除&確率でスタンを付与(1T) |
スキル3 | 自己改造(EX)/自身のクリティカル威力をアップ&スター集中度をアップ(各3T) |
スキル3(強化後) | 自己改造(恋)(EX)/同上&Arts性能をアップ(3T)&EX攻撃を行った際に「味方全体のNPチャージ」の状態付与(3T/10%) |
宝具 | 敵単体を超強力な攻撃&弱体耐性をダウン(3T)(OCで効果アップ)+味方全体のNPを増やす(20%) |
一言で表すなら、回復とデバフで味方をお膳立てしてくれるクリティカルアタッカー。
特にスキル1の『十の王冠』は破格の性能を誇っており、最大レベルまで上げれば回復量は3000と決して少なくない数値にもかかわらず、CTもたったの4という出鱈目な代物である。
流石に回復特化のメディア・リリィにこそ劣るものの、それでも目を見張る程のスキルであることは間違いない。
更におまけとして一回分の弱体無効も付与できるため、相手の突然のデバフにも対処が可能である。
その他のスキルも高性能なものが揃っており、スキル2の『黄金の杯』は表記上こそ無敵解除となっているが、実際には無敵と同じく攻撃を無効化する回避も引っぺがせるため自身や味方の宝具・クリティカル攻撃を通したい時に入れられる。そして確率ではあるが、スタンも付随しているため相手に主導権を握らせず一方的に殴ることもできる(またBBは「道具作成(A)」を持っているのでよほど対魔力が高くない限りほぼ確実に入れられる)。
スキル3の『自己改造』はスター集中とクリティカル威力アップという良いとこ取りなスキルとなっており、その威力アップも最大50%と高く、宝具を放てる状態でArtsが1枚以上あれば宝具の追加効果も相まって宝具連発が可能となる。
そのため手札をロックでき、スターを毎ターン生産できる水着の自分と相性抜群である。
宝具は上記の通り、『C.C.C.(カースト・キューピッド・クレンザー)』。攻撃後、弱体耐性を下げられるため『黄金の杯』がより入れやすくなる他、味方に固定20%のNPを配布できるので味方の宝具解放もよりやりやすくなる利点がある。
そして2022年6月19日、水着の方と共に強化クエストが実装。
クリアをすると『自己改造』が『自己改造(恋)』にランクアップし、それまでの効果にArts性能を最大30%アップ、Ex攻撃時に味方全体にNP10%を配布する効果が追加。
Ex攻撃を多用するメリットが増えたことで水着の自分との相性もますます向上した。
弱点を上げるとすれば素の攻撃的の低さと防衛手段の少なさ。
上記の通り数値は9000にギリギリ届かず、銀フォウ君を極振りしても10000に行かない。故にクリティカル抜きだとどうしても火力不足が否めず、バーサーカー・アヴェンジャー以外の相手だと落とせないことが多い。
防衛手段も回復とスタンしかないため、集中砲火や宝具を食らうとどうしようもなくなってしまう。
関連人物
Fate/EXTRA CCC
大好きな先輩。とある目的から彼/彼女を月の裏側へ閉じ込める。
基本的に一方的に弄っているが、逆にあちら側からセクハラされると非常にテンパる。
元となった同型機AI。「白いの」と呼び辛辣な態度を示す。
ただ、自身の成り立ちの関係からか完全に嫌っているわけでもなく……
月の裏側での協力者達。ただし扱いは割と雑。
先輩の契約したサーヴァント達。それぞれ自分が見立てた新衣装を無理矢理着せた。
謂わば先輩を巡るライバル関係だが、それ程悪感情はない。
勝手にやってきて勝手に先輩と契約した金ピカ。
曰く、「どこでも態度の大きなギルギルマン」。
彼女の「目的」には明らかに危険なためか、他の3騎と違い露骨な嫌悪感を表す。
アルターエゴ:サクラファイブ
愛憎のアルターエゴ。言う事は一応聞くけど従順はしてくれない問題児。
快楽のアルターエゴ。優秀な部下だが露骨に反逆する気マンマンな問題児。
純潔のアルターエゴ。忠誠の厚い優等生。
渇愛のアルターエゴ。創造主の権能を上回ってしまった問題児。
慈愛のアルターエゴ。正常な健康管理AIに戻ろうとする問題児。
Fate/Grand Order
契約したマスターにして「センパイ」。
ただしこの「センパイ」呼びは自分のモチベーション維持のためらしく「無理……尊い……系の先輩」とは違う「オモチャⅡ号」とのこと。
AIサクラの原典である間桐桜の肉体にインド神話最高神シヴァの伴侶パールヴァティーが憑依し現界した疑似サーヴァント。
互いの善性のいいとこ取りをした存在なのでBBとは対極の存在にあたるが、BB本人は彼女を「自身の理想像」として尊敬している。
同じく桜を依代としたインド神話の愛の神。
奏章Ⅰでは「紙の月」という概念的な繋がりから問題発生にいち早く気付き、その解決のためにこっそり彼女の霊基に干渉しマスターに同行させた。
奏章Ⅲにてまさかの再会を果たした最愛の先輩。
事件の最中は「カルデアのBB」として毅然とした態度で接していたが、彼らの「卒業」の場ではひとりの恋する後輩として涙ながらに感謝と決意を述べ、その旅立ちを見送った。
エクストラクラス
"降臨者"のクラス。
BBは葛飾北斎体験クエストにてこのクラスの特性を語る。
"裁定者"のクラスであり『FGO』システム上の天敵。
『CCC』コラボで敵対した際には聖女2人に殴られる、特に全ステージに判定がある水辺で攻撃力アップ追加スキルを持つ殴ルーラー水着凄女に鉄拳聖裁される事例が多数発生した模様で、二次創作でも多数ネタにされた。
再対決時には何かしらの対策をしてくる……かに思われたのだが……
余談
ギルガメッシュからは「まったく新しい人類悪」即ち『Grand Order』で詳細が明かされたビーストの亜種だと評されている。
これによりBBの略称の可能性の一つとして「Beast Blossom」も存在する。人類悪であるビーストは人類種の癌細胞と言えるため「Moon Cancer」というコードネームも関連性を感じる。
彼女が取り込んだ女神は約8000年前の古代都市チャタル・ヒュユクにてまつられていた、名の失われた地母神「チャタル・ヒュユクの女神」。そしてこの女神は後に他の神話の地母神に派生している(具体的な例は上記の百獣母胎を参照)。
地母神の系譜には『バビロンの妖婦』(バビロンの大淫婦)も存在し、BBはこれによりスキル『黄金の杯』と『十の王冠』を所持している。
このうち以下の女神はサーヴァントまたは『FGO』にてボスとして登場。
特にティアマトは桜系ヒロインの究極形を意識してデザインされ、メインストーリーの大ボスキャラとして登場する。
関連イラスト
CCC
FGO