プロフィール
真名 | カズラドロップ |
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クラス | アルターエゴ |
性別 | 女性 |
身長 | 133cm |
体重 | 30kg |
誕生日 | 4月12日 |
血液型 | 不明 |
特技 | 双六遊び、掃除 |
イメージカラー | 若草色 |
好きなもの | 自分達以外(特にBB) |
嫌いなもの | なし |
天敵 | 天敵しかいない(特にBBとヴァイオレット) |
ILLUST | ワダアルコ(原案)、たけのこ星人(Fox Tali) |
概要
『Fate/EXTRA CCC Fox Tail』に登場するアルターエゴクラスのサーヴァント。
元は『Fate/EXTRA CCC』の初期企画案で登場予定だったキャラクター。
BBの眷属であるパッションリップやメルトリリスや他のアルターエゴと合わせサクラファイブの一員として登場する予定だったがお蔵入りとなる。
と、いうもの保健室の桜とキャラ属性が被ったのが没になった最大の原因。
初期アイディアでは穏健派の桜が集まる村の様なものがダンジョン内部にありそこに暮らしている…という構想があったようだ。
幼い少女の外見をしたアルターエゴ。リボンの色は黄色。
関連イラスト
関連タグ
Fate/EXTRA-CCC Fate/EXTRA-CCCFoxTail
『Fate/EXTRA CCC Fox Tail』7巻以降のネタバレ注意
―――ひとつだけ……私は桜のフェイクではありません。だってそうでしょう?
不完全なあの子に比べたら私の方が正しく桜として在った。
私はカズラドロップ。アルターエゴの一人って言えば理解できますか?白野センパイ―――
以前に全裸マントのBBが、白野から「君の正体はカズラドロップなのか?」と問われ否定したのも彼女こそが本物のBBであり、実態はゴスロリBBのほうがカズラドロップが用意した偽物で、BBの計画を奪い取りその結果『CCC』の異聞である『Fox Tail』という物語を発生させた黒幕だったのだ。
物語の開始前に(保健室を襲撃した際に、本物の桜は難を逃れるために『乾燥保存』で自己凍結した)。入れ替わって暗躍しており、隠蔽されていた本物の保健室とそこにフリーズした桜を凛たちに発見された事を皮切りに本性を現し始め、状況を知らずに旧校舎に戻ってきた白野を殺害しようとするが、今まで姿を隠していたユリウスに妨害され事態全体の真相を語られた事でBBに変わる黒幕として衝撃的な登場を果たした。
今まで黒幕として動いていたゴスロリのBBは、破壊されたメルトリリスにBBのテクスチャを張り付けて動かしていた人形であった。これは『CCC』原作でキアラが行った、自分の死を偽装するためにパッションリップを自分そっくりに擬態させメルトリリスに殺させた事のオマージュと思われる。
白野にたいしては同族嫌悪とも言える感情を抱いており、桜(カズラドロップ)に制服を渡したことに対し哀れみを向けられたと吐き捨てていた。
精神がアブない人。
余談
以前からファンの間では『ゴスロリBBこそがカズラドロップでは?』とすでに考察されていた。根拠としては『「キングプロテア」や「ヴァイオレット」が出たのならカズラドロップも出るのでは?』や、ゴスロリ時に使用した『虫空間』やAIとしての有り様にこだわるような発言などカズラドロップの設定を思い起こすものが多かった事である。
サクラファイブ紹介時にカズラドロップのみ消息不明でその行方が明言されなかったことも大きい。
なお、構想段階では「キャラクターがボスに向いていない」と言う事で没になったカズラドロップだが、「BBやアルターエゴの在り方に対しAIとして疑問を抱き、正常な管理AIに戻りたがっている」、「イデスとしてバグを喰らう『インセクトイーター』、『同族嫌悪』を持つ」など、ボスとしての要素は十分に抱えていた。
『FGO material Ⅷ』ではキングプロテアの項目内で彼女の事がいくつか断片的に語られている。「世界が怖いから自分を強くする」キングプロテアに対し、カズラドロップは「世界が憎いから周りを弱くする」という事らしいが……?
他作品での活躍
Fate/Grand Order
現在、サクラファイブの内、パッションリップ、メルトリリス、キングプロテアが実装されているものの、彼女とヴァイオレットは未だに実装されておらず、『CCC』コラボイベントである『深海電脳楽土 SE.RA.PH』の復刻版にも登場しなかった(インタルード化しても実装されず)。
ところが、コミカライズ版『深海電脳楽土 SE.RA.PH』第8話で本格的に登場。エミヤ・オルタの『無限の剣製』で致命傷を負ったランサーにトドメ、ではなくバグ治療を行い、藤丸達に接触、ガウェインとの合流時にBBからの援軍という名目で彼らの味方をすることになった。どうやらBBの指令で動いている様子だが……?
メインのイデスは封印されているらしいが、本人は「AIなら従うのが正しい行い」と表向きは納得している様子(裏でちょくちょく技術を悪用して解除を試みていたが)。
リップをセンチネルから解放するための戦闘では周りの敵サーヴァント(アタランテなど)を一掃する行動を見せていた。
第2部6章『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』において、彼女に酷似した妖精ムリアンが登場した。しかもBBの登場BGMと共に。
極めて酷似した風貌を有しているのは、ハイ・サーヴァントとしての彼女の構成要素に、妖精ムリアンが混ぜられてるため。流れとしては逆ではあるが、いわば妖精版カズラドロップがムリアンである。