夢の未来都市へようこそ。
かつてない夏、最高のBBちゃんをお約束します♡
プロフィール
真名 | BBドバイ |
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クラス | ムーンキャンサー |
性別 | 女性 |
身長 | 156cm~?? |
体重 | 46kg~?? |
出典 | Fate/EXTRA CCC、Fate/Grand Order |
地域 | 地球、SE.RA.PH |
属性 | 混沌・善・星 |
好きなもの | 人類の努力(無駄な足掻き) |
嫌いなもの | 人類 |
ILLUST | ワダアルコ |
CV | 下屋則子 |
「デビルヒロインとか飽きました。時代はつねに変わるもの。
新しい時代で輝くのはヒロインではなくクイーン!ですよね!」
概要
『Fate/Grand Order』に登場するムーンキャンサークラスのサーヴァント。レアリティは☆5。
期間限定イベント『セレブサマー・エクスペリエンス!~逆襲のドバイ~』及び奏章Ⅲ『新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション』に登場しており、イベント開始から1週間後に実装された。
既に☆5水着サーヴァントになっているBBちゃんが、まさかの夏イベ二着目という、如何にも彼女らしいチート・ズルをやらかし登場を果たす。去年締め出されてしまった『サバフェス2』での汚名を晴らすべく、今度は未来のドバイ特異点の支配人としてカルデア一向をセレブ観光に招待する。
しかし、一見した容姿・言動・振る舞いこそ何時ものBBと同じだが、シナリオを進めるにつれ、どうにも彼女らしくない違和感が強まってゆく。それもそのはず。BBドバイはカルデアで活動していた(そしてムーンセル出身の)BBとは別の時空の個体であり、マスターも別人だったのだから。
システム上では真名が第1霊基で「BBドバイ」、第2霊基はカルデアのBBが対抗すべく変化した「BBコスモ」となる。第3霊基については終盤におけるネタバレになるために、別記事を参照すること。
人物
一人称は「私(わたし)」。
一見すると普段のBBがさらに羽目を外してるような言動をしており、表情も豊か。
しかし実際にはBBのような遊び心を持っておらず、よりAIとして冷徹な判断を下し、絶対王者としての振る舞いをアピールしていながらどこか余裕がない面を見せる。何かを例える際に「虫」を引き合いに出し、サクラファイブに対しても「自分はそのような欠点など作らない」とまるで他人事のように吐き捨るなど「完璧」と言う事に異常に拘るという普段の彼女らしからぬ一面が出る。
マスターのこともオモチャどころか見下していることが節々からうかがえるが、総じて傲慢というだけでなく、焦燥と苛立ちにも等しい感情が漏れ出ており、人間に対しては複雑な思いを見せる。
能力
戦闘ではどこからともなく呼び出している黒服が現れ、絨毯もBBに合わせて移動する。
モーション中では、金色の竜巻へと変化する、両手からハート型のビームを撃ち出す(直撃と同時に金貨が散らばる)、黒服達のファイヤーマジックで燃やす、絨毯の上を歩いて神気を浴びせる、金色の車を突撃させる、砂丘の上から轢き潰す、敵の周囲から噴水を上げるなどの攻撃を披露する。
ステータス
保有スキル
道具作成(C) | 人類の健康管理だけでは無く、宇宙都市開発・未来管理・人理査定、といったタスクが増えた為に『道具作成』に振り分けられるリソースは減ってしまった。 |
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対魔力(EX) | 未来ではほぼ全ての神秘は解明されており、最早未明のものでは無くなっていた。故に対魔術プロテクトは完璧である。 |
未来管理(A) | 超演算による危機管理能力。自身の被クリティカル率を下げて、スター集中度をやや高める。 |
人理査定(攻)(B) | プログラムされた『第8世代・人類航海図』により、その時代の人類を査定、間違いがあればこれを攻撃力に変換して対象を罰する機能。 |
人理査定(防)(B) | プログラムされた『第8世代・人類航海図』により、その時代の人類を査定、それが正常であればこれを防御力に変換して対象を弾く機能。 |
都市改造(EX) | 宇宙開拓を行う為の都市の建設、及び管理を任されているBBドバイのメガスキル。積み木のオモチャで遊ぶ様に都市をビルド&クラッシュする力は、嘗て存在したとされる神霊の持つ『国造りの権能』に酷似している。宇宙進出を視野に入れた、凄まじい強化をパーティ全員に施す。ただし、その効果があるのは『ムーンキャンサー』クラスと『今を生きる人類』だけ。 |
ラグランジュ・ラグジュアリー(EX) | LL。並行世界において地球と月を永続的に観測するものとして作られた人工天体の名称。通常空間に建造されたものでは無く、虚数空間に建造されたもの……らしい。本来は巨大なものであるが、遠近写実エーテルレンズとかいう謎技術でBBドバイのアクセサリとして使用されている。効果としては、地球と月の重力の違いをデバフとして敵全体に付加。 |
黄金の月の都(EX) | 月(ムーンセル)で作られたBBと、地球で(人類によって)作られたBBが合体した事で獲得したメガスキル。一時的に月の頭脳体になる事によって、月面を自在に変化させる。 |
宝具
C.C.C.(コスモス・クラフト・クレーター)
- ランク:EX
- 種別:対界宝具
- レンジ:0〜999
- 最大捕捉:100人
「ちょっと本気、出しちゃいますね?」
「見せかけはお終い……希望の光だと思いました? 貴方達には、何一つ使わせない。埋没なさい!『C.C.C.(コスモス・クラフト・クレーター)』!!」
G.G.G.(ゴールド・ギガント・ガーメント)
- ランク:EX
- 種別:対界宝具
- レンジ:0〜999
- 最大捕捉:100人
「すぐに終わらないで下さいね?」
「とっておきのプレゼント!ワイン片手に観戦します♡『G.G.G.(ゴールド・ギガント・ガーメント)』!!負けたらお仕置き、覚悟して下さいね?」
月面限定ではあるが、電脳世界でのデータ量を通常空間の質量に変換し、超ド級人型演算機構として出現させる電脳世界における権能。スキル「黄金の月の都」仕様により「作戦変更」として切り替え可能。人類が建造したどんな建造物よりも大きい筐体を得たBBに、実現不可能な事象はなくなった(もちろん、時間と資材は必要とするが)。同スキル取得前のBBドバイがどうかは不明。
攻撃・防御両方に使用でき、用途によって真名が変化する。攻撃の時は『C.C.C.』の名称通り、宇宙都市開発を行い、その余波で足下にいる『保護対象外』を吹き飛ばす。防御の時は『G.G.G.』の名称通り、月の砂漠を自身の巨大な衣装に変える事によって『保護対象』の生命活動を守護する。
演出としてはワイン片手に摩天楼に腰掛け、ブルジュ・ハリファに腕を回す巨大なBBドバイが映し出される。基本的に、使用時には満点の笑みを浮かべているのだが、奏章Ⅲクリア後には表情とセリフが異なるバージョンが解放される(具体的には、威厳のあるシリアスな表情と口調になる)。
ゲーム上での性能
スキル1で「保護対象」特性を味方に付与し、スキル2で「保護対象外」特性を敵に付与することで宝具によるサポートと特攻をこなす事が可能。多段ヒットするタイプなので、アーツシステムにも対応している。またNPチャージがスキル1で全体20、スキル3で自身50と多めで、さらにスキル1と2には「ムーンキャンサークラス」と「今を生きる人類」に対するバフを持つ。現状の実装サーヴァントで両方を満たすのは彼女のみ。スキル2は全体強化解除に加えて1Tのみといえ攻撃力デバフを最大100%と強烈な倍率でお見舞いし、無力化させる。スキル使用により宝具切り替えが可能だが、従来が単体・全体攻撃のスイッチングなのに対し攻撃・防御切り替えというスタイル。なお切り替えはスキル3使用時に3Tの間と決まっており、防御側を使用したい場合はタイミングに注意が必要。
欠点としてはエクストラクラス共通の悩みではあるが、やはり等倍前提の火力なこと。
特攻付与タイプなので特攻が入った時の火力はそれなりに高いのであるが、システム時においてもwave2あたりの高HPエネミー相手に、火力不足で撃ち漏らししてしまうという状況も少なくない。
関連人物
自分のオリジナル。しかし自分の悪い部分を切り取ってアルターエゴを生み出した結果、サクラファイブに反逆されたことを引き合いに出して「人間性はこっちのほうが上」と見下している。
サクラファイブの中では彼女に対しては期待していたようで、あっさり人間側についたことを残念がっており、私はああはならないと言っている。向こうも向こうで「いまさらボス役に昇格した上に、セレブ気取りなんて、あれが私たちの原型とかゾッとする」と嫌悪感を隠そうともしない。
都市を守る目的を持ち、住民がいなければ存在意義を失うという要素が共通する。
そのためかシンパシーを抱いているようで、宝具のロボを量産できないか検討中。
契約したマスター。元敵やラスボス相手でも気にしないところは呆れている。
通常のBBとは違って露骨に上から目線で、壊れない程度にオモチャ扱いする。
奏章Ⅲにおいて契約した、ムーンセルのある世界における月のマスター。
その為なのかある程度信頼を向けているが、正拳突きには困惑している。
余談
不審点
従来のBBとの具体的な差異点として、
- アイデンティティであるリボンの色が黄色(BBとサクラファイブは全員リボンの色が違う)
- 主人公への呼称が「マスターさん」「センパイ」ではなく「マスター」
- 彼女ならする筈の行動や言い回しをとらない場面が多数(特に「虫」に例えた言い回し)
- 立ち絵の顔・髪型・表情などが従来のBBのそれとは比較して描き分けられている(「桜顔」だが「BBの顔」ではない)
- 嫌いなものに「人類」を挙げている他に「完全」と「不完全」に拘っている
等、どっかで見た怪しい要素の役満状態でパッションリップも『BBらしくない』と疑問を抱いた程であった。またサポートとしての初戦闘時に表示された属性で、副属性だけ「−」表示。天地人ならば隠す必要はないはずだが、前回のアレ以上のきな臭さを感じさせる要素の一つとなっていた。
着けているのが黄色いリボンであったために、黒幕はこの黄色大好き洗脳ジジイなのではないかというネタも存在した(イベント中に姿を見せてはいたものの、実際は特に絡むことはなかった)。
わし様ドバイ
イベント開始後、pako氏が「BBドバイの格好したドゥリーヨダナ描きたい」(実際のポスト)と発言しネット界隈がざわつき、さらにワダアルコ氏も反応。それから1日もしない間に「BBドバイの格好したドゥリーヨダナ」のイラストやコス写真が大量出現する珍事が発生し、羽海野チカ氏も「どうして……」と困惑した。さらに別のサーヴァントや人物に対しても波及する事態に。
関連イラスト
関連タグ
Fate/GrandOrder セレブサマー・エクスペリエンス!
オーディール・コール 新霊長後継戦アーキタイプ・インセプション
異聞帯の王:立場としてはほぼ同じ。
正体
元々の名は「ラストスロット」と呼ばれるAI。とある並行世界にて生み出されたそのAIに、さらに別の並行世界から観測したBBのエッセンスをインストールして生み出された、いわば地球産のBB。プレイヤーの知るBBと内面が違うのはそのためであるが、カルデアにいるBBもまたムーンセルにいるオリジナルのBBの複製であり、2人の関係は言わば「違う生き方をしたクローン同士」に近い。
真の目的は「自分達の世界線が剪定されるのを覆したい」「自分が見守ってきた人類の足跡を無にしないこと」であったが、そのための希望であった「人類ラスボス決定戦」もまるで効果がなく頓挫してしまい、遂にこの未来を滅ぼした元凶が直接全てを消しにかかる。これに対し、BBコスモから譲渡された霊基と融合し新たな姿にアップデートを遂げて、本懐を遂げるべく戦場に立つことに。
新たな姿や「ドバイ」という要素から、リボンの色は黄色ではなく金色であったことがわかる(よく見るとリボンに光沢があるのが分かる)。この点については意図的なミスリードだったのだろう。