以下、『Fate/EXTRA CCC』における重大なネタバレが含まれています。
「そう───何万何億という人間を使って、最大の快楽を得たいのです───ほら、そのためには神になるしかないでしょう?」
概要
神へと至った殺生院キアラの姿。真のラスボスであり黒幕。諸悪の根源。
間桐サクラの感情解放、そしてBBの覚醒と暴走、『CCC』における異変の発端を作った張本人。
聖人としての人物像はあながち間違ってないが、実際の本性は、自分以外の人間を自分の欲望を満たす道具としか見ず、その上に他人の人生を台無しにするのは大好きという最悪の破戒僧。
その破綻者ぶりは、神になるのは愚かだとサーヴァントに言われた際に、「神になるという事自体、『自らが気持ちよくなるため』の結果論でしかない」と返す程で、この言葉にはあのギルガメッシュですら絶句した。
BBが物語前半で言った「野望」はキアラの物である。
「CCCルート」ヘ進むと、主人公に見逃されたパッションリップとメルトリリスはキアラに始末され、途中「メルトリリスによる殺害」はパッションリップの能力だけを抜き取り体を身代わりに利用して回避した。
主人公がBBをムーンセルから救出できた際に乱入しサクラとBBまで取り込み、乗っ取ったムーンセルと掌握したことで「全能」の力を手にする。(ただし全能の力はムーンセルによるもので全人類の妹化などは10年かかることや、ヴェルバーをどうすることも出来ないので文字通り全能ではない)
その姿は頭部に2本の巨大な角と、蝶のような羽を生やし、周囲には彼女に取り込まれた多くの人間の魂が 怨霊のような姿で現れ、背後には巨大な髑髏と無数の触手が現れる。 この時の姿は随喜自在第三外法快楽天という。
能力
戦闘においては人造の神となったことで強化されたダキニ天法と、 サーヴァントですら見切れない神速の武術を振るう。
また、アンデルセンも自身の童話「雪の女王」を準えたサポートスキルでキアラの援護を行う(すなわちマスターとサーヴァントの立ち位置が逆である)。
タイムアタックではない分、実力は表ラスボスより遥かに上回る(それでも前作や隠しボスに及ばないが)。
対味方スキルカウンター(MP大ダメージ+キアラ無傷)と「初手宝具+追撃」による攻めはいやらしい。
筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|
?? | ?? | ?? | ?? | ?? | ?? |
宝具
この世、全ての欲(アンリマユ/CCC)
- ランク:???
- 種別:???
- レンジ:???
- 最大補足:???
詳細は同項目参照。
外部出演
よりにもよって型月最強と言われるORTとタッグを組み、型月一武道会に参加。
本来ならORTは存在するだけで周囲を侵食しまくる「ヤバい」の一言では収まらない程の危険な存在なのだが、菌糸類曰く、「知性体ならキアラで終了」との事らしい。いいのかそれで。
それだけかと思いきや、コラボイベント本編にも思わぬ形で関わっており…?
そして2017年5月10日アルターエゴのサーヴァントとして実装された。速い、速過ぎる。
レアリティはメルトリリス同様最高位の★5。初のアルターエゴサーヴァントを迎える為にこれまで散々多々買ってきた、或いは生き残れなかったマスターを更なる快楽と課金地獄へと誘う正真正銘の魔性菩薩と化した。因みに、同じピックアップとしてエミヤ・オルタが選出された事で前から噂されていた二人の因縁がより信憑性を増した。
性能面は当該項目を参照のこと。
余談
彼女との闘いの後、ある行動を取るとキアラの「愛」に対する歪んだ捉え方の根底にあるものや、彼女の暴走(迷走)していた「愛」の終着点を見届ける事が出来る。
また、SG入手条件とSG絵もBB同じくかなり特殊で、すべて開示される前の顔(ボス時の姿)が完全に隠されており、三つ目SGの解説文は「その女の本当のSG」となっている。